乳の詫び状

Last update 2002/10/06

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2002/09/30)

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 働くお母さんを解放するテクノロジーとは?
---
 働くお母さんが望んでいるものと、技術屋が考えて提供しているものとのギ
ャップの話です。詳しくは、
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0209/24/n_wwoman.html
働くお母さんを解放するテクノロジーとは?
をどうぞ。
 テクノロジーだけじゃなくて制度や文化問題も大きいですし、男と女の感覚
の違いもあるし。でも、テクノロジーがやれることもあるわけですが、方向性
がとんちんかんなわけですね。お母さんたちからみると。ぼくも、妻からいつ
もいわれてることです。^^;

乳の詫び状(2002/09/27)

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新発想のキーボード
---
 キーボードのないキーボードというか、面白いものがありますね。詳しくは、
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0209/24/n_canesta.html
をどうぞ。

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

Saisaこと齋藤ともうします。
5/30に、eggy について書かせていただいたことがあります。

さて、障碍者サッカー番組に関連してですが、10月5日〜6日に、
「第8回日本電動車椅子サッカー選手権大会」というのが横浜で開
催されます。

詳細は、こちらをご覧ください。
http://homepage1.nifty.com/MOTERCHIAR-FOTTBALL/OSHIRASE.htm

私は、冬季パラリンピックの競技であるアイススレッジホッケーの
サポーターの一員で、長野パラ以降、選手のみなさんとかかわる
ようになり、サイトの作成などをさせていただいています。
なかなか時間がとれず、情報量の少ないサイトですが、もしよかっ
たらご覧ください。
http://www.sledge-hockey.jp/
スレッジホッケー委員会
http://www.sledge-hockey.jp/jshc/

スレッジホッケーは国内に4チームあるのですが、その中の長野
サンダーバーズのマネージャが電動車椅子サッカーの長野チーム
のスタッフをしていて、横浜大会の見学に誘ってもらいました。
(やっとサッカーの話題になった・・・)

私も電動車椅子サッカーを見るのがはじめてなのですが、とても
楽しみにしています。

電動車椅子サッカー連盟のページみると、スローインやコーナー
キック、ペナルティーキックや退場まであるんですね。車検で速度
規制があるのも初めてしりました。

NHKも、教育TVではなくて、総合でやってくれればいいのに。
ちなみに、再放送10月19日の深夜にやるようです。

乳の詫び状(2002/09/24)

初めてお便り差し上げます。杉村と申します。杉村と申します。
 いつも楽しく読ませていただいています。

 Show's HotCorner内の乳の詫び状の中に、
  「ASAHIネット」の〜から。。。
 というリンクがいくつもありますが、このリンクがおかしいのではない
かと思います。
 乳の詫び状の7/14分以降がすべて同じ、おかしなリンクになってお
り、それ以前とMS WATCHの方はまとものようです。

 ところで、マッドハッターのレコードの話ですが、私はどちらかという
とコリアのシンセソロの方が好きです。ライナーノーツにも記述があっ
たかもしれませんが、ラテン系の人が陽気におしゃべりをしているよう
な、そんな雰囲気の素晴らしいソロだと思います。
 ともあれ、マッドハッター、フレンズは良いアルバムですね。私も擦り
切れんばかりに聞きました。CDは持ってないので最近聞いてないので
すが、古いレコードプレーヤーを引っ張りだそうかと思って

 http:の : が全角の:になってました(爆笑)。ずっと気づきませんでした。ご指摘くださった杉村さん、ありがとうございます。コリアのソロもいいですね。ぼくは昔のアルバムは、レコードプレーヤーで聴けない状態(引っ張り出してくるのが面倒、つないでも動かないかも)なので、時々思い出してはCDを買いに行ったりするのですが、廃盤になってるのか、けっこうなかったりするんですよね。だから、仕方なくベスト盤買ったりしますけど。

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: インターネットロボット競技会 スペースジョイナーズ
---
 石田さんから。
--- ここから ---
 初めてメールさせて頂きます。電脳騒乱節からのファンで石田と申します。
「インターネットロボット競技会 スペースジョイナーズ」と言うイベントを
本日知りました。科学技術振興事業団が主催でなにやら共通のシミュレータ上
で参加者が設計&プログラミングした7体のロボットを使ってインターネット
上
で勝敗を争うようです。
ロボット言語系がベースになっているかどうかは不明ですがプログラミングは
ビジュアルプログラミングだそうです。私も本日知ったばかりなので詳細は殆
ど理解していませんが、特色として「ロボットの組み立てやプログラミングを
通して、ロボットについてのさまざまな技術やプ ログラムについて学習する
ことができます。
さらに詳しい学習内容を競技会ホームペー ジで見ることができます。」とあ
ります。
面白そうなのでとりあえす お知らせしておきます。
そうそうURLは
http://www.netrobo.net/index.html
です。
--- ここまで ---

 たしかに面白そうですね。我こそはと思う人には、参加してほしいですね。

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「SEの現場」の続き。
---
 「SEの現場」についてメールをくださった長谷川さんの続き。
--- ここから ---
 昨日は「乳の詫び状」で私のメールを取り上げていただき、ありがとうござ
いました。
 本業は”インストラクタ”なので、「中までしらべること」は仕事の一つで
はあるのです。しかし、これほど技術が多いと、自分や、お客さんの知りたい
ことの答えを得るのに、どこを調べればいいのか、というツボを押さえるのが、
まだまだ難しい現状です。
インターネットで調べ始めたのはよいが、いつの間にかネットサーフィンして
いたり・・・^ ^;)

 ちなみに、ラグビーの知的障害者チームの交流試合、残念ながら観に行けま
せんでした(>_<)
 昨日、秩父宮→東京スタジアムと、はしごでラグビーを3試合観戦して、観
に行っただけなのにぐったりしてしまったので・・・。
 なお、本日秩父宮で対戦した盛岡の知的障害者のチーム「緑生園」について
は、
9月24日(火)7:00〜NHK総合「おはよう日本」
9月24日(火)11:30〜フジテレビ「FNNスピーク」
でも放映されるようですので、ご参考までに・・・。
 以上、楕円曲線暗号系なんちゃってセキュリティ技術者より、お礼でした。
(このメール、放映に間に合うでしょうか???)
--- ここまで ---

 ぼくは、とりあえず、googleでとっかかりを探します。
http://www.google.com/
 技術については、やはり英語の情報が多くて、日本語の情報は少ないですね。
だから、英語で情報収集しないとなかなか間に合わないのが現状でしょう。
 障碍者ラグビの件、NHKの放送には間に合いませんでした。メールをみたの
が朝8時です。すみません。

乳の詫び状(2002/09/22)

