プロ野球観戦記(公式戦28)

横浜ベイスターズ対ヤクルトスワローズ#26(2001年10月6日 横浜スタジアム)



S  = 100 000 030 2 = 6
YB = 130 000 000 0 = 4


勝利投手=山本
敗戦投手=山田
本塁打=ペタジーニ

若松監督胴上げ

▲優勝を決めて若松監督を胴上げするスワローズ選手


マジックナンバーを1としたまま4連敗中のスワローズ。まさかとは思いましたが目前優勝のお鉢が回ってきました。スタジアムや球団の営業担当者は大喜びでしょう。ただの消化試合が優勝決定試合となったわけですから。できることならYBが先に2勝して、3試合とも優勝の可能性がかかった試合としたかっと思いますが....。

当然ですが、YS戦としてはレフト、三塁側はいつもの10倍くらいの入り。外野は満員、三塁側内野も自由席はほぼ満員、指定席も試合がはじまるにつれてそこそこ埋まってきました。情報によれば、いつもは禁止されている「傘」も解禁とか。YS戦で客の入りが悪い理由の一つでもありますからね。でも、商売気に走りすぎ。

1回表、YBの先発は野村。いきなり古田のタイムリーヒットで1失点。スワローズ、今日こそは決めるか?

スワローズの先発は山部。明らかにコントロールがおかしい。二死満塁となって小川に押し出しの四球。これで同点。しかしドスターが凡退して三者残塁。

2回の裏には、小池の二塁打、野村四球、石井琢(人でなし)のバントが内野安打となって無死満塁。金城がセンター前にタイムリーヒット。これで2点をリード。中根凡退後、四番の佐伯がスクイズ。1点を取るのはいいけど、いつもそれで勢いを止めてしまっているのにまだ気づいていないのですか。

3回裏、先頭の小川が四球で出塁するが、あっさりと牽制死。押し気味の展開もここまで。このあとは何事もおきずに試合は進む。

8回表、飯田、宮本がヒットで出塁。さっそく慌てる森監督は竹下を起用。稲葉は三振におさえるが、ペタジーニが高めに入ったストレートをジャストミート。ライトスタンドに飛び込む同点3点本塁打。慌てること無いのに。初球を外さなかった竹下に森が怒っているらしいが、この場面で慌てて起用する森の方が悪い気がするぞ。はっきり敬遠を指示する手だってあったはずだ。

9回は川村、山本がおさえて延長戦へ。わたしが見た試合、3試合連続延長戦になっています。困ったものです。

10回表、マウンドには山田博士。木塚はどうしたのでしょうか。先頭の飯田がヒット、宮本がおくって一死二塁。稲葉は内野ゴロで二死三塁。ペタジーニは敬遠。古田が打席に立つ。その初球、山田が暴投。飯田が楽々生還。古田もセンター前にはじき返し、本塁クロスプレーになるが谷繁がボールをこぼしている。スワローズが2点をリード。

9回裏、マウンドは高津。先頭の中根がヒットで出塁。場の雰囲気をつかめない佐伯が何かしでかさないかとも思ったが、敢えなくセカンド正面の併殺打。谷繁が何とかできるはずもなくショートゴロで試合終了。

スワローズベンチから選手が飛び出して歓喜の輪を作る。そしてゆっくりと出てくる首脳陣。小柄な若松監督が宙に舞う。おめでとうございます。

ファンに一言とインタビュアーに促された若松監督、「ファンのみなさま、おめでとうございます」と意味不明の発言もありました。

審判、主審井野、一塁上本、二塁笠原、三塁佐々木。

今日の買い物。ビール。


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