プロ野球観戦記

C-YB 20回戦(1998年8月7日 広島市民球場)



YB = 020 003 030 = 8
C  = 020 000 030 = 5

勝利投手=野村
敗戦投手=高橋建

はじめての広島市民球場。広島の繁華街のすぐ近くにある。こんなに素晴らしい立地条件で、どうして観客数が伸びないのか疑問に感じた。また、試合開始の18時20分は、まだまだ明るい時間。西に行くほど日没は遅い。レフトスタンドから見ると、真っ正面に満月が見えた。レフトスタンドに思いの外多数のベイスターズファンがいたことが意外だった。

カープの先発は高橋建。ベイスターズの先発は中5日で野村。カープの一発のあるバッターが並ぶ打線が恐い。

2回表、中根のラッキーな3塁打と谷繁のタイムリーで先制点。さらに石井のタイムリーで2点目。

2回裏、せっかく広島まで来たのだから江藤と金本のホームランを見たいなあ、と心の中で思った瞬間、江藤が一発。いやーな予感を感じたところ、続く金本も一発。いずれもソロホームランだったので助かった。

5回表、二死から鈴木尚典が「レフトフェンスを越える3塁打」。しっかり見てくれ、審判さんよ。いくら何でもひどすぎる誤審だ。レフトスタンドに陣取るカープ応援団も手をぐるぐる回していたぞ。その裏、レフト守備についた鈴木尚典は、ベイスターズファンに、ホームランだったことを確認して、とりあえず満足した模様。結果的には勝ったからよかったものの、場合によっては勝負の行方を左右する判定だ。

6回表、中根、谷繁を塁に置いて進藤が高く舞い上がるスリーランホームラン。8回表にもカープ山田の暴投と、鈴木尚典怒りのタイムリー2塁打で3点。6点差がつき、勝負合ったかに見えた。

江藤と金本のホームランを見たことだし、前田のホームランも見たいと思っていた。何と言っても、わたしがカープでもっとも好きな選手が前田。8回裏、しっかり前田がスリーランホームラン。しっかり3点差となって、佐々木の出番だ。

9回裏、佐々木が登板。ペレスに内野安打を打たれたものの、3三振を奪うピッチングで30個目のセーブ。

ベイスターズが勝ったからよいものの、11勝目をあげた野村は、「キレル」回があるのが心配。また久しぶりにホームランを打った江藤を眠りから覚ましてしまったのではないか、と心配してしまう。


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