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: NHK教育の障碍者サッカー番組
---
 昨夜、夜8時からのETVスペシャル「シュートはワールドカップだけじゃな
い、個性満開、障害者サッカー」をみました。
 これ、知的障碍者のワールドカップの話だけかと思ったらとんでもない。視
覚障碍、ろう者、筋ジストロフィー、脳性マヒ、知的障碍など、それぞれの障
碍に合った実にいろんなサッカーが考案されていることがわかる番組でした。
 電動車椅子サッカーもあれば、テーブルサッカーもあり、ハンドボールのよ
うなサッカーもありました。ボールからルールからそれぞれに実に多くの工夫
が凝らされていて、障碍者でもサッカーを楽しめるようになっていました。よ
くああいうの思いつくよなと思います。
 障碍者自身とそれを支えている人たちの熱意が創意を生むんでしょうね。
 とくに障碍をもつ子供たちのために、やる気と楽しみ生み出す工夫がいいで
すね。体がほとんど動かなくても、その人がいるエリアがあってその人にボー
ルが渡れば得点になったり、その人にPKみたいにフリーシュートを打たせる権
利が与えられたり。
 動けなくても、そういうルールでシュート権が得られて、ゴールするとすご
くうれしそう。ああいう小さな達成感って、子供にはほんと重要なんですよね。
その積み重ねが自信にもなり、やる気も出てくるんです。ま、健常者の子供も
大人にもいえることですが。
 それと、テーブルサッカーの試合時間がいいです。何分と決まっていなくて、
子供たちが満足するまでなんだって。
 ろう者サッカーは女子チームで、健常者チームの大会に出てるのもすごいと
思いましたし、一方で歩行可能な脳性マヒの人たちがやっているCPサッカーと
いうのは、1チーム7人の人が集まっていなくて大会に出られないとか、いろ
んなチーム事情があるなと。
 障碍者サッカーの監督やコーチは大変です。サッカーだけじゃなくてその障
碍についての知識もないと適切な指導ができないわけですから。指導している
人たち、すごいなあと思います。
 視覚障碍者サッカーの日本代表は、一度韓国代表に負けたんですけど、アジ
ア大会の再戦では勝ってました。代表チームがあるのが、日本、韓国、ベトナ
ムかな。3チームだけですけど、アジア一には違いないわけで、すごいことで
す。
 知的障碍者のワールドカップの模様は、詳しく取材していました。高校時代
天才FWと騒がれ将来を嘱望されていながら、交通事故で車椅子の生活になって
しまったサッカーエッセイスト羽中田さんが、取材していました。
 ぼくはロシア戦しか実際には見てなくて、他の試合の映像は知らなかったの
ですが、0-8で大敗したポルトガル戦、0-1で惜敗したマリ戦の映像もあったし、
順位決定戦で韓国に勝ったときのCKからのファインゴールの映像もありました。
4年後のドイツ大会が楽しみです。

 サッカーの広がり、スポーツが障碍者に与える効用など、いろいろわかる番
組でした。いやあ、やっぱ、世の中、広いね。

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ムック「SEの現場」
---
 以前、「SEの現場」(翔泳社)で、元アスキー社長の西さんと対談した話を書
きましたが、その「SEの現場」について。
 長谷川さんから。
--- ここから ---
先日、地元の本屋でブックサーフィンしていたら、「SEの現場」というムック
が目にとまり、「SEを極める20代の鉄則」というタイトルと中村さんの対談に
引かれて買ってしまいました。
最近様々な企業の不祥事を耳にする中で、経営者とか管理職はどうするべきか
という記事よりも現場で今日の仕事、明日の仕事で忙しい20代の私達はどう
やって「今抱えている」仕事に取り組むべきなのか、ということに興味があっ
た私は「仕事の基本」という点で、他業種の同世代の働く人たちにもとても参
考になる内容だと感じました。コンピュータ雑誌コーナーの所に積まれてあっ
たのがなんだかもったいないですねー。
(とはいっても、「ビジネス本」のところにも置いてほしくないですけど。。)
それにしても、対談に出ていた中村さんってこんなにかっこよかった方でした
っけ??(何かにだまされている!!:笑)
対談の「大学にUNIXがなかったのでソースコードを手に入れてプリントアウト
して読んだ」という、そういうハングリーな環境が、現在から見ると逆にうら
やましいなと思いました。
私はUNIXを本格的に勉強したのは会社に入ってからですが(文系出身なもんで)、
コンピュータを勉強する楽しさってある程度飢餓的な状況でないと分からない
部分もあるような気がするんですよね。
UNIXは、確かにGUIツールに頼らずにスクリプトを書いてみる、とかそういう
楽しみはありますが、これだけたくさんの技術やツールがあって短い時間で成
果を求められるとなるとそこまで中を見る時間もないというのが現状なのでは
と思います。

さて、話は変わりますが・・・・またまたラグビーネタをひとつ。
最近の乳の詫び状で、知的障碍者のサッカー大会の話が出ていましたが、ニュ
ージーランドの知的障碍者のラグビーチームがこの連休に来日するというニュ
ースを見つけました。
秩父宮での試合もあるそうです。(関東ラグビーフットボール協会のサイトの
「Topics」よりご参照ください。)
http://www.rugby.or.jp/
もし観に行けたら報告させて頂きたいと思います。
前にデフラグビーの話が話題になっていましたが、4月に秩父宮で試合があっ
たときにはスタンドで笛が鳴ると黄色いボードを掲げていた、私もその一人で
す(^-^)
--- ここまで ---

 先週かな。新宿紀伊国屋書店の3階のコンピュータに行ったら、レジのとこ
ろのランキングで「SEの現場」が3週連続売上1位になってました。
 やっぱ、おれ様のおかげだな。\(^O^)/
 学生のときUnixのソースを読んだという話は説明が必要でしょう。
 ベル研に先生か助手の人が手紙を書いて最初に送ってもらったのが、バージ
ョン6のUnixで、そのあとにバージョン7も送ってもらったのかな。どっちも
磁気テープ(MT)です。
 たしか対談でもいったけど、当時の研究室にはDECのPDP-11はないし、動か
せないし、プリントどころか磁気テープ(MT)を読むことすらできない。それで
当時助手のF先生と思ったけど、九大の大型計算機センターの富士通メインフ
レーム上でこのMTを読むプログラムを書いて、いま思えばおそらくASCIIから
EBCDICに文字コード変換もし、メインフレームのプリンタで印刷してくださっ
たんです。
 それをぼくは読んだかというと読んでないです。眺めただけ。他の学生には
ちゃんとしばらく読んで奴もいたと思うけど、ぼくはUnixに関してはハングリ
ーじゃなかったですね。バージョン7のテープが届いても、それをなんとかし
て読もうという気がないのがダメだなあと教授が嘆いてましたから。
 馬を水飲み場に連れて行っても、飲む気がないとだめってことですね。教育
にできることは、とくに大学生にもなれば、環境を整えて放し飼いにして好き
にやらせて困って相談にきたら回答してやることだけです。やる気がある奴が
やるしかないわけです。
 ぼく個人は、UnixよりLispのほうに興味があって、いまはなきLMI社や
Symbolics社のLispマシン、それとXerox PARCのInterlisp-DのLispマシンなど
にあこがれていました。Interlisp-Dの分厚いマニュアルは研究室にあったの
で、それをむさぼり読んでました。それとSmalltalkやMesaなどXerox系の言語
やそのシステムにあこがれましたね。だって、Unixなんてダサいんだもん。
 まだ翻訳がなかったSoftware Tools(邦訳は、ソフトウェア作法)をゼミで読
んだりして、フィルタの考え方とかいろいろUnixのよさはわかっても、所詮、
キャラクタ端末でいじるOSで、20年前の当時、Lispマシンはマルチウィンドウ
のGUIだったのをみるとね。
 それとUnixってC言語で書いてあるでしょ。Cなんてダサいんだもん。まだ、
共立からプログラミング言語Cの邦訳がでてなくて、原書で読んで勉強してた
状態だったけど、やっぱLispに比べるとダサい。
 しかも、UnixってOSはCで書いてあるのに、システムを操作するシェルのコ
マンド言語は別の言語でしょ。ダサい。Lispマシンは、OSもアプリもコマンド
言語も全部Lispだもん。美しい(笑)。思想的にも深いしね。
 ってなことがあって、Unixは好きだけど、ぼくにとっては、これに出会って
から人生観が変わったというほどのものじゃなかったんです。
 でも、就職して仕事をはじめたら、パソコンは、DOSにWindowsだからね。
Unixよりもっとダサい。困ったもんです。パソコンで、すごいと思えたのは、
やはりMacintoshですね。Think Pascal, Think Cの画面をみたとき、ああ、パ
ソコンレベルでもLispマシンみたいな開発環境がやっと出てきたんだと。
 Appleが馬鹿なお家騒動をやってる間に、MacOSもWindowsにシェアはもちろ
ん、技術的にも完全に追い抜かれてしまいましたけどね。Mac OS Xで巻き返せ
るかどうか。

