プロ野球観戦記(公式戦21)

横浜ベイスターズ対阪神タイガース#22(2001年8月19日 横浜スタジアム)



T  = 300 011 000 = 5
YB = 003 001 000 = 4


勝利投手=伊藤
敗戦投手=川村
本塁打=種田、佐伯、矢野

森が監督では勝てない。今日もそう思える試合でした。得点できるときに最大限得点しないで、どうするつもりなんだ。打順の巡りのよいときに得点しなければ。

1回表、YBの先発は川村。いきなり赤星にヒット、すかさず盗塁される。続く坪井がヒット、さらに濱中タイムリーヒットであっという間にタイガースが先制。広澤凡退で一息ついたが、今岡がタイムリー。遠藤コーチがマウンドに来た後、矢野が犠飛。あっという間に3点をリードされる。

YBは2回に反撃開始。タイガースの先発は星野伸。尚典凡退後、小川中根が連打で出塁。谷繁が死球。これで満塁。しかし金城はいい当たりながらサードゴロ。本塁封殺。川村が三振で無得点。もったいない攻撃。

3回裏、打順が一巡したら、完全に星野をとらえはじめた。石井琢がヒット。種田がレフトスタンドへ2点本塁打。続いて佐伯がライトへ本塁打。これで同点。さらに尚典が二塁打で再びチャンスを作る。ここで星野伸から伊藤に交代。ここで森監督は小川にバントを指示。ここは小川がサイン通りに送るが、中根、谷繁が凡退して攻撃終了。

4回裏、先頭の金城がヒットで出塁。川村が追い込まれながらも犠牲バントを決めるが、石井琢、種田が凡退。あと一本が出ない。

こういう展開になると先にリードされるときつい。5回表、沖原二塁打、代打和田四球で無死一二塁。ここで川村に代えて竹下。赤星犠牲バント。坪井死球。これで一死満塁。竹下から木塚に交代。濱中がセンターへ犠飛を打ち上げてタイガースが1点勝ち越し。清涼剤広澤が凡退。桧山がいないのが大きいですね、タイガースは。

6回表も木塚が続投。しかし、矢野に本塁打を浴びる。これで2点ビハインド。

その裏、中根ヒット谷繁死球で無死1,2塁。金城犠牲バントで一死2,3塁。ここでタイガース投手は福原に交代。タイガースは逃げ切りにかかってきました。YBは代打石井義を起用。カウント0-3からレフトへライナー性の犠牲フライ。1点差に詰め寄る。絶対にストライクをとりに来るカウントですから、打って正解でしょう。ヒットにならなかったのが残念でしたが。続いて琢朗が凡退。

7回表、YB投手は森中。赤星、坪井を打ち取り二死となって東に交代。東は制球が定まらず、濱中に四球。しかし清涼剤広澤が手を出してくれて、セカンドゴロに倒れてチェンジ。ありがとう、広澤さん。

7回裏、一死後佐伯四球、尚典ヒット。チャンスが広がるか、小川と中根が凡退。あと一打が出ない。

8回表、前の回に小川に代走を使ったため、種田がサードにまわり、セカンドにはドスター。9回に小川の打席にチャンスでまわる可能性もあるのに、大丈夫なんですか、森監督。東は制球がまだ定まらず、今岡に死球。ここで谷口に交代。矢野ヒットでピンチ拡大。谷口、火に油を注ぐのか。しかし、塩谷がセカンドゴロ併殺打、沖原を敬遠して、福原に代打を起用してくれればラッキーだったが、福原がそのまま打席に入り三振。

9回表、マウンドは杉山賢人。杉山が一死二塁のピンチを作ったところで、まうんどに上がったのは斎藤隆。森監督、執念の采配なでしょうか。濱中、星野修が凡退して9回裏にすべてをかける。

タイガースマウンドは成本。YBは1番からの好打順だったが、あっという間に三者凡退で試合終了。

3回裏、無死二塁で小川の場面。同点に追いついてさらにたたみかけるような攻撃をする場面。ここでチーム最強打者小川にバントはないでしょう。尚典の足なら、無死二塁で十分だと思いますよ。この時点で負けを確信しました。

審判、主審真鍋、一塁有隅、二塁敷田、三塁友寄。

今日の買い物。ビール、カルビ丼。


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