NewAccordインプレッション



セダン不振の中97年9月新型アコードがデビューした。
そのデビューからちょうど1週間後ディーラの方に出向く機会があったので、いろいろと観察してきた。


展示車は4WDモデルのVTS!?
 さすがにSiRは期待していなかったが、台座の上に鎮座している車はシルバーのボディーに「4WD」のステッカーが貼ってあるではないか。見慣れぬ光景に少々驚いた。
 これまでアコードはミドルクラスセダンの中では唯一4WDがなかった。セールス氏曰く「お客様になぜアコードは4WDがないのかと言われる度に困っていたが、これで自信を持って勧めることができます。ディーラー側としては待望のグレードです」

 参考までに北海道でのMark2販売グレード比率で、4WDグレードのFourは全体の60%を占める。セダンでも4駆、これが北海道の常識になりつつあるようだ。
(おまけとしてスタッドレスタイヤのメーカー別シェアではBSが60%強を占める)

冒険心のないオーソドックスな外観
 パッと見、イヤミのない普通のセダンである。トップからテールにかけて尻上がりに一直線のラインで構成したボディーラインは、ある程度のスポーツ感を演出している。
 変に丸みを帯びているところはなく、どちらかと言えば日本人好みしそうな直線基調。ライト周りのデザインはほとんど先代と共通で、且つテール周りは日産のサニー、プリメーラに酷似だ。
 日本市場を意識するというのは誰が見ても違和感を感じないと言う点にあるのだろう。(シビック、プレリュードの縦目が失敗例か?)

ロゴが小文字化
 今まではACCORD、今回からはAccord、何で小文字になったのかは知らないが流れるような斜体になっていた。スポーツ感のイメージだとか。

ヘッドライトは先代とうりふたつ?しかしその中身は・・・
 先代のイメージを崩さないためか、ライト形状は全く同一と言ってもいいだろう。が、中が大きく異なっている。一部の上級車のものであった「キセノン・ディスチャージ・ヘッドランプ」の採用である。あの青白い光は対向車としてすれ違ったときでも「おおっ!HIDだ!」と見つめてしまうほど(危ないって)美しい。
 これを1.8Lモデル以外の全車に標準装備とはHONDAも思い切ったことをしたものだ。(某ライト会社ではHIDのフォグランプを16万で販売しております)
 ちなみにHIDを装着している車はほとんどロービームのみの装備だがなぜだろう。私はコストの問題と、パッシング時の反応の悪さ(HIDは蛍光灯のように点灯にタイムラグがある)が原因だと考えるが。
 HIDで明るさを得たためかライトにスモークが入っている。メーカーでこんなことをするようになったのかと驚いたが、ヤンキーでも何でもないおじさんに受け入れられるだろうか。

隠れた売りだったトランクは
 あまり知られていないがアコードのトランクの広さは以外と広い。私が所有するCA3型でも480Lもあり、今回のモデルでも446Lとまずまずだろう。しかも開口部がバンパー上部なので使いやすい。というよりバンパーはここから開かないと使いにくいと思うのだが。
 残念なのがトランクスルーがアームレスト部のみだということ。これは使えるようで使えない機能だと思う。CA3型ではガバッとリアシートが倒れたのに・・・ボディー剛性の問題かもしれないが、セダンでも大きいものを積む機会は多いのだ。(それを売りにしているカペラも的外れのような気がする)

質感の低いドア
 さていよいよ内部のチェック。ドアを開けて後部座席から乗り込んだが、ドアがなんか軽い。閉めたときの音が「パタン」とLogoと同じような音がした。4枚のドアすべてにドアビームが入っているらしいが、最近の車はここら辺の質感がない。

明らかに狭い室内
 3ナンバーから5ナンバーに回帰したわけだからある程度狭さは予想していた。が、横方向の狭さを強く感じた。後部座席は室内長に関して先代-10mmにとどめたようだが窮屈感は否めない。高さ方向もいまいち。先代がアメリカ人サイズだったことを考えるとこれでいいのだろうか?

フロントに乗り込みあれこれ


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