乳の詫び状

Last update 2007/07/12

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2007/06/29)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 出たぁ。リサ・ランドール「ワープする宇宙」\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/28/383273
BS特集 「未来への提言」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/13/1179605
量子コンピュータ入門書
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/27/1537622
買ってきた本
で、言及したリサ・ランドール博士とその著書。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812168/showshotcorne-22/
リサ・ランドール, 若田光一著「リサ・ランドール異次元は存在する」
の中に、著書の翻訳が、2007年6月出版予定とあったので、楽しみにしていた
が、すっかり忘れていた。^^;
 突然、思い出して、調べたら、あなた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/
リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」
として出てます、出てます。わーい。\(^O^)/
 まだ買ってないけど、生きる楽しみが増えた。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 九大にあった本、UMLのエッセンス、MBAシリーズ
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/28/1610962
九大にあった本、UMLのエッセンス、MBAシリーズ
で、

 おれは昔、 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798105600/showshotcorne-22/
オージス総研著「かんたんUML[増補改訂版]」 
の旧版でざっと勉強したような気がする。
と書いたが、

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774116254/showshotcorne-22/
河合昭男著「まるごと図解 最新UMLがわかる」
だった。
 たぶん。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Gauche Night
---
 Gauche Nightのこと。ちょー遅くなったけど、もう、これくらいでケリをつ
けてアップします。キリがないんだもん。^^;

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/06/1374459
Shiroさんが作ったScheme、Gaucheに関するお知らせ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/06/1488584
Lispにやさしい新宿ジュンク堂書店\(^O^)/ 
で、紹介したGauche Night。盛り上がったみたいですね。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070510/270600/
【GaucheNight】日本人が作ったScheme処理系Gaucheのお祭りが開催,Lisper
の熱気で夜中まで盛り上がる
http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/wiliki/wiliki.cgi?GaucheNight
http://www.kahua.org/cgi-bin/khead.cgi/kahua-s5/view/11

 イベントで、悪役?を演じて人気だったらしい黒田さんからもメールが来て、
川合shiroさんとマクロについてやりとりしていますね。
http://cl-www.msi.co.jp/solutions/knowledge/lisp-world/articles/scheme
About Scheme
http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/wiliki/wiliki.cgi?Scheme%3A%E3%83
%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%3ACommonLisp%E3%81%A8%E3%81%AE%E6%AF%94%E8%BC%83
Scheme:マクロ:CommonLispとの比較
http://cl-www.msi.co.jp/solutions/knowledge/lisp-world/articles/gauche-night
GaucheNight (About Scheme cont.)
http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/wiliki/wiliki.cgi?Scheme%3a%e3%83
%9e%e3%82%af%e3%83%ad%3aCommonLisp%e3%81%a8%e3%81%ae%e6%af%94%e8%bc%83
%3a%e6%84%8f%e5%91%b3%e8%ab%96
Scheme:マクロ:CommonLispとの比較:意味論

 おれ、バカだから、黒田さんのいってること、最初、無理筋で何をいってる
んだと思ってたの。
 だって、所詮SchemeだってS式なんだから、マクロが書けないわけがない。
問題は変数名の衝突でしょ。Common Lisp(以下、CL)と違って、変数と関数の
名前空間が分離してないから、衝突しやすい。
 CLのgensymのように一意性をシステムが保証するものを作ればいいだけ。CL
は現場の実践的な知恵、長い間に培われたものをまとめ上げたものなので、
gensymは実践的には「あり」なんだけど、Schemeとしては、そういう汚いもの
は入れたくない。せっかく、ここまできれいにしようきれいにしょうとがんば
ってきたんだから、初志貫徹。だから、Schemeでマクロが書けないんじゃなく
て、CLとは違ったきれいな形のマクロをどう入れるかもめていて、マクロがな
かなか入らなかったと、おれは理解しているわけ。
 だから、黒田さんがいってる、Schemeの仕様がBNFで書いてあって文字列に
対して仕様が決まっているけど、CLの仕様はreadのアルゴリズムが書いてあっ
て、以後はLispオブジェクトに対して仕様が決まっているなんて、Schemeだっ
て、readしてLispオブジェクトにするに決まっているんだから、そんなもん、
大した違いじゃないだろ。黒田さん、筋が悪いよ。言いがかりだろうと。
 大体さ、CLでreadのアルゴリズムを書かないといけないのは、readtableや
リーダーマクロといった、普通の言語ではあり得ないものを持ち込んでいるか
らでしょ。
 黒田さん、どうしてそんなにScheme、嫌うかなぁ。近親相姦か、もとい、近
親憎悪か。
 こういう理解だったんです。
 でも、違うのね。Schemeのマクロ仕様は、Lispオブジェクトの木じゃなくて、
プログラムの字面に対しての変形を許している。だから、Lispの本物のマクロ
じゃないと。
 XMLでいうと、XMLをパーサが読み込んで、でき上がったDOM木に対して、木
の変形として処理するのが、XSLT。一方、XMLとしてパージングせず、字面だ
けのテキストとして処理するのは、sed, AWK, PerlやRubyなどで正規表現を使
ってパターンマッチして変形するみたいなもの。Perlのソースフィルタはまさ
にそんな感じですよね。
 CLのマクロは前者だけど、Schemeのマクロは後者も許している。
 それじゃ、Lispの本物のマクロじゃないだろう。こういうことなのね。

 readtableとリーダーマクロを知らない人のために補足しておくと、おれも
知らないんだけどさ(爆)。
 コンパイラやインタープリタといった言語処理系における字句解析部(トー
クナイザやスキャナといわれるもの)をプログラマが操作できるものです。こ
んな言語仕様、フツー、あり得えんでしょう、\(^O^)/
 おれ、これを、どう理解しているかというと、レストランや料理屋で、まか
ない飯ってありますよね。客には出さず、厨房でコックや板前が自分たちのた
めに、ありあわせの材料で作って食うもの。でも、うまいという。
 おれは、readtableやリーダーマクロは、まかない飯を客(プログラマ)が勝
手にキッチン・厨房に入って作っていいというものなんだと理解しています。\(^O^)/
 関連して、readとevalの分離の話が出てましたよね。Lispはreadとevalが分
離しているけど、他の言語はそうじゃないと。
 でも、仕様の書き方はどうあれ、おれの感覚では逆で、CLは、readとevalが
いっしょくたになってるんです。なんといっても、リーダーマクロや
readtableで入力から文字を読み込むときに、好きに入力を評価したり、変形
できるんだもん。
 もっというと、コンパイラマクロというのもあります。これ、コンパイル時
に有効なマクロで(つまり、インタープリタのときは無効)、コンパイラがS式
をコンパイルするとき、プログラマがS式を変形してもっと効率的、強烈な最
適化ができるように介入手段を与えるものです。
 なんか、まかない飯じゃなくて、出入国の検査で、勝手に整形・変装してい
い場所があって、テロリストが善良な市民に化けて入国したり、その逆をやっ
ていい。しかも、身長、体重、肌の色はおろか、性まで勝手に変えていいと。\(^O^)/
 フツー、言語にそんなことができるように要求するか。
 するんです、Lisp屋は。\(^O^)/
 あーん、こわいよー。\(^O^)/

 リーダーマクロやコンパイラマクロで、あれこれ、探したら、こんなん出ま
した。\(^O^)/
http://lispuser.net/memo/lisp/2006-03-30-23-58.html
最高にキモい Lisp コードを書いてみよう with 100 行リーダーマクロ
http://lispuser.net/memo/misc/2007-04-01-14-57.html
自力で最適化コンパイル -- コンパイラマクロ

 lispuser.netはすごいですね。勉強になるなあ。前者は、笑いました。CL-
Yaccのちゃんとした解説になっていますが、LispとAlgol(Pascal)の合体みた
いな構文で、和洋折衷的な言語仕様になっていて、楽しいですね。

 おれ、CL-Yaccって知らなかったんですが、パーサ関係でScheme側に脱線す
ると、
http://www.informatik.uni-freiburg.de/proglang/software/essence/
Essence
というのがありますね。おれが、へぇと思ったのは、JSONをやってたとき、つ
まり、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/07/690487
JSON in Javaのバグ修正
のころ、
http://www.json.org/
で、Lispの実装もみてみたわけ。そしたら、Schemeは面白いパーサ使ってるん
です。詳しくは、
http://www.call-with-current-continuation.org/eggs/packrat.html
http://www.lshift.net/blog/2005/08/11/extensible-parsing-systems
http://pdos.csail.mit.edu/~baford/packrat/
The Packrat Parsing and Parsing Expression Grammars Page
をどうぞ。

 それにしても、call-with-current-continuation.orgは、いままでみた中で
最長のドメイン名じゃないか。Schemeの継続呼び出し(call-with-current-
continuation, フツーcall/ccと略します)そのままだもんね。\(^O^)/

 コンパイラといえば、以前、弾さんに「Perlはコンパイラがないもんね」な
んていったら、「バイトコードにコンパイルして実行してますよ」なんていう
から、びっくり。
 おれらの語感だと、コンパイラといえば、フツー、機械語にコンパイルする
ネイティブコンパイラ。バイトコードにコンパイルして仮想マシンで実行する
のは、コンパイラ・インタプリタであって、コンパイラじゃないんですよね。
 じゃ、Javaはどうなの? バイトコードの仮想マシンで実行するのに、コン
パイラがついてるじゃないかと。あれはインチキ、トリックですね。\(^O^)/
 バイトコードコンパイラと仮想マシンを明確に分けてあるから、バイトコー
ドにする部分はコンパイラといわざるを得ない。\(^O^)/

 Schemeはネイティブコンパイラがないという話を黒田さん書いてたけど、
Lisp(CL)にはインタープリタしかなく、ネイティブコンパイラがないという、
かつての誤解と似てますね。
 もちろん、CLはほぼ必ずコンパイラとインタープリタが備わった処理系にな
ってますし、CLには、コンパイラしかない処理系もあります。コンパイルが速
いのでインタープリタの必要なしということです。たとえば、
http://www.cormanlisp.com/
CormanLisp
がそうです。
 でも、Schemeにも、ネイティブコンパイラはありますね。長い歴史のあるCL
ほど成熟してないかもしれないし、call/ccがあるから、面倒そうですよね。
大域脱出だけならフツーだけど、飛び込んでくるもんね。やっぱり、ネイティ
ブコードでやるより、仮想マシンを作ってそこでやる方向に流れやすいんじゃ
ないかな。
 以下のChez Schemeも、インクリメンタル・ネイティブ・コンパイラだから、
インタープリタなしみたいですね。

http://www.scheme.com/index.html
Chez Scheme
http://www-sop.inria.fr/mimosa/fp/Bigloo/
Bigloo
http://www.call-with-current-continuation.org/index.html
CHICKEN

