プロ野球観戦記

オールスターゲーム 第2戦(1998年7月23日 千葉マリンスタジアム)



CL = 002 000 001 = 3
PL = 001 011 000 = 3


川村が先発。好投を期待していたのですが....。レギュラーシーズンで今季0本塁打の大村(近鉄バファローズ)に被弾。何もオールスターの舞台で一発病を見せなくても。それ以外は4三振を奪う好投だっただけに残念。あの一発がなければ表彰ものだったかも。

3回表、石井琢がヒットで出塁。直後に松井が2点ホームラン。今日も完璧な当たりでした。

3回裏は川村が大村に被弾。そして5回裏、地元千葉ロッテマリーンズの平井が見せました。イチローに次ぐ打率を記録する平井らしいタイムリー二塁打。これで同点。6回裏には、これも地元の初芝がセカンドゴロ。併殺崩れの間に1点。これで逆転。

9回表、パリーグの守護神大塚(バファローズ)が、仁志にヒットを浴び、内野ゴロの間に2塁へ。その後三盗して一死3塁。ここで大塚は痛恨の暴投。もったいない暴投でした。後続を抑えてそのまま9回裏へ。

マウンドは8回に続いて趙。一死後初芝への投球中にアクシデント。治療のためベンチへ入る。スタンドからは「佐々木」コール。場内の映像もベンチの佐々木を映す。佐々木は今日は出番無しの予定。「佐々木」コールの中腰を上げてブルペンへ向かおうとしたところで趙が治療を終えてマウンドへ。佐々木は結局出番無し。その後、趙は初芝にヒットを浴び、再び場内の映像は佐々木を映す。これは趙に失礼だ。趙は高木大を敬遠。大村を外野フライに打ち取るが、松井に四球。二死満塁。しかし柳田をセカンドゴロに打ち取りゲームセット。趙のアクシデントの内容が気になるところです。

この試合途中出場した鈴木尚典(横浜ベイスターズ)はライトの守備に入ったが、これは危なっかしかった。フライがあがるたびにハラハラしましたよ。わたしは。何事もなくてよかったです。

それから、のべつまくなしに旗を振っていた外野席の「応援団」。いったい何をしているの? オールスター戦なんだから一流選手の一流プレーを期待して観ましょうよ。席をあんなに占領して、いったいどういうつもりなのだろう。日本のプロ野球ファンは、トランペットに合わせて手拍子しないと観戦できなくなってしまったのだろうか。わたしも「熱狂応援」は嫌いでは無いですが、オールスター戦にまでトランペットに手拍子は考え物だと思います。そういえば第1戦のナゴヤドームで、旗をグラウンドに入れて試合を妨害したていた連中がいたましたが、あの旗って静岡でYB-T戦を妨害した連中の旗に似ている気がする。同じ奴らでは?


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