川崎市高津区近辺の情報

わたしが居住している川崎市高津区近辺の情報です。大して役に立たないと思いますが、興味を持っていただければ幸いです。私が現在住んでいる場所の最寄り駅は東急田園都市線の「梶が谷」駅です。「どこに住んでいる?」のような質問をされると結構困ります。「川崎」というとJR川崎駅近辺を想像する人が多いし、「梶が谷」と言うと大概の人は知らないし....。そんな地域を少しでも知ってもらいたいと思って、このページを作成しています。


更新終了のお知らせ(2004.04)

2004年4月、10年間にわたって居住した高津区を離れました。このページの更新はこれで終了です。このページ自体は残しておきますが、今後の更新はありません。ご愛読(?)ありがとうございました。


川崎市

神奈川県の二つある政令指定都市の一つ(もう一つは横浜市)。県庁は横浜市にあるので、日本に二つしかない県庁(道庁)の無い政令指定都市(もう一つは北九州市)。東京と横浜にはさまれた細長い形状をしている。多摩、麻生、宮前、高津、中原、幸、川崎の7区で構成される。

「川崎」といえば公害都市のイメージがあるが、中部から北部にかけては決して工場地帯ではない。いわゆるベッドタウンです。中には溝の口のような商業地もあります。

川崎市の公式ページ位置やあらましが記述されています。川崎市は市制施行が1924年、政令指定都市に移行したのが1972年です。人口は120万人。


高津区

南北に細長い川崎市の中部になる。多摩川をはさんで東京都世田谷区と向かい合う地域です。「溝の口」が中心となる商業地です。岡本太郎さんの出身地としても知られています。

高津区のあらましについては高津区ホームページをご覧ください。


梶が谷

▲ 東急田園都市線「梶が谷」駅と駅前通り(エルカジ通り)

▲ 梶が谷駅近くの桜。毎年通勤時にこの桜を眺めていました

梶が谷駅は、私の現在の住所の最寄り駅です。駅近辺にはスーパーの東急ストア、ファストフードのモスバーガー、フレッシュネスバーガー、ファミレスの不二家レストラン、文教堂書店、パチンコ屋さん、蕎麦屋さん、ドラッグストア、美容院、花屋さん、お菓子屋さんなど、決して多くはありませんが生活するには十分な種類のお店がそろっています。

また、狭い地域にコンビニエンスストアは何件もあります。ローソン、ampm、ファミリーマート、サークルKなどです。生活には不便はありません。近くに高津郵便局(高津区の中心郵便局)があるのは便利です。

「梶が谷」の名の通り土地は激しい起伏があります。私の住んでマンションの部屋は5階なのに、窓を開けると斜面が窓の下にあるので2階くらいの雰囲気です。また、自宅から駅に行くには階段(公道)を上らなくてはなりません。走ったり歩いたりすると運動不足解消になる土地です。隣の駅は宮崎台、その隣は宮前平、反対側の隣は溝の口。起伏があるのが分かる地名だと思います。

梶が谷駅前通りの愛称が決まりました。「エルカジ通り」だそうです。エル字型の通りであることと梶が谷の「梶」、さらにカジュアルの「カジ」も絡んでいるようです。でも、この愛称って未だに見かけませんね。「E電」みたいにならなければいいけど....。


東急田園都市線

東急田園都市線は正確には二子玉川園から中央林間ですが、ほとんどの電車が地下鉄半蔵門線の水天宮前から新玉川線を経由して中央林間まで三つの路線を直通運転しています。高津区内には二子新地、高津、溝の口、梶が谷の4駅があります。私の最寄り駅梶が谷は渋谷から各駅停車で25分くらいです。

通勤では梶が谷駅から表参道駅までこの路線に乗ります。いつも桜新町で急行に追い抜かれる電車を使っています。もちろん他に比べて空いているからです。朝の混雑している電車は大嫌いです。

水天宮前〜半蔵門線〜渋谷〜新玉川線〜二子玉川園〜田園都市線〜中央林間の沿線各駅と乗り換え路線を書いておきます。

時々会社の帰りに水天宮前駅まで40分くらい歩きます。そして梶が谷まで座って帰る。45分座るために40分歩くわたし。

※ 新玉川線(渋谷−二子玉川)の名称は、従来の田園都市線(二子玉川−中央林間)とあわせて「田園都市線」に統一されました。また「二子玉川園」駅は「二子玉川」駅に解消されております。