 話を戻して、「これだけたくさんの技術やツールがあって短い時間で成果を
求められるとなるとそこまで中を見る時間もないというのが現状なのではと思
います」という点。学生時代、もっと勉強しておけばと、いまでも思います。
もしタイムマシンで戻っても、やっぱり、勉強しないと思うけど(苦笑)。
 それと仕事に追われて時間がないなら、対談でもいったけど、仕事にするし
かないです。つまり仕事の時間で中まで調べられるようにプロジェクトを組む
しかないです。上司に直訴するなり、自分でプロジェクトを起こすなり、そう
やって少しずつでもやって変えていかないと、スキルもキャリアも積み重ねて
いくことができないと思います。慣れてくると、どこを調べればいいかツボが
わかってくるからそんなに時間も取られなくなるし。
 若い人にはがんばってほしいと思います。

 あと補足。かっこよくみえたのなら、カメラマンの腕でしょうね。普通は、単にハゲた小太り中年です。

 ASAHIネットのjouwa/salonから。もじら組の小池さんの書き込みから。

標題: Re: 和ジラ 1.1リリース
---
長いURIがブロック要素からはみ出る、というバグに対処するパッチを取り込ん
だのですが、副作用が出てしまいました。Yahoo! Japanのトップページが崩れま
す。ただいま原因を調査中です。

http://bugzilla.mozilla.gr.jp/show_bug.cgi?id=1476

今回、各メディアにプレスリリースを流したら窓の杜とCNETが取り上げてくれた
のですが、どちらも和ジラ=日本語化されたMozillaと理解してしまったようで
す。「日本のハッカーによる日本のハッカーのためのディストリビューション」
と書いたのに。

moz-users MLでのアナウンス(プレスリリースと同文):
http://www.mozilla.gr.jp/ml/logs/moz-users/5000/5020.html
標題: "Creating Applications with Mozilla" 全文公開
---
オライリーから出版された"Creating Applications with Mozilla"の全文が公開
されました。Mozillaベースのアプリケーションを作成する方法が解説されてい
ます。
http://books.mozdev.org/

乳の詫び状(2002/09/21)

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 和ジラ 1.1リリース
---
 ここにもちょくちょく発言してくださる小池さんたちがやっているもじら組
が、和ジラ 1.1をリリースしました。詳しくは、
http://japan.cnet.com/News/Infostand/Item/2002-0920-J-7.html
もじら組が『Mozilla』日本語版『和ジラ 1.1』リリース
をどうぞ。

 ASAHIネットのunix/solarisから。

標題: SunNetwork 2002
---
 SunNetwork 2002のレポートが出ています。詳しくは、
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/special/0209/sunnet.html
SunNetwork 2002
をどうぞ。
 このページには、「デスクトップLinuxや“第2のLiberty”で、サンは再び
輝くか」というリンクが2つあるけど、正解は上のやつで一番下にあるのは、
違う記事へのリンクですね。
 個人的注目度からいくと、
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0209/19/nw03.html
サン・ラボ、次世代公開鍵暗号として注目されるECCコードをオープンソース
化
が一番です。
 出たあ、楕円曲線暗号!!(記事は暗号が暗合という誤植になってるけど)。お
れはさっぱりわからんけど、言葉好きなんだよね。
 おれが発明したのは、女体曲線暗号! 男には絶対解けない暗号。宇宙特許
出願中(意味不明)。
 実装コードをOpenSSLプロジェクトに提供したというのがいいね。zlibみた
いにMSがこっそりかっぱらうかもね。あ、商用でも無償利用可能なのか。クレ
ジットを製品にいれるとかいうのはあるのかな。あっても、zlibのときは、MS
は無視したんだったよね。
 次の注目が、
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0209/19/nw04.html
サン、Liberty仕様準拠のJavaコードを無償提供
 MSのPassportがプライバシー侵害、個人情報独占支配の批判にさらされてい
るうちに、実装でも差をつめておきたいところですから、コードの無償提供は
いい作戦ですね。
 その次の注目は、
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0209/19/nw01.html
Linuxデスクトップ「Sun Enterprise Client」はオープンソース版の「NC」?
 タイトルにあるように、これは、まさに以前のNetwork Computer(NC)の路線
ですね。
 OracleのNCもOSはNetBSDだかで、Netscapeなどを搭載というものでしたが、
あれからデスクトップのオープンソースのソフトも種類も完成度が高くなった
ので、また挑戦ですね。
 これ、おれ、当たると思う。
 なぜ?
 コードネームが、Mad Hatterだもん。
 ???
 不思議の国のアリスの登場人物でしょ。
 ???
 チックコリアも、不思議の国のアリスをテーマにしたアルバム「マッドハッ
ター」を出していて、この中に入っているマッドハッターラプソディという曲
は、涙がでてくるほどかっこいいよ。なんといっても、ハービー・ハンコック
のソロがね。もちろん、ドラムはスティーブ・ガッド、ベースはエディ・ゴメ
スだし。
 ハンコックのエレクトリックピアノ(エレピ)の音は、おれらハンコック音と
いってたけど、どろんとしたブルージーな音なのね。コリアのエレピは、クリ
アなコリア音なのよ。
 でね。どろんとしたハンコック音エレピで、ためにためた、演歌でいうとコ
ブシききまくりのソロがすごいのよ。
 大暴れしつつきっちり計算しているし、静寂の大轟音というか、静けさや岩
に染み入る蝉の声というか、狂気の中の知性、知性の中の狂気。そういう矛盾
を内包したまま、それを全部一心不乱に叩きつけつつ、もう一人のハンコック
がちゃんとコントロールしている。
 リズム、メロディ、暴れ方、押さえ方、どれをとってもすさまじい。ハンコ
ックの生涯のプレイでも、ベストのうちの1つといえるロングソロ。
 あとさ、ハンプティ・ダンプティは、超モダン4ビート。三井グリーンラン
ドのライブで、リハでマイク・ブレッカーがこの曲を合わせていて、コリアか
らいろいろいわれていたというのは、前書いたと思うけど、この曲、ほんとか
っこいいのよ。テーマの途中、変拍子もあるし。レコーディングのときのテナ
ーは、チックの盟友ジョーファレル。
 この4人は、「フレンズ」というアルバムもあって、おれの中じゃ、「マッ
ドハッター」と「フレンズ」がチックコリアの最高傑作。
 で、Sunの話はどうなったの?
 いや、ともかく、名前がいいので、これは成功すると。
 こんだけ、長々、関係ない話して、そんだけかよ。
 だもんで、Sunは宣伝には、ハンコックのあの歴史的ソロを使うように。そ
れがだめなら、ハンプティ・ダンプティのテーマ部分でもいいよ。冒頭から15
秒でもかっこいいから。