 Chez Schemeはコンパイラを使うバージョンでこれが有料。Petite Chez 
Schemeは無料で、インタープリタ。そういうレベル分けですね。

Scheme 5つの誤解
・黒板でしか使えないオモチャである
・仕様が貧弱である
・本当のマクロは書けない
・パッケージシステムがない
・Schemeではメシが食えない

http://karetta.jp/blog/gauche-night
では、さらに2つ追加。
・便利なライブラリが少ない 
・S式は異星人の言葉
だそうです。

 「S式は異星人の言葉」というのは、S式が森羅万象ってことが理解できない
人が多いってことね。プログラムばっかりやってるから、わからないんだよ。
 文学と哲学を勉強しましょう。\(^O^)/
 (と)の間に全宇宙があるんです。\(^O^)/
 (と)の間に何を入れてもいいし、それをどう解釈してもいいのがLispの基本。
 ただし、無限の自由は人を不安にするから、CLやSchemeの標準では、デフォ
ルトではこういうものを入れて、こういう解釈をしますよと決めてるだけ。そ
れだけわかれば、あとは所詮プログラムという下世話な話。\(^O^)/

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50815759.html
をみると、弾さん、いま、仏教にはまってるのね。
「『ブッダの教えはLisp』なのではないか、ということ。動的、というのはま
さに諸行無常だし、S式は色即是空だ」
 やっと、Lispが何かわかってきたな。\(^O^)/
 おれは、心の科学としての仏教や生き方の部分はほとんど興味がなく、宇宙
観が非常に面白い。意味が現れるのは関係性によってだし、刹那は、時間の量
子化だからループ量子重力理論だし(爆)、唯識論は量子力学の観測問題への解
でもあるし、宇宙はすべて情報であるという著名物理学者ホイーラー(ブラッ
クホールの命名者でもある)の考え方(it from bit)に通じるし。\(^O^)/
 あ、宇宙の真理が降ってきた。\(^O^)/
 超弦理論(超ひも理論)の弦(ひも)って、実はプランク長さのS式だよ。
 なんだ、そうか。それもマクロだね。マクロのパラメータがちょろっと変わ
ると展開形が変わって、いろんな素粒子ができるんだな。
 なんだ、宇宙の根源はLispだったんだ。\(^O^)/
 (と)の間に全宇宙があるのも当然だね。
 おれは、最先端物理学、最先端宇宙論のその先に突き抜けちゃったね。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/22/964309
Re: Lispセミナー 
http://www.asahi-net.or.jp/%7Eki4s-nkmr/lisp20061121/lisp.html
Lispとは何か
を参照。

 もうちょっと真面目な話をすると、S式は、言語処理系が字句解析をして構
文解析をして作る抽象構文木そのものなんです。
 「すべてのプログラミング言語は、Lispの構文糖衣に過ぎない」といわれる
のは、そのためです(なお、構文糖衣は、シンタックスシュガーとか、シンタ
クティックシュガーなどといわれるもの。英語的にはsytactic sugarのほうだ
と思うけど、日本語的にはシンタックスシュガーのほうがよく使われると思う)
。
 抽象構文木で直接プログラムするところが、Lispがずるいというか偉いとこ
ろで、他の言語だと、その言語の文法があってそれを言語処理系が抽象構文木
にしますが、Lispは、最初から抽象構文木で書くから、余計なステップがない。
無駄がない。もう直接なんだもん。
 Lispの達人たちが、他の言語で書く気がしないというのは、なんで、その言
語の構文規則にそったプログラムなどという余分なものに一旦人間が変換して、
そこから抽象構文木を生成しなきゃならないのか。最初から、直接、抽象構文
木で書けるならそっちのほうがいいじゃんということなんです。
 たとえていうと、他の言語は、薬を調合して病気を治す感じ。Lispは、直接
DNAを切った貼ったして遺伝子を操作して治療する感じじゃないか。\(^O^)/
 なにより、将棋の渡辺竜王にコンピュータ将棋ソフトのボナンザが挑戦する
ようになっても、人間ほど優れた言語処理系はコンピュータ上には存在しない。\(^O^)/
 コンピュータの言語処理系と違って、人間なら、言語ですらない、あいまい、
適当なものからでも、抽象構文木を生成できる。\(^O^)/
 よって、抽象構文木を生成できるように人間をプログラムして(鍛錬して)、
それをコンピュータの言語処理系の入力とするようなハイブリッドシステムが
一番いい。\(^O^)/
 まさに人馬一体。\(^O^)/
 ということで、Lipserは、抽象構文木を切った貼ったする強力なツールであ
るマクロが好きなんです。マクロがないLispなんてLispじゃないなんていう人
が多いのも、わかるでしょ?

 Rubyも抽象構文木をいじれるようにするかどうかという話があるようですが、
Javaはいま、コンパイラツリーAPIが公開されていて、プログラマがいじれる
ようになっています。詳しくは、
http://java.sun.com/javase/ja/6/docs/ja/technotes/guides/javac/index.html
javac - Java プログラミング言語コンパイラ
http://java.sun.com/javase/ja/6/docs/ja/jdk/api/javac/tree/index.html
Compiler Tree API
をどうぞ。
 検索していたら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894714078/showshotcorne-22/
スティーブン・ジョン メツカー著, スリーエーシステムズ訳「Javaによるパ
ーサ構築技法」
にぶつかったけど、コンパイラツリーAPIと関係ないみたいね。でも、目次を
みると、いろんな言語のパーサを作ってコツを教える本みたいでうsね。

 脱線するけど、
http://www.javareading.com/bof/index.html
Java勉強会
なんてのがありますね。ちゃんとやってる人はやってますね。
http://www.javareading.com/bof/mesa.html
にmesaの話がありますね。
 懐かしいなあ。使ったことないけど、Interlisp-Dのマシンなどとともに、
ショーなどでみるXeroxのワークステーションは未来がありましたよね。ビジ
ネス的には未来がなくなったけどね。^^;

 あちこちのブログに、Gauche Nightの感想が出ていたけど、scinfaxiさんの
http://d.hatena.ne.jp/scinfaxi/20070511/1178867390
が長大かつ面白い。
--- ここから ---
黒田さんの「 Lisp マシンで暮らしたい」との発言には強く同意。「実現する
ならどうしても VM になる」とのことでしたが、そうではなく CPU レベルで
「 Lisp だったらなぁ」と思ってしまう(そうすれば x86 アセンブリなんて勉
強しなくていいのにね)。黒田さんは「現実的でないけれど」とおっしゃられ
ていましたが、世界は抽象化の方向に向かっているので CPU レベルにもそれ
が波及して「少なくともマイクロプログラムでインタプリタが書かれるくらい
にはなるのではないか」と妄想していたりします。
--- ここまで ---
とあるけど、scinfaxiさんはまだ若いから知らないんでしょうかね。
 LispマシンはSymbolicsやLMIやXeroxやTIやNTTのマシンなど20、30年前に実
際に作られて売られたんです。
 NTTの竹内さんのマシンTAO ELISでは、竹内さんたちは、LispでLispマシン
のマイクロプログラムを書いてたんです。この辺の話は、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo85.html
乳の詫び状(2004/11/27) 標題: Lispミーハー猿、しょの2
http://www.nue.org/nue/index.html
NUE(New Unified Environment)
http://ll.jus.or.jp/llw2004/program/takeuchi-ikuo-LLW.pdf
Light-weight Language
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo81.html
乳の詫び状(2004/07/19) 標題: Lispミーハー猿
乳の詫び状(2004/07/27) 標題: Schemeは「実用的なものを書くのに力不足」
か?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/17/145926
Lisp特別イベント
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/22/151472
Lisp特別イベントその2
をどうぞ。

 和書でScheme本を紹介しましょう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489471163X/showshotcorne-22/
Harold Abelson, Gerald Jay Sussman, Julie Sussman著、和田英一訳「計算
機プログラムの構造と解釈」
は、別格として、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894712261/showshotcorne-22/
R.ケント ディヴィグ著「プログラミング言語SCHEME」
が、いまんとこ、はうあ!!\(^O^)/
 なんじゃ、こりゃ。品切れなのか。しかも、古本で6000円以上する。たしか
おれが買ったときって、3000円だったと思う。
http://www.biwa.ne.jp/~mmura/scheme/tspl.html
をみると、たしかにそうですね。それと原書の第2版の訳ですね。
 いま原書は第3版で、MIT Pressから出ていますが、上記、Chez Schemeのサ
イトでは、それが読めるようになっています。本になる前の草稿かもしれませ
んが。
http://www.scheme.com/tspl3/
The Scheme Programming Language
Third Edition
R. Kent Dybvig
Illustrations by Jean-Pierre H?bert
をどうぞ。
 あれ? 似た話、どこかで読んだぞ。おれ、自分で書いてるじゃん。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/26/88383
ネットで読めるLisp本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/27/89520
Re: ネットで読めるLisp本
をどうぞ。
 湯淺(湯浅)先生の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000077015/showshotcorne-22/
湯浅太一著
「Scheme入門」
も、古本で5000円以上になっている。
 いや、ほんと。この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/11/1501516
本の品切れ。Lispの古本はバブル? 入門書紹介も兼ねたつもり。
でも書いたけど、Lisp関連本は、在庫がないからどんどん値上がりしているん
だ。そんなに人気があるのかな。Lisp、どうしたんだ。ほんとにバブルか。\(^O^)/
 この本、湯浅先生にサインしてもらって、そのサインに、「showさん、この
本は貴重です。死ぬまで売るな」と書いてある。\(^O^)/
 しかし、Lisp本バブルで、かつてのチューリップバブルみたいになって、湯
浅先生の本1冊が1億円なんてなると、きっと売っちゃうなあ。\(^O^)/