※ 半蔵門線は、水天宮前から押上まで延伸されました。押上から先、東武伊勢崎線と相互乗り入れを実施しています。この結果、東急、営団、東武のそれぞれの車両が入り乱れて運転されています。


南武線

最寄り駅の梶が谷から田園都市線で一駅渋谷寄りの「溝の口」は、JR南武線との乗り換え駅。田園都市線は「溝の口」だけど、南武線の駅は「武蔵溝ノ口」。南武線は川崎と立川の間を約1時間で結ぶ路線です。田園都市線とはひと味違った雰囲気があり、大好きな路線のうちの一つです。府中で競馬とかある日には、それらしい人たちで満員になったり、夜、川崎を発車する電車は変なよっばらいが多かったり、いい味を出しています。


溝の口

溝の口は南武線の項に書いた通り、田園都市線と南武線の交差する街です。元々ごみごみとした物価の安い下町的な雰囲気の街ですが、最近では駅前付近の再開発工事が盛んに行われていて、工事前の街並みを思い出すのも難しいほど雰囲気が変わってきています。実は、溝の口に4年ほど(1988年〜1992年)住んでいたことがありますので、工事で変わって行くのがちょっと寂しい気がします。

駅西口の細い路地の商店街にある「レストランはせがわ」(大衆食堂です)のランチはオススメです。\600で日替わりのおかずと、ご飯(ライスって言い方嫌いです)、豚汁のセットです。ここの豚カツもおいしい。この街で美味しいラーメン屋さんを探しているのですが、いまだに見つかりません。さびしいことです。

都市銀行は第一勧銀、住友銀行、さくら銀行があります。住友銀行は駅前再開発工事のため仮店舗に移転中でしたが、1997年9月16日、NOCTY(駅前のショッピングセンター、次項参照)の中に新装開店しました。

溝の口には、パソコンショップ「コムドック」があります。駅前広場のペデストリアンブリッジを降りて、JR南武線を背にして進むと、道の両側に(つまり2棟)マルエツ(スーパー)があります。この右側の方の3階がパソコンショップ「コムドック」(ノジマ電器)です。極端に安いわけではありませんが、そこそこの値段で売っています。品揃えはイマイチですが、ここは渋谷の「ビッグカメラ」の値段を強く意識しているようですから、買い物のときにはそのつもりでいるといいことがあるかもしれません。また、このビルの4階、5階には本屋さん「文教堂書店」が入っています。ここはコンピューター関連の書籍、雑誌の品揃えが極端に良く、輸入書籍まで置いています。これは近所に住む者にとってはとても便利です。文教堂書店は、駅前のショッピングビル「NOCTY」(後述)の中にも出店しています。こちらも品揃えは多数。


溝の口再開発事業とNOCTY

溝の口駅周辺の再開発工事が進み、1997年9月12日、駅前のショッピングセンター「NOCTY」がオープンしました。NOCTYはJR武蔵溝ノ口駅の前にできたツインビルで、NOCTY1は数々の専門店が入ったショッピングセンター、NOCTY2は「マルイファミリー」を中心に、銀行、郵便局、食料品店などが入っています。上の方は「高津市民館」というホールになっていて、公的な物も含めた様々な催し物が開かれています。

1997年9月15日、早速NOCTYを見物(結局何も買い物せず)してきました。思っていたより混雑していませんでした。天気が悪かったからでしょうか。溝の口の街に不釣り合いな、きれいなビルです。「文教堂書店」の大型店舗がNOCTY1に入っていました。これは嬉しい。レストラン街にはビアホール(銀座ライオン)も。「マルイファミリー」は普通の「マルイ」とあまり品揃えに違いはなさそうです。いままで「マルイ」で服を買うときには川崎まで行っていたのですが(渋谷はガキで混雑しているからねぇ)、少し交通の手間が省けそうです。

これを機に駅前のバスターミナルも一部オープン、東急溝の口駅とJR武蔵溝ノ口駅を結ぶペデストリアンブリッジもほぼ完成しています。武蔵溝ノ口駅前の道路構成も少し変わっています。

