うさぎの飼い方 ペットとしては猫や犬ほどポピュラーでないウサギですが、 飼ってみるとウサギほどかわいい物はいないと感じるかもしれません。
都会に住んでいて、「庭がない」「家が狭い」という家庭にも向いていると思います。

1.ウサギのかわいさ

ウサギは慣れると様々なかわいいことをしてくれます。
例えば人のそばに寄ってきて寝たり、変な格好をして寝たり、なめたりします。
冬など、自分から布団に入ってきたりします。かわいがればかわいがるほどなついてきてくれます。
また、赤ちゃんの頃から飼っていると、自分のことを人間と思いこむウサギもいるようです。かわいいですね。

ほとんどの種類のウサギは基本的に鳴きません。ですからマンションなどで飼っても迷惑はかけないと思います。
但し、柱や線をかじるので、その点には注意してください。(次を参照)



2.ウサギを飼う上での注意点

ウサギは犬や猫よりも非常に弱い動物です。犬や猫でもそうですが、飽きたからといって絶対に途中で捨てないでください。
そんな人に動物を飼う資格はありません。

ウサギは暑さ、寒さ、湿気に非常に弱い動物です。特に湿気に弱いので、風通しの良いところにおいてやってください。
また非常にきれい好きです。飲み水、ご飯は毎日変えてください。掃除もこまめにしてください。こぼした飲み水などから病気になることもあります。

さっきも少し書きましたが、ウサギは歯が伸び続けるため、いろんな物をかじります。
柱、コード、洋服、消しゴム...そこらにある物なんでもかじります。
現に昔住んでいた借家で柱や戸をかじられ、高いお金を請求されたことがありました。
また、コードをかじると感電して死んでしまうこともあります。実際にコードをかじられて線がむきだしになり漏電して恐い思いをしたことがあります(ウサギは無事でしたが)。
そんなわけで小屋などにかじってもいい木材などをおいておき、柱をかじられないように注意してください。

ところで食糞というのをご存じですか?ウサギの糞は通常2種類あります。
一つはコロコロとした乾いた糞です。もう一つはべちゃっとした糞です。
普通に暮らしていると、べちゃっとした糞はあまり見ることがないでしょう。
それはウサギが食べてしまうからです。その糞は完全に栄養が吸収されないで出てきた糞なので、ウサギはよくその糞を食べます。
この糞を食べるのを汚く思う人がいるでしょうが、絶対に止めないでください。これをさせないと栄養が吸収できずに死ぬことがあります。糞を食べるときはだいたい、肛門に口を付けて食べます。

お風呂のことですが、いろんな本には、絶対に入れてはダメ!と書いてあります。
実際の所はわかりませんが、私は入れていました!!ただしそれが良いのかどうかはわかりません。
汚れが目立ったら、軽く湯でぬらしたタオルなどで拭いた方が無難かもしれません。
風邪をひいたり元気がないとき、寒い日など、入浴させるのはさけるべきでしょう。
また、毎日のように入浴させるとストレスがたまることがあります。
入浴させた後は風邪をひかせないように暖かくしてあげてください。



3.食べ物などの注意

食べ物に関しては、私の知っている獣医は「本能で食べてはいけない物は食べないから、ウサギが食べる物は基本的に安心」などどいっていましたが、私はよくわかりません。
うちのウサギは、リンゴとチョコレートとオレンジジュースをよく食べていました。
それでいてニンジンが嫌いという、変な奴でした。
それはともかく、一般の本には「タマネギ・ネギ・トウモロコシ・チョコレート・ホウレンソウ等はだめ!」と書いてありますが、真相は分かりません。うちのはタマネギの皮が大好物でよく口が臭かったのを覚えています。食べないのが無難かもしれません。(無責任ですみません)

ウサギに水を飲ませるな!と信じている人が多いのではないでしょうか?実は大嘘です。最近ではウサギ用のドライフードが多くなりました。それを与えている場合は、水は必要不可欠です。野菜などを与えている場合も、結構飲みます。ですから、新鮮な飲み水は欠かさないであげてください。