乳の詫び状(2007/06/28)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 観たこともない色や形アサガオ、幻の黄色いアサガオ
---
 日経サイエンス2007年8月号の連載「変わりダネ植物誌」は、最終回だった
が、「幻の黄色いアサガオ」と題して、アサガオがテーマだった。
 いろんな模様があるのね。そして驚きは、幻の黄色いアサガオなんてものま
であるのね。
 バラは青いバラが幻だったけど、サントリーが作りましたよね。現物をバイ
オ展かどこかで見た記憶があるけど、あんまり青くはなかったけど。
 幻の黄色いアサガオは、江戸時代にアサガオブームがあって、そのころの絵
に残っているんだそうです。アサガオ師というのがいて、いろんな花の形や色
のアサガオを作っていたそうな。でも、第2次世界大戦で、貴重なタネの多く
が失われたんだって。
 でね、戦争中もタネを守ってきた愛好家から、戦後、国立遺伝学研究所にタ
ネを集めて、いま、九大で維持管理しているそうな。
 ちゃんとネットで公開していますね。偉い!
http://mg.biology.kyushu-u.ac.jp/
アサガオホームページ

 いま、トップページに出ているQ472という種類?のアサガオなんか、これで
アサガオかと思う花の形ですね。ほかにも桔梗にそっくりのものなどもあるん
ですね。
 左のフレームにあるリストから交配系統カタログや画像カタログをざっとみ
たところ、
http://mg.biology.kyushu-u.ac.jp/mg-files/strainlist-brandnew/06x-lines/index.html
http://mg.biology.kyushu-u.ac.jp/mg-files/strainlist-brandnew/06catalog/index_17.html
http://mg.biology.kyushu-u.ac.jp/mg-files/strainlist-brandnew/06catalog/index_16.html
あたりにも、いろんな形や色のアサガオがありますね。
 左のフレームにあるリストから花色・模様のページを選ぶと、花の模様や色
や黄色いアサガオのことや江戸時代の絵に行くページやらありますね。
 国立歴史民族博物館くらしの植物苑のページにもいろいろあります。
http://www.rekihaku.ac.jp/kikaku/index94/index.html
くらしの植物苑特別企画「伝統の朝顔」
http://www.rekihaku.ac.jp/kikaku/indexasagao/prepare.html
「伝統の朝顔」と準備状況

 子供のころ、家の庭にアサガオがあって、弦が伸びていくし、くるくる巻い
ていたつぼみが朝になるとほんとに咲いているんだもん、すごいなと感激しま
した。
 押し花にしたり、花をすりつぶして絵の具のようにした記憶もあるなあ。は
はあ、あれは色水というんですね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 九大にあった本、UMLのエッセンス、MBAシリーズ
---
 九大に行ったとき、講義のあと、荒木先生に連れられて福田先生のところに
行って、
http://cl.is.kyushu-u.ac.jp/qito/wiki.cgi?page=FrontPage 
社会情報システム工学コース
でやってることをいろいろ見せてもらったり、ミーティングに参加させていた
だいた。
 実際にプロジェクトをチームでやっていくPBL(Project Based Learning)を
やっているので、その場所にも行ってきた。
 その場所の本棚には、いろいろ本が置いてあったが、UML関係は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798107956/showshotcorne-22/
マーチン・ファウラー著, 羽生田栄一訳「UML モデリングのエッセンス 第3版」
があった。
 どの本も同じものが5冊ずつあった。5チーム作れるようになってるから。
 荒木先生もおっしゃっていたが、この本のいいところは、薄いこと。
 UMLはいま仕様がどんどんでかくなってて、おれなんか、細かい話は、もう
どうでもいいもんね。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066630/showshotcorne-22/
Object Management Group著, 西原裕善訳「UML2.0仕様書 2.1対応」
をみると、900ページくらいありますね。
 エッセンスだけ、まず知りたい人は、ファウラー本もいいでしょうね。羽生
田さんの訳だし。
 おれは昔、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798105600/showshotcorne-22/
オージス総研著「かんたんUML[増補改訂版]」
の旧版でざっと勉強したような気がする。
 講義でも話したが、UMLとか、あるいはソフトウェア工学で出てくるどの方
法論でもそうなんだが、もっというとソフトウェアの方法論だけじゃなくて、
人生訓だってなんだって、咀嚼してエッセンスを血肉にするのが大事で、そこ
をはずすと、形式だけ追っちゃって、形式地獄、方法論地獄に陥りやすいの。
未読だが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774129372/showshotcorne-22/
荒井玲子著「UMLは手段」
のタイトルは、おっしゃるとおりですね。
 講義でも話したことだが、昔、ある仕事でExcelで全部仕様書を書けという
のがあって、しかも、クラスの仕様を1クラス1ファイル、1メソッド1シー
トにしろなどというバカ臭い話。そんなのに付き合って手作業でやってちゃ、
時間も労力もかかって利益が出ないから、Javaで書いたソースのJavaDocコメ
ントから仕様だけ抜いてExcelのファイルを生成するプログラムを書いて納品
するなんてことをやったわけ。
 向こうのプロマネ、SEやプログラマは仕事は遅いし、ロクでもないものしか
作れない、端的にいえばバカ。そういうのに限って、形式だけ整えようとする
のね。生産性が上がらないはずだよね。
 でも、あるニッチを営業が握っているので食えてるんですよ。なるほどなあ
と思いましたね。

 荒木先生は、ファウラーが偉いのは、冒頭で、UMLはスケッチとして使うべ
きだといってることだと。この一節を読んで、この本は信用できると思ったそ
うだ。おれも同感。所詮、UMLなんてそんなもんだと思ってるし。
 ただ、スケッチがそのまま最終コードまできれいにつながる方がいいか、そ
れとも最終コードは別途きちんと書くべきかという話では、おれと荒木先生と
意見が分かれた。福田先生も2ウェイ(UMLとコードの双方向可能)でそのまま
行けるなら行けるほうがいいよねというほうだったが、おれ自身は、2ウェイ
は理想だけど、実はUMLごときで最終コードまで素直につながる気はあまりせ
んのよ。\(^O^)/
 いまのUMLツールは、2ウェイといっても、コードからUMLを生成する方向は、
実装のほんとの細部は省略だし。
 じゃ、なんでスケッチがそのまま最終コードにつながるほうがいいと思って
いるのかといえば、Paul Grahamがいうように、Lispならスケッチから最終コ
ードまで素直に行けるよねという話で、これには荒木先生も、ああ、なるほど
などという話になった。
 Lisp屋にとってUMLなんてきっとどうでもいいんだよね。さっきの話じゃな
いけど、最後にLispコードから生成すればいいやくらいのもんでね。^^;

 UMLのモデリングツールは何を使っているか聞いたら、JUDEを使っているそ
うだ。
http://jude.change-vision.com/jude-web/index.html
JUDE
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489627220X/showshotcorne-22/
永嶋浩著「UMLモデリングツールJude竹で覚えるゼロからはじめるUML超入門」
なんて本もありますね。
 おれは、以前はEclipseのUMLを使ったりしたけど、NetBeansもいいなと思っ
てる。NetBeansは重たいのが難点だけどね。

 JUDEなどUMLのモデリングツールを使うと、当たり前だが、すいすい図は描
けるの。だが、その図が示す設計が適切なものかどうかは別問題。このことは、
荒木先生が強調なさっていた。
 で、おれが話題にしたのが、ジャズのアドリブ、インプロヴィゼーションの
話。講義の前夜飲んでいたのが、山下洋輔さんたちも来るお店だったからとい
うものあるけどね。
 ボストンのバークリー音楽院が、昔、ジャズのアドリブを体系化した。世に
いうバークリーメソッド。それまではジャズのアドリブは天才たちが作ってき
た感覚の世界か職人芸の世界。それがバークリーメソッドによって体系化され
たことで、こういうコード進行にはこういうスケール(音階)を想定してなどと、
教えることが簡単になったし、平均的なミュージシャンでもアドリブができる
ようになったと。でも、それといい音楽ができるようになったかは全く別の問
題。平均的なものは作れてもいいものが作れるかという問題ね。
 芸術と違って、工学は、平均的な人間が平均的なものが作れれば、まずはよ
し。特にソフトウェアの場合は、おれも含めて平均的SEやらプログラマのレベ
ルが低すぎるので(爆)、こういうメソッドができて、平均的なものなら作れる
ようになるのは、底上げになってそのこと自体はいいんだけど、その先はどう
かという問題ね。
 革新的なものが出そうな雰囲気ないでしょ。^^;
 GoogleやらAmazonみたいな会社が、社会保険庁の天下りが多くて累計1兆円
以上もらっているといわれて癒着が問題視されているNTTデータやらが使うよ
うな手法で、平均的なSEやプログラマにちんたら作らせてるわけないよなと思
うもんね。
 ただ、ソフトウェアは、耳目を集める革新的なものだけ作ればいいわけじゃ
ないことは、一応指摘しておこうね。公的部門が使うような地味なものも必要
とされてるからね。

 それから、いい方法論があって、標準化、パターン化されたら、ほんとに、
それで人を育てるかといえば、そうはならないと思ってる。
 標準化された手法で、平均的なSEやプログラマが働いて平均以上の品質のソ
フトウェアを作って、世の中に貢献するのがソフトウェア工場なんて議論が昔
からあるけど、おれには嘘にしか思えない。
 効率を考えたら、経営的にも技術的にも、標準化、パターン化されたものが
あれば、フレームワークを作ったり、生成系を作ったり、人を使わない自動化
の方向に進むほうが自然だもん。いままでもずっとそういう流れだし、Ruby 
on Railsなど、フレームワークの流行もそういうこと。
 究極的には、ソフトウェア工場たるプラットフォームやフレームワークを作
れる連中だけがいればいいわけで、凡百のSEやプログラマはクビだってこと。
ファストフードみたいに学生バイトや主婦パートに、プラットフォームやフレ
ームワークを使わせる話になると思うのね。
 まだそうなってないのは、方法論や技術が未熟だし、業界は変化が激しいし
(これは社会の変化の激しさの影響)、いいフレームワークが出ても、すぐ、陳
腐化が始まるし、 そうなってなくても、というか、そうなってないほうが
(笑)、食えるからでしょうね。
 天下りさえ受け入れれば1兆円も金が流れて来る社会保険庁とNTTデータの
癒着をみてもわかるように、日本のソフトウェア産業は、技術革新をやるより、
個々の能力関係なく、人月いくらで凡百の連中をまとめ売りする派遣のほうが、
経営的には楽な状態がずっと続いてきたってことでしょ。
 ただ、これだと、個々の技術者には技術は身につかないし、派遣先の言いな
りでしかない以上、革新性なんて求めようがないもの。派遣が日本のソフトウ
ェア産業が腐った最大の原因といわれて久しいけれど、日本は経済大国だし、
税金や年金は垂れ流しだし、派遣に都合がいい構造に社会ができてたからね。
こういう慣性がいまだにずっと続いているんだと思うよ。きっと日本の財政破
綻、凋落が現実になるまで続くんだろうね。
 よって、海外に製品やサービスを輸出しようなんて発想が出てこない。どこ
までもドメスティック。パッケージソフトの時代にジャストシステムが海外展
開しようとしたのなんか、例外的だもん。いま、サービスの時代になってもド
メスティック指向は変わらないし、世間的には代表的IT企業の楽天でさえ海外
進出してないしね。その証拠に、楽天に日本語以外のページないもん。ハング
ル、中国語、アラビア語はおろか、英語文化圏向けのページすらないもんね。
 我田引水だけど、その点、アンテナハウスが偉いのは、ニッチながらXSL 
Formatterという世界的な製品を作って、世界各国に売れていること。専門家
も世界最高峰といってくれてるしね。でも、日本じゃ、なかなか売れないんで
すよ。^^;
 何度か書いたけど、売れ方をみると、海外に比べて日本は遅れているなと思
うこと多いんだよね。要求される水準も質問のレベルも違うしね。

