プロ野球観戦記

ヤクルトスワローズ対横浜ベイスターズ #26(2000年10月8日 明治神宮野球場)



YB = 000 200 100 = 3
S  = 000 000 000 = 0

勝利投手=神田
敗戦投手=レモン
本塁打=

さよならローズ

ローズの打席を見るのも残りわずかとなるかもしれません。


珍しく神宮球場の内野席で観戦。今季初です。一応指定席ではあるものの、スタンドはがらがら。適当に空いているところに座って観戦開始。試合が進むにつれてバックネット裏に近寄っていったのは言うまでもありません。

YBの先発投手は神田、YSはレモン。点の取り合いにならないとYBは負けるパターンと予想されるところですが....。

1回表、先頭の石井琢がヒット。石井義は三振、鈴木尚が併殺打。石井琢が走っていなければセンター前に抜けていたかも。鈴木尚はスイングを強くするためにバランスを崩している印象。このあと2回、3回は簡単に三者凡退。

神田は上出来の立ち上がり。1回から3回まで味方の好守もあってパーフェクトピッチング。ローズが前後に左右に軽快に動いています。

4回表、先頭の石井琢が粘って粘ってライト前ヒットを打って出塁。石井義が送る場面だが、なかなかうまく行かない。業を煮やして石井琢が盗塁。なおも石井義がバントを試みるがやっぱりうまく行かない。2ストライク後、ベンチはバントを諦めヒッティングを指示。これが功を奏して右中間にタイムリー二塁打。石井琢のスタートが遅れたが余裕を持って生還。鈴木尚、ローズが凡退後、中根がバットを折りながらもセンター前に運んで石井義生還。これで2点リード。

4回裏、神田は先頭の真中にライト前へ運ばれ、稲葉、池山を打ち取ったあとペタジーニに右中間へのゴロを打たれる。打球が早すぎて外野手が抜かれずに止めるのが精一杯。二死2,3塁。このピンチで副島を三振に打ち取って切り抜ける。

5回表、金城が内野安打で出塁。打率を落とさないためにも、この安打は貴重。しかし後続が無く無得点。6回もローズがヒットで出塁するが、無得点。

6回裏、二死後ファースト前でイレギュラーしたゴロを佐伯が止められずに内野安打。また味方投手の足を引っ張るのか。池山の当たりはレフトフライ、と思ったが鈴木尚が追いつけずにヒット。これで二死1,3塁。打席にペタジーニを迎えて投手は河原に交代。ペタジーニが初球を打ち損ねてセカンドゴロ。ピンチ脱出。

7回表、一死後金城がセンター前に落ちるヒットで出塁。谷繁が右中間に二塁打を放つが、金城の判断が悪くホームには帰れず一死2,3塁。打順は投手の河原。さあ、どうする。

わたしだったら、河原に右の代打を送るところ。当然右投手に代えてくるだろうが、後続は石井琢、石井義、鈴木尚と左が続く。もし右の代打が犠飛を打てればもうけもの。凡退しても二死2,3塁で打順はトップにかえるわけだから、ワンヒットで2点をねらえる。

しかしYBベンチは動かず。河原がそのまま打席に。次の守備で左の副島からはじまることもあるのでしょうが、納得のいかない判断。河原はセカンドゴロ。前進守備の二塁手がバックホーム。金城がアウトになって、二死1,2塁。やっぱりこうなる。このあと石井琢がタイムリーヒットを放つが、それは幸運だっただけ。2点とれていた場面です。

7回裏、二死1塁で投手を小宮山に交代。宮本はしっかりとセンター前にヒット。小宮山、本領発揮するのだろうか。代打高橋智は見逃し三振。見逃してくれて助かった場面。

8回は森中、9回は木塚にリレーして、結局YBが完封勝利。しかし9安打を放ちながら3得点しかできなかったところは残念。

今日の買い物。カツサンド、ビール。


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