プロ野球観戦記

千葉ロッテマリーンズ対オリックスブルーウェーブ #27(2000年10月16日 千葉マリンスタジアム)



BW = 000 000 001 = 1
M  = 011 000 14x = 7

勝利投手=小野
敗戦投手=嘉勢
本塁打=初芝

観戦証明書

観客全員に配られた「観戦証明書」


今世紀最後の公式戦と銘打たれた今日の試合。内野自由席は無料。しかも観戦者全員に「観戦証明書」が配られるというサービス。ありがたい。ファンクラブの窓口でピンバッジをもらい、一階席が満員のため内野自由席二階バックネット裏で観戦。

マリーンズは小野、ブルーウェーブは嘉勢が先発。小野は今日勝てば最高勝率のタイトルを確保できるが、勝てないと無冠に終わってしまうところ。なんとしても勝ちたいはず。BWはイチローが出場せず、関東のファンが最後の姿を見る機会が無かったのが残念です。何かイチローグッズが欲しかったので、球場内のショップでイチロージャージ(ビジター)を購入。これを着て観戦。

今日の始球式はACE君。忙しそうだけどがんばって。今世紀最後公式戦始球式、見事に捕手清水のミットにおさまりました。

1回表、BWの攻撃。四球と堀のエラーであっという間に一死一、二塁のピンチ。しかしアリアス、ナナリーを打ち取ってピンチ脱出。その裏、マリーンズは小坂、福浦が連続サードライナー。珍しい。堀は三振。堀、来季は大丈夫なのか?

2回表、小野はヒットや四球でピンチを招きながらも、何とかピンチ脱出。その裏、マリーンズが初芝のソロ本塁打で1点先制。その後も石井がヒットで出塁するが、後続が倒れて追加点ならず。

3回表、この回もヒットを打たれながら、併殺打に救われて切り抜ける。その裏、ヒットで出塁の小坂がすかさず盗塁。このペースで4月から盗塁していれば、今頃は70盗塁くらいしているかも。暴投で三進後堀のヒットで生還。小坂の足が行きました。堀は打てて良かった。さらに初芝ヒット、石井四球で満塁とするが、イワオが凡退。イワオは一軍では通用しないのか?

4回、5回は両チームヒットはでるものの大きな動き無し。5回終了で試合が成立、BW藤井が1500試合出場を達成。花束が渡される。ライトスタンドのマリーンズファンからも「藤井、藤井、藤井」のコール。

6回も両チーム大きな動き無し。

7回表、小野は田口に二塁打を打たれるが、後続を断ってピンチ脱出。その裏、二死から福浦がタイムリーヒット。欲しかった追加点。この1点は大きい。3番堀に代わって代打佐藤幸彦が起用される。BWは投手を加藤伸一に交代。好きな選手です。佐藤幸彦は外野フライで攻撃終了。

8回表、この回もピンチを招きながらも無失点。完封への期待が高まる。その裏、先頭の初芝がヒットで出塁。これで初芝は猛打賞。石井の打順だが、代打秦。この試合限りで引退する秦に大きな声援。秦は期待に応えて右中間へ二塁打。一塁走者初芝が激走、本塁突入。きわどいタイミングだったがセーフ。秦に打点が記録されます。諸積がヒットで続いて、代打平井がレフトへ二塁打。これで秦が生還。得点も記録しました。ここでBWの投手が交代してインターバル。スコアボードに秦の姿が映し出されると、再び秦への大声援。涙ぐむ秦の姿。ベンチ前に出てきてライトスタンドへ挨拶していました。最後の活躍、よかったですね。代わった高橋から今度は吉鶴が2点タイムリーヒット。これで計4点。試合の大勢は決まりました。

残る興味は小野が完封するかどうか。そして今世紀最後のヒットは誰が打つか。最後の本塁打は初芝なのか。9回表、一死後佐竹がヒットで出塁。最後のヒットは佐竹か。続いて代打松元がヒット。これで一死一、三塁。最後のヒットは松元か(結果、最後のヒットは松元でした)。大島がファーストゴロ。ファースト福浦が小野の完封を意識して懸命のバックホーム。しかし送球がやや高く佐竹がタッチをかいくぐって生還。小野、完封ならず。しかし続く五十嵐をセカンドゴロ併殺打に打ち取って試合終了。今世紀最後の打者は五十嵐でした。

小野はこれで最高勝率のタイトルを獲得。13勝以上がこのタイトルの条件だそうです。8勝2敗の戎(BW)には資格がないようです。最多勝には届きませんでしたが、今季の頑張りが形になって良かったと思います。

試合終了後、小野のヒーローインタビュー、山本監督の挨拶があって今季の公式戦日程をすべて終えました。

これで今季の公式戦観戦は終えましたが、まだ日米野球、東西対抗、プロアマ交流戦などを観戦するつもりです。

今日の買い物。ビール、てりやきコンボ(ロッテリア)、イチロージャージ。


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