http://www.antenna.co.jp/XSL-FO/
XSL Formatter

 話を戻すと、いいプラットフォームやフレームワークを作れる、できる連中
は、前述のNTTデータなどが使いそうな方法論なんかきっと使わないんだよ。
\(^O^)/
 天啓を得て、簡単なスケッチからばりばり書いちゃう。
 Lisp屋のやり方なんてまさにそうだもんね。昔のゲーム屋もそうだし(いま
のゲーム屋は知らないけど)、こういう人たちって、発想がソフトウェアに縛
られているわけでもないから、気に入らなきゃ、ハードウェアだって、プロセ
ッサだって作っちゃうもんね。

 おれらの時代とはすっかり違うと痛感したのが、本棚に、マネジメントの本
がずらりとあったこと。中でも、
http://www.amazon.co.jp/gp/search?index=blended&keywords=MBA+%83_%83C%83
%84%83%82%83%93%83h%8E%D0&tag=showshotcorne-22&__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J
%83ihttp://book.diamond.co.jp/cgi-bin/d3olp114cg?isbn=4-478-97044-0
ダイヤモンド社のMBAシリーズ
に並んでいる、ダイヤモンド社のMBAシリーズは全冊5セットあって、ダイヤ
モンド社、ウハウハですね。\(^O^)/
 講義でもいったんだけど、アーキテクチャ、アルゴリズムやデータ構造など
コンピュータサイエンスの部分はプロになるなら知ってて当たり前。それとプ
ロジェクトが成功するかどうか、お金がちゃんと取れるかどうかは別問題。科
学や工学になりにくいマネジメントの部分や人との付き合い方や人間的な信用
といった部分が大きいから。
 ソフトウェア開発の現場からは、大学はコンピュータサイエンスやソフトウ
ェア工学の理論面ばかりを教えていて実践的じゃないという批判がずっとあっ
たが、MBAのマネジメントの本がずらりと並んでいるのをみて、その批判に応
えているんだなと。少なくとも、そういう態度はみえる。\(^O^)/
 でもね、長く使えるのは、言語理論にしろ、アルゴリズム論にしろ、理論面
なんだよ。特に数学に近い世界はほんと長持ちする。
 逆に、マネジメントなんてその場その場の一期一会ですもん。あのプロジェ
クトで使えたからといって今度のプロジェクトで使えるようなものって、小学
校の朝礼で校長先生が話すような非常に基本的な話か抽象度が高い話かメタな
話だけ。早寝早起きして、規則正しい生活をしましょうとか、コミュニケーシ
ョンを上手にとりましょうとか、人をよく観察してその人にあった育て方をし
ましょうとか、孫子の兵法とか、論語とか、禅問答とか、そういう世界。
 だから、下手に特定ケースにしか通用しないようなマネジメント本を読むく
らいなら、文学を読んだり美術を楽しんだり、哲学書や思想書を読んだり、禅
寺に修行に行ったり、多摩川の土手で寝たり、関門海峡を行き交う船をぼーっ
と見てるほうがいい。\(^O^)/
 要は人間力、ヒューマンスキルというか総合力ですから。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283135/showshotcorne-22/
伊藤健太郎著「プロマネはなぜチームを壊すのか 知っておきたいプロジェク
トのヒューマンスキル」
は、あったかなあ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/02/1551138
消えた年金問題
の続き。

===
標題: Re: 消えた年金問題
---
消えた年金問題は、漢字コード問題と等価?。
漢字コードをカナ変換したほうがシステム代が安くついたのか、あるいは
当時のハードウエアの能力から仕方がなかったのでしょうか。
元々の漢字コードを保管しておけば後々なんとかなったでしょうに。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070624k0000m040099000c.html

古林敬一

===
標題: Re: 消えた年金問題
---
> 消えた年金問題は、漢字コード問題と等価?。
> 漢字コードをカナ変換したほうがシステム代が安くついたのか、あるいは
> 当時のハードウエアの能力から仕方がなかったのでしょうか。
> 元々の漢字コードを保管しておけば後々なんとかなったでしょうに。

 システムが設計された当初のコンピュータ能力と、システムが完成した時のコ
ンピュータの能力が、多分この時期は相当に違っていると思います。
 で、この当時のメインフレームで行ってきた事が、今はパソコンレベルで比較
的容易に出来てしまう。個人でテラバイト単位のディスク容量を容易に誇れる時
代だからなぁ。
---
たま@無精庵

===
標題: Re: 消えた年金問題
---
 そもそもコンピュータ化を始めたときは、カナしか使えなかったみたいです
よ。
 JISの漢字コードの規格が決まったのが、1978年でしたっけ。

 ま、そういう話とは別に、社会保険庁は、あきれるほどデタラメだよね。
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/fukushi/070626/fks070626000.htm
【歪みの構造 社保庁問題】(上)覚書で26年 天国の職場
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/fukushi/070627/fks070627000.htm
【歪みの構造 社保庁問題】(中)無駄遣い底なし
なんてのもありますね。(下)にも期待。
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/fukushi/fukushi.htm
教育・福祉
をみると、介護も年金もすごい話のオンパレードだね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/25/1532209
介護地獄
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/02/1551138
消えた年金問題
で、書いたように、日本という国、ほとんど終わってますね。^^;

 この前、たけしのTVタックルでやったけど、窓口の職員が勝手にネコババ
してきたんだね。未納分をまとめて持ってきたら、はいはいといって自分のポ
ケットにほんとに入れちゃった奴が多かったらしい。しかも、コンピュータに
も記録せず、年金手帳があるから領収証は不要ですといって出さなかったんだっ
てね。だから、そういう人の記録って、どこにもない。ひどいねえ。
 ネコババが頻繁に起きるので、別途専用の携帯端末を6億だっけ、使って、
ネコババ防止策を講じたんだってね。
 国がやってる振り込め詐欺だといってましたが、ほんとだよね。ほとんど、
ヤクザのフロントが社会保険庁にいっぱい潜り込んでいたんじゃないか。

 それから、安倍ちゃんや柳澤大臣が1年で名寄せをやると力説しているけど、
日経コンピュータ2007/06/25号によると、それじゃ全然解決しないんだってね。
運よく、抜粋がオンラインで読めます。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NC/20070618/275038/
名寄せで解決しない年金記録問題
社保庁の“宙に浮いた5000万件”、政府案は困難

 それにしても、この後始末、何兆円かかるんだろうね。それ、どこから出す
の? 癒着で累計1兆円をもらってきたといわれるNTTデータがかぶるの? 
大臣やら社会保険庁の連中はボーナス返上なんていってるけど、NTTデータの
歴代役員も返上しないの?
 ま、とにかく、これまでの社会保険庁やNTTデータの連中、まとめて、北朝
鮮に送ったらどうだ。\(^O^)/

 今週のスーパージャンプ2007/07/11号。いとう耐の「解耐新語」には、笑っ
たよ。
 エアギターのブームを使って、柳澤厚生労働大臣が、記者会見で、「消えた
年金とゆーか、エア年金とゆーか」だって。\(^O^)/
 その横の4コマでは、ミスターマリックが、消えた年金ネタで、年金手帳を
消してるし、別のページでは、マギー審司が、宙に浮いた年金ネタで、年金手
帳が空中浮遊だし(タネは、みかんの空中浮遊と同じ)。
 でも、いとう耐がすごいと思ったのは、京王線南大沢の、八王子上柚木二丁
目を使って、八王子の八からカタカナの「ハ」、上柚木の上(かみ)から「カミ」
、二丁目の二からカタカナの「ニ」、そして八王子の王子を使って、ハニカミ
王子だって。よーやるなあ。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 将棋名人戦、郷田九段大逆転勝ち! 決着は最終局へ
---
はじめまして。

将棋名人戦第6戦はウェブの中継で観ていました。

名人戦棋譜速報
http://www.meijinsen.jp/

終盤に125手目3三馬で郷田玉に受けなしの詰めろがかかった状態で、郷田九段
がもしかすると投了するかもしれないと思っていたのですが、郷田九段がしばら
く考えた末に126手目4九角 (森内玉への王手) を指し、その数手後に森内名人
が自玉を「逃げ間違え」て局面が大逆転する様を、目の当りにしました。

森内名人は既に残り持ち時間が1分か2分になっていましたので、時間に追われて
いたということもあったのかもしれません。

私は将棋は弱いですが、凄い勝負を観させてもらいました。

--
秋雪

===
標題: Re: 将棋名人戦、郷田九段大逆転勝ち! 決着は最終局へ
---
 秋雪さん、はじめましてかな?
 この前、囲碁将棋チャンネルでやってましたが、森内名人は、あそこ以外に
逃げていれば勝ってたらしいですね。羽生3冠も、どのタイトル戦か忘れたけ
ど、そこだけは負けというところに逃げたのが、たしかありましたよね。極限
の中で、つい指した手がとんでもないことって、ああいう超一流の人たちでも
あるんですね。
 羽生さんの場合、その負け方をして、あ、竜王を失ったのかな。とにかく、
それから一念発起して7冠を取ったんでしたっけ? あれ、もう忘れた。^^;
 そうは思いたくないけど、あれで森内名人が防衛できなかったら、歴史的な
ポカになりそうですね。
 森内名人は、防衛できないと、来年、羽生さんが挑戦者になって、先に永世
名人になる可能性も出てくるわけで、それは許しがたいでしょう。
 そうか、あれだけ強い羽生さんが永世名人になってないのも、不思議といえ
ば不思議ですね。よく考えると、羽生さんもどんどん年を取って弱くなれば、
このまま永世名人になれないかもしれないのか。
 厳しい世界ですね。

