プロ野球観戦記

広島東洋カープ対ヤクルトスワローズ #17(2000年8月1日 長野オリンピックスタジアム)



S  = 020 000 000 = 2
C  = 100 220 00x = 5

勝利投手=山内
敗戦投手=山部
本塁打=町田、宮本、新井

長野オリンピックスタジアム全景

2階席中央付近から見たスタジアム全景


球場付近に試合開始1時間以上前(17時前)に到着していたにもかかわらず、スタンド入りできたのは試合開始から1時間20分も経過した19時20分。どうなってんだ、ここの運営は。「駐車場が無いからシャトルバスを利用してください」だそうです。駐車場が無いのはやむを得ないが、シャトルバスに乗れる場所を尋ねたら「さあ」だと? しっかり案内してくれないから、いろいろと探し回って、結局馬鹿高い長野駅前の有料駐車場にクルマを停めたのが18時30分。シャトルバスで球場前についたのが19時15分。三塁側から一塁側にまわらなくてはならなくて、結局スタンドに入れたのは19時20分。宮本のホームランが出た? そんな貴重な場面を見られなかった。

前売りで購入しておいた席は目の前の手すりが視界を遮る最低の席だし、売店のビールは全然冷えてないし、フランクフルトは火を通したとは思えない代物だし....。

あまりの怒り心頭に、試合内容はほとんど覚えていません。この球場、バックネットを張るための柱がスタンド前に立っており、この柱の影からは打席が見えません。それを実証する写真を撮ろうとして、打席が柱の影になる場所にいたときに飛び出したのが新井のホームラン。見えなかったじゃないか。ああ、馬鹿馬鹿しい。

試合終盤に、最低の席を離れて外野席方面をうろついていたところ、うな重をお茶つきで500円でたたき売りしているのを発見。内野席の売店には食べ物がほとんど残っていなくて、冷えたフランクフルト(この季節、火を通していないソーセージなんか食えないぞ)くらいしか残っていないというのに。ますます怒りがこみ上げてくるが、安く食い物にありつけたので、とりあえず機嫌が直る。

内野自由席エリアの方がさっきの最低の席よりずっと見易いので、ここでうな重を広げたところ雨が降り始める。ああ、ついてない。ここでディアスがセカンドゴロを横っ飛びで捕球するファインプレー。この試合、わたしが拍手をしたのはこの場面だけだったような。

試合が終わって長野駅前に戻るバスの乗り場を探すが、案内がどこにもない。係員の姿も見あたらない。やっとの思いで見つけだしたら、係員が列の最後尾で「長野駅行きバスはこちらです」と案内している。こんなところでバスの案内をしても、ほとんど役に立たない。ここにはバスが停まっているのだから、見りゃわかるっつうの。それより、スタンドの出口付近でしっかり案内しろって。あとから来る人のためにも、もっとスタンドに近いところで案内するように抗議したが、「はいはい」という生返事。しかもバスを待つ人の列は長蛇の列。試合終了が21時15分くらいだったのに、バスに乗り込めたのが22時。酷すぎ。さらに、それより腹が立ったのは、どう見ても一般客と思える人たちが、球場脇の「関係者用」駐車場に停めたクルマに乗り込んで帰宅していくこと。この人たちは、ホントに関係者なんだろうな、関係者さん。

まだ3試合目のプロ野球開催で、運営に不慣れなのは割り引いて考えても、わたしの野球観戦経験上最低の運営でした。ほぼ満員に近い客の入りで、興行的には成功だったと思いますが、それで良しとしてほしくないですね。

今日の買い物。ビール、フランクフルト、うな重弁当。


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