プロ野球観戦記

湘南シーレックス対西武ライオンズ #6(2000年5月23日 横須賀スタジアム)



L  = 401 103 000 = 9
S  = 010 020 010 = 4

勝利投手=後藤
敗戦投手=神田
本塁打=

横須賀スタジアムでは初のナイター。照明設備はあるものの、もちろんプロ野球の試合で使用するのははじめて。偶然仕事が休みだったので、この興味ある試合を見てきました。多分暗くて湘南野手陣にエラーが続出するのではないだろうか、と思っていましたが、結果は....。

横須賀スタジアムのバックネット裏席の最上段には夕方の西日を避けるためと思われるシートが張られています。試合開始時にはまだ陽の光も残っており、そんなに無理は無い感じでしたが、試合中盤になると完全に陽は落ちて、球場の照明だけになります。照明灯は4基。外野の照明はレフト後方とライト後方に1基ずつ。これではやはりセンターは暗い。それから「灯台もと暗し」で両翼のフェンス際も暗い。ついでに言うと、スコアボードは「磁気反転式」という方式であり、自分で光を発しない。このため暗くて非常に読みにくい。

初回に神田が、キャッチャー鶴岡の悪送球も全く関係なく5連打を浴びて4失点。1回表が終わるのに20分を要しました。ちなみに1回裏のシーレックスの攻撃は5分弱。2回シーレックスの1点は三塁打で出塁した福本が相手投手暴投の間に生還したもの。

徐々に点差を広げられる中、5回裏に代打で登場した荒井幸雄が貫禄のセンター前タイムリーヒットで1点。さらに石井義の併殺崩れ内野ゴロの間にもう1点。

先発の神田は結局5回を投げて6失点。初回の4点が無ければ合格点だったのですけど、残念な結果でした。6回には米が登板。しかし一死後打球を太股に当てて降板。阿波野が自責点1ながらも3得点を許し、リードを広げられます。

8回に、ここまで3安打猛打賞の福本が満塁の無死1,3塁のチャンスで併殺打を放って1得点。5点差に追い上げて、試合を盛り上げるが、結局そこまで。

この試合、南が初のマウンドへ。1回を無難に抑えた。姿を見るのが最初で最後ということがありませんように。田中敏の登板も久しぶりに見たような気がします。また、本日の試合では、群馬県が生んだ大型内野手新井潔の出番はありませんでした。もしかして福岡合流?

今日の古木。ただでさえ怪しいレフト守備なのに、照明が十分でなくて暗い外野を守っているわけで、観客の期待が高まったが、結局記録に残るエラーは無し。レフト線へ切れながら落ちるヒットを捕球できずに二塁打にしてしまったのが精一杯。ただし、フェンスにバウンドしてフェアグラウンドに転がったファウルボールを取ろうとしたときに、しっかりとトンネルしたところを筆者は見逃さなかった。

今日の結論。やっぱりあの設備でナイターは無理があるんじゃないか?

今日の買い物。帰りがけにシーレックススポーツドリンク。


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