乳の詫び状(2002/09/20)

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: NHKで知的障碍者サッカーワールドカップの番組
---
 以前紹介した、知的障碍者サッカーワールドカップの番組がNHK教育で放送
されるそうです。稲田さんからの情報です。
--- ここから ---
 知的障碍者サッカー・ワールドカップを取り上げた番組が,NHKで放映され
るようです。タイトルをみただけですが,多分この前の知的障碍者サッカー
「ワールドカップ」のことを取り上げた番組だと思います。実際の試合を見ら
れなかったものにとっては,楽しみな番組です。
・日時:9/21(土)夜8時〜9時半
・放送局:NHK教育
・番組名:ETVスペシャル「シュートはワールドカップだけじゃない,個性満
開,障害者サッカー」

 ついでに。
 ご存じだか思いますが,漫画「バカボンド」の井上雄彦が車椅子バスケット
をテーマにした漫画「リアル」を書いています。連載は「ヤングジャンプ」で
す。「バカボンド」と「リアル」の2本連載は,大変みたいですが,ようやく
9/19に第2巻が発売になりました。
--- ここまで ---

 ありがとうございます。放送は明日ですね。
 ヤンジャンもう何年もちゃんと読んでないんですよね。たまに喫茶店などに
あったときに読むくらいで。でも、マンガ喫茶でもいってみます。
 ところで、コミックモーニングの「ブラックジャックによろしく」。医学界
の腐った現状をえぐって今年最大の話題作だそうですが、先週号から、紆余曲
折があって生まれた子がダウン症という設定になりましたね。
 今週号は医師が両親に病気を告げる場面でしたが、自分たちのことも思い出
しました。
 息子は何日生きられるかという状態で生まれたので、生まれた夜に産婦人科
から総合病院に移送する救急車の中で、ぼくだけ産婦人科医から告げられまし
た。ダウン症というのを知らなかったので説明を受けてぼくもショックでした。
 妻には検査の結果が出てから総合病院の担当医から告げることになったので、
それまで2週間ほど黙っていましたが、妻と相談できないのは、人生で一番つ
らい2週間でしたね。
 若い医者が妻とぼくを呼んで告げたんですが、病気の要点と近隣の障碍児セ
ンターや親の会などの連絡場所を述べる事務的な感じでした。ぼくは男だし技
術屋だしすでに病名は聞いていたので、あれこれ情緒的にいわれるより、スペ
ックだけ事実だけ必要事項だけいってもらってもいいんですが、妻は、ああい
う告げ方はないという感じでショックを受けていました。言葉のオブラートに
くるんで伝えても、結局ショックは同じだったかもしれませんが、やはり割り
切れないものがあったと思います。医者って、病名の告げ方の訓練とかやって
るんでしょうかね。若い医者はまだ人生経験も少ないし、彼らにはむずかしい
仕事でしょうけれど。
 以後、妻の必死の努力のおかげで息子は元気にしています。感謝の言葉もな
いんですが、振り返ってそれをうまく伝えられたかというとぼくは失格です。
妻にはそういう多大な苦労をかけてしまいました。「ブラックジャックによろ
しく」では、夫が無理解状態という設定ですが、それがどう変わっていくのか、
今後の展開に興味をもっています。

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: タマちゃんにライバル
---
 アゴヒゲアザラシのタマちゃん。神出鬼没で、それがまたフィーバーを煽っ
てますが、ライバルが出現。
 宮城県歌津町の川に、アザラシの子供がやってきて、ウタちゃんという名前
で騒がれています。子供だということもあって、タマちゃんよりかわいいです。
タマちゃん、どうするんでしょう。
 小倉さんの番組で、ピーターが「芸能界と一緒。若い子に抜かれていくのよ」
とシビアのことをいってましたが、タマちゃんの事務所がどう戦略転換を図っ
ていくか注目です。アイドルから女優の道を歩むのか、ヘアヌードを出すのか。
 ってお前、タマちゃん、オスだろう。
 あ、それでタマちゃんなのか。
 それは、多摩川に最初に来たからだろ。フジテレビの人間が名づけたらしい
んだけど。

 タマちゃん現象の解読では、いま出ている「噂の真相」2002年10月号、中森
明夫の「月刊ナカモリ効果」が秀逸。さすが中森明夫。
 住基ネット、靖国参拝、有事法制などキナ臭い話題から国民の目をそらすた
め、内閣官房が機密費を使って放流したヤラセという陰謀史観。もちろん冗談
でいってるんですが。
 タマちゃん、ほんとに同一の個体なんですかね。フジがやったんだっけ。畑
正憲の「子猫物語」という映画が大ヒットしましたよね。あのとき、主人公の
猫、チャトランというのは、実は撮影用にそっくりなのが何匹もいて、とっか
えひっかえ撮影したという噂がありましたよね。そのうち、何匹は川を流れて
いくシーンでそのまま死んじゃったとか。^^;

 あと、今週のコミックモーニングのギャグマンガ(失礼、名前を失念)では、
タマちゃん、伊能忠敬説が出ていて、これはとても秀逸。中森明夫の説は、お
れでも思いつくことは思いつくけど(おれは北朝鮮のスパイかイラクの生物兵
器かと思ったんですが(笑))、伊能忠敬説は思いつかなかった。
 タマちゃん、あちこちの川に出没しては、地図を作ってるらしいんです。な
んのためかというと、日本侵略のためです(笑)。この川のこの橋を爆破すれば
ここを制圧できるとか、アザラシが集まって作戦会議してるんです。
 ほんとかなあと思ったら、ウタちゃんが宮城に出現でしょ。もう1頭出現し
たら、これは決定的だと思いますね。政府の有事法制は、ロシア、中国、北朝
鮮の軍隊が地上戦を挑んでくるとかいう非現実なことを考えずに、アザラシ、
イルカ、クジラなど海の動物がいっせいに大群で日本を襲うという、こういう
事態をこそ想定して、それに対応できるようにすべきですよね。
 日本軍(自衛隊)も兵器や人員の見直しをしないといけない。一刻も早く、半
漁人を大量入隊させるとか、やれることはいっぱいあると思います。
 ねえよ。

