音楽喫茶♪バッハ・ライブカフェ♪


〓〓本日のプログラム〓〓
(第3回)実況中継「1730年ライプツィヒのコーヒーハウスから」


皆さん、こんにちは。バッハ・ライブカフェ委託特派員のドクです。
愛車デロリアンに乗って、遥か1730年のドイツにやって来ました。
私はいま、ライプツィヒにあるコーヒーハウスからお伝えしています。
毎週ここで行われる、コレギウム・ムジクムの演奏会がこれから始まるところです。
店内はコーヒーやビールを片手に語らう人々で賑わっています。
ステージでは、出演者が楽器の調律をほぼ終えました。
今、拍手に迎えられて、バッハがステージに登場しました。
さあ、いよいよ演奏が始まります。
.........。
あ、何ということでしょう!
人々のくつろいだざわめきの中で、既にフルートソナタ第5番が始まり、流れていきます。
この様な演奏会があったでしょうか?
「私の音楽に耳を傾けて聴いてはいけない」と言っていたサティ氏が見たら、さぞ感激するでしょう。
いずれにしても、私たちは、しばらく演奏に耳を傾けましょう。

フルートソナタ第5番ホ短調BWV1034第1楽章




(第2楽章 省略)
(第3楽章 省略)
.............
楽章の切れ目で、バッハが立ち上がり、客に向かって話しはじめました。

「皆さんに、きょうは、はるばる日本から修行に来ている2人を紹介します。
フルート奏者の有田正之助さん、リュート奏者の佐藤豊左衛門さんです。
めったにない機会ですので、第4楽章は、この2人に、
日本のフルート(尺八)と、日本のリュート(三味線)を使って演奏していただこうと思います。」
店内は一瞬静まり返り、どよめきとともに拍手が広がりました。
それでは、わたくしたちも、しばらく耳を傾けることにしましょう。

フルートソナタ第5番ホ短調BWV1034第4楽章


皆さん、聞こえているでしょうか?
これは、まるで、ジャズですよね!
この時代にはまだその言葉は生まれていなかった「ジャズ」を、何と、バッハとその仲間たちは、コーヒーハウスで客たちと楽しんでいたことがわかりました。


タイムマシンに乗ってやってきた1730年のドイツ、ライプツィヒからの第1回レポートを終わります。
次回のレポートでまたお合いできるのを楽しみにしております。
それでは、BACH to the future !
尚、この番組は、時代を超え国を超えてバッハの音楽をつなぐ、「バッハ・ライブカフェ」がお送りしました。(ドミソ・ドー)

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