最終更新日:2006年9月13日

この場所は、2006年の夏休みに家族旅行に行った場所です。
北海道に来てから初めての旅行! 北海道らしさを見に行ってきました。



名 称  しきしま荘 (天人峡温泉) 
場 所 〒071-0393 上川郡東川町天人峡温泉
問い合わせ先 フリーダイヤル : 0120-282808
ホームページ http://www.sikisimasou.jp/
 7月初旬に「せっかく北海道に住むんだから、温泉を楽しみに行こう!」って言うことで、
「旭山動物園に子供を連れて行こう!」企画を念頭に、旭川方面で、温泉探し・・・
 インターネットを駆使して宿探しですが、温泉地がどんなところかわからないので、地図
首っ引きで探して、たどり着いたのが「天人峡温泉」(てんにんきょう温泉と読みます。)
でした。
 天人峡温泉は、
松山多米蔵さんと言う人が1894年に忠別川で鉱物資源を探すために、
この地を訪れた時に偶然発見され、1897年に松山温泉として開設され、1937年に
現在の天人峡温泉の名前としました。天人峡温は、大正時代から昭和初期に有名になり、
電車(東川村)やバスや道路が拡充され大きく発展したそうです。
柱状節理(ちゅうじょうせつり

この峡谷の両側の山肌には、柱状の岩が林立?しています。
この柱は、柱状節理(ちゅうじょうせつり)と言って2万年くらい昔に形成されたものだそうです。


旭岳の東方にお鉢平と呼ばれるカルデラが有りますが、このカルデラは約3万年前に、大きな火山が
噴火したものです。この噴火に伴い、大規模な火砕流が発生しました。 その火砕流が現在の忠別川
付近の谷を駆け下り、火山灰が150メートルから200メートル近く堆積し、その灰自体の重さや熱で、
再溶解し、再度冷えて固まるとき体積を収縮させ四角形や六方称形の形に変形し固まり、谷を埋めて
しまいました。その後、その上を忠別川が流れ、1万年近くの歳月をかけて侵食し谷となり、岩を削って
今のような景色を見ることができるようになったそうです。

しきしま荘から見た柱状節理(ちゅうじょうせつり)

部屋専用の温泉風呂

しきしま荘玄関で・・・
曇り空の中、札幌から旭川を経由して、夕方に「しきしま荘」にやって来ました。 
 今回の旅行は、2泊3日で1泊目は贅沢しよう!と、この宿の、特別室なるものを予約しました。 
 部屋に入ると、和室が2部屋と脱衣所そして、脱衣所の向こうには・・・・部屋専用のお風呂が有ります。
 早速、入浴しました。 今まで、他の温泉では、部屋を出て、浴場へ・・・もしくは、家族風呂に・・・って言う段取りですが、ここは、隣の部屋が即浴場! しかも、予約もなにもない。当然貸切状態で気を使わない。
 ゆったりと、忠別川のせせらぎを聞きながら、時間を忘れて入ってしまいました。 当然、子供たちも人様に気兼ねなくおおはしゃぎ? これは、良いです! 

 また、食事も夕食・朝食伴に部屋食で、しかも、多すぎるくらいの食事で、大満足!状態でした。 
 私は、この日の3日前に体を壊して、お腹の体調がまだ、悪く・・・うまい、食事を目の前に、涙・・涙・・・  全部食べる事ができませんでした。

宿が、改装直後だった為か、設備は新しく好印象でした。 ホールの香の香りも結構良かったです。
 あえて欠点を探すと、一般の入浴場の露天風呂・・・すこし、狭くて小さいかな?って気がしました。(室内浴場は、OKでした。)
  



名 称  ファーム富田 
場 所 〒071-0704 北海道空知郡中富良野町北星
問い合わせ先  TEL 0167-39-3939 FAX 0167-39-3111
ホームページ http://www.farm-tomita.co.jp/
入場料金  無料
駐 車 場  200台
大雪山国立公園の天人峡温泉から、国道237号線に出て、国道を南下し中富良野に到着、国道から少し西にずれると、
「ファーム富田」が有ります。

このファームは、もともと、富田さんと言う個人経営のラベンダー畑だそうで、昭和50年頃に国鉄のカレンダー
に紹介され、知名度が上がり現在に至っているそうです。
ラベンダーの季節は7月と聞いていたので、正直、あまり期待してはいませんでしたが、遅咲き?のラベンダー
が迎えてくれました。
 でも、ホームページの写真を見ると、やっぱり7月頃の風景が一番良いみたいですね。

<ファーム富田 花暦>
4月 中旬 クロッカス
5月 上旬 スイセン・ムスカリ
中旬 チューリップ
下旬 アイスランドポピー・アジュガ
6月 上旬 春の彩りの畑・チャイプ・はまなす・サルビアプランテンシス
中旬 オリエンタルポピー・フランスギグ
下旬 ラベンダー
7月 上旬 ラベンダー・花人の畑・かすみ草・矢車草
中旬 ラベンダー・彩の畑・ホピー
下旬 ラベンダー・小町草・春車菊
8月 上旬 ラバンジン・カールドン
中旬 秋の彩の畑・ひまわり・マリーゴールド・コスモス
施設紹介

