ゴルフコンペの写真撮影 コツとポイント

ゴルフ専門の写真屋が現場で培ったゴルフコンペでの写真撮影のちょっとしたアドバイスやヒントをご紹介します。
ゴルフコンペの写真撮影では、お客様に写真を配布する事まで考えるとシャッターを切る事以上に、その前後の段取りの方が重要かもしれません。せっかく撮った写真が逆光で真っ暗だった事はありませんか?これは事前の下見を行う事で十分回避できます。
撮影後の段取りをしっかりしておけば、お客様がお帰りになる迄に写真をお配りする事も可能です。
この様なちょっとした秘訣やポイントをご紹介します。コンペで写真撮影を任された方や幹事様は必見です。
楽しいゴルフコンペの思い出を奇麗な写真で残しましょう!

有限会社 フォトラボ・クイックサービス 平成16年8月設立
ゴルフ専門の写真撮影 主にゴルフコンペの記念品、参加賞として写真を納品しております。
即日納品、全国出張撮影可能です。大切な写真撮影がある場合は、是非ご用命下さい。


 
参加者全員での集合写真撮影

100名を超えるような大きなコンペでの集合写真は、集合時間や撮影場所も念入りに確認しておきましょう。
そのような大きなコンペでは集合するのに10分、撮影で10分は最低でも予定していた方が良いと思います。
また撮影場所は事前にゴルフ場の担当者と打合せを行い、場所や撮影時刻での太陽位置の確認をしておく事も大切です。
なるべく逆光にならない場所を選択し、背景を優先するか人物を優先するかを決めておく事も重要です。
大人数の集合写真を撮影する場合、脚立を使用し高い位置から撮り下ろす事により、お客様の表情を捉えやすくなります。
おおよその撮影時刻の太陽位置を確認するにはiPhoneアプリのSunSeekerが便利です。


山梨県河口湖のゴルフ場様での100名を超える集合写真です。お客様からのご要望により富士山を背景に入れての撮影です。

朝7時30分頃の撮影のため、太陽の位置が低くお客様は陰の中に入ってしまいましたが、シャッターを押す瞬間に、運良く太陽に薄く雲が掛かり、明暗差の少ない絵で撮る事ができました。
2mの脚立を使用したのでお客様の表情も多く捉える事ができました。

こちらの撮影で集合のアナウンスから集合完了迄で15分は掛かっていると思います。貸し切りであればまだ良いですが、貸し切りでない場合の集合写真撮影は、他のお客様にも迷惑をかける事になります。時間管理をしっかり注意しましょう。
   
 
組ごとの集合写真撮影

太陽の位置関係を事前に把握し、コースをバックに撮影するか人物の写りを優先するかを事前に決めておきましょう。
明るい曇りの日は逆光に神経質にならなくても大丈夫です。
立ち位置は離れすぎず近すぎないよう、肩が少し触れる程度の感覚で並んでもらいましょう。
ゴルフを連想させるアイテムとしてドライバーを持ってもらいます。スタートホールがショートの場合でも、ドライバーの方が見栄えが良いと思います。ヘッドの向きや握り方などクラブの持ち方を統一した方が見栄えが良くなります。
撮影は露出を変え、3枚程度撮影しましょう。特に逆光時はストロボの併用も効果的です。
笑顔の集合写真が撮れるように和やかな雰囲気を大切にして下さい。
私の場合は1枚目で露出確認、2枚目で押さえの1枚を確実に撮影し3枚目はお客様に話しかけ、皆様が笑顔になった瞬間を逃さず撮影しております。皆様が笑顔の集合写真はとても良い物ですよ。

 
ご来賓のお客様とお顔を一致させる方法

組ごとの集合写真撮影時に組み合わせ順に統一して並んでもらいましょう。
集合写真と組合せ表を照らし合わせる事により、お客様の名前とお顔を一致させる事ができます。

 
他のお客様と区別する為に

企業様でのお取引企業様コンペなどでは、大切なお客様であるにも拘らず始めてお会いする方も多い事もあります。
他のゴルファーと区別をする為に、見分けのつくリボンやバッチを付けておくと安心です。

 
露出補正について

白いティーフェンスを使用する場合や白い服を着ている人を撮影する場合、露出が極端にアンダーになる場合があります。
これはカメラが自動的に明るい物を撮影していると判断し、白トビしないよう暗く撮影してしまうからです。
これを防ぐ為には、露出補正というテクニックが必要になります。最近では逆光時でも適正露出で撮影できるコンパクトデジカメもあるようですが、逆光時はオートモードではなく、露出補正のできる撮影モードを選びましょう。
デジタルカメラは撮影してすぐ画像の確認ができるので、毎回露出を確認し適正露出で撮影できるよう心がけましょう。
また最近ではHDR(ハイダイナミクスレンジ)という機能のついたカメラも出てきました。従来では明るい所と暗い所が入り交じった写真の場合、どちらかに露出を合わせるとどちらかがアンダーやオーバーになってしまいあまり面白くありませんでした。しかしHDRを使用する事で簡単に明るい部分と暗い部分両方に露出を合わせた(レンジの広い)撮影が可能になります。積極的に活用してみて下さい。

 
ご来賓の受付時や歓談時の記録撮影

ズームレンズを使用しお客様が意識していない自然なカットが撮れるといいと思います。
また外付けのストロボのバウンスを利用する事で、薄暗いクラブハウス内でもその場の雰囲気を生かした撮影が可能です。

 
始球式、ティーショットの撮影

ショットでストロボが光ると失敗する場合があるので、ティーショットの撮影ではストロボの電源を必ず切りましょう。
ティーショットは動きが速いので可能な限り連射を使用し、撮りたい瞬間の前から連射でシャッターを切りましょう。
プレーヤーの後ろにカートやキャディさん、他のプレーヤーが映り込まないよう注意してください。
ルール説明時などでキャディバッグを確認し、左利きの人がいるかチェックします。
左利きの人がいる場合、キャディさんに何番目に打つか確認し、撮影時には反対側には回り込みます。

 
連続写真の作り方

撮影はカメラを三脚に固定し各コマがぶれないようにしっかりと固定します。
連射モードを使用しアドレス時からフォロー迄しっかりシャッターを切り撮影します。
連続写真の作成は、写真閲覧ソフトのプリント機能でインデックスプリントを使用すると便利です。
コマ数を合わせる場合は、似たようなコマを削除しコマ数を調整しましょう。
コンペ名や日付、ゴルフ場名を記入しプリントしましょう。
※弊社では秒間最高40コマの撮影が可能なカメラと自社開発の連続写真作成プログラムを使用し、当日のパーティー開始迄に即日納品が可能です。参加者が多い場合や当日手渡しをお考えの際は、安心で実績のある弊社を是非ご用命下さい。

 
有限会社 フォトラボ・クイックサービス
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