プロ野球観戦記(ファーム公式戦)

湘南シーレックス対読売巨人軍#11(2001年7月19日 袖ヶ浦市営球場)



G  = 000 000 000 = 0
S  = 001 000 00x = 1


勝利投手: ホージマー
敗戦投手: 小野仁
本塁打: 

袖ヶ浦市営球場

▲袖ヶ浦市営球場。外野外側の住宅はタダ見スポット?


袖ヶ浦市営球場は、アクアライン連絡道の袖ヶ浦ICから車で約5分ですが、往路はアクアラインを使用しませんでした。アクアラインを往復するほどお金はありません。房総半島をうろうろした後、国道16号富津、木更津方面から北上して、袖ヶ浦ICを過ぎ、右側にすかいらーく(ガスト)がある交差点を左折、信号を超えたらもう一度左折すると現れる総合運動公園の一角にあります。この日は球場に隣接した陸上競技場を駐車場として開放。芝が気になりますが、入り口近くの良い場所に車を停めることができました。

球場は内野バックネット裏が背もたれのある椅子席。両サイドに背もたれの無いベンチシート席があります。内野の途中から外野にかけては芝生席。満員になって3,000人といった程度でしょうか。この日は推定2,500人くらい。昨年まではファイターズの主催試合が開催されていましたが、今年は鎌ヶ谷の次に近い(アクアライン使用の場合)湘南シーレックスが主催試合を開催。「ザ・ベイスターズ」の田辺店長自らテントの売店でグッズ販売をする熱の入り方。しかし、レックが姿を見せず。これはいただけない。アクアラインを使えば追浜もすぐ近くです。観戦に来てください、袖ヶ浦のみなさま。

試合はホージマー、小野仁の両左腕の先発。小野仁は6月はじめにいわきで達成した無安打無得点試合以来11イニング連続無安打(対シーレックス)を継続中。ってことは期待はただひとつ、無安打無得点を見ること。対するホージマーはそろそろ結果を出さないと来年どころか今年の後半の立場も危ないところ。今日は奥様と思われるホージマー子さん(仮名)の姿がスタンドに無い。

シーレックスは一番サンダース、四番内川の超攻撃型布陣。これが功を奏したか、2回表先頭の内川がライトへ二塁打を放ち、小野仁の無安打記録を止める。これで試合の見所の一つが薄れて、2,480人のGファンはがっかり。一方のホージマーはなぜか右打者小野仁にきれいにライト前に運ばれたりはしながらも、いつもより球威のあるストレートを投げ込み、無失点ピッチングを続ける。試合は単調にサクサクと進む。

3回裏、二死からサンダースが四球で歩き、石井義が右中間を破る三塁打。サンダースが生還して、何と小野から得点をもぎ取る快挙。

4回表、走者を一塁において、永池がライトへ運ぶ。サンダースが渾身の返球で三塁を狙った走者がアウト。ピンチを切り抜ける。

5回表には、走者一塁から小田がレフトオーバーのヒット。ホージマーが最大のピンチを迎えたかに思ったが、三塁をまわった走者がオーバーラン。ベースに戻れず三塁タッチアウト。濱野塁審、4回に続いて派手なアクション。

この後も、ホージマーは走者を出しながらも要所を締めて8回まで無失点。対する巨人軍は小野、柏田、西山と豪華な投手リレーでシーレックスの追加点を許さない。

このまま何も起こらずに終わるかと思われた9回表、二死から原がヒットで出塁。代走鈴木尚(鈴木尚広の方)が起用されすかさず盗塁。同点の走者を二塁に置く。四球で1,2塁と長打が出れば一気に逆転される場面。打者はこの試合で満身創痍になったと思われる小田。打っても守っても打球、投球を身体で受け続けて迎えたこの打席、初球を空振りしてホージマーを助ける。結局空振り三振、捕手新沼が落球したが小田が一塁へ走る意思をみせなかったため主審がアウトを宣告、試合終了。小田がその後一塁へ走り出すが、既にアウトを宣告済み。

ホージマーは初の完封勝利。いままでみたなかでいちばん球威を感じましたし、コントロールが良かったように思います。G柏田のピッチングも見事なもの。右打者3人に対して3連続三振を奪う好投。小野仁ともども何でファームにいるの?

帰りは、アクアラインを利用して帰宅。首都高湾岸線経由とくらべると3倍くらいの金額がかかりますが、やっぱりはやい。海ほたるに寄り道して帰りましたが、それでも試合後1時間で既に神奈川県入りしていました。

審判、主審深谷、一塁牧田、二塁萩原、三塁濱野。

今日の買い物。ビール、焼きそば、おつまみ。


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