乳の詫び状(2002/09/18)

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: OpenSSLを狙うLinuxワーム
---
 以前明らかになったOpenSSLのセキュリティホールを狙うLinuxワームが猛威
を振るい始めました。日本でもすでに感染例があるようです。OpenSSL 0.9.6d
とそれ以前のものが対象です。
 これを使っているApacheなどが狙われているようです。詳しくは、
http://japan.cnet.com/Enterprise/News/2002/Item/020917-2.html
P2Pの攻撃ネットワークを作るLinuxワーム
http://japan.cnet.com/News/Flash/2002/2002-0917-F-3.html
Linuxのウェブサーバーに感染するワーム
http://www.f-secure.com/news/items/news_2002091600.shtml
http://www.f-secure.com/slapper/
をどうぞ。
 感染したマシンはDDoS攻撃に使われるようですね。
 対処法などは、
http://www.f-secure.com/v-descs/slapper.shtml
http://www.openssl.org/news/secadv_20020730.txt
http://www.cert.org/advisories/CA-2002-23.html
をどうぞ。
 パッチをあてるか、OpenSSL 0.9.6eやそれ以降のバージョンにすぐアップデ
ートしてください。

乳の詫び状(2002/09/13)

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: スンドメール
---
 わははは。笑った笑った。これは、一発ギャグとしてもすごい。sendmailと
寸止めをかけるなんざ、なぜ、誰も思いつかなかったのか。さすが、特打ちの
ソースネクスト。詳しくは、
http://japan.cnet.com/News/Infostand/Item/2002-0911-J-5.html
誤送信メールを寸止め『スンドメール』
をどうぞ。
標題: 原発の実態
---
 東電の原発故障隠しなど原発を巡るネタがまたマスメディアでも話題になっ
てますが、原発の実態はすごいよというお話。> Thanks ★阿修羅♪さん。
 原発の現場で働いていた平井憲夫さんの残した記録です。詳しくは、
http://genpatsu_shinsai.tripod.co.jp/hirai/
原発がどんなものか知ってほしい
をどうぞ。

 電力会社は、社員には原発で重大な事故にあった人間はいないとか、被爆し
た人間はいないとかいってるが、それは社員はそんな危険なところには行かせ
ず、日雇い労働者をかき集めて送り込んでいるからなんて話は、以前からよく
聞きますが、平井さんの話を読むと、そんなの序の口と思います。
 ぼくも、核融合炉JT-60を作るとき、某コンピュータメーカーがやってたこ
とを少し知ってるから、こういう話を読むとあちこちであるんだなあと。現場
の棟梁、軍隊でいえば軍曹みたいなのがちゃんとしてりゃいいですけど、現場
が疲弊すると、何でもだめですね。

乳の詫び状(2002/09/12)

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: メインフレームのすごさ
---
 Unix命、Windows命といった、単細胞Unixバカ、単細胞Windowsバカには、ぜ
ひ、読んでもらいたい記事です。
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0208/26/op_01.html
Gartner Column:第60回 メインフレームのすごさについて技術的に解説しよ
う[1]
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0209/02/op_01.html
Gartner Column:第61回 メインフレームのすごさについて技術的に解説しよ
う[2]
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0209/11/op_01.html
Gartner Column:第62回 メインフレームのすごさについて技術的に解説しよ
う[3]

 小泉首相みたいな単細胞だと国民が困るのと一緒で、システムを作る技術者
が、単細胞Unixバカ、単細胞Windowsバカ、もちろん単細胞メインフレームバ
カだったら、お客さんが困るわけで、少しは見聞を広めてほしいと思いますね。
 最近のサーバサイドのシステム開発はJavaばかりになっていて、本屋に行っ
ても若い奴が熱心にJavaの本を探していますが、それをみていて単細胞Javaバ
カになってほしくないなと思います。要は適材適所、是々非々でものが考えら
れないとまともなシステムにならないですからね。
 視野狭窄が一番怖い。マルチランゲージ、マルチプラットフォーム、マルチ
カルチャーを許容できないとね。テロの1周年というので、アメリカはブッシ
ュという単細胞バカが、イラクの石油利権をほしがって戦争を仕掛けようとし
てますが、あれは人類が困るんだけどね。

 栗原さんのコラムはどれも読む価値がありますが、上の3つは、互いに前回
と次回のリンク、あるいは総目次へのリンクがないので、他のを探すのが大変
ですね。エンタープライズのトップページにいってもコラムへのリンクはない
し。
 ということで、栗原さんのコラム一覧は
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/column/gartner.html
栗原潔さんのGartner Column
をどうぞ。

乳の詫び状(2002/09/11)

 拙著「新版インターネットを使いこなそう」(岩波ジュニア新書、岩波書店)の正誤表を更新しました。自分で見つけたものですが、なんでこれに気づかなかったんだろうと思います。^^;

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 福祉・介護の世界で活躍するIT技術
---
 IT技術が福祉や介護の世界で使われていますが、その展示会「国際福祉機器
展」のレポートです。詳しくは、
http://www.zdnet.co.jp/news/0209/10/nj00_care.html
福祉・介護の世界で活躍するIT技術
をどうぞ。
http://www.hcr.or.jp/
にいって出展者一覧をみました。
 日立やIBMがこの分野で熱心なのは有名だから出展して当然ですが、NECが出
しているのに富士通の名前がないですね。社長の発言が物議をかもしたり社内
ガタガタの模様が週刊誌ネタになりやすい富士通、金儲けばかりで、こういう
ところに出展できないんじゃイメージ回復は遠いかな。
 家電じゃ、松下、東芝、三洋の名前はあるけど、ソニーがないですね。こう
いう分野はオシャレじゃないから無視なのかな。もちろん、マイクロソフトの
名前もありませんね(爆笑)。ライバルのサンやオラクルの名前もないですけど。^^;
 関連記事にある
http://www.zdnet.co.jp/news/0202/15/universal.html
誰にでも使いやすい製品がヒットするとは限らない?――ユニバーサルデザイ
ン展
もどうぞ。
 IBMのTransNoteが売れなかったのは、ユニバーサルデザインうんぬんではな
くて、高いのとほんとに使いやすいのかという問題だと思うけど。

乳の詫び状(2002/09/07)

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: テレポーテーションに成功
---
 いま、TBSのニュースでやってましたが、オーストラリアの大学で、原始的
なテレポーテーションに成功したようです。近い将来、原子1個くらいならテ
レポートさせられるだろうと、研究者はいってましたね。でも、人体などは複
雑すぎるのでかなり遠い将来でも無理かも、だそうです。
 詳しいことは、さっぱり、わかってない中村がお届けしました。^^;

