プロ野球観戦記

YB-D 15回戦(1998年8月21日 横浜スタジアム)



D  = 002 000 002 00 = 4
YB = 200 100 100 01 = 5

勝利投手=島田
敗戦投手=落合

セリーグの1位、2位の対決。つまりは「天王山」。ちょっと気が早い気がしますが。球場に着いたのは5回表、Dの攻撃のとき。19時20分頃。まさか3時間以上も野球をみることができるとは思いませんでした。横浜スタジアムは三塁側までYBファンが埋めている。レフト外野スタンドのスコアボードよりの部分もYBファンが固まっている。

1点リードで向かえた7回裏、YBは決定的とも思えるだめ押し点を取り、2点をリードする。投手陣は川村、横山、阿波野、五十嵐とつないで8回をよく投げました。そして9回表はもちろん佐々木。

しかし....。先頭の山崎をあっさりと歩かせて、続く大西はレフトに高く打ち上げた。鈴木が見送っている。え? ホームラン? 大西は今季初のホームラン。プロ2本目。まさかの同点。

佐々木は10回までを何とか抑えて、11回は島田にリレーして、ドラゴンズの得点を許さない。そして11回裏、佐伯のヒット、石井のバント失敗で一死1塁。ここで波留はボテボテのピッチャーゴロ。一塁への送球がワンバウンドとなってファースト山崎が取れない。一死1,2塁。鈴木尚典は二塁ゴロ。危うく併殺を逃れて二死1,3塁。ローズは敬遠気味に歩かされて二死満塁。バッターは満塁男駒田。前進守備のレフトの頭を越えるサヨナラタイムリー。駒田のヒーローインタビュー。「あともう少しです。応援よろしくお願いします」でした。拍手!! サヨナラの瞬間、あんなに嬉しそうな駒田を見たのは初めて。涙が出てきました。


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