いい写真伝導師の三脚ワンポイントアドバイス

その1

三脚を扱うときはまっすぐ立てて扱います。

三脚を好みの高さに伸ばしてすえるとき、皆さんは、どんな具合に三脚そのものをお持ちになりま すか?あらためてこう質問されると、「ハテ、どんなふうに持っているのだろう?」と自問なさる 方が殆どでしょう。それほど、三脚の取扱は無意識のうちに行われているのです。いいかえると、 どう扱ったらいいのか、わるいのか、まともに取りあげて考えられることのない撮影用品な のです。

正解は「まっすぐ立てて扱うこと」です。横に倒して持たないことです。 まっすぐ立てて伸縮すれば、三脚そのものの重さを支えるだけですみます。倒したり寝かしたり すれば、三脚そのものの目方以上に重さを感じます。周りに人がいればハタ迷惑です。水仙や ボタン園等では、花を傷める心配もおおいにあります。こういう人が増えると、「園内三脚使用 禁止」の看板が目立つようになってしまいます。小さいころ、竹ぼうきを逆さにして手の平に 立てて遊んだことを想いだして下さい。

ハタ迷惑にならず、不要な目方を感ずることなく、快く扱うために三脚はまっすぐ立てて扱いま しょう。

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