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誰も居ない
この地に
君の
影を
見つけた

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コメント(うんちく)は無しにしようと思っていたのですが、少し長めに。
この作品は、
響き合う風と風のコラボレーションに向けて。
HNコンドルさんは(透明水彩画家 小林修一氏は
サイト「微風の窓」を運営されている透明水彩画家。

<拡大画像.......現物大ではありません>
和紙/名筆-かな和紙-  墨/青墨  筆/馬毛

----うんちく---
久しぶりにうんちくを長めに記載<(_ _)>。

遠く、私も独りで出るときがあります。一人でバスに乗っていくときは
辿り着くまでは独りで食事をします。辿り着いて家路につく為の
駅に乗るときも勿論独りの食事。疲れはあるものの、その独りの時間が
もの凄く自由で無防備なほど充実した開放感がある。
独りきりの窓から見る風景はいつも不思議で輝いてさえ見える。
私以外の知人、友人家族さえもしらない風景や思いや感動も全て
束の間、独り占め。どうしてもダイレクトなつたえられない風景。
ここに自分が例え束の間でもいる事さえも不思議。
それに、出先から小さなバッグでホテルの一室に独り戻ったら、
部屋に自分の見慣れた大きな荷物が置いてあるのを見ると・・・
何故か、それだけで故郷・家を感じるのです。

変な例えだけれど、もっと深い懐かしさ、にじみ出る何か
自分だけのストーリー、
そんな自然な深い呼吸が氏の作品にはあるようにおもう。
とても懐かしい。そして生きる厳しさ。でもそれだけではない暖かさ。生きてく
生きているというなにか。
あぁ、ここに戻るんだ。と思うなにか超自然的な もの。