(時期によって、開園
時間が異なったりクロ
ーズしている場合が有
ります。)
花人の舎 1階は売店、2階は資料館(ファーム富田の歴史)があります。
訪問した時は、夏休み真っ最中の時期だった為か、外国人(韓国系)や日本人観光客でにぎわっていました。
ドライフラワーの家 ドライフラワーの展示では、日本最大級だそうです。
                (この施設には入れませんでした。)
ポプリの舎 オリジナル商品を販売するショップと軽食を食べられる施設です。
木造の建物で、こんな形の別荘をここで持てたらいいなぁ・・・
なんて、思うくらいのどかな建物です。
香水の舎 ラベンダーのエッセンシャルオイルを作っている建物。
 香水を作っている作業をガラス越しに見ることができます。
グリーンハウス 年中を通して、ラベンダーを楽しめる施設です。(温室)
蒸留の舎 ラベンダーからエッセンシャルオイルを抽出する為の蒸留工場。
 ラベンダーの開花期には、蒸留風景が見られるそうです。

 シーズンが終わったかな?と思っていましたが、結構見ることができました。

白い服を着た、ニイチャンが車椅子に座って
カメラテストしていました

少し、まばらになった花畑を背景に・・・
ここを訪れた時、韓国のTV局の撮影の、カメラテストが行われていたようでした。 (写真上)
 <スタッフが韓国語しゃべっていた・・・
    畑の中で、男性が車椅子に座ってカメラテストしてました・・・>
あちらでも、ここは、有名なんですね。


ここでは、まず、ラベンダーアイスクリームとカットメロンを頂きました。 やっぱり、北海道メロン・・・おいしいです。 
     アイスも、本場の味?って感じでした。
  
当日は、曇りで十勝岳を見られなかったのは、残念でした。 もっとも、この2日後・・・台風の影響で、すごい大雨が降ったと言う新聞記事を読み・・・実は、ラッキーだったのかも? と思うようになりました。

  



名 称  マイルドセブンの丘・ケンとメリーの木  (美瑛) 
問い合わせ先 社団法人美瑛町観光協会

〒071-0208
北海道上川郡美瑛町本町1丁目2番14号 四季の情報館内

TEL:0166-92-4378
FAX:0166-92-3234
美瑛町観光協会
ホームページ
http://www.eolas.co.jp/hokkaido/sikibiei/
JTのホームページ http://www.jti.co.jp/sstyle/museum/theater/trip/13/index.html
 マイルドセブンの丘 昭和52年にマイルドセブンのCMで有名になった丘と防風林?・・畑の真ん中(駐車場もなく、
観光バスなんて通れない・・・自家用車ですら、停めるスペース少ない。)にあります。
 道路途中まで案内看板があるのですが、その場所には、特に何も表示もなく、風景を事前に
知っていないと探すのに結構苦労します。
 「これかなぁ・・・」っていう感じで、不安になりながら、細い道に車を乗り入れます。 
訪問したときは、あいにくの曇り空・・・ まぁ、雨じゃなかった事を感謝して、写真撮影しました。
 (たしか、タバコのCM?パッケージ?ポスター?だったかな・・・
                       青空に飛行機雲だったような・・・)


夏の盛りに訪問したので、私達の他にも、家族連れが見に来ていました。

マイルドセブンの丘

ステージアとマイルドセブンの丘

美瑛の広大な畑

マイルドセブンの丘からケンとメリーの木に
向かう途中の道路風景
<ケンとメリーの木>>>
 昭和47年に日産のスカイラインのCMで有名になったポプラの木です。
 この車のCM(見たこと有りませんが・・・もしくは見たけど忘れてる・・・)に、この木が登場しているそうです。
 ケンさん?とメリーさん?のCMは当時、大ヒットしたそうで、車はもちろん、CMソングやシャツ等の関連商品も飛ぶように売れたそうです。
 (私も、中学の時に、ケンとメリーの傘のついたタートルネックを持っていて、着ていた記憶が・・・うっすらと有ります。 黒生地にオレンジの文字・記号だったような・・・)
 
ちなみに・・・
    
            こんな車でした。

       
        こんなマーク?でした。

 「マイルドセブンの丘」と違って、こちらは、ちゃんとした駐車スペースが有ります。ただ、木が道路沿いで歩道が有る訳ではなく、常に車に気をつける必要が有ります。 特に子供連れは注意!! です。

ケンとメリーの木

ケンとメリーの木

「ケンとメリーの木」の前に有るペンション
  
 「親子の木」(後で写真を見て、「見たかった・・・」と思いました。)
や「PHSの木」(マイルドセブンの丘に有るって言う事でしたが、後から
知った為、見たと思うけど・・・記憶にすら残っていない・・・)や、「パフィの木」
「クリスマスツリーの木」「哲学の木」等、いろんな木が有ります。
 丘にポツンと木が有るので目立つのかもしれません。

