天に二つの陽がないように 闇の世界も二つはいらぬ 江戸の二つの闇組織 どちらが勝つかサバイバル
まずかんざしの秀を消せ 暗闇指令のとぶ中を 秀 麻呂 東吉 桂馬の銀次 悪に向かって まっしぐら!
語り :朽芦樋亥瘡


 ( 酒井宏幸
腕のいい飾り職人で、神楽坂の元締に属する仕事人。その凄腕ゆえに、江戸で神楽坂の元締と縄張りを争う向島組なる外道仕事人グループから常に命を狙われている。おなじみの
かんざしを武器にした殺し技にも ますます磨きがかかった。1809年(文化6年)8月2日生まれ、24歳
   
  香車東吉 ( 司 貴浩 )
浪人で秀の仲間の仕事人。かつて長崎で奉行に護衛役として仕えていたが、妻を手込めにし自殺に追いやった家老を自らの手で斬り、その後江戸へ逃げてきたという過去がある。常に
冷静沈着で頭も切れる。短槍の名手で、三尺の槍を使い気合一閃、相手を串刺しにする。
   
  桂馬の銀次 ( 高橋勝利 ) 1〜3、7、8話
元大奥添番だったが、大奥内の権力争いに巻き込まれ追放され、お家断絶になった。その後、武士を捨て賭け将棋士としてひっそりと暮らしていたが、ある日秀と出会い裏稼業に足を
踏み入れる。普段は無口でおとなしい性格だが、秀の危機には真っ先に駆けつける。大奥を出る際、屋敷から持ってきた家紋入りの刀で相手を仕留める。
   
  高天原綾麻呂 奥田しんじ
京都出身の渡り神主。地元でも神社の参拝客たちの恨みを晴らす仕事人として暗躍していたが、たまたま遊び半分で江戸へ出てきたところそのまま住みついてしまった。殺しの武器は
その土地土地の神社に奉納されている神剣を拝借してくるというもの。普段からよくしゃべり、やや落ち着きのない性格だが、実はかなりの臆病者である。
   
  さ ぶ ( カッツー )
神楽坂の元締の配下で秀との連絡係を務める。普段は元締のそば屋を手伝っている。秀をいつも兄貴のように慕っていたが、最終話で向島組に見せしめとして斬殺されてしまう。
   
  神楽坂宗右衛門 ( 梯尭杜士筈 )
普段はそば屋を営む気のいいオヤジだが、裏へ回れば江戸の裏稼業を取り仕切る大元締。秀を部下として全国から集められた弱い者の恨みごとを晴らすため、指令を下す。だがその陰で
向島組との縄張り争いに秀を単なる賭けの道具に使っている。
   


『 相手は向島の元締 』

 表の稼業でとある廻船問屋を訪れていた秀が突然何者かに命を狙われた。困惑するなか秀のもとに神楽坂の元締から裏の仕事の依頼が入る。今回の相手は、かねてから
 江戸で数々の悪事を行なってきた石倉屋善之助。ある日、職人の伝吉という男が田舎から江戸へ出てきて仕事を始めようと土地を求めていたところを、石倉屋たちの
 仕掛けた罠にかかってしまった。

 そんな石倉屋の影で吟味方与力の坂口清七朗が自らの地位を利用し、すべて悪事をもみ消していた。だまされていたことを知った伝吉は、石倉屋たちのことを何もかも
 訴えてやると坂口ら相手に詰め寄るが、その場であっけなく斬られてしまう。その現場を目撃した秀は、伝吉をはじめ、これまで坂口や石倉屋たちにだまされてきた
 人らの恨みを晴らすため、麻呂や東吉とともに石倉屋へと向かった。


『 相手は江戸の大魔王 』

 前回、石倉屋の仕事を無事終えた秀は普段どおり表の稼業に戻ろうとした矢先、またもや突然命をねらわれ、そこで外道仕事人の元締・向島仁十郎の姿を発見する。秀は
 あわてて逃げる仁十郎を追いかけたが、寸前のところで見失ってしまった。しかたなく帰ろうとすると仁十郎が逃げ込んだと思われる屋敷から、なぜか神楽坂宗右衛門が
 出てくるところを偶然にも目撃する。

 とまどう秀のもとに また宗右衛門から仕事の依頼が入る。次の標的はなんとあの向島仁十郎だというのだ。銀次や麻呂は、秀に自分らも仕事に加えてくれと申し出るが、
 秀はそれを拒んだ。そんな中、秀に昼飯を持っていこうとしたさぶが、仁十郎の側近である影山判三に見せしめのため殺されてしまう・・・・・・・。



作品名 : 必殺まっしぐら!


品 番 : FV‐9110


映 像 : NTSCスタンダードサイズ


音 声 : ステレオHiFi


制 作 : 1991年


カラー53分 オリジナルビデオ作品


肖像権及び著作権者ならびに関係各位のみなさまへ
この作品は、テレビ時代劇「必殺シリーズ」をこよなく愛する一ファンが、単純に自分も仲間内で必殺ごっこ楽しみたいというコンセプトをもって制作したものであります。したがいまして、これらに値段をつけて販売し、公衆に流布することで利益を上げる等、
収入の糧となるような行為は、まちがっても行なってはいないということをお誓いいたします。何卒ご理解をいただき、寛大なるご配慮を持ってお許しいただけるよう、どうかよろしくお願い申し上げます。なお、この件をふくめ すべてのコーナーに掲載されている
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