WIGSTOCKに行って来たよ。

３時くらいから始まって、ずーと立ったまま見てたんだけど、１０時位になってさすがに疲れたので、まだ、続いていたけど、帰ってきた。その間休憩が２回位あったんだけど、その間もだれかが、適当に前の方で踊ってたりするから、実際にはぶっ続けでやってるみたいな感じです。

ショウはいろいろありすぎて、もう覚えてられない位なんだけど、一つ印象に残ったのがあります。

最初、ディーバ（のつもりのドラアグ・クイーン）が出てきてゴーゴー・ボーイズと踊ってるので、「またかよー。自己満足ね」って感じって思ってみていたら、なんか、歌が、「筋肉男やモデルなんていらないわー」みたいな歌詞の替え歌になっている。あれ、と思ってると今度はレザーのベストを着た太ったでっかいおじさんが登場して、ゴーゴー・ボーイズを蹴散らして、ドラアグ・クイーンとかつてのルミ子・小柳&ケンヤ的なダンスを始めます。その内、ハーネスしたり、チェックのシャツを着たりしたおじさんがあと三人くらい出てきて、ゴーゴー・ボーイみたいなふりで踊るの。ぜんぜんかっこよくないんだけど、会場は大受けだった。

つまり、今時ゴーゴー・ボーイズVS一昔前のビレッジ・ピープル、って構成なんだよね。（今じゃゲイはビレッジ・ピープルじゃなくてチェルシー・ボーイだもんね。）

でも、立ったまま飲まず食わずでずーとショウを７時間も見てるなんて、ゲイじゃなきゃ無理だよね。

入場料が２０ドル（前売り１５ドル）なんだけど、これまでは無料だったみたいで、結構不満みたいだった。本当のディーバ（本物の女性歌手）も数人出演してて、自分には安いくらいに思えたけど。そういうものなのかな。

ウイッグストックがあっていいなあ、アメリカは・・・とは私は思わない。だって日本にほ、紅白歌合戦があるじゃない。ウイッグストックよりずっとメジャーでしょ。違いは、本当の女か否かだけ。
ウイッグのでかさ、衣装では、日本の方が勝ってる人が多い。（eg.サチコ・コバヤシ）しかし、国民的番組（しかもNHK)がウイッグストックみたいな日本って・・・
ひょっとしてドラアグ大国？

とりあえず、編集（南こうせつとかさだまさしとかカット）してアメリカ人に見せれば、絶対これはドラアグの祭典だと思うはず。