1982(昭和57)年から1984年にかけ年間2両または4両ずつ新潟鉄工にて国鉄キハ20系の機関・台車等を流用して新製された車両。基本的に奇数番号車と偶数番号車での固定編成扱いとなっていて、検査時などを除き2両ユニットで運用されています。
形態としては先にキハ10系列の改造扱いで登場したキハ310形と類似しており、正面への行先表示器設置のために前照灯の位置が下に移ったなどの違いにとどまっているようです。
現在では全4編成8両とも冷房改造と機関換装を受け、新車優先の運用とキハ350形などの大量入線により細々とという状態ではありますが常総線で活躍しています。