プロ野球観戦記(番外編)

日韓スーパーゲーム第2戦(1999年11月7日 岐阜長良川球場)

韓国選抜 対 日本選抜



N  = 002 030 000 = 5
K  = 002 100 000 = 3
勝利投手=福盛(YB)
敗戦投手=宋津宇(ハンファイーグルス)
本塁打=
最優秀選手=波留(YB)


午前6時30分過ぎに岐阜に到着。試合開始は13:00なので、多分球場の開門は11:00くらい。まだ4時間以上時間があるため、コーヒーを飲んだ後で岐阜城観光に行くことに決定。岐阜城は高さ300メートルくらいの「金華山」の上にあります。金華山を登るロープウエイ乗り場まで駅から徒歩で約1時間。ロープウエイで上って城に上ってみたら、これから向かう長良川球場が見えました。長良川のすぐそばで、まさに長良川球場です。

岐阜城から見た長良川球場(中央)

金華山を下りて、球場まで徒歩約30分。結構歩きました。11時少し前に球場に到着。開門と同時にスタンドへ。席に座ってみたら、グラウンドがすぐ近く。その手前のブルペンもすぐ近く。天気は良いし、やっぱり野球は晴れた日の昼間が気持ちよい。

阪神タイガース藪、ロッテジャイアンツ文の両投手が先発。2回までは両チームとも無得点。3回、日本打線が文をとらえて、福留(D)の2点タイムリーヒットで先制。なおも江藤(C)のヒットでチャンスを広げるが、代わった宋(ハンファイーグルス)が後続を断つ。

その裏、ヤクルトスワローズ高木がつかまり、2本のタイムリーヒットで同点となる。なおも4回裏、横浜ベイスターズ福盛がLGツインズ金に勝ち越しタイムリーヒットを浴びる。このヒットはセンター前への当たりだったが、波留が絶妙のバックホーム。本塁2メートル手前で楽々アウトのタイミングだったが、何故か捕手山田(阪神タイガース)がお手玉。勝ち越し点を許す。

福盛が登板

5回表、その山田がヒットで出塁。続く関川もヒットで無死1,3塁のチャンス。打席は横浜ベイスターズの波留。波留の当たりは右中間を破る逆転タイムリー二塁打。3回のチャンスでは三振に終わっていたので、名誉回復のヒットとなりました。江藤の内野ゴロで波留が三塁へ進塁。金本(C)の犠牲フライで1点追加。

波留の打席

この後日本投手陣は、金田(BW)、小林雅(M)、岡本(Bu)とつないで韓国打線を無得点に抑える。9回には岩瀬(D)を投入。岩瀬も危なげなく抑えきって、このシリーズ連勝スタートとなりました。投手陣では、2回を無失点に抑えた小林雅のピッチングが嬉しい。マリーンズのルーキー小林雅の名を日韓両国に知らしめる絶好の機会となったのではないかと思います(大げさ)。

この試合で、三塁フライを福留が捕球してチェンジとなったとき、三塁側スタンドにボールを投げ入れてくれました。わたしの方向へ一直線。わたしは右手でつかみに行ったのですが、手の土手に当てて痛恨の落球。正面すぎて慌てました。無念。わたしの右となりのおじさんがこぼれ球を拾い上げました。くっそー。

途中から二塁手として出場したオリックスブルーウェーブの大島。何故か一人だけホーム用ユニフォームを着用していました。今日は日本選抜が先攻で、ビジターユニフォーム着用だったのですが、大島だけ間違えたようです。同じチームの金田は間違えずにビジターユニフォームを着用していましたので、間違えたのは大島本人でしょう。

ビジター用ユニフォームの金田 ホーム用ユニフォームの大島

この試合のMVPは逆転打を打った波留。美味しい場面を作ってくれた山田(T)、関川(D)の両選手に感謝しているでしょうね。試合後のインタビューでは、来年もプロ野球を盛り上げる、というような、意味のことを言っていました。これから沖縄のキャンプに戻るそうです。また、今日の試合の勝ち投手は福盛。一時は韓国に勝ち越し点を許して、負け投手のピンチだったのですが、ラッキーな奴です。

表彰式: 波留がMVP

今日の買い物。ビール、大会プログラム。この大会プログラムは最悪。出場選手の背番号が書かれていない。韓国チームの背番号上のハングルは読めないので、選手の識別に背番号は必須。何を考えているんだ。


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