第4回常磐線オフ会レポート


 2000年7月2日(日)、鹿島鉄道を舞台として、常磐線となじみのあるサイトによる合同のオフ会を行いました。
 概要を以下に写真と音を交えて紹介します。なお、画面の画像をクリックすると別ウィンドウに拡大した画像が表示されます。
 当日の集合場所は石岡駅で、10:20頃とアナウンスした結果、昼の部の参加者の大部分は1345Mで石岡に向かうこととなったようです。で、この列車には常磐線の415系列では唯一の原形ライト付きの編成である、K821編成が組み込まれていました。左の写真は中間に組み込まれたままになっているクハ401-84です。右側にはモハ403-16の連結部も見えます。
 写真は佐貫駅停車中に撮影したものです。左のプレビューは90度ずれていますが、拡大すると正しい向きになります。
 石岡では上り列車で到着した2名の参加者とも合流し、総勢12人で鹿島鉄道ホームの事務室に向かい、一日フリーきっぷを買い求めました。突然の団体に驚いたか、あるいは既にオフの予告を察知していたかは知る由もありません(^^;
 で、乗った列車はというと、事前のリサーチでは非冷房のキハ430形の入る可能性のある運用だったようなのですが、NDCシリーズのKR-500形でした(左は参考写真、2000.6.18 桃浦〜八木蒔間にて、KR-503)。
 ちなみに、この列車で少し録音もしてみました。場所が離れていたので大丈夫かな、と思ったのですが、所々にしゃべり声、あるいは笑い声が入っているようですね(^^;
 ♪KR-502走行音[kr500a.ra/526KB] 直接再生
 区間は最も速度の出る小川高校下→桃浦間です。それでも60km/hくらいみたいですが・・・。
 上記の列車では玉造町まで行き、ここでとりあえず集合写真を撮ってみました。後ろにはホキ800形などが見えています。
 その後常陸小川まで戻り、付近のスーパー(と言うよりショッピングセンターと言うべきか?)の中で昼食をとりました。450円くらいでカレーが食べられるのにカツカレーになると5000円になるようで(本当は580円なんですがどう見ても5000円でした)、どんなにすごいカツが乗っているのやら・・・、と言いたくなってしまいますが、まぁ普通なんでしょうね。
 午後は鉾田15:26発の石岡行に最終的に集まるという条件で基本的に自由行動としました。しかし、左写真のような浜駅は魅力的だったのか(?)、なぜかここで全員降りてしまったのでした(ここまで乗ったのは常陸小川12:47発鉾田行、KR-500形でした)。浜駅では6分ほどの短い滞在の後、13:06発石岡行にみんなで乗車したのでした。ちなみにこのときに来たのはキハ602でした。
 左の写真は浜を発車してまもなくの頃、無人だった車内の前方を撮影してみました。この通り、床は木張りなんですよね。化粧板の色はクリームですが、シートモケットが赤じゃないのは関鉄グループらしからぬところです(^^;
 このときは参加者全員のご協力をいただいて静まりかえった車内での録音をしてみました。区間は桃浦→小川高校下間です。一生懸命走っているように聞こえますが、やはり60km/hまでしか出ないみたいです。
 ♪キハ602走行音[kr600b.ra/505KB] 直接再生
 縦シリンダのDMH17C形エンジンを積んでいる上床も木製というだけあって、本当によく音が響きます。エンジン付近では熱もかなり出ているように感じられました。
 上記のキハ602では石岡まで乗り通された方が多かったようです。このあとは本当に自由行動となって、それぞれに好きなように乗車していたようです。
 そんな中で、私は石岡到着後、2駅目の東田中まで往復してきたのですが、再び石岡に戻るとJRのホームでスピーカーにマイクを向けている人を発見したのでした(というほど大げさでもないんですが)。それで私もつられてJRのホームに行ってしまったわけですが、下のような録音をしてみたのでした。
 ♪石岡2番線接近放送[isok2a.ra/47.3KB]
 実はこの接近放送、地元の佐貫駅で過去に使われていたものと結構似てるような気がしまして・・・。厳密に言えば違うんでしょうが、少なくともイメージは同じなんで録音できてよかったな、と思っていたりします。
 ちなみに、左の写真はJRの2・3番線ホームから写した、検査中と思われるキハ431の写真です。この状況じゃ走らないわけですね(^^;
 その後、鉾田15:26発の石岡行に乗るべく、石岡14:30の鉾田行に私を含めた数人で乗車したのですが、このときはそれまで使用されていたKR-500形を車庫に入れてキハ601(左写真、2000.6.18 玉造町にて)が出てきました。が、走れば走るほど冷房がかかっているはずの車内の温度は高くなり、常陸小川に着く頃には窓を開け始めた乗客も出てきました。どうなってるのか、と思いつつ、自分も窓を開けたりしたのですが、どうやら冷房が故障してしまったようでした。お詫びの車内放送が入り、車掌が窓を全開にしていったのですが、実はこの方が涼しいものですね。速度も出して60キロですから、風が強すぎるということもありませんし・・・。でもこれならはじめから冷房のないキハ430形を使ってくれた方がましですね(^^;
 ちなみに、鉾田に向かう途中、少しキハ601の走行音も録ってみたのでお聞きください。
 ♪キハ601走行音[kr600a.ra/283KB] 直接再生
 区間は巴川→坂戸(東武東上線じゃないですよ!)間なんですが、後半に懐かしい鐘の音の警報機が付いた踏切を通過しています。このファイルの1分50秒前後のところなんですが、警笛が鳴った後、小さい踏切と大きな踏切で2ヶ所聞こえるように感じられます。記憶は曖昧なんですが、実際のところはどうなんでしょうか。10年以上前には地元の関鉄竜ヶ崎線でも聞いたことがあるので懐かしい思いでした。
 そして最後は途中からの参加者も加え13人全員が集合し、鉾田15:26発の石岡行に乗車したわけですが、途中から徐々に雲行きが怪しくなり、ついには夕立に見舞われてしまいました。こういうときに先述の冷房故障の車両ですから、窓も開けられなくなってしまい、蒸し風呂状態になってしまいました。それでも鹿島鉄道の路線沿いは大雨の通り道よりはかなり北に寄っていたようで、途中では霞ヶ浦の向こうの方に稲妻が何度も見えていました。
 結局大雨の中心は利根川を挟んで北は牛久付近、南は柏付近までが特に激しかったようで、その後の行程が・・・、という結果になってしまいました。

 続きは夜の部を担当した幹事のどちらかが記事を書いてくださると思います(^^;

 というのが「第4回常磐線オフ会」の昼の部、鹿島鉄道編の流れでした。この沿線のことは主催者側もほとんど知らなかったこともあり、本番の2週間ほど前に一応の下見みたいなことをしてみたのでした。本番の時にはあまり満足な写真を撮るチャンスも少ないだろうという予想もあり、このレポートでも一部、参考写真としてそのときに写したものを使用していることをご了承願いたいと思います。
 最後になりましたが、暑い中多くの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。今後も折を見て、オフ会の企画をしていきたいと思いますので、よろしかったらご参加ください。

常磐線オフ会実行委員会

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Written by 竜ヶ崎機関区(メール送信)
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