プロ野球観戦記(番外編)

サントリーモルツ ドリームトーナメント'98(1998年7月6日 東京ドーム)

モルツ球団 対 横浜サウージ



Y  = 000 000 0 = 0
M  = 003 010 x = 4


横浜サウージは、全員が横浜の高校教師というチーム。早朝野球で好成績をおさめている。

対するモルツ球団は、豪華投手陣。先発から村田兆治、西本聖、宮本和知、北別府学、そして最後は江夏豊。打順は真弓、田尾、張本、バース、山本、田淵、原、高木、庄司。いやー、涙が出てきそうなメンバーです。見に来ていた子供たちは、何を大人たちが歓声上げて拍手しているのかわからなかっただろうなあ。

村田兆治、かっこよかったぁ。あのマサカリ投法をまた見られるとは。しかもフォークボールで三振をとっていました。ロッテに戻って連敗を止めてあげたらどうだろう。 とにかくこれだけでも見る価値がありました。西本、足を高くあげていましたよ。昔のままです。フォームは変わらないものです。宮本はまだ現役同然ですね。北別府は相変わらず淡々と投げているし。そして江夏。腹はとんでもなく突き出ていて、みっともない体型になってしまいましたが、投球フォームは昔のまま。(若干誇張あり)もちろん受けるキャッチャーは田淵。江夏と田淵のバッテリーです。投球練習ではうわずっていた球が、いざプレーボールがかかるとばしばしとストライクが入るあたりはさすがです。

ところで9番打者の庄司ですが、この中では一番地味な選手ですね。知っていますか。ジャイアンツ、オリオンズに在籍していました。ジャイアンツ時代いはイースタンリーグで四冠王になったこともあります。四冠王=打率、打点、本塁打、盗塁しかしジャイアンツでは一軍の層が厚すぎて出場機会に恵まれず、オリオンズに移籍。移籍後は一軍で活躍できました。こういう地味だった選手を見ることが出来たのも嬉しいことです。

東京ドームのバックネット裏で見たのもはじめてです。


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