・TKT8000形後期車(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
TKT8012
TKT8012
2002.7.20 中村・宿毛線中村駅にて撮影
 1997年の宿毛線開業に合わせて登場した車両で、在来のTKT8000形と同じ車体ながら、エンジンは330PSの強力なものに、台車もボルスタレス台車に変更されました。
 97年の増備は2両でしたが、その後、1999年にはイベント対応車としてTKT8021が新造されました。この車両は、これまでのセミクロスシートからロングシートに変更され、床に畳を敷くことでお座敷車両として使用できるそうです。
 走行音[tkt8011a.rm/424KB] 直接再生
 後期車の走行音です。新潟鉄工NDCシリーズ標準の330PSエンジンとなったことで、本当によくあるNDCの音となりました。それにしても新潟製の変速機の響きは何度聞いても飽きないですね。
 ちなみに、運転台の変直切替レバーは常に「変」位置ですが、自動的に直1、直2へと進段するようです。切り替わる速度は変→直1が約48km/h、直1→直2が約68km/hでした。
 録音は宿毛線具同→国見間です。
 走行音(勾配区間)[tkt8011b.rm/572KB] 直接再生
 こちらは急勾配区間で、一度直2に入るまで加速したものの、勾配のせいかノッチを絞っていたのか、徐々に速度が下がり、後で再度加速する時にシフトダウンしたというものです。いやはや、なかなか迫力のある空噴かしが聞けました。
 こういう走りというのは、この区間に乗れば必ず聞けるというものではなく、運転士によってだいぶ違うようです。乗っていた列車ではもう一箇所同じような走りをした区間がありましたが、同タイプの車両で乗った別の列車では直2に入らないようにして急勾配に臨んでいた感じでしたから・・・。
 録音は宿毛線平田→東宿毛間です。
・その他の写真
 こちらは1999年導入のTKT8021です。外観上は特に変化はありません。
 2002.7.20 中村駅にて撮影
 TKT8021の室内です。見ての通りのオールロングシートです。ちなみに、TKT8011・TKT8012は初期車と同じ室内配置です。
 2002.7.20 宿毛駅にて撮影
 TKT8021のエンジンです。外観上はほとんど同じなんですね・・・。
 2002.7.20 中村駅にて撮影

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