プロ野球観戦記

YB-C 4回戦(1999年4月29日 横浜スタジアム)



C  = 010 420 000 = 7
YB = 300 100 40x = 8

勝利投手=小桧山
敗戦投手=高橋建
本塁打=金本、江藤

先発はYB三浦とC玉木重。打撃戦を予想しました。初回YBの攻撃。石井琢が二塁打、波留がセンター前ヒットでいきなり先制点。鈴木尚の二塁打でチャンスを広げてローズタイムリーで加点。駒田の犠飛でさらに追加点。佐伯がヒットで続くが、初スタメンのポゾが絵に描いたような併殺打。

2回に金本の弾丸ライナーがライトスタンドへ。4回には浅井の同点タイムリーと野村の逆転タイムリーで一気に逆転される。

4回裏には二死から谷繁と代打荒井の連続二塁打で1点差に追い上げるが、5回表に森中が江藤に風に乗った2点本塁打を浴びる。打球が上がったときには平凡な外野フライと思ったが、風に乗ったのがすべてでしょう。

7回表、YBのマウンドには小桧山が登場。約2年ぶりの一軍マウンドです。豪快なフォームとそれに釣り合わないスピードでカープ打線を翻弄。三者凡退に打ち取る。

7回裏、先頭の石井琢がエラーで出塁。波留が凡退のあと鈴木尚がエラーで出塁。ローズに代わって途中から出場の万永はヒットで一死満塁。ここで満塁男駒田が登場したが豪快な空振り三振。佐伯がライト前に運んで二者生還で1点差。そして打席はここまで併殺打2本などと精彩を欠くポゾ。簡単にレフトフライを打ち上げるが、風に乗って伸びだ打球を金本が取れない。逆転タイムリー二塁打。

島田が8回を抑えて、9回表のマウンドは佐々木。デーゲームの佐々木はダメだと思っていたら、案の定先頭の野村に二塁打を浴びる。苫篠は送りバント。前田を内野フライに打ち取るが江藤には四球。フォークボールを振ってもらえない。緒方を何とかライトフライに打ち取ってゲームセット。ライトとセンターが交錯して危ないプレーでした。最後までヒヤヒヤさせてくれます。

勝利投手は7回表を3人で抑えた小桧山。5年ぶりの勝利投手だそうです。おめでとう。ヒーローインタビューは小桧山とポゾ。何か二人ともインタビューに慣れていない感じで、新鮮に感じました。良いインタビューだったと思います。それにしてもカープの守乱に救われた試合でした。

今日の買い物。ビール、ウイスキーのお湯割り。


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