WACARSに使用しているPC

WACARS用PC

WACARS専用PCで、余っていたパーツを流用して組みました。

CPU PentiumIII 600EMHz
Memory 256MB PC100 CL=2(128MB*2)
M/B Gigabyte GA-6IEML(i815E B-step)
HDD 10GB(IBM DTTA-351010)
VIDEO On Board
Sound Sound Blaster PCI 4.1 Digital
DVD-ROM HITACHI GDR-8160B(DVD-ROM x16、CD-ROM x48)
LAN On Board(10/100Base)
FDD 3.5inch 2Mode
CASE Yeong Yang YY-A102(Micro ATX 200W)
OS Windows2000SP2

スペックは、こんな感じです。

PCの中

マザーボードは、GigabyteのGA-6IEMLでチップセットはi815E B-stepで、Video、Sound、LANオンボードの至れり尽せりなMicro ATXマザーです。

本来なら、PCIスロットには何も挿さずにいけるのですが、ACARSデコードはサウンドカードとの相性があり、最初オンボードのAC97CODECを試してみましたが全然ダメダメで、CT5880チップの載ったSound Blasterの一番安いカードを挿しました。Sound Blasterで試してみると、かなり良い感じでデコードしてくれました。

今回使用したケースはMicro ATXケースで、このケースは良いところは、ロープロファイルではなくフルサイズのカードが使用できるところです。ACARSデコードマシンということで、もしオンボードのサウンドとの相性が悪かった場合、新たにサウンドカードを挿す必要があったため、ロープロファイルのサウンドカードが存在しないので、フルサイズのカードが使用できるMicro ATXケースが必須条件でした。

マザーボード上にドライブが被さります。

3.5インチベイが2(内シャドウベイ1)、5インチベイが1で、拡張性に関しては省スペースマシンとしては標準的なところ。写真のように5インチベイがマザーボード上に被さりますが、そんなに中をいじくりまわすマシンではないので無問題。今回初めてスマートケーブルなるものを使用してみました。予算の関係上、HDDのみ高品質のものを買いました(^^; FDD、DVD-ROMは安いやつにしました。

ドライブは縦置き。

写真のようにドライブは縦置きになります。本当はケースに合わせて、黒色のDVD-ROMドライブを探したのですが、無かったため日立ドライブにしました。ベゼルを自分で塗装しようかとも考えましたが、ケースの蓋で見えなくなるし面倒なのでやめました。ちなみにケースのLEDは、パワーランプを高輝度青色LED、HDDアクセスランプを高輝度赤色LEDに換装済みです(^^

200W電源

200W電源が搭載されているのですが、こいつのファンが爆音仕様!ネットで検索してみると、ファンの鉄板の部分を切り取ると静かになるという情報があったので、サンダーで切り取りました。そのままでは危険なのでファンガードを取り付けてみましたが、少しは静かになったようです。それでもまだ静音といえるレベルではありません。ちなみにこの電源、小さいながらもPentium4にも対応しています。

その後、しばらく使用していたら、このファン止まってしまいました・・・(^^;

ファンレスヒートシンク85EX60X64

さらなる静音化を目指してCPUのファンレス化に挑戦しました。今回使用したのが、サーマルコンポーネント社のファンレスヒートシンク85EX60X54です。通販で3000円で購入しました。

M/Bに装着した様子

M/Bに装着すると、こんな感じです。まさに剣山です(w

ケースファンでヒートシンクを冷却

さすがに全くファン無しでは火を噴いてしまいそうなので、Panafloの8cmファン(1900rpm,0.68m/min,21dB)の風をヒートシンクにあてて冷却しています。これで今のところ問題無しで、連続24時間以上稼動していても大丈夫です。

スマートドライブ

人間という生き物は贅沢なもので、CPUをファンレスにしたらハードディスクの音が気になるようになりました(^^; そこで、次なる静音化のために購入したのが、グロウアップ・ジャパンスマートドライブです。

スマートドライブ

内容物は、スマートドライブ一式とHDD用電源延長ケーブルと固定用のネジです。材質はアルミニウム製で、結構ずっしりとしています。最初は、ノートパソコン用の2.5inchのハードディスクに換装しようかと思いましたが、既存資源の活用と節約のためにスマートドライブを購入しました。

スマートドライブにハードディスクをセットする

ハードディスクをスマートドライブにセットします。

蓋を閉めて、ネジを締めて組み立て完了。スマートドライブからは、IDEケーブルと電源ケーブルのみが出る形になります。

スマートドライブは5インチベイに取り付けるため、5インチベイが1つしかないこのケースでは、CD-ROMドライブを取り外しました。CD-ROMドライブが無くなってしまいましたが、どうせOSのインストール時ぐらいしか使わないので問題無しでしょう・・・(^^; 

スマートドライブの奥行きは約18cmで、5インチベイに取り付けてみると、CPUのヒートシンクと干渉するギリギリの差で何とか収まりました。

で、早速電源のスイッチを入れて、起動テスト。結論から言うと、スマートドライブの効果はあります。だいぶハードディスクの騒音が減りましたが、完全な無音とまではいかないようです。次なる静音化は、ノートパソコン用の2.5インチハードディスクへの換装でしょうか・・・


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