プロ野球観戦記(マスターズリーグ1)

東京ドリームズ対札幌アンビシャス(2001年12月17日 東京ドーム)



札幌 = 100 010 000 = 2
東京 = 300 211 01x = 8


勝利投手=村田
敗戦投手=宮本
本塁打=駒田

本塁打を放つ駒田

▲ 宮本の高めに入った初球を右中間に本塁打した駒田


仕事などで都合が合わず、いままで観戦できなかったマスターズリーグ。東京ドーム開催分は今日が最後になりますが、やっと観戦することが出来ました。しかも、東京の先発投手ま村田兆治。来てよかった。

その村田、初回先頭打者の沖にヒットを打たれる。セカンド水上が飛びつこうとするが、あと一歩及ばず。投手村田、ファースト駒田、セカンド水上と贔屓選手が並んでいて、これだけでも見ていてうれしい光景です。暴投2個で走者を三塁に進め、二死を取ったものの秦にタイムリーヒットを打たれて1失点。村田はこのシリーズ、初失点だそうです。

その裏、佐藤の二塁打、安部の四球で走者が二人。打席は駒田。札幌の先発宮本の初球が高めに入る。駒田にとってはストライクゾーン。思い切りたたいた打球は右中間スタンドへ。上の写真を見ればわかると思いますが、駒田でなければ手を出さないボールでしょう。これで東京が逆転。

2回、3回は両先発投手が安定して、両チームとも無得点。試合中両チームの一塁コーチ、三塁コーチの紹介がありました。いままで気づいていませんでしたが、東京の三塁コーチはあの近藤昭仁さん。強いチームでコーチができてよかったですね。

4回裏、札幌の投手は西本に交代。一死1,2塁で蓬莱がショートゴロ。しかしショート沖が悪送球。東京が1点追加。佐藤の打席で一塁走者蓬莱が挟まれるが、またしても沖が落球。走者は生き残る。安部がタイムリーヒットで1点追加。

5回表、東京は村田が続投。ここまで7奪三振。この回、さすがに疲れが出たのか、山倉に二塁打を打たれピンチを招き、蓑田にタイムリーヒットを打たれて1失点。しかし5回を2失点、7奪三振。50歳を過ぎているとは思えないピッチングでした。最高球速137km/h。

5回裏、無死一塁から、広瀬が技ありのライト前ヒットでチャンスを広げる。大矢がしっかりとタイムリー内野ゴロで東京1点追加。

6回表、東京は江夏が登板。3人でおさえる。二死からキャッチャーとサードがフライを譲り合って落球する場面があったが、打者走者が走っておらず、事なきを得る。

6回裏、札幌は佐藤義則が登板。走者を三塁において駒田が打席に。ここまで2安打1四球の内容。得意技のボテボテセカンドゴロで1打点を稼ぐかと思ったが、セカンドゴロでも打球が早すぎて得点ならず。DH森の二塁打で東京が1点追加。

7回表、東京は野村が登板。3人でおさえる。札幌は上福元が登場。上福元の名前を聞いたのは何年ぶりでしょう。

7回裏、札幌は今関が登板。この回は無難におさえる。

8回表、東京は大川、金田がマウンドへ。2死からは尾崎を投入。この回も無失点で凌ぎ、完璧な投手リレー。

8回裏、先頭の蓬莱が三塁打。二人塁に出れば満塁で駒田、と思ったが佐藤、安部は凡退。二死三塁で打席は駒田。ライト線にタイムリーヒットでこの日4打点。

9回表、東京の大魔神渡辺久信がマウンドに。二人の走者を出すが、無失点で東京が逃げ切り。

ヒーローインタビューはもちろん村田と駒田。駒田のインタビューを聞くのは一年半ぶりでしょうか。良い試合を観戦できました。

審判、主審大里、一塁久保田、二塁田中、三塁斉田。

今日の買い物。ビール、レモンハイ、ホットドッグ。


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