プロ野球観戦記(オープン戦)

ああ、サントリー撤退(涙)

横浜ベイスターズ対千葉ロッテマリーンズ(2002年3月21日 横浜スタジアム)



M  = 000 004 000 = 4
YB = 002 022 21x = 9


勝利投手=野村
敗戦投手=高木
本塁打=グラン、福浦、中根

横浜スタジアム

▲別に真新しいことはありませんが、レフトスタンドが黒い


試合開始に微妙に間に合わず、食料を買ってからスタンドに入ったら、すでに1回表が終わってしまっていました。YBの先発野村があっさりと三者凡退におさえたらしい。その裏、石井琢、金城、佐伯と3連打で無死満塁とするが、いつものYBらしく無得点に終わる。

スタンドを見回すと、何故だかモルツの売り子さんが見あたらない。どうして? と気になり始める。

3回裏、先頭の石井琢が三塁打で出塁。このチャンスでいかにして得点を取らないかが見所だとか話していたら、あっさり金城がタイムリーヒット。つまらない。佐伯のヒットで続き、グラン凡退後、ロドリゲスが浅いレフトフライ。レフトのメイの守備力を知ってか知らずか、金城がタッチアップで本塁へ。タイミング的に普通ならアウトのはずが、楽々生還。

野村は3回、5回に先頭打者に出塁を許すが、後続を打ち取り無失点。非常に快調なピッチングでした。

5回裏、マウンドはカープ時代のYBキラー、ミンチー。石井琢を塁に置いてグランがライトスタンドへライナーで飛び込む本塁打。ライトにワザアリともいえるバッティングでした。続くロドリゲスが四球で出塁すると代走は帰ってきた田中一。挨拶代わりに盗塁失敗。

このころ、筆者のもとに悲報が告げられる。筆者の姿を見つけた元アサヒ売り子さん(男)がやってきて開口一番「サントリー撤退らしいっすよ」。もうこれでスタジアムに来る意味がない、としばし茫然自失。

6回表、マウンドの野村にもどうやら同じ悲報が伝わる。ショックを受けた野村は、先頭の酒井にヒット、小坂には三塁前へバントヒットを決められ無死1,2塁。澤井の当たりは左中間へ。ここは金城が何とか間に合い捕球。しかし続く福浦(昨年の首位打者と知っていた横浜ファンは何人いた?)がライトへ打ち上げる。風に乗って伸びた打球はスタンドへ。さらにボーリックが二塁打、メイにも右中間にタイムリーヒットを打たれ、同点に追い付かれる。

その裏、マウンドにはYS時代のYBキラー高木。相川を一塁に置いて、小川がレフト前ヒット。にもかかわらず相川は二塁を蹴って三塁へ突進。メイの守備、なめられています。続く石井琢がこれもレフト前へ飛球。メイが前進するが追いつけず、後ろにそらしてしまう。二者が帰ってYBが勝ち越し。メイの守備....。

7回表、谷口が登板。ヒットを打たれるが、石井琢の守備にも助けられて無失点で切り抜ける。

7回裏、二死から打席に立った田中一が投手右にセーフティーバント。福浦が捕球するがあきらめて内野安打。中根がライトに風に乗った本塁打。2点追加。

8回表、竹下が登板。竹下はあっさりと三人でおさえる。

8回裏、マウンドにはシコースキー。残留していたことに気づいていなかった。YBは代打に鈴木尚が登場。センター前にヒット。小川がライト前に運び、5安打目を狙う石井琢は惜しくもライトライナー。しかし、金城がレフト線にタイムリーヒット。1点追加。

9回表、マウンドはグスマン。2メートルの方ではないですよ、偽ガルベスの方ですよ、後ろの人。この回からサードの守備についた福本が、ファーストが佐伯であることを忘れてワンバウンドの送球。佐伯が取れずに走者を出すが、落ち着いて後続を打ち取り、YBが逃げ切り。

主審小林和、一塁柳田、二塁本田、三塁秋村。

今日の買い物。カルビ丼、ビール。カルビ丼、何だか味付けが濃くなった。


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