プロ野球観戦記

BW-H 6回戦(1998年5月15日 グリーンスタジアム神戸)



H  = 001 000 100  = 2
BW = 410 202 40x  = 13

勝利投手=木田
敗戦投手=吉武

大阪出張観戦シリーズの最終戦は、グリーンスタジアム神戸のBW-H戦です。BWの先発4番は指名打者ニール。しかし体調不良によりBW側が交代を申し出て、H側も了承。ところが、1回裏の攻撃に入る前、審判団が両監督を交えて長い協議。どうやら公式記録員からDHが一度も打席に入らずに退くことはできないとクレームが入った模様。結果1回裏の打席にはニールが入った。1回表にはスコアボードに「4番藤本」となっていたのに。そしてそのニールの打席、何と3号2点ホームラン。王監督、公式記録員を恨んでいることでしょう。そういえばニールの背番号は今年は99。しかし場内アナウンスは「ナンバーシックスティーン」って言っていたぞ。

ニールはこの打席の後、藤本に交代。藤本ははじめて古巣を相手にすることになったわけです。藤本の打席ではレフトスタンドのホークス応援団がホークス時代の応援歌を演奏、なつかしかったなあ。南海ホークス時代から使っている応援歌だったと思います。

試合の方は木田のピッチングがすごかった。2回の3者三振。3回も失点するもののアウトは全部三振。3回までで奪三振7。その後は数えていませんが、10は取ったのでは? あんなに安定している木田を見たのははじめてです。

BW打線はイチローが4打点の活躍。わたしが見た試合でイチローが本格的に活躍したのははじめてです。結局BWは18安打で13点。一方的な試合になってしまいました。一応BWを応援するわたしですが、今年はすでにあきらめモードに入って、ホークス王監督の胴上げを見たいと思っているので、うれしくもあり、悲しくもあり、という試合でした。でもまだホークス首位です。

GS神戸は三宮から神戸市営地下鉄で25分くらい、「総合運動公園」で下車、徒歩1分。大阪の中心部からはちょっと遠い。また、神戸というと港町のイメージがありますが、GS神戸のある場所は海からはかなり離れている場所です。スタンドの向こう側に緑が見えて、さわやかな雰囲気のある球場でした。自然芝が目にまぶしい。やっぱり自然芝はいいですね。日本にも内外野自然芝の球場ができないものだろうか、という思いを一層強くいだきました。

そういえば、観戦中にスタンドにバルボンさんが現れました。トイレから戻って通路を歩いているときにすれ違ったので「こんにちは」と声をかけたら、バルボンさんも明るく「こんにちは〜」。うれしいですね。こういうの。


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