ちょっと余談ですが、小ウサギだと水が上手に飲めないことがあります。
そのために哺乳ビンみたいな水のみ器を使うことも多いですが、なるべく、普通のおわんでならした方がいいですよ。
水のみ器じゃなくちゃ飲めないっていうなら別ですが、たくさん飲むのに水のみ器は飲みにくいからです。
試しに普通のおわんで慣れたうちのウサギに水のみ器で与えてみたら、イライラして飲み口を噛んでいました。



4.住む場所

昼は家の中で放し飼いにしていても、夜は小屋に入れるって方も多いでしょう。
その小屋の置き場ですが、夏は風通しがよく直射日光が当たらない場所。
冬は暖かい場所(ストーブの前はダメです)においてあげてください。


5.値段

ウサギの種類によって違いますが、千円から十万円位します。
平均としては六千円から三万円くらいでしょうか。ドライフードは五百〜千円くらい、水のみ器も千円くらいです。
小屋は日曜大工をなさる方は千五百円くらいで材料がそろいますし、買うとなると四千円くらいでしょう。


6.絶対してはいけないこと

ウサギにしてはいけないことはさっきも書きましたが、食糞を止めること、ウサギを捨てること、後は、いじめることです。
いじめるとウサギは怯えてあなたになつかなくなるでしょう。
それと、耳を絶対に持たないでください。ウサギの耳は、非常に大事な部分です。


7.トイレのしつけ

犬猫と違って、ウサギは物覚えが悪い動物です。トイレも個体差によりますが、覚えが悪いと思います。
一番良いのは「トイレにする」場所を決めておいて、そこにウサギが楽に入れるような小さなハコを用意します。
そのハコの中に、ウサギがあちこちでした糞を入れておくと効果的です。
ハコの置場所ですが、ウサギが普段行かないような所においたのでは意味がありません。普段よく通る経路などにおいてあげてください。(この方法はあくまでも目安です)。「糞」は気長に拾ってやってください。(ビニール袋がいいですよ)


8.その他のしつけ

悪さをしたとき、またしようとしたとき、「シーッ」というと一瞬黙ります。しかし連発すると効果が薄れます。
また、頭をたたいても痛がるだけで、おそらくは自分が悪いことをしたとは気づかないでしょう。
ですのであまりぶたないでやってください。痛がったり、嫌がったりすると「ブー」っていいます。
それと、首輪を非常に嫌がります。自分で紐を噛みきったり、もがいた挙句首が締まることもありますのでご注意ください。


9.ウサギの習性

ウサギは弱いため、自然界では食べられる方にあります。そのため?夜行性なので昼間寝ていて、夜起きるのが普通です。 これは人間と暮らすことにより多少は変わりますが、昼間寝させないで遊びまくるとウサギも疲れると思います。

また、ウサギは自分の身に危険を感じると、後ろ足で地面を蹴り「ドンドン」という音を出して仲間に危険を知らせます。
隅っこで「ドンドン」とやっていたらあなたが何か恐い思いをさせたのかも知れません...



10.繁殖

ウサギをオスメスペアで飼う方も多いでしょう。ただし、子どもが半端じゃないだけ生まれます。
ウサギは生後9ヶ月くらいで大人になり、一年で3〜4回、1回に5〜10羽を生みます。
またオスは結構気性が荒く、オス同士を同じ小屋に入れておくと、どっちかが死ぬまでけんかを続けることもあります。
メスも妊娠期や子育て期には気が立っていて、子育て期に人間が覗いたりするとそこで子育てを止めてしまうことがあります。
この間だけは掃除もしない方がいいでしょう。
ウサギの平均寿命は8〜10歳くらいです。


11.あそぶ

家の中で飼っているとどうしてもストレスが溜まります。たまには広い原っぱなどに連れていってあげてください。
たぶん逃げないと思います(たぶんです)。慣れるとウサギは走りますよ〜。なんでも最高速度は時速80kmとか・・・
ただし蛇・カラス・毒草には注意を・・・


12.獣医に注意

もしもの事を考えて、家の近くに動物病院があることを確認してください。
そこの定休日、診察時間等を知っておくといいでしょう。
また、獣医の中には、ウサギについて何もわからない人が結構います。家の近くの動物病院は、ウサギも大丈夫か?というのも調べておいてください。


13.最後に

作者は獣医でもマニアでもありませんので、病気のことなどの深刻な問題は獣医さんに相談してください。