 ASAHIネットのunix/linuxから。

標題: LinuxのAMD x86-64対応進む
---
 LinuxのAMD x86-64対応がちゃくちゃくと進んでいるようです。詳しくは、
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0209/03/nw02.html
AMDのx86-64環境を歓迎するLinuxコミュニティー
をどうぞ。
 32bitと64bitが混在利用できるのがいいですね。しかも既存の32bitアプリ
もいままでと同じ速度で動くとのこと。
 仮想記憶が512GBというのもすごいな。大量データを扱うデータベースには
うれしい拡張ですね。さっそく、実メモリをいっぱい積まないと。^^;
 一方、MSはどうするかはっきりしてないとのこと。詳しくは、
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0209/03/nw03.html
今ひとつハッキリしないマイクロソフトのx86-64サポート
をどうぞ。

 ASAHIネットのunix/linuxから。

標題: Lindows 不発?
---
 当初、Windowsのアプリを全部動かすみたいな威勢のいいこといってた
Lindowsですが、やはり現実は厳しく、どんどん姿勢が後退していますね。^^;
 詳しくは、
http://japan.cnet.com/Enterprise/News/2002/Item/020823-3.html
現実に直面するリンドウズ
をどうぞ。

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Operaの新規ブラウザページ作成方法
---
 一石さんから。
--- ここから ---
 いつもHot Cornerなどを読ませていただいています。
 2002/9/4の話題の中にOpera6.05で「新規空ページを作るボタン」が無くな
ったというものがありましたが、これがメインバーのボタンのことであるなら
ば、マルチウィンドウで使用していてもボタンはあります。
 ただ、デフォルトの状態ですとメインバーは「シンプル表示」のため、新規
作成のボタンが表示されません。「表示」メニューの中のメインバーの表示設
定で「フル表示」を選択すれば、ボタンが表示されると思います。
 中村さんの指摘されているボタンが別のものであったなら、見当違いなメー
ルで申し訳ありません。

 ちなみにマウスジェスチャーを使えば、マウスの右ボタンをクリックしなが
らマウスを軽く下に動かすだけで新規ウィンドウが作成されます。
 「戻る」「進む」「新規作成」「閉じる」だけでもマウスジェスチャーを使
用すると、Operaは格段に使いやすくなると思います。
 自分は、たまに他のブラウザを使用しているときにも、ついマウスジェスチ
ャーを使おうとしてしまい、不便に感じたりすることもしばしばです。
 以上、少しでも参考になれば幸いです。役に立たない内容でしたらすみませ
ん。
 それでは今後もがんばってください。
--- ここまで ---

 ぼくいってたボタンは、SDIのときにページタブが並ぶ場所の右端にある新
規ページタブのことです。MDIのときは、この新規ページタブがないんですよ
ね。
 でも、いま気づきましたが、ページタブの領域でダブルクリックすると新規
ページができますね。こりゃ、いいや。

 マウスジェスチャーはねえ。最初、ONにしてみたんですが、年なので、もー
わけがわからんのですわ。あれ、右から上だったかな、なんてね。
 でも、このメールを頂戴してまた挑戦しました。結果は?
 めちゃめちゃ、便利やん、これ。(爆笑)
 あぬなー、お前なー。
 食わずぎらいだったんでしょうか。
 あ、でも、戻ると進むだけです、憶えたのは。ほかのは複雑すぎる。^^;

乳の詫び状(2002/09/06)

 ASAHIネットのunix/linuxから。

標題: TurbolinuxがSRAの傘下へ
---
 少し前のネタですが、SRAがTurbolinuxのLinux事業を買収しましたね。詳し
くは、
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0208/20/nw_03.html
ターボリナックスがSRAの傘下へ
をどうぞ。
 SRAは、日本のPosgreSQLユーザ会の会長石井さんがいるので、PostgreSQLに
積極的ですから、これとTurbolinuxを軸に事業を展開するようです。
 安くシステム構築ができる、いわゆるLAMP(Linux, Apache, mySQL, PHP)の
うち、DBはmySQLじゃなくてPostgreSQLを使うんでしょうね。
 欧米は、PostgreSQLよりmySQLのほうがメジャーみたいです。
 ぼくも仕事でPostgreSQLを使ってますが、mySQLは当時、検索は抜群に速い
けどトランザクションが弱いので、その仕事には向いてなかったんです。
 日本でのPostgreSQL人気は、やはり石井さんたちのがんばりが大きく影響し
てますよね。
標題: Linuxユーザーがデモ行進
---
 Linuxユーザが、カリフォルニア州にコードを公開していないソフトウェア
を導入することを禁じる「Digital Software Security Act」(デジタルソフ
トウェアの安全に関する法律)と呼ばれる法案を発表して、デモ行進で気勢を
あげたそうです。奇声をあげたりして。^^; 詳しくは、
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0208/19/nw_04.html
Linuxユーザーがデモ行進
をどうぞ。
 世界各国の政府がオープンソース導入を推進しようとしている流れに沿った
ものですね。
 関連した話として、
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0208/19/nw_05.html
政府基準のクリアを目指すLinux
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0208/19/op_02.html
Linux Column:エンタープライズLinuxは年内が正念場か?
をどうぞ。
 前者では、世界一の暗号機関NSAが、セキュリティを強化したLinuxを発表し
たら、MSが圧力をかけて今後の作業を中止させた話などもでてきますね。相変
わらず、MSです。

乳の詫び状(2002/09/05)

 ASAHIネットのunix/linuxから。

標題: SunのLinux旋風
---
 少し古いネタですが、SunがLinuxに本格参入というお話。詳しくは、
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0208/19/nw_03.html
サンのLinux旋風、東京にも上陸
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0208/19/nw_01.html
Interview:「32ビットエントリーサーバ市場は大きなチャンス」とサンの執
行副社長
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0202/19/02021988.html
Linux Column:サンの参入でどうなる? Linuxサーバ業界
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0208/16/nw_01.html
デスクトップLinuxに拍車をかけるレッドハットとサン
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0208/14/nw_01.html
大手ベンダーの出展で沸くLinuxWorld
をどうぞ。

 Sunとしては、WindowsのPCサーバが出てくるローエンドは、Linuxサーバで
迎撃。ミドルからハイエンドは、SPARC+Solarisサーバでいうことですね。
 ところでですね。Intel版のSolaris 9は出ないんですかね。
 Intel版のSolarisって値段をみると、正規商品でもいまやLinuxの商用ディ
ストリビューションより安いんですよね。^^;
 Solaris 9については、unix/solarisに書きますね。

 ASAHIネットのunix/solarisから。

標題: Sun ONEとSolaris 9
---
  もう2月以上前のネタですが。^^;
 この1個前でも書いていたけど、Solaris 9が発表されたときの記事です。MS
流で、何でもOSにバンドルする作戦ですね。詳しくは、
http://ascii24.com/news/i/soft/article/2002/06/13/636502-000.html
サン、SPARC用新OS『Solaris 9』発表──機能、性能が大幅アップ
をどうぞ。
 巷では、Sun ONE対.NETなどとやってますが、Sunはアプリケーション・サー
バー「Sun ONE Application Server7」の「Platform Edition」を無償配布で
すね。詳しくは、
http://japan.cnet.com/News/Flash/2002/2002-0620-F-1.html
【フラッシュ】サンがアプリケーション・サーバーを無償配布
をどうぞ。
 Sun ONEについて、そういう捉え方をすればいいのかと思ったのが、
http://ascii24.com/news/specials/article/2002/06/22/636660-000.html
【今週の特集】Sun ONE vs. .NET――最新ウェブサービスを再確認!!
です。