 渡辺竜王が、佐藤二冠に挑戦している棋聖戦。佐藤さんの連勝ですね。
http://www.sankei.co.jp/shogi/kisei/070623/ksi070623001.htm
【第78期棋聖戦】五番勝負第2局 佐藤棋聖が連勝

 昨年暮れに、佐藤さんが渡辺竜王に挑戦した竜王戦。ものすごい大熱戦でし
た。あのときも渡辺さんの連敗で始まったけど、竜王戦は7番勝負だけど、棋
聖戦は5番勝負だから、早くも土俵際ですね。^^;
 渡辺竜王の逆襲はあるのか。
 一昨日かな、囲碁将棋チャンネルで、第2局の解説を松尾6段がやってまし
たが、後手の佐藤棋聖の指した6二玉はすごいね。先手から見て右側に金銀が
寄ってるのに、金銀がいない左に6二玉ですからね。右から攻める渡辺竜王の
攻めをいなす構想といわれればそうなんだけど、あんなにうまくかわして攻め
られるもんなんですね。
 やっぱ、いま、佐藤棋聖の将棋が一番面白いですね。
 あ、いま、佐藤棋聖というより、佐藤二冠というんですね。すみません。

 おれ、この前、テレビで観た横歩取り戦法というのを、激指4の6級相手に
やってみたら、ボロ負けしました。\(^O^)/
 もうこの辺で詰みまで読まれているんだろうなと思って、あとで調べたら、
29手詰めになってました。\(^O^)/ あのあと、いろいろやったのは全部
無駄だったってことね(泣)。

中村(show)

乳の詫び状(2007/06/23)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「Web2.0の嘘」参考図書
---
 九大での講義のうち、ソフトウェア工学やコンピュータサイエンス系の本流
の話とは別にやる余談。ま、本流のほうだって、所詮、全部、余談なんだけど
さ。\(^O^)/
 今回は、「Web2.0の嘘」というテーマでやったんですが、内容は出さないけ
ど、参考図書は掲げておきます。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797337257/showshotcorne-22/
電脳事務「最新Webテクノロジー Web2.0時代に欠かせないIT知識が身につく」(サイエンス・アイ新書、ソフトバンク)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004310741/showshotcorne-22/
西垣通「ウェブ社会をどう生きるか」(岩波新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033857/showshotcorne-22/
佐々木俊尚「次世代ウェブ グーグルの次のモデル」(光文社新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334034020/showshotcorne-22/
岡嶋裕史「iPhone 衝撃のビジネスモデル」(光文社新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033695/showshotcorne-22/
森健「グーグル・アマゾン化する社会」(光文社新書)

 電脳事務は別として、この中でこれまで触れたことがない著者は、森健だけ
かな。
 「グーグル・アマゾン化する社会」はキワモノみたいなタイトルで敬遠して
いたが、読むととてもいい。意外なほど技術的なことも書いてあってびっくり。
そしてGoogle, Amazonにプラットフォームを握られることで何が起きているか、
起きてしまったか、社会的な影響、人間の行動への影響などもいろいろと書き
込んであったように思う。3歩しか記憶がもたないので、すみません。\(^O^)/
 佐々木俊尚は、何度も言及したからいいよね。おれのウェブかブログをググ
ッてくれ。
 ちゃんと
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166605011/showshotcorne-22/
佐々木俊尚「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」(文春新書)
の感想を書くといって、早1年以上経って、いまさら書く気にもならんのだけ
ど、ディックのユービックが出てきてよくわかってるなと思ったこと、でも、
佐々木さんがGoogleをたとえるのにユービックをもってきたユービック観はお
れのとは全然違うこと、管理工学研究所時代のおれたちの仕事、すなわち、一
世を風靡し、日本のパソコンパッケージソフトビジネスを確立した金字塔であ
る日本語ワープロソフトの松のことが書いてあって(新松のことも書いてあっ
たかな)うれしかったこと、アスキーにもいたという経歴からすれば当然なの
かもしれないが、ライター連中には、1970年代、1980年代の日本のコンピュー
タやパソコンシーンを知らずにモノを書いているバカが多すぎるので佐々木さ
んはまともだと思ったこと、そして何より面白かったのは、羽田空港駐車場商
売。ヤクザはほんと世の中の歪みを見つけてダイレクトに金にする頭のよさと
力があると感心したこと。
 あれ、もう、書き終えちゃった。\(^O^)/

 「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」から「次世代ウェブ グー
グルの次のモデル」に行く途中に
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166605461/showshotcorne-22/
佐々木俊尚「ネットvs.リアルの衝突―誰がウェブ2.0を制するか」
があるが、「次世代ウェブ グーグルの次のモデル」を読めば十分ではないか
と思って未読。

 西垣通「ウェブ社会をどう生きるか」、岡嶋裕史「iPhone 衝撃のビジネス
モデル」の2つは、もう書いたよね。ググってくれ。
 電脳事務「最新Webテクノロジー Web2.0時代に欠かせないIT知識が身につく」
は、30分から1時間でWeb2.0で使われている技術(大した技術じゃない)の概
要を知るには便利。
 学生さんにいっとくと、これくらいの本が、30分くらいで頭に入らないと、
プロとしてご飯を食べていくのは難しい。
 おれは朝はパン食だけどな。\(^O^)/

 サイエンス・アイ新書ともう1つなんだっけな、ソフトバンクの新書。なか
なか面白そうなタイトルが揃ってきている。要注目。って同じこと、前も書い
たような。
 ま、3歩しか記憶がないからね。\(^O^)/

乳の詫び状(2007/06/22)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ぎっくり腰
---
 ぎっくり腰で寝込んでました。何年ぶりかな。10年ぶりくらい?
 九州に行って体調がよくなったと書いた途端にこれだもんね。\(^O^)/
 やっと社会復帰。
 みなさんも気をつけましょうね。

乳の詫び状(2007/06/18)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: RubyKaigi2007, Ruby1.9, JRuby, Erlang, Oz/Mozart
---
 きかんしゃトーマスのことを調べていたら、トーマスつながりでGoogle 
Newsで引っかかったのが、
http://www.atmarkit.co.jp/news/200706/12/rubykaigi.html
RubyKaigi2007レポート(前編)
http://www.atmarkit.co.jp/news/200706/12/rubykaigi2.html
RubyKaigi2007レポート(後編)

 デーブ・トーマス氏の基調講演が引っかかったんだね。\(^O^)/
 まつもとさんの「Rubyには新しいもの(=Rubyだけが提供する革新的な機能)
はないかも知れないが、(革新的な機能を)みんなの所に届けた功績がある」
は、ほんと、そう。だから、おれは、Rubyのことを、Algolシンタックスの
Lispだと言い続けている。
 個人的には仕事で、JRubyは使うことがあるかもね。Javaの蓄積はでかいも
ん。
 Ruby1.9で、継続が使えるようになるのは、Lispのアイデアは全部入れてく
れと思っている身としてはうれしいけど、普通のプログラマには手に負えない
かもね。すごく面白いけど、デバッグできなかったりしてね。^^;
 Fiberは、Erlangの軽量プロセスを狙ったものなんですかね。
 Erlangについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/29/1540419
Erlang本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/01/389616
私の最近のお勉強プログラミング
もどうぞ。あと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/08/1100922
Rubyネタ
も。
 ついでに、久々にErlangとOz/Mozartのことをみておこうかと思ったら、
http://www.atmarkit.co.jp/news/200704/27/erlang.html
twitterブームの陰で注目を集める“Erlang”
なんて記事も。
 Oz/Mozartももっと注目されていい気がするけどね。Haskellだけじゃなくて、
Concurrent Cleanもね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/12/401764
ガウディ本(CTMCP)の紹介と懐かしい話など
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/06/474932
純粋関数型言語Concurrent Clean

 さて、東京に戻ります。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: きかんしゃトーマスに鉛
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4097273612/showshotcorne-22/
もきかずこ「きかんしゃトーマスなかまずかん」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/409727385X/showshotcorne-22/
もきかずこ「きかんしゃトーマスなかまずかん 2」
を買ってくださっている方がいて、「ああ、機関車トーマス、懐かしい。息子
はトーマスよりゴードンが好きだったような。おれはパーシーかな」などと思
っていたら、
http://www.asahi.com/national/update/0615/JJT200706150009.html
中国製「トーマス」に鉛、米で回収 日本でも販売
という衝撃ニュースが。
 中国は毒まみれ大国、猛毒輸出大国ですね。^^;
 こんなんで北京オリンピック大丈夫か。選手村の食事は毒入りになったりし
て。
 ばかー。中国選手だけ別メニューで金メダル量産という作戦なんだよ。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: グローバルCOE、やずやの寄付1億円
---
 グローバルCOEに東大、京大を抜いて大阪大学が7件選ばれて、話題になっ
てますね。
http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20070616kk01.htm
グローバルCOE採択、阪大「7件大きな成果」
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/gakko/070615/gkk070615000.htm
グローバルCOEプログラム 28大学63件を採択

 グローバルCOEや採択拠点と概要は、
http://www.jsps.go.jp/j-globalcoe/index.htmlhttp://www.jsps.go.jp/j-globalcoe/05_kyoten.html
をどうぞ。
 九大が2件しか採択されてないので、先生方はショックのようです。^^;
 採択されたのは、<生命科学>と<化学、材料科学>分野で、我々の<情報、
電気、電子>じゃないしね。
 伊都キャンパスへの引越しがちゃんと終わらないと本腰入れて研究できない
のかな。^^;
 おいおい、そんな簡単な問題じゃないだろう。
 いやあ、九大の学生はやっぱり、教えに行った経験がある慶応大や法政大の
学生に比べるとのんびりしている気がします。
 まあ、九州、それも福岡だと、気候もいいし、魚はうまいし、酒はうまいし、
社会インフラは整備されているし、それでいて物価は安いし、人情はあるし、
中洲はあるし、お姉ちゃんはきれいだし、祭りはあるし、のんびりしてても生
きていけるし、人生の楽しみいっぱいあるしね。
 競争社会で出世していくのも人生の価値なら、毎日楽しくのんびり生きてい
けるのも人生の価値だし、どっちがいい人生かは難しいよね。とにかく、東京
に比べて、はるかに後者の人生が過ごせる可能性が高いことは間違いないでし
ょう。
 おれも今回帰ってきて、体がどんどん楽になって、肩こりとれたし、食い物
うまいから太ったしね。\(^O^)/
 福岡と北九州にそれぞれ数日いてこれだもんね。暮らし始めたら、どうなる
ことか。\(^O^)/

