プロ野球観戦記

横浜ベイスターズ対ヤクルトスワローズ #8(2000年6月4日 横浜スタジアム)



S  = 020 011 014 = 9
YB = 200 000 200 = 4

勝利投手=五十嵐
敗戦投手=横山
本塁打=石井琢、岩村

久々の先発三浦はまずまずの立ち上がり。1回表は無難に乗り切る。1回裏、石井琢がヒット、金城凡退後鈴木尚がヒット。いずれもボテボテの当たりが野手の間を抜ける。ローズの当たりはサードベースに阻まれてシングルヒット。一死満塁で駒田。初球をバットに当てに行ったようなスイングでライトフライ。これがヒットにならなかったのが辛いところ。メローニの当たりはショート宮本が珍しくエラーして、1安打1エラー。2点目が転がり込むが、なおも続くチャンスで佐伯が見逃しの三振。結局4安打1エラー1犠飛で2点のみ。

2回表、副島のヒットと岩村の内野ゴロの間に同点に追いつかれる。後ろの野郎が内野ゴロのときに前進守備をとらなかったことを批判していたが、ここは同点覚悟でピンチが広がるのを阻止すべき場面。まだ2回だよ。

その後は両チームとも決め手を欠くが、5回表にスワローズが佐藤のタイムリーヒットで勝ち越し。6回から森中が登板するが、岩村のタイムリーヒットで追加点を与える。森中がピンチを作ったのは、いずれも不運な当たりがヒットになってしまったもの。ついてないね。

7回裏、石井琢のフラフラと上がった打球がライトスタンドに飛び込み、同点となるが....。8回から登板の横山がピリッとせず、先頭打者岩村にヒットを許し、宮本の当たりはボテボテすぎて併殺取れず。一死二塁。続く代打稲葉は投手ゴロ。しかし横山がはじきピンチは広がり、一死一三塁。さらに飯田のサードゴロをメローニがはじいて決勝点を与える。併殺打になる当たりだったぞ。ミスで決勝点を与えたようなもの。ついてない。

9回は横山がメロメロ。一球もストライクが入らずに四球2個。代わった島田が真中にタイムリーヒット、岩村に3点本塁打を浴びて勝負有り。

スワローズのショート宮本はセンター前に抜けそうな当たりを何度もさばいてしまい、センスの良さを見せつけられます。良い当たりがショートの守備範囲に飛んでしまう当たりに、今日のベイスターズのツキの無さが現れてました。これで5割に逆戻り。貯金が長続きしません。

敗色濃厚の9回裏、係員が「物を投げ込まないでください」というボードを準備、試合終了後に掲げていました。やっと、やっと、やっと重い腰を上げてくれましたね。今後もこのような努力をお願いします。

今日の買い物。ビール。


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