 ASAHIネットのunix/solarisから。

標題: マクネリー節
---
 SunのCEO スコット・マクネリーといえば、MSとゲイツたちをこき下ろすマ
クネリー節で有名ですが、2002年3月7日のマクネリーの記者会見が相変わらず
です。なお、ぼくはマクネリーと書いていますが、ASCII24は、マクニーリで
すね。ともかく詳しくは、
http://ascii24.com/news/i/keyp/article/2002/03/07/634218-000.html
オープンなテクノロジーに基づくSun ONEこそが勝ち残る──米サンのマクニ
ーリ会長来日記者会見
をどうぞ。
 相変わらず、言いたい放題です。\(^O^)/
「Sun ONEはすべてオープンな技術・インターフェースからなり、.NETはマイ
クロソフトの独占的な技術・インターフェースを持っている。Sun ONEは64bit
だが、.NETは32bitだ。Sun ONEは顧客が自分でコミュニティーを作るのを助け
るが、.NET(マイクロソフト)はそれを顧客から取り上げPassportという形でハ
イジャックしようとする。Sunは共有(Share)し、Microsoftは盗む(Steal)。こ
れが基本的な2つのアーキテクチャーの違い。つまり、人類とマイクロソフト
の戦いなのだ」

 この「人類対マイクロソフトの戦い」というセリフは、有名になりましたね。
MSについていくと人類じゃなくなるってことですね。^^;

「ヒューレット・パッカードとコンパックは合併と言うより衝突だと思ってい
る。彼らの戦略はUNIXからインテル・マイクロソフトプラットフォームへ移行
させることと宣言している。顧客はHP-UX、Tru64UNIXからWindowsに移行する
か、Solarisに移行するかを迫られることになる。あるいはLinuxを選ぶかもし
れない。Windowsでは32bitに戻ることになり考えられない。従ってサンは両社
の顧客を一番簡単に移行させることができる。2社の合併はサンにとって朗報
といえる。買収金額に10億ドル(約1300億円)足してあげるよ」 

 いまテレビコマーシャルで、HPとCompaqは合併しましたってやってますが、
うまくいく合併とはあんまり思えないんですけど。図体だけでかくなって、み
ずほ銀行状態にならなければいいんだけど。

 週刊ダイヤモンドの定期購読者には送られてくるLOOPという薄い雑誌があり
ます。これ、RED HERRINGというハイテクビジネス誌から記事を翻訳したもの
です。これの、Vol.4にはマクネリーのインタビューがあるんですが、これは
めちゃくちゃ面白い。上の発言どころじゃないです。
 DELLなんか、相手にしてないもん(爆笑)。あんなのライバルでもなんでもない。
連中は単に小売りでR&Dに金を使わないしね。って具合。
 Linuxのことを聞かれて、「もうすでに使っているじゃないか。それがソラ
リスだよ。(大笑い)」などというギャグもある。
 JUNE 2002 RED HERRING, p.52-p.55となってるから、今年の春くらいのイン
タビューですかね。マクネリーは、今回発表したLinuxサーバを開発している
ことは知ってただろうから、煙に巻いたのかな。
 このインタビューアに、マクネリーはいらついています。たしかに不勉強の
面はあるけど、食い下がり方がすごいから、非常に生き生きしたインタビュー
になってます。チャンスがあれば読んでみてください。図書館にでも行けばあ
るんじゃないかな。

乳の詫び状(2002/09/04)

 拙著「新版インターネットを使いこなそう」(岩波ジュニア新書)が、岩波書店編集部編「ぼくたちの今 岩波ジュニア新書を読む」で紹介されました。山梨大学講師の畑中忠雄さんが「科学を学ぶおもしろさ」で紹介してくださいました。ありがとうございます。

標題: 自在眼7
---
 アンテナハウスでは、マルチ・ファイルユーティリティ自在眼7を発表しま
した。詳しくは、
http://www.zdnet.co.jp/news/0209/02/njbt_12.html
アンテナハウス、「自在眼7」発表
http://www.antenna.co.jp/Jan/Jan7/JAN7TOP.HTM
自在眼7
をどうぞ。
 自在眼があれば、そのファイルを作ったアプリがなくても表示ができます。
 たとえば、WordやExcelがなくても、WordやExcelのファイルが読めるわけで
す。ほかにも画像やらあれこれサポートしています。
 今回、サムネイル表示や、新たにMac OS X版「Office」「Works 2001」「一
太郎12」「FileMakerPro V5.5」などをサポートしています。

 ASAHIネットのjouwa/salonから。たまさんにコメント。

標題: Re: 田中康夫再選
---
>>  田中康夫を個人攻撃するときに、「噂の真相」連載の「ペログリ日記」をコ
>> ピーして、こんなふしだらな奴だとばらまいていたが、もし、「ペログリ日記」
>> をちゃんと読んでいれば、田中康夫がどれほどあれこれ考えているか、したた
>> かな奴か、気づきそうなもんだけどな。目がよほどの節穴か、よほど文章を読
>> む力がないのか。
> そもそも長野県議会に限らず、「噂の真相」が「敵性雑誌」なんですね。だから
>「読む」という行為そのものができないわけです。しかも点描という方法が理解の
>外。多くの政治家が読んでいるのは経済小説でしょうし、あるいは起承転結が有る
>ような講談本に近い時代小説でしょうから、散文にはなじめないんですね。

 敵性雑誌だからこそ、格好の研究材料として読んで分析するもんだと思うん
ですけどね。それやらないなら負けて当然です。孫氏の兵法以前の問題。
 おれみたいに、「噂の真相」と「文藝春秋」の両方の編集部が雑誌を送って
くださっている人間って、想像のはるか彼方の存在ということなのかな。

> 豊臣秀吉を経済人とかサラリーマンに置き換えるという卑近な事しかできない作
>家の小説を有り難がっているような人が多いわけですから。野村克也を管理職研修
>の講師に招聘するような頭では、あれは理解不能。

 「プレジデント」は、歴史的人物に学べという路線でブリブリやって好評で
したが、あれって何かわかった気になるのね。ほんとは役に立たないのに(爆
笑)。それで自分が慰められるだけの効果だよね、厳しく言えば。
 今週の「週刊ダイヤモンド」2002/09/07号、松岡真宏「"目からウロコ"の経
済論 コペルニクス主義」は、「経営指南書は恋愛小説と同じ? 気休め程度
にしかならない理由」でした。ぼくもそう思いました。

 山岡荘八の徳川家康が中小企業の経営者のバイブルのように読まれていた時
期がありました。おれの父親も、零細企業の経営者だったので、全巻揃えて少
しずつ読んでました。
 文藝春秋を読んで噂の真相を読むみたい感じで、あれ読んだら、今度は、隆
慶一郎「影武者徳川家康」を読んだらいいのにね。隆慶一郎さんの作品はどれ
も面白いけど、隆慶一郎文学で、網野善彦史観の世界を少しずつ知るようにな
ったんですよね、個人的な流れでいえば。司馬遼太郎史観とはまた別の世界で、
面白いです。

