プロ野球観戦記

横浜ベイスターズ-阪神タイガース #1(2000年3月31日 横浜スタジアム)



T  = 001 005 000 00 = 6
YB = 500 001 000 01 = 7

勝利投手=木塚
敗戦投手=葛西
本塁打= 平尾、矢野

3回目の開幕戦観戦。球場に着いて、ゲートの表示板が新しくなっているのに気付いた。中に入ると、スポーツ新聞各紙共同の観戦ガイドが配られていた。期待していた神奈川新聞の特集号は無し。

今日は事前に購入しておいたS席で観戦。でも、場所的には一塁ベースよりも外野寄りの位置。これでS席ですか? オープン戦では同じ位置で内野自由席でしたよ。多分S席で観るのは、今季これで最後。あとは自由席でしょう。

ヨコハマロビンズ(?)という名のマーチングバンドによる演奏、演技の後、小中学生の合唱団により「熱き星たちよ」の合唱。そして君が代、とセレモニーが続き、次は始球式。高秀市長がプレゼンター。マウンドには横浜Fマリノス川口能活、打席には中村俊輔の両選手。川口の投球は見事にストライク、中村も見事にバットに当てました。拍手。マリノスもがんばれ。ちなみに、マリノスのマスコット(名前知らない)も登場。ホッシーくんと一緒に動き回っていました。

開幕投手はYB川村、T星野伸。予想通りの両投手。初回のタイガースはあっさり3人で攻撃終了。その裏YBの攻撃。先頭の石井琢が四球で出塁するが牽制死。続く波留は死球で出塁。この後、鈴木尚、ローズ、駒田、佐伯、進藤、谷繁が6連打で5得点。初回から打線に火がつく。谷繁の打席が終わった時点で6打数6安打2四死球で打率10割。

タイガースは5回まで坪井の犠飛による1点のみ。そしてYB打線はいつものようにリードを奪うと意向は淡泊になる。4回の二死満塁のチャンスでも駒田が外野フライ。そして6回表、先頭の平尾が川村から1発。坪井、和田が連続ヒット。タラスコは打ち取るが、新庄が2点タイムリーヒット。さらに大豊が犠牲フライ。これで同点。5点のリードを守れず。さらに矢野がライトポールに当たるソロ本塁打でタイガースが1点リード。

その裏のYB。先頭の石井琢が二塁打とエラーで無死三塁。波留は一塁頭上を詰まりながらもタイムリーヒット。これで同点。鈴木尚がヒットで続くが、ローズが併殺打。駒田も凡退して同点止まり。ここで勝ち越せなかったのが響く。

川村の後に登板したのは福盛。7回に無死一、二塁のピンチを招くが、新庄が送りバントでアウトカウントを増やしてくれて福盛には助かったかも。何とか4回を無失点に抑える。続くのはルーキー木塚。11回表のタイガースの攻撃をあっさり打ち取って味方の攻撃を待つ。

11回裏、先頭のローズが二塁打。ここでタイガースベンチは駒田を敬遠。一塁を埋めて守りやすくする狙いだったのでしょうが、これは裏目。続く佐伯の投ゴロがフィルダースチョイスとなって無死満塁。進藤がセンター前へサヨナラタイムリーヒット。4時間試合にけりがつく。このカードは今年も長い試合が続くのでしょうか。

進藤のサヨナラヒットの時、センターを守っていた新庄は前進して捕球、送球の構えに入りました。万一三塁ランナーがコケていたりしたら、ホームで刺せるかもしれない、ということでしょう。あらゆる可能性を考える、新庄のプレーは決して無駄なプレーではないと思います。新庄に拍手。

今日の買い物。ビール、チーズ鱈。


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