蛇足ながら再開発で撤退させられた小さいお店がどこかで営業しているのかどうか、これからじっくり探してみたいと思います。

1997年9月22日、再びNOCTYを中心に溝の口を探索してきました。道路の構成がちょっと変わっています。JR武蔵溝ノ口駅前を南武線に沿った道路で北上すると、いままではJRの駅を過ぎたあたりでやや向きを変えて、南武線に沿わずに国道246方面に抜けていました。変更後は、JRの駅を過ぎても向きを変えずに田園都市線の高架下を通り、南武線に沿った道路に抜けられるようになりました。

NOCTYの中を歩いていて、再開発事業で取り壊されたカレー屋さん「デリー」が軽食コーナーで営業しているのを発見。これはうれしい。でも胃がむかついていたのでパス。

JR武蔵溝ノ口駅付近の南武線の南北を結ぶ自由通路が暫定開通しています。朝6時から午後10時までだけですが、ペデストリアンブリッジと南武線北側を結ぶ歩道橋程度の橋を通行可能です。ゆくゆくはJRの駅が橋上駅化され、この通路も立派な通路になるはずです。

1998年10月14日追記。いろいろ歩いてみて、ここだけは改善してほしい点がひとつだけ。NOCTYの両館の間を走る道路には横断可能な場所が無く、歩行者がこの道路を渡るには階段またはエレベータでペデストリアンブリッジに上るしかないことです。お年寄りや車椅子の人にはつらいところのはず。歩行者用の信号ひとつ作ることで、すべては解決するのですけど。誰に言えばいいんだろうね。こういう苦情。

11月8日追記。以前、JR武蔵溝ノ口駅前で営業していた和菓子屋さん「青柳」がNOCTYの食品店街で営業してるのを発見。

1998.04.25追記。NOCTYの地下1階、「好餃子(ハオチャオズ)」の餃子がうまい。おすすめします。

1998.08.11追記。JR南武線の武蔵溝ノ口駅が、橋上の新築駅舎に移りました。いったいいつの間に? (1998年8月9日だったことを後日になって知りました)少なくとも8月5日はまだ開業していなかったはず。橋上駅舎には、駅前広場のペデストリアンデッキから直接入れます。また橋上なので、直接南北両側に出られます。田園都市線からの乗り換えは、雨の日でも全く濡れることなくできるようになりました。この結果、田園都市線からJRに乗り換えて立川方面に行く場合、従来は階段を降りる、改札を通る、階段を上る、階段を降りる、といった動作が必要だったのですが、これが改札を通る、階段を降りる、だけで済むようになりました。これは便利です。

1998.08.31追記。JR武蔵溝ノ口駅から南武線登戸方面に向かって左側を走る道路の構成が9月1日から変わりした。洗足学園のちょっと北にバスロータリーがありますが、このロータリーを起点に片町の交差点(セブンイレブンのところ)まで道路が新設されした。旧道路はどうなるのでしょうね。前述の通り、JRの駅から直接こちらの方面に降りることが出来るようになりましたから、何らかの再開発を計画しているものと思います。

1999.01.31追記。JR武蔵溝ノ口駅上りホームが川崎方向に約3両分ほど移動しました。また、下りホームにエスカレータが設置されました。東急溝の口駅からJRの臨時改札口方面に降りる階段が廃止され、JRの臨時改札口も廃止されました。東急とJRの乗り換えはいっそう不便になった印象があります。


近所の散歩道

多摩川の河川敷を二子新地から登戸まで散歩するのが好きです。だいたい1時間半くらいです、のんびり歩いて。草野球や草サッカーを見ながら歩くのって気持ちいいですよ。特に春先はいいですね。


「たまプラーザ」駅から羽田空港へ直行バス

田園都市線たまプラーザ駅から羽田空港への直行バスが走っています。所要時間は約50分。

いままで田園都市線沿線からは、川崎駅まで出てバスで行く、新横浜駅まで出てバスで行く、大井町まで出てバスで行く、JRの浜松町経由モノレールで行く、水天宮前まで出てバスで行く、などと比較的不便なアクセス方法しかありませんでした。田園都市線沿線住民にとっては朗報といえます。

本数は決して多いとはいえませんので、あらかじめ時刻を確認してから利用する必要がありそうです。この路線は東急バス、京浜急行、臨港バスの3社が共同運行します。


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