プロ野球観戦記

千葉ロッテマリーンズ対福岡ダイエーホークス #26(2000年10月5日 千葉マリンスタジアム)



H  = 220 001 000 = 5
M  = 022 030 01x = 8

勝利投手=川井
敗戦投手=渡辺秀
本塁打=石井、初芝、初芝

今日にも胴上げということでレフトスタンドは満員

今日にもホークスの優勝が決まるということもあって、ホークス側スタンドは満員です。


クルマで千葉へ向かいましたが、試合開始には間に合わず。ニッポン放送で中継を聞きながら球場に向かいましたが、習志野の出口で渋滞。ここで20分ロス。もっと手前で高速を降りれば良かったかも。幕張メッセの駐車場は普段に比べると数倍のクルマの量。おかげでマリンスタジアムから見たら最も遠いブロックに入れられてしまいました。

ホークス3点リードの場面で車を降りて球場に向かったが、スタンドに入ってみたら2対4でホークスが2点リードと様子が変わっていました。石井の本塁打で2点が入ったらしい。

3回表、無死一塁から観戦開始。一塁走者は吉永。死球で出塁したらしい。ファーストベース上で治療中でした。マウンドはマリーンズ2番手の川井。小久保、松中を打ち取ってピンチを脱する。

3回裏、先頭の小坂があわやスタンドインという大きな当たりで無死三塁。すかさず諸積がタイムリーヒット。平井が送りバントするが相手エラーを誘って無死一、三塁。福浦の内野ゴロで一人生還。これで同点。

5回裏、簡単に二死をとられるが、ボーリックがセンターオーバーフェンス直撃の二塁打で出塁。石井がレフトへ大きな当たり。これもフェンス直撃となって二塁打。ボーリックが生還して1点勝ち越し。さらに初芝がレフトスタンドへ完璧な当たり。二点本塁打となってリードは3点。

しかしやっぱり優勝をねらうホークスということで、簡単には勝負はつかない。直後の6回表、代打大道が二塁打、小久保がヒットで無死一、三塁。ここで松中が右中間にいい当たり。同点弾かと思えるほど。しかしライナーとなってフェンスを直撃しそう。これを諸積がジャンプしながら好捕。タッチアップで三塁走者が生還するが、ピンチを切り抜ける。と思ったのも束の間。代わった竹清から城島が二塁打。一死二、三塁。秋山がライトフライで1点を覚悟するが、ライト福浦のバックホームが好返球となって、清水が走者をブロック。タッチアウト。こんどこそピンチを切り抜ける。諸積、福浦の好守備がなかったら、どうなっていたことか。こんなプレーが出るのも、これだけ観衆が入っているおかげでしょう。

8回表ホークスの攻撃。大道がヒット、小久保もライト前へヒット性の当たり。しかしライトサブローが二塁へ送球。一塁走者がダイレクトキャッチを警戒して走っていなかった。記録はライトゴロ。次の松中がライト前ヒット。投手は小林雅を投入。ちょっと早いんじゃないかと思ったが、簡単に城島を併殺打に打ち取る。これはありがたい。

その裏、さかんにバックネット方向へのファウルボールを飛ばしていた初芝が、こんどこそを打った当たりはレフトスタンドへ。二打席連続の本塁打。これで今季20号。リードが広がる。

9回表は小林雅が簡単に三人で打ち取って試合終了。ホークス戦の勝ち越しを決めて、目前胴上げを今日のところは阻止しました。明日もホークスファンが大挙して詰めかけるでしょう。その分球団の利益もあがるはず。それだけでも価値の大きい今日の勝利でした。

今日の教訓。観客の盛り上がりが良い試合を生むこともある。

今日の買い物。エビコンボ(ロッテリア)、ウーロン茶。


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