熾烈な最下位あらそい

T == 200 002 000 = 4
YB = 031 011 000 = 6

熾烈な5位争いを続ける両チームの対戦ということで、妙に盛り上がっていました。ベイスターズは三浦、関口、盛田、佐々木のリレー、タイガースは藪、川尻、湯舟、田村のリレー。両チームとも負けるわけにはいかないという意思が伝わってきます。
ベイスターズ先発の三浦は1回2アウト満塁から内野安打2本で2失点。今日もダメかなと思ってしまう、立ち上がりでした。結局2回を2失点。ダメなときの三浦でした。残念。

2回裏2アウトからフォアボールとヒットで2,3塁になり、三浦の代打宮里が同点2点タイムリー二塁打。久しぶりに代打的中ですね。その直後に石井が勝ち越しタイムリー。みごとな2アウトからの攻撃でした。

3回からはベイスターズはピッチャー関口。途中星野にまさかのホームラン(今シーズン2号)を浴びたり(この人前には山田にもまさかの1号ホームランを浴びた)、暴投したりでハラハラさせながらも5イニングを2失点で切り抜けました。

3回裏ランナーを2塁において、打順は5番ブラッグス。この前見たツーベースも痛烈な打球でしたが、今日のはそれを上回るまさにフェンスに一直線の当たり。あと弾道が5度上向きだったら、スタンドに一直線でした。タイムリーツーベースとなって1点追加。打球が速すぎてセカンドベースにスライディングして何とかセーフという当たりでした。解雇が決まっているブラッグスということで、スタンドは大歓声でした。次の回守備についたときには、もちろんライトスタンドから「ブラッグス」コール。笑顔で手を振っていました。また背番号44のユニフォームをつけたファンが最前列で立っているのを見つけて、グラブをその人に向けて吹き出すように笑っていました。もうあの鋭い打球も笑顔も今年限り見られないかと思うと、淋しいですね。

その後石井のホームランで3点差にしたのに1点差までつめよられた、6回裏ツーアウトから谷繁がフォアボールで出塁してすぐ盗塁、ここで代打川端がタイムリー。こういう攻撃がどうしていつもできなかったのだろうか。

そして8回は盛田、9回佐々木の久しぶりのダブルストッパーでした。この二人はまったく危なげのないピッチングで完璧に抑えてベイスターズ勝利。これで単独最下位はなくなりました。

タイガースは楽しみにしていた中西は出ませんでしたが、木戸が途中から出場し、しかもツーベースヒットを打ったりして大歓声を浴びていました。やりましたね。中西も見たかったです。

[わたしの必勝法(1)] 関内駅まで横浜市営地下鉄で行く。
[わたしの必勝法(2)] リードするまでビールは飲まない。
[わたしの必勝法(3)] リードしたらすかさず飲む。
これを全部守れば確実です。多分。いまごろになってコツをつかみました。遅かった。

おまけ 試合終了後応援団がいつものように外野席の外で旗を振って応援していましたが旗のなかには「長州xx会」とか「BayStars九州」とか「広島xx会」とかの旗もありました。最終戦が近いと言うことで、応援団も全国から集まって来ているのでしょうか。ベイスターズの応援歌が一通り終わったあとには、「燃えよドラゴンズ」や立浪、山崎とかの応援歌まで演奏していました。ジャイアンツの優勝だけは阻止したいということのようです。