プロ野球観戦記

Chicago Cubs-New York Mets #2(2000年3月30日 東京ドーム)



M  = 000 010 000 04 = 5
C  = 000 010 000 00 = 1

勝利投手=Cook
敗戦投手=D.Young
本塁打= Agbayani

MLB開幕シリーズ第2戦。場所は第一戦と同じく東京ドーム。やっぱり屋外球場で昼間に行われる試合を観たい、と贅沢な希望を持ってしまいます。

今日はA席。昨日のB席が値段の割には良くない席だったのに対して、今日のA席は値段分の価値はある席だったと思います。三塁ベースのあたりで、前から10列目。ショートの守備につくOrdonezがよく見えます。

試合前の合衆国国歌演奏は在日米軍音楽隊。君が代吹奏は雅楽の東儀秀樹さん。そして始球式は村上雅則さん。日本人初のメジャーリーガーです。サンフランシスコジャイアンツのユニフォーム姿で登場。もちろん見事なストライク。

Cubsの先発はFarnsworth、Metsの先発はReed。両投手とも走者は出すものの、本塁に返さないピッチングを続け、4回まで0対0。貧打戦ともいえるかもしれない。1回裏のCubsの攻撃中、MetsのショートOrdonezがショートゴロをエラー。102試合ぶりのエラーとなるそうです。名手Ordonezのエラーを見られるなんて....。ただし、Ordonez、その後はさすがというプレーを連発していました。

試合が動いたのは5回表Metsの攻撃。突然四球を連発したCubsの投手Farnsworth。満塁となって打者は、Henderson。ファウルを連発した後に放った打球は大きなセンターフライ。犠牲フライとなってMetsが先制。その裏Cubsの攻撃。無死一塁から犠牲バントをMets内野陣がエラーして無死一、三塁。打者はE.Young。Youngの打球はセカンドゴロ。併殺プレーの間に三塁勝者が返って同点。両チームとも苦労しながら1点ずつ。

その後は両チームとも無得点。特に盛り上がったのは10回裏、Cubsの攻撃。二死二塁で打者はSosa。スタンドじゅうのブーイングの中でMetsバッテリーはSosaを敬遠。続くGraceにも四球を与えて、Cubsはサヨナラ勝ちのチャンス。しかし、Rodriguezが三振。チャンスは潰える。

11回表、Metsの攻撃。ピンチの後にはチャンス有り(?) CubsのマウンドにはD.Young。簡単に二死をとるが、続くZeileのヒットから流れが変わる。OrdonezとMoraが連続四球で二死満塁。ここで代打はAgbayani。低めの打球をすくい上げるようにして打った当たりは、センターオーバーでバックスクリーンに飛び込む満塁本塁打。Metsが一気に4点リード。

11回裏には、Metsは押さえの切り札Benitezを投入。簡単に二死をとって、最後はこのシリーズ最後の打者となったGirardiを三振。これで試合終了。試合時間は3時間45分程度(?)。

今日はOrdonezのエラーという珍しいプレー(もちろんOrdonezは好プレーも連発していました)、それからHendersonの盗塁を見ることもできました。満足満足。高い金出して見ているので、少しでも長く見ていたいと思ったら延長戦に入ってくれるし、おまけに満塁ホームランも見られるし。よかったよかった。

というわけで、MLB開幕シリーズは幕を閉じました。まさか日本でMLBの試合を観ることができるとは思いませんでした。米国へ行くより安上がりにMLBの試合を見ることが出来ました。ありがとう、両チーム。次は、是非GS神戸でお願いします。

日本での凱旋登板を期待していたMahomesは結局2試合とも出番無し。残念。試合終了後、試合に勝ってベンチに戻る選手を迎える選手の中にその姿がありました。

今日の買い物。駅でサンドイッチと水。ドーム内でビール、チキンセット。

MLB公式サイトの試合記録


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