 ところで、やずや。「やずや、やずや」の香醋(こうず)のCMで、東京でも知
られるようになりました。
 社長だったご主人が亡くなって奥さんが社長を継いだらしいんですが、創業
何十年かの記念パーティをやるはずが、女性社長が、それもいいけど、あとに
残らんからと、伊都キャンパスにある学生寮の建設に、1億円寄付してくださっ
たそうです。
 それを顕彰して、学生寮のうちの1フロアーを「やずやフロアー」と名付け、
このフロアーには留学生が主に入居して国際交流の拠点の一つにしようとして
いるそうです。
 正三郎も1億円寄付しろといわれたけど、どこにそんな金があるんじゃ。\(^O^)/
 ばかー。日銀にあるだろ。情報省が1億円くらいもってきてもわからんて。
もってこい、もってこい。\(^O^)/

http://www.yazuya.com/
やずや

乳の詫び状(2007/06/17)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 中洲にラムちゃん出現\(^O^)/
---
 中洲のイブというお店。
 飲んでとろーんとしていたら、いつの間にか、うる星やつらのラムちゃんが
登場しました。\(^O^)/
 さっきまで着物姿だったママが、大変身したのでした。\(^O^)/
 なぜ、ラムちゃん?という疑問符を300個くらい頭の周囲に飛び回らせつ
つ、もちろん、ラムちゃんとは、チークダンスで、歌詞の通り、へーんとへー
んを合わせてー、もーっと、へーんにしました。\(^O^)/
 ママ、大変身のもてなし、ありがとうございます。
 なお、この模様は、店内に潜入していた情報省のスパイによって証拠写真が
撮られています。これで明らかなように、情報省は親玉でも関係なく監視をす
る大変に民主的な組織です。\(^O^)/
 しかも、梅田の野郎、
http://www.cybersafety.go.jp/
警察庁
の中にアップロードしやがって。
 だもんで、情報省がすでに検閲して削除しました。\(^O^)/

 イブのシンボルマークは、ママのデザインだそうですが、すごい意味がある
んだね。
 とても書けない内容なので、わが情報省としては、ただちに、国家機密に指
定しました。\(^O^)/
 行きたい人は、ググればすぐわかります。といって、ググったら、
http://www.enakasu.com/out/tenpo/shop/eve/eve.php
が出ました。
 ただ、ラムちゃんが出るかどうかは、ママに気に入られるかどうかでしょう。
← なんか、優越感に浸ってる。\(^O^)/
 お前が気に入られたんじゃなくて、梅田先生の超能力にママが参って、ご祝
儀だったんじゃないか。
 つーか、ラムちゃんの衣装。ママのリクエストで、荒木先生が買ってきたと
いう話だったような。。。
 うろ覚えだけど、もしそうなら、荒木先生、お心遣い、ありがとうございま
す。
 マイアヒーとかいう歌、「恋のマイアヒ」だっけ。ママが歌った、あれの替
え歌が面白かった。替え歌の歌詞、覚えてないし、覚えていてもここには書け
ない。よって、ただちに国家機密に指定しました。\(^O^)/
 それにしても、一体、どういう店なんだ。\(^O^)/

 そういえば、脳科学者の茂木健一郎さん。中洲に来たとき、どこに行った
といったっけ。ここ? あ、いやいや、千石イエス、イエスの方舟の店だ、た
しか。^^;
 千石イエスの店については、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/10/11/104356
九州から、帰ってきました
をどうぞ。店のこと、書いてないけど。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 門司港レトロ、焼きカレー
---
 昨日は、母の見舞いの帰りに、久々に門司港レトロに行きました。
 門司港が発祥であるという焼きカレーを食べました。
 門司港駅の観光案内所では、焼きカレーマップを配ってます。ほかに、グル
メマップやら観光ポイントの紹介やらも配ってるので、観光前にもらうとよく
わかっていいです。

http://www.retro-mojiko.jp/
門司港レトロ
http://www.retro-mojiko.jp/news052.html
焼きカレーマップ

 焼きカレーマップをみると、門司港レトロと栄町銀天街周辺で23軒も紹介
してあります。
 焼きカレーマップの1で紹介されている海峡ドラマシップの展望レストラン
の焼きカレー。これ、普通と違って、カレーが下で上にごはんだそうです。
 だもんで、名前が「レカキヤ」\(^O^)/
 また出た、カレーライス、ライスカレー問題。\(^O^)/
 詳しくは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/09/1382684
ライスカレー対カレーライス大論争とエド幕府
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/20/1442536
ライオンカレー、日本最古のカレーのレシピ、インドフーズ、宇都宮餃子「い
とい」、栗林の餃子
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/23/1527799
共立出版「アルゴリズム・サイエンスシリーズ」 
をどうぞ。

 焼きカレーについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/09/1382683
ですでに書いていますが、そこで林芙美子のことを書いてますね。今回の九州
帰省で思わぬところで、また、林芙美子と遭遇することになるんですが、それ
は別記事で。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/09/1382681
焼きうどんは小倉が発祥!\(^O^)/ ぽんつく大好き\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/10/1384467
Re: 焼きうどんは小倉が発祥!\(^O^)/ ぽんつく大好き\(^O^)/
で書いたように、小倉は焼きうどん発祥の地になってます。
 門司が焼きカレーで小倉が焼きうどんなら、北九州市の他の区はどうすれば
いいのか。おれは焼きカレーを食いながら、考えた。
 若松は、河童が有名だから、焼き河童か。\(^O^)/
 戸畑と八幡は、どうするか。いろいろ考えたんだけど、やはり、新日鐵やら
鉄の街なので、焼き銑鉄しかないだろ。\(^O^)/
 ばかー。銑鉄って溶鉱炉で鉄が溶けているんだぞ。1500℃くらいあるんだぞ。
あれをさらに焼いて食うのか。
 食う。それくらいじゃないと名物にならない。\(^O^)/
 そ、そうか。だったら、銑鉄の踊り食いが、いいね。\(^O^)/
 ああ、いいね、それ。いくらテレビ東京の大食いチャンピオンでも、銑鉄1
トンとか食えないだろうし。
 おいおい、食うどころか、焼けて骨も残りませんって。\(^O^)/

 今回、焼きカレーを食った店は、新しい店開拓ということで、焼きカレーマ
ップ14番、門司港駅そばのBear Fruitsというところ。なぜか、店には、世
界の偉人のシリーズものがあって(例の毎週送られてくるシリーズの日本の偉
人というのもあった)、飛行機のライト兄弟の回があったので、それを読みな
がら食べました。
 全然、知らなかったんだけど、兄のウィルバー・ライトと弟のオービル・ラ
イトのほかに、歴史的に非常に重要な人物として妹のキャサリン・ライトの存
在があったんですね。
 彼女は、人生の最後の最後で結婚するんですが(52歳で結婚して3年で死
んでしまう!)、それまでは、兄2人のために献身的に支えていたんですね。
人類初の動力有人飛行という偉業の陰にキャサリンの献身の人生があったとい
う話がありました。
 おれ、カレー食いながら、感動して泣きました。
 単に辛かったからじゃないか。
 ばかー、ほんとに感動したんだぞ。
 お前さ、今回、ライト兄弟に妹がいたって初めて知っただろ。
 うん。
 じゃ、ウィルバーの上に2人も兄がいて、兄弟姉妹は全部で5人って知って
た?
 えっ、そ、そうなの?
 そうなんだってよ。三男と四男が歴史に名を残したってこと。長男、次男は
全然名前知られてないでしょ。妹を知ったくらいで感動してちゃ、まだまだ甘
いぜ。\(^O^)/
 そうかぁ。Googleで見つからなかったら、この世に存在しないも同然という
のと同じことが、歴史については起きてるってことね。
 そうそう。歴史は所詮、覇者、強者中心の物語になるのが常だからね。そこ
からこぼれたものを掘り起こすのが、作家、ジャーナリスト、技術者の務めな
んだよ。

 話変わって、
http://keshiki.exblog.jp/
門司港の景色
をみると、バナナマンというマスコットキャラが出てるじゃん。見たいなあ。
 マスコットキャラといえば、門司のマスコットキャラ「じーも」はどうして
いるんだ。
 おれ、イベントで活躍している生じーもを見たいのに。

http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=6077
門司のマスコットキャラ「じーも」

 それ以外の詳しいことは、おれのウェブやブログで、じーもで検索してくだ
さい。
http://www.google.com/custom?domains=iiyu.asablo.jp%3Bwww.asahi-net.or.jp
&q=%E3%81%98%E3%83%BC%E3%82%82&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&sitesearch=iiyu.asablo.jp
&client=pub-8265382438304350&forid=1&channel=0675264331&ie=UTF-8&oe=UTF-8
 何度も書くけど、
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゆるキャラ
の福岡県の「じーも」はおれが書きました。^^;

 明日、東京に戻るが、あと、時間ができたら、今回の九州旅行での収穫。
 高校まで住んでいた北九州市門司区大里本町の昔の話と、我が人生を振り返
る旅シリーズ(爆)の直方、飯塚紀行書こうっと。
 もちろん、コンピュータサイエンス、ソフトウェア工学の話とか、グローバ
ルCOEのこととか、いろいろ先生方と話してきたことも、書ける範囲で書こう
とは思っているけど。

乳の詫び状(2007/06/16)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 将棋名人戦、郷田九段大逆転勝ち! 決着は最終局へ
---
 毎日新聞単独主催最後の将棋名人戦。
 永世名人を狙う森内名人の3勝2敗で迎えた第6戦。
 郷田九段が、いつ投了してもおかしくないどん底から奇跡の終盤大逆転勝ち!
 決着は最終局に持ち込まれました。

http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/shougi/news/20070616k0000m040147000c.html

