・名鉄キハ8500形
8503以下3連
8503+8504+8502の3両編成
2000.9.2 名古屋本線神宮前駅にて撮影
 1991年、JR東海高山線直通の「北アルプス」に使用していたキハ8200形の置換え用に登場した特急用気動車で、JR東海のキハ85系と同一性能で、併結も可能な車両として設計されました。
 エンジンはキハ85系と同じ、カミンズ製の355PSエンジンを各車2台搭載しています。
 トイレ付先頭車3両、トイレなし先頭車1両、中間車1両の計5両が製造されましたが、「北アルプス」の利用者減少や少数派車両のメンテナンスの問題等もあり、2001年にはついに「北アルプス」号が廃止され、会津鉄道に全5両が譲渡されました(中間車は部品確保用の予備車らしい)。
 走行音[mt8500a.rm/516KB] 直接再生
 キハ8500形の、名古屋本線での特急運用で録った走行音です。もちろん120km/h運転も行われています。JR東海のキハ85系と同じエンジンを積んでいるとは言っても、車体構造の違いからか、だいぶ音の聞こえ方ははっきりしていて、迫力もあります。キハ75系の方が実は直結1段での速度域が広くてより迫力があるんですがね・・・。やはりそれと比べてしまうとちょっと・・・、と思ってしまいます。
 減速時にもエンジン音が聞こえてきますが、これって途中までは排気ブレーキで、後半はコンバータブレーキなんでしょうか・・・。一体この時何を使っていたのか、非常に気になります。
 録音は名古屋本線新一宮→国府宮間です。
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