パチパチの
ニューヨーク便り
 


ALGONQUIN HOTEL    98.11.19

ブロードウエイでショウを見る時は、アルゴンクイン・ホテルのラウンジで待ち合わせることが多い(といっても2回だけ)。

「アルゴンクイン」っていうのは、もともとマンハッタン島に住んでいたインディアンの種族の名前なの。

ここは、1920年代に作家のドロシー・パーカーとその仲間たちがたむろしていたことで有名です。(受け売り)インテリアはクラシックでヨーロッパヨーロッパ風なんだけど、いつの?どこの国の?と言われるとわからない。(行ったこともないし。)壁の上の方(欄間?)には東洋風の墨絵みたいなのが描かれています。で、レストランが奥にあるのが見えたんだけど、それが世の中にこんなに暗いレストランがあるのかと思うくらい暗い。だって食事してる人たちの顔が全然見えない。停電でろうそくつけてるみたいなの。

この間、プラザ・ホテルに(トイレを借りに)行ったときは、混んでて、しかもアノラックみたいな姿のいかにも観光客という人が多くて驚いた。プラザの方が高級なんだろうけど、アルゴンクインの方が落ち着いてて、お客さんもドレッシー・カジュアル(黒のトックリ・セーターにベージュのジャケット、スエードのスリッポンとか)って感じの人が多くて、気分が盛り上がる。

あとね、この前、ミュージカルの帰りに「サッポロ」ってラーメン屋さんにいったんだけど、本当に日本みたいだった。なんか新宿とか下北でお芝居みた帰りみたいな気分になりました。


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