・近鉄23000系
23104以下6連
23104以下6連
1999.9.5 山田線宇治山田駅にて撮影
 「伊勢志摩ライナー」の名の通り伊勢志摩方面への特急を中心に運用されている車両で、1993年度に5編製が登場し、1995年に1編成が増備されています。形態としては21000系「アーバンライナー」に近い印象ですが、塗装は独自のものとなり、デラックス車やサロンカーも連結されています。
 インバータ装置は22000系とはやや異なり、1C4M×2群のタイプとなり、2両分が1ヶ所に集中配置される形になり、非同期域もさらに拡大されているようです。また、近鉄で初めての130km/h運転を行った車両でもあり、この後にアーバンライナーも130km/h化されました。
 走行音[knkISLa.ra/298KB] 直接再生
 加速音は22000系と類似したものですが、非同期域がやや拡大されているようで、非同期モード終了後いきなり爆音が鳴って終わりというように聞こえます。ただ、減速に関しても加速時と同様の非同期の音になり、22000系とは全く異なるものと言えます。
 録音は鳥羽線宇治山田→五十鈴川間です。
・その他の写真
 23000系モ23204に積まれているVVVFインバータ装置です。22000系のものと似ているようで付いている部品の順番が変わったという印象が強いように思います。22000系の場合は、裏側にはあの半分のものだけが付いているようですが、この23000系では裏側を見てもこれとほぼ同じ形態のようです。
 1999.9.5 山田線宇治山田駅にて撮影

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