プロ野球観戦記

New York Mets-Chicago Cubs #1(2000年3月29日 東京ドーム)



C  = 100 010 210 = 5
M  = 001 000 020 = 3

勝利投手=Lieber
敗戦投手=Hampton
本塁打=Andrews, Grace, Piazza

MLB開幕戦。場所は米国でもカナダでもなく、東京ドーム。はじめて北米大陸以外で開催された試合、2000年台最初の試合、などなどいろいろと言われていますが、わたしにとって初めてのMLB観戦であるのは言うまでもありません。

B席を購入して観戦したわけですが、席は2階。前から2列目とはいえ、2階席とは思いませんでした。B席なのに。この席割りは納得いかない。同じB席でも、2階の人やバルコニーの人もいたようですね。どちらが見やすいかわかりませんが...。

東京ドームは両翼とセンターの距離表示がフィートで書かれている。多分、今日と明日だけでしょう。ちなみに両翼333ft、センター406ftということです。また、ホームプレート後方には、人工芝の上にMLBのロゴマークが大きく描かれています。何となくいつもの東京ドームとは違います。

試合前の両チームの打撃練習から見ていました。残念ながらMetsのPiazzaの練習は終わってしまっていましたが、CubsのSosaの練習はしっかりと見ることが出来ました。レフトスタンドに飛び込んだ当たりは1本だけでしたが、その1本は外野席後ろの広告を直撃する大きさ。さすがです。Cubsのバッティング投手をロッテオリオンズ、横浜大洋ホエールズ、ヤクルトスワローズで活躍したLeonさんがつとめていました。事前にLeonさんが来ていることを知らなかったら、気付かなかったかもしれません。ありがとうございます、教えてくれた方。

試合前の合衆国国歌と君が代は吉田美和さん。独特のアレンジによる歌声。いよいよ公式戦が始まるんだな、と思う。始球式はハンク=アーロンさん。もう66歳だそうです。あっけなく始球式が終了して、いよいよ試合開始。

Metsの先発投手は昨年22勝のMike Hampton。ところが制球が定まらない。先頭のEric Youngに四球を与えて、Youngはすかさず盗塁。Damon Bufordがライト前へタイムリーヒット。バックホームがそれていなければきわどいタイミングでした。2000年シーズン最初の得点となりました。Hamptonはその後も制球が定まらず、5回には押し出しの四球を与えてさらに1失点。計10四死球を与えるなんだかなーという投球でした。残念。カウントが2-3になることも多かったようです。

Cubsの先発はJon Lieber。こちらは安定したピッチングでした。3回に犠牲フライで得点を許したもののその後は無失点が続きます。

7回表のCubsはSammy Sosaからセンター前へ今季初安打。Henry Rodriguezが凡退後、Shane Andrewsがライトスタンドへライナーで飛び込むホームラン。Cubsは2点を追加。3点差に。8回表にもMark Graceがライトへホームラン。Sosaが二塁打で続いて、続くTarrik Brockのヒットでホームをねらうが、ホーム上でタッチアウト。クロスプレーは見る価値あり。

8回裏、メッツの攻撃。Edgardo Alfonzoが四球で歩き、続くのはMike Piazza。ここがこの試合の一番も見せ場だったかもしれません。Piazzaの打球はライトスタンドへ一直線。右打者の打球であんなにすごい打球がライトに飛び込むのは初めて見たかも。すごい打球でした。今日のライトスタンドの観客はラッキーでしたね。これで5対3とMetsが2点差に追い上げます。

しかしMetsの反撃もここまで。9回裏、CubsのマウンドにはRick Aguilera。1安打無失点に抑えて、試合終了。ちなみに22時30分を過ぎていました。19時開始じゃしかたありませんが。それにしても遅すぎ。観客席が淋しくなっていたのが、何とも言えずに残念でした。

今日の買い物。フィッシュバーガーセット

MLB公式サイトの試合記録


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