・愛知環状鉄道100形

108以下連  1988年、JR東海岡多線(岡崎〜新豊田)と建設中だった新豊田〜高蔵寺間を併せて引き継ぎ開業したのがこの鉄道で、車両は1987年に登場しました。
 100+200形の2両固定編成と両運転台の300形があり、当初は2連9本と300形2両が造られ、1992年には300形3両が追加されています。車体は3扉セミクロスシートで、運転台後部の扉は車端に寄っていて、将来のワンマン化にも対応できる構造とされています。
 モータはMT46形を流用し、1M方式のため永久直列接続とし、力行は直列8段と弱め界磁4段、発電制動13段というシンプルなものになっているようです。台車は国鉄205系のDT50形と類似したボルスタレス台車を使用しています。
2000.10.14 岡崎駅にて撮影
 走行音[akr100a.ra/276KB] 直接再生
 2連に組まれた100形の走行音です。単行用の300形も同じような音をたてているはずです。さすがMT46なだけあって高速域は本当にいい音をたててくれます。それほどの速度にならないのが残念ではありますが・・・。
 ちなみに、歯数比は国鉄101系と同じわけですが、1M車ということで直並列切替はなく、その点は101系とは雰囲気が異なって聞こえるところとなるわけです。最高速度は75km/hでノッチオフすることがほとんどでしたが下り勾配などで80km/h位まで上がったところもあり、線区の最高速度は80km/hなのかな?と感じました。
 録音は永覚→三河上郷間です。
・その他の写真
 こちらは300形を先頭とする3連です。車号は303+109+209です。
 2000.10.14 新豊田駅にて撮影
 こちらは100形の台車です。この台車にMT46が積まれているわけでして・・・。
 2000.10.14 岡崎駅にて撮影

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