でも、この丘は、北海道のイメージを集大成していると思います。


追記:この2日後・・・台風の影響で、この街や旭川市に過去類を見ない大雨が降ったそうです。
曇りでしたが、ラッキーだったんですね。



名 称  層雲峡温泉 (大雪山国立公園) 
場 所 層雲峡ビジターセンター
●住  所 :〒078-1701 北海道上川郡上川町字層雲峡
  ●T E L :01658-9-4400 FAX:01658-9-4401
  ●開館時間 :6月〜10月(8:00〜18:00)
:11月〜5月(9:00〜17:00)
  ●入 館 料 :無 料
  ●休 館 日 :6月〜10月 無休
:11月〜5月 毎月曜日(祝祭日の場合は翌日)
年末年始12/31〜1/5

ホームページ:http://sounkyovc.town.kamikawa.hokkaido.jp/
上川町
ホームページ
http://town.kamikawa.hokkaido.jp/
層雲峡観光協会
ホームページ
http://www.sounkyo.net/japanese/index.html
層雲峡と言う地名は、この場所が昔、アイヌ語のソウウウンベツ(滝の多い川)と呼ばれていた事にちなんで1921年(大正10年)に大町桂月(詩人・歌人・随筆家・評論家)が命名したのが最初です。
 峡谷には、国道39号線が通り、その道路沿いに温泉街があります。 この温泉街は、カナダの山岳リゾートを意識した「キャニオンモール」として整備が進められたそうです。(あんまり感じませんでしたが・・・・) この温泉街周辺には、「層雲峡ビジターセンター」や「大雪山層雲峡ロープウェイ」「大雪山黒岳スキー場」やキャンプ場が有ります。

 層雲峡温泉の泉質は、単純温泉 硫黄泉で温泉にはあの独特のにおいがします。

毎年冬に「層雲峡氷爆まつり」が開催されているそうです。
 (札幌から自家用車で見に行くには雪道を何時間も走らなければならないので、ツアーか何かで行かない限りは、見に行けないなぁ・・・残念!)

黒岳五合目のロープウェイ「黒岳駅」展望台より朝陽山と層雲峡温泉街を見る。

この峡谷も天人峡同様に両側の山肌には、柱状の岩が林立?しています。
この柱は、柱状節理(ちゅうじょうせつり)と言って2万年くらい昔に火山噴火によって溜まった
火山灰が積もり、再融解し固まった場所を、石狩川が長い年月をかけ浸食し形成された峡谷です。
 天人峡とは、ちょうど朝日岳を挟んで反対側に有ります。

大雪山層雲峡ロープウェイの黒岳駅

黒岳駅周辺登山道

黒岳駅前に有った案内図

黒岳駅展望台で偶然見られた「虹」
(虹を見下ろすなんて珍しいです。)

黒岳駅に咲いていた花
層雲峡温泉の「朝陽リゾートホテル」に宿泊した翌日、「大雪山層雲峡ロープウェイ」に乗って、黒岳の五合目に行きました。 子供がもう少し大きければ、その先のペアリフトに乗って七合目まで行けたのですが、子供が小さすぎてここまで・・・ 黒岳駅の展望台に登りました。
 時々、雨が混じる天候でしたが、その代わりに大きな虹を見ることができました。
 
子供達が大きくなって、まだ私達家族が北海道にいたら、是非、ウォーキング(登山?)したいなぁ・・・
 なぁんて、思いました。



層雲峡宿泊先  朝陽リゾートホテル
場   所 上川町層雲峡温泉
問合せ先 01658-5-3911
ホームページ http://www.noguchi-g.com/choyoresort/
駐車場 100台くらい
 すみません、このホテルの写真・・・すっかり撮るの忘れていました・・・
前日に宿泊した「しきしま荘」とは、うって変わって、巨大?温泉ホテルです。 受付も当然ホテル・・・ロビーでは外国人の話し声が聞こえます。 部屋は、普通の部屋で、可もなく不可もなくって言うところ・・・ 食事もバイキング形式で、まぁまぁでした。 システムやコースによって違うのかな?
まぁ、料金が違うので(当然「しきしま荘」の方が高い・・・特別室なんで・・)比較はできませんが、ある意味こちらの方が、普通・・・なのかなぁ・・・と思いました。 
 このホテルで感心したのは、「家族風呂」(有料)です。 今まで、家族風呂にいろんな場所で入ってきましたが、脱衣所、風については、露天でないと言う点を除けば、福島県岳温泉「光雲閣」と同じくらいに設備や環境が良かったと思いました。(「光雲閣」は、なかなか家族風呂が取れませんでしたが、こちらは、家族風呂の部屋が多いらしくとりやすかった分評価高かったです。)
 男湯と女湯は、時間によって入れ替え制で「鳥の声」(露天:木基調)「川の囁」(露天:岩風呂基調)の二つの湯があります。個人的には、「鳥の声」の方がよかったかな・・・ 当然両方サウナ完備です。
 それから、岩盤浴(有料)なる施設が有り、たまたま宿泊コースに付いていたので、1時間ゆっくりと汗をかいてきました。  
  




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