 NHK BS2のダイジェストを観ましたが、森内名人、時間に追われてうっかり
だったんですかね。
 どう転んでも勝ちと思われた局面から、唯一転んじゃいけないところに玉を
逃げてしまったんですね。香車の王手に5五金と出て、同香同馬だったら、も
う後手の郷田九段からの攻めはなく、後手玉はもうどうしようもない状態だっ
たので、森内名人の勝ちだったんですね。
 勝負はほんとゲタをはくまでわからない。怖いねぇ。
 森内名人、ちらと永世名人のことが頭をよぎって油断したんですかね。
 ぼくは森内名人に、羽生さんより先にとっとと永世名人になってほしいと思
ってるんですけど、先手で絶対勝ちから奈落の底なので、大ショックでしょう
ね。
 逆に郷田九段は、カド番かつ完全な負け将棋を歴史的大逆転勝ちなので、勢
いづくでしょうね。
 最終局、どうなるのかな。いずれにしても、歴史に残る大熱戦になってきま
したね。

 明日は朝からお寺さん。\(^O^)/

乳の詫び状(2007/06/10)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 祝NECブルーロケッツ優勝、府中ボールふれあいフェスタ
---
 さっき、J:COMの府中の情報番組(得ちゃんこと得井さんがずっとやってる)
で、初めて知ったが、府中に本拠を置くバレーボールのNECブルーロケッツ、
第56回黒鷲旗全日本バレーボール選手権で優勝して日本一になってるじゃん。
 おれに早く知らせろって、そういうこと。そしたら、ここで宣伝するから。
 これで、ラグビーの東芝ブレイブルーパス、サントリーサンゴリアス、バス
ケットボールのトヨタアルバルク、バレーボールのNECブルーロケッツと、府
中に本拠を置くチーム、みんな日本一じゃん。\(^O^)/
 こんな街、世界中にもないぜ。
 これまでも何度も書いてきたけど、こうなれば、東京スタジアム(現在味の
素スタジアム)を隣の調布市から軍事侵攻しても奪って(爆)、サッカーのFC東
京と読売ヴェルディを府中市のものにしよう。\(^O^)/

http://www.necsports.net/m_volley/news/archive/index.php?filename=070521.html
NECブルーロケッツ〜 府中市表敬訪問 〜
をみたら、表敬訪問までしてるじゃん。さらに
http://www.necsports.net/m_volley/news/archive/index.php?filename=070606.html
2007府中市ボールふれあいフェスタ開催について
をみたら、チームに「市民スポーツ優秀賞」」も与えているじゃん。
 おれ、やっぱ、府中市長に立候補しよう。\(^O^)/
 サッカーワールドカップの前はFC東京のGK土肥選手も表敬訪問してたし、府
中市長に一流スポーツ選手がやってくるんだよ。スポーツミーハーにとって、
府中市長になることほどいいことはない。\(^O^)/
 よし、公約は、表向きは銀河一のスポーツタウンにするため。ほんとは、お
れの野望達成のための立候補。
 野望達成には、やっぱ、調布から東京スタジアムを奪取ね。長くなるから、
今日は書かないけど、Lispセミナーで知り合った東芝府中の某氏から、東京ス
タジアム奪取の秘策を伝授されているんですよ。
 おれの野望は、球技は全部、府中に集めて全部日本一にすること。鎌倉時代
よりももっと前から馬と縁のある馬の街だからポロもいいと思うね。あとはラ
クロスとかも。水球もやるし、ゴルフもいいか、ハニカミ王子が出てきたし。
\(^O^)/
 スポーツ日本一コレクションのためには、市民生活が破壊されることも辞さ
ず。\(^O^)/
 いい選手は、生涯安楽に暮らせる街。\(^O^)/
 なんか、イラクのサダムフセインとその息子たちみたいだな。\(^O^)/

参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/04/29/1578
府中市スポーツチームふれあいイベント
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/04/08/319421
ラグビーネタ、あれこれ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/06/1096705
トヨタアルバルク、NECブルーロケッツ、そしておれの野望\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/12/1108354
バスケット、トヨタアルバルク初優勝

 で、今度の日曜日2007/06/17に府中市総合体育館で、ボールふれあいフェス
タがあります。地域密着、スポーツ文化発展、競技人口増大のため、これまで
も東芝府中、サントリーをはじめ選手たちが来ていましたが、今回はまたすご
いよ。
 東芝ブレイブルーパス、サントリーサンゴリアス、トヨタアルバルク、NEC
ブルーロケッツと、日本一のチームの選手たちがやってきて、一緒に子供と遊
んでくれるんだもん。
 さらにFC東京からもサッカーチームとバレーボールチームも来る。
 ありえんだろ、この豪華さ。いいよなあ、府中の子供たち。おれも子供にな
りたいよ。
 お前は、チンポが子供だろ。
 す、すみません。って、お前、そういうこというから、お母さんたちが、正
三郎さんのブログは子供に見せられないといって嘆くんだよ。
 まあ、それはしょうがない。子供が見てはいけない大人の世界があることを
教えなさい。\(^O^)/
 逆ギレかよ。
 なんにせよ、おれはその日九州にいて行けません(泣)。

 ボールふれあいフェスタの詳しいことは、
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/frame.asp?tm=20070610204156
ボールふれあいフェスタ
府中で活躍するアスリート達と一緒にみんなで楽しくスポーツ!
をどうぞ。
 ほかにも、各チームの公式サイトにも出ています。
http://www.necsports.net/m_volley/index.php
NECブルーロケッツ
http://www.necsports.net/m_volley/news/archive/index.php?filename=070606.html
2007府中市ボールふれあいフェスタ開催について
http://www.toyota.co.jp/company/event/sportsnews/alvark/
トヨタアルバルク
http://www.toyota.co.jp/company/event/sportsnews/alvark/news/index.html
ボールふれあいフェスタ

http://www.fctokyo.co.jp/
FC東京
は、調布が本拠だから仕方ないけど、
http://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/index.htm
東芝ブレイブルーパス
http://www.suntory.co.jp/culture-sports/sungoliath/
サントリーサンゴリアス
の2つには出てないなあ。お前ら府中のチームとして失格。\(^O^)/
 でも、東芝ブレイブルーパスの
http://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/topics/index.htm#070606
2007.6.30 ラグビー祭開催
は行きたいかも。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新ネットワーク思考、ネットワーク科学、複雑ネットワーク
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/27/1537626
永妻君教授就任おめでとう、プラズモン、プラズモニクス、テラヘルツ
で、少し紹介するとかいったし、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/10/1568912
Re: 「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度
情報化社会」 
で、「新ネットワーク思考」がなくなった?のは残念と書いたので、ちょっと
だけ羅列。
 まず、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140807431/showshotcorne-22/
アルバート・ラズロ・バラバシ著, 青木薫訳「新ネットワーク思考―世界のし
くみを読み解く」
は、スモールワールドネットワークなど新しいネットワーク科学の研究分野を
作ってきたご本尊アルバート・ラズロ・バラバシ氏による一般向け解説書。
 人気プログラミング言語の開発者自らが書いた本をバイブル本と称するが、
それでいけば、これがこのジャンルのバイブル本。
 ぼくはこの本は、高木利久先生のバイオインフォマティクスの講義が九大で
あったとき、帰省も兼ねて聴きに行って、高木先生が講義で推薦していたので
知った。
 生命のシグナル伝達ネットワークとか、バイオ関係でもこの新しいネットワ
ーク概念があるんですよね。あとべき乗則とかね。へぇと思いました。

 これと並んで、よく読まれていて、そして面白いのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794213859/showshotcorne-22/
マーク・ブキャナン著, 阪本芳久訳「複雑な世界、単純な法則 ネットワーク
科学の最前線」
 一般向けには、バラバシ本より、こっちのほうが読みやすいかもしれない。

 でも、もっと手軽に概観を知りたいなら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575116/showshotcorne-22/
増田直紀, 今野紀雄著「「複雑ネットワーク」とは何か―複雑な関係を読み解
く新しいアプローチ」
を薦める。
 不思議な世界があることが、よくわかります。

 こういうのもバイオインフォマティクス本の紹介に入れようと思っていたか
ら、発散しちゃって終わらないんだ。これで少しは書いたことになるな。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/05/1556512
「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報化社会」
の続き。

===
標題: Re: 「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報化社会」
---
 福田先生にメールしたら、その前に、実は、
http://cl.is.kyushu-u.ac.jp/qito/wiki.cgi?page=%BF%E4%C1%A6%BF%DE%BD%F1%A4%C8%BC%AB%BD%AC%B6%B5%BA%E0%A1%CAe%2Dlearning%A4%CA%A4%C9%A1%CB
には、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4393332423/showshotcorne-22/
西垣通著「情報学的展開- IT社会のゆくえ-」
が追加されていました。
 いま、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004310741/showshotcorne-22/
西垣通著「ウェブ社会をどう生きる
も追加されました。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/24/496985
朝日のWeb 2.0記事と西垣通の著作
で書いたように、「情報学的展開」は未読でしたが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/08/1101250
今日、買ってきた本
で書いたように、ざっとは読みました。「ウェブ社会をどう生きるか」にエッ
センスはだいぶ入っている気もしています。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/01/1084332
現代における作家とは何か
に書いたことの補足だけど、筒井さんは、西垣さんの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4002602931/showshotcorne-22/
デジタル・ナルシス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791753062/showshotcorne-22/
ペシミスティック・サイボーグ
のどちらかか、両方だったか、昔、ちゃんと読みましたよなどとおっしゃって
ました。
 超一流の人は、他分野のことでも、押さえるべきところはきっちり押さえて
いるなんだなと思いましたね。

 そういえば、前述の推薦図書に、以前は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140807431/showshotcorne-22/
アルバート・ラズロ・バラバシ著, 青木薫訳「新ネットワーク思考―世界のし
くみを読み解く」
が入っていたと思う。ちゃんとしたもの薦めてるなと思ったが記憶がある。な
くなったのなら、残念。これは読むべき本。

 来週、九大新キャンパスで、ソフトウェア開発の現状や業界裏話、なぜ、日
本のソフトウェア産業がどうだめかどうなるべきか、Web2.0がどうだめでどう
なるべきか話をしてきます。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: ステファニー「君がいる限り」、応援してね。\(^O^)/
---
 やっと観ました。こういうお嬢さんなんだ。\(^O^)/
 全然知らなかったけど、アニメオタク間やネットで、ずいぶん、人気だった
んですね。
 コンサートでもあれば、オタクたちを締め上げて、オヤジたちが一番前に陣
取って盛り上げようなどと、バカなことをいってましたが、その必要なしだな。