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Netscape7, Mozilla1.1, Opera6.05
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 Netscape7が出ましたが、Mozilla1.01ベースとのことでパスしています。
 で、mozilla.orgに行ったら、1.1があったのでダウンロードして試しました。
 タブブラウンジングは以前より使いやすくなりましたね。ブラウジングも以
前より速くなった気がします。でも、メール作成のエディットのバグはまだ直
りませんね。それでも、Operaと併用してもいいかなと思います。
 いまOpera6.05を使ってますが、以前あった、新規空ページを作るボタンと
いうかタブというか、あれ、なくなっちゃいましたね。すごく使いにくくなり
ました。どこかに出す設定があるんでしょうか。
 あ、わかった。シングルウィンドウなら出るんだ。バージョンアップしたら、
マルチウィンドウにリセットされちゃったのね。^^;

乳の詫び状(2002/09/03)

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 小森君のこと
---
 雑誌「ダカーポ」2002/09/04号を読んでいたら、p90の「旬の本」のコーナ
ーに高校時代の同級生、小森君が出ていた。高校卒業以来、会ってもないし、
どこで何をしているかも知らなかった。
 この前、竹下先生の訃報を書いたら、当時の地学部の仲間からメールがあっ
たけど、これもお引き合わせのひとつなのか。ほんと、偶然って不思議ね。
 最初、小森収という名前と写真から、「あれ?小森君かな」と思い、同姓同
名の他人の空似ということもあるしと思ったら、プロフィールに「1958年福岡
県生まれ」となっているので、これで確信した。
 そんなに親しい仲ではなかったけど、物静かな美男子だったよ。
 彼の本は、小森収「はじめて話すけど…」(フリースタイル)というインタビ
ュー集。各務三郎、皆川博子、三谷幸喜、法月綸太郎、石上三登志、松岡和子、
和田誠の面々。翻訳文化の影響についてトータルに考えるインタビュー集にな
ったようです。三谷幸喜氏とは、文芸編集者として古畑任三郎を手がけたのが
縁みたいですね。
 さっそく、www.amazon.co.jpに行って、小森収で検索して注文しました。も
う1つ彼が編集した「ベスト・ミステリ論18―ミステリよりおもしろい」(宝
島新書)も出てきたので、注文しました。
 小森君、やっぱ、すごーーーーーーーーーーい。

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 入門量子コンピュータ
---
 BTRONの超漢字で有名なパーソナルメディアから、「入門量子コンピュータ」
が9月6日に出ます。
 なんか前からいってるけど、もう、おれ、パソコンもインターネットも全然
つまんないんだよね。とくにパソコンのつまらなさは、どうしようもない。わ
くわくするもんが何もない。
 いま、わくわくするものって、グリッドとかゲノムとか宇宙とか生命とか量
子とかナノテクとか、そういうのばっかり。
 ということで、この本、個人的にはとってもタイムリー。

■「入門量子コンピュータ」の書誌データ
書名 入門量子コンピュータ
著者 ゲナディ・P・ベルマン
   ゲーリー・D・ドーレン
   ロンニエ・マイニエリ
   ウラジミール・I・チフリノビッチ
訳者 松田和典
発行 パーソナルメディア株式会社
仕様 A5判 並製 192頁
ISBNコード ISBN4-89362-192-0
定価 本体2800円+税

乳の詫び状(2002/09/02)

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 明治生命のコマーシャル
---
 先週の日曜日の午後、DA PUMPの特番で明治コマーシャルが印象的でした。
ダウン症の加藤秋雪君とご両親が写真で登場するコマーシャルでした。
 調べたら、さすがに明治生命、ちゃんとコマーシャルの記録を残しています
ね。
http://www.meiji-life.co.jp/oshirase/cm7/content.html
あなたに会えてシリーズ2001「たったひとつのおくりもの」編
にあります。
 6歳で亡くなったんでしょうかね。もし、そうなら残念なことです。
 うちの子供も、心臓の中の壁がなかったり、ファローとか、右脚ブロックと
か病名がいくつもある状態でした。
 運もよかったんでしょうが、妻が必死でなんとか体力がつく3歳まで育てて、
手術することができました。慶応病院でも明治だか大正だかの創設以来、2例
目か3例目の非常に珍しい、しかも難しい手術でした。成功したから、執刀医
は鼻高々で、学会発表やらいろいろあったみたいです。うちの子供が診察に行
くと、もう先生が満面の笑みでVIP待遇。インターンの連中が10人以上見学
に来て、あれは妻はモルモットみたいでいやだったそうですが。

 障碍児というか障碍児だからこそ、子供から教わることは非常に多いですね。
 妻も非常に苦労して、それをぼくがあんまりちゃんとわかってやれなかった
ことも含めて、あなたに会えたよかったとほんとに思います。
 「子を持って知る親の恩」じゃなくて、「子を持って知る子の恩」が正しい
といったのは、筒井康隆だが、ほんと、そうです。

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 田中康夫再選
---
 注目の長野県知事選挙。予想通り、田中康夫が圧勝で再選されました。
 一連の流れをみて、言葉は悪いが田舎の芋侍の長野県議会が、まんまとして
やられたという印象。
 どうして、県議会の連中、田中康夫がしたたかな策士であることに気づかな
いのか。まんまと挑発に乗って不信任案提出。田中康夫は腹の中、こんなに簡
単に挑発に乗ってくる議員たちの馬鹿ぶりを、ゲラゲラ笑ったことだろう。
 田中康夫を個人攻撃するときに、「噂の真相」連載の「ペログリ日記」をコ
ピーして、こんなふしだらな奴だとばらまいていたが、もし、「ペログリ日記」
をちゃんと読んでいれば、田中康夫がどれほどあれこれ考えているか、したた
かな奴か、気づきそうなもんだけどな。目がよほどの節穴か、よほど文章を読
む力がないのか。
 「なんとなくクリスタル」で一躍ブームを起こした20年前、田中康夫は、
当時もいまも相変わらずの馬鹿マスコミからは、ブランド好きの軽薄な男とし
て扱われていたが、あのブームのとき、「軽薄にみせているのは擬態だ。ほん
とは非常に芯のあるしたたかな男だと思う」と喝破したのは、おれが知る限り、
藤本義一、唯一人。
 最近といっても、もう、5年以上前かな。田中康夫がダイエーや全日空を批
判したときだって、そう。あのときの動きを研究していればね。まあ、県議会
は負けるべくして負ける程度の頭しかなかったってことですね。
 まあ、そんな田中康夫も、「ペログリ日記」で、マイクロソフト日本法人
(MSKK)の当時の古川会長との仲のよさを書いたり、パソコンがおかしくなった
らMSKKに持ち込んで直してもらったりといったことを書いた過去がある。
 それがいまや、リナックス(Linux)のようにしなやかな長野県政だもんな。
そういう調子のよさはある。Linux Worldの基調講演で田中康夫がやってきて
話したときは、全然盛り上がらなかったそうだけど(笑)。昔からやってる連中
からすれば、つまみ食いするなって感じだったろうね。

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