 ステファニーさんのあとは、湘南乃風が出たでしょ。おれ、湘南乃風の
Shock Eye君とは無限大に薄い縁があるんですよ。\(^O^)/
 隠し子とか?
 ぎくっ。\(^O^)/
 ほんと?
 隠し子だったら、薄い縁じゃないねえだろ(怒)。Shock Eye君のお母さんと。
 いい仲だったとか。
 いや、そういう方向に行くなって。おれ、清く正しく薄汚く生きてるんだか
ら。\(^O^)/

 あのね、某所でやっていた喫茶店(すでに閉店)のママさんから、「同級生の
息子さんがCDデビューしたといって、応援してねといって、CDを置いていった
からあげる」とかいって、もらったのが、湘南乃風だったんですよね。

 おお、情報省の魔手は、J-POP界、芸能界にも深く浸透しているんですね。\(^O^)/
 そうそう。音楽は情報操作、特に若い奴を情報操作するために使ってますよ。
誘導したい方向の作詞をしてヒットさせて大衆に染み込ませてますもん。
 実態はバレていませんが、ヒット曲の多くは情報省の作詞作曲なんです。表
向きは、適当に作詞家や作曲家が作ったことにしてますけどね。\(^O^)/
 そういえば、「モーニング娘。」も情報省のプロデュースだったというウワ
サを聞いたけど、ほんと?
 もちろん!\(^O^)/ バレないように、ニセ情報も流してるけどね。
 どういうの?
 そのウワサは、情報省が使っている「朝から今日は蒸すなあ」という暗号
「モーニング、蒸すね」を「モーニング娘。」と勘違いした奴がいってる根拠
なしの都市伝説という都市伝説。\(^O^)/

乳の詫び状(2007/06/07)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ステファニー「君がいる限り」、応援してね。\(^O^)/
---
 大学の同級生、野々下君の娘さんがデビューしました。
 ステファニーさんといいます。みんな、応援してね。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000P28RDK//showshotcorne-22/
ステファニー「君がいる限り」

は、テレビ東京の深夜アニメ「キスダム」の歌になってるそうです。
 おれ、観たことない。馬場君はさすがにチェックしてた。
 「はうあ!!! あの歌、歌ってるのが、野々下の娘!?」なんてのけぞってたけ
ど。\(^O^)/

http://www.steph.jp/
公式サイト
をみると、
 明日2007/06/08にテレ朝系ミュージックステーションに出演決定だって。
 何年も観たことないけど、録画しよう。^^;

乳の詫び状(2007/06/06)

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ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Lightweight Language Spirit 開催のお知らせ
---
 早く書かないと期日を過ぎてからになっちゃうからね。^^;
 今年もやって参りました。スクリプト言語の大祭典。Lightweight Language XXX。
 今年は、XXXにSpiritが入って、LL魂として登場。詳しくは、
http://ll.jus.or.jp/2007/
をどうぞ。
 あいにく、この時期、東京にいないので、出演も観戦もできないけど。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「セキュリティはなぜやぶられたのか」「暗号解読」
---
 美人から送られてきて、歓心を買うために、すぐ紹介しようなどと思ってい
たのに、早4ヵ月。\(^O^)/
 XXさん、すみません。やっと書きました。今度、デートしましょう。\(^O^)/
 おいおい、お前、ちょっと無敵すぎ。相手の迷惑考えろって。
 迷惑といえば、出会い系メールで、いますぐ会いたい、会えないと死んじゃ
うみたいなメールを夜11時過ぎにみたとき、「じゃ、明日、朝6時に、平壌
(ピョンヤン)で」と返事したら、ぱったり来なくなったね。\(^O^)/

 バカはおいといて、読んでいる暇がないけれど、これは、まず間違いないで
しょう。
 なぜなら、書いているのがセキュリティ業界では超有名人かつしっかりした
人であるブルース・シュナイアーだから。
 その本とは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283100/showshotcorne-22/
ブルース・シュナイアー著, 井口耕二訳「セキュリティはなぜやぶられたのか」

 シュナイアーさんを一躍有名にして、セキュリティのバイブルといわれたの
が、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797319119/showshotcorne-22/
ブルース・シュナイアー著, 山形浩生訳「暗号技術大全」

 「暗号技術大全」が売れたのはいいけど、シュナイアーさん、困惑してたの
ね。「暗号技術大全」で伝えたかったことがうまく伝わってない。あまりに技
術的なことだけがセキュリティのように思われて、この誤解が危険だと思った
んだっけな。もう忘れちゃったけど。^^;
 ま、ともかく、「暗号技術大全」で伝えられなかったことを、もっと噛み砕
いて書いたのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881359967/showshotcorne-22/
ブルース・シュナイアー著、山形浩生訳「暗号の秘密とウソ」

 「セキュリティはプロセスである」というのは、本当に大事なこと。
 何か、万能薬があって、それを使ったら、もう安全というなどということは
ない。だから、日々、対応しないといけないし、その対応も日々進化していか
ないとだめなのよ。
 よくあった、かつ、いまでもあるでしょ。企業や官公庁や個人を問わず、フ
ァイアウォール入れたからと、もう安心しきっちゃう例。これがバカな例です。
 ウイルス対策ソフトも、データを更新しないとすぐだめになるわけだし。

 シュナイアーさんのブログは、
http://www.schneier.com/blog/
Bruce Schneier Blog
をどうぞ。ここはセキュリティ関係者は要チェックなんですよ。
 ここで、
http://www.mpuni.co.jp/product/category/stamps/dialbank/index.html
三菱鉛筆のダイヤルバンク印
が、大丈夫なのかと、話題になってたんですよね。
http://www.schneier.com/blog/archives/2006/08/hanko_security.html
Hanko Security
http://asia.cnet.com/reviews/blog/mobileojisan/0,39050793,39390184,00.htm
A futile effort to prop up hopeless Hanko system?
をどうぞ。

 関連して一緒に紹介するが、インプレスがけっこうな量をPDFで公開してい
たのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844323164/showshotcorne-22/
ケビン・ミトニック, ウィリアム・サイモン著, 峯村利哉訳「ハッカーズ そ
の侵入の手口 奴らは常識の斜め上を行く」

 ケビン・ミトニックは、いわずとしれた伝説のクラッカー(犯罪者としての
ハッカー)。そのミトニックも感心するような、「奴らの上を行け」をさらに
ひねって、「奴らの斜め上を行け」というお話がいっぱい。
 社会に穴はいっぱいあります。逆にいえば、いかに人間社会が信頼で成り立
っているかがよくわかります。
 この本、今年の初めに出たと思ってたのに、去年の9月だ。そのうち紹介し
ようとして、もう、9ヵ月くらい経ってるのか。
 おれの周りだけ、時間の進み方がおかしくないか。\(^O^)/

 暗号といえば、はずせないのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105393022/showshotcorne-22/
サイモン・シン著, 青木薫訳「暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで」

 なぜ、はずせないかといえば、やっぱり、サイモン・シンが書いているから
としかいいようがない。\(^O^)/
 サイモン・シンの出世作は、いわずとしれた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105393014/showshotcorne-22/
サイモン・シン著, 青木薫訳「フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、
ワイルズが証明するまで」
です。
 あまりに鮮烈なデビュー作。見事な書きっぷりで、一気に読めます。これは
絶対読んだほういい。数学が嫌いな人、苦手な人にこそ、読んでほしい。
 数の不思議、数学の魔術が、すんなり、でも、怒涛のごとく押し寄せてきて、
ある種のランナーズハイみたいになります。\(^O^)/
 おれなんか、「あ、話題のサイモン・シンのフェルマーだ」と興奮して、間
違って2冊も買ってるんだもん。\(^O^)/
 ほとんど忘れてるけど、この分野でも、女性は大変な思いをしていたんだな
と思った記憶はある。
 でね。あるとき、大きな本屋に行ったら、文庫本が出ていて、ますます入手
しやすくなったので、フェルマー本をまとめて紹介しようと思っていたら、は
うあ!!
 文庫版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159711/showshotcorne-22/
サイモン・シン著, 青木薫訳「フェルマーの最終定理」
が出たのは、去年の5月になってる。もう、あれから1年?
 なんか、情報省がおれを発狂させるために、amazonのデータ、操作している
んじゃないか。\(^O^)/
 お前が情報省のトップだろう。自分で引っかかってどうするんだよ。
 バカー。人間は自分の得意分野、得意技で大失敗するんだぞ。油断、驕りが
生じるから。
 よい子のみなさん。これ、ほんと。よく覚えておきましょう。大人になった
とき役に立ちます。

 ま、ともかく、「フェルマーの最終定理」と「暗号解読」で、サイモン・シ
ンの鮮やかな書きっぷりを堪能してください。
 フェルマー本、まとめて紹介は、またいつかね。^^;

 あと、お前、書くといってから、半年書いてないのが、バイオ・インフォマ
ティクス入門本だよ。先生方、怒ってるらしいよ。
 いやーん。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/05/1556512
「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報化社会」
の続き。

===
標題: Re:「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報化社会」
---
>の嘘がわかるし、携帯=性器論は笑った。

 そんなん書いているんだ。コモさんらしいと言えばらしい。(^^;)
 昔、某会議室でもめた時に他ネットのCUGのような所へ密かに招かれて、
ROMしていたら他の人達がわしらの悪口満載で大笑いしてしまった。わし
が入っているのを知っていたのは開設者のコモさんだけだったよな。お
茶目なところがある人だ。

                             穂高

===
標題: Re:「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報化社会」
---
>> の嘘がわかるし、携帯=性器論は笑った。
> 
>  そんなん書いているんだ。コモさんらしいと言えばらしい。(^^;)

 表現方法は随分「大人」になりました。言っている事は昔から変わらないけ
ど。時として相手を感情的にするような言葉遣いを和らげていますが、相変わら
ず棘だけはしっかりあるもんなぁ。
 正論であればあるほど、表現を穏やかにしないと、批判された相手は後ろめた
さの分だけ激怒する度合いが高い、という事が分かってきたのでしょう。泥仕合
となって議論にならぬ、という事だってあるわけだから。
---
たま@無精庵

===
標題: Re:「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報化社会」
---
 なるほど、コモエスタは成長したのに、おれは成長してないということがわ
かるなあ。
 たまさんは、やっぱり、おれの上位自我、ベンチマークだなあ。
 そんな幸運に恵まれているのに、ちっとも反省せず、教訓にもしないのが、
おれのすごいところ。\(^O^)/
 単にバカでしょ。

中村(show)

乳の詫び状(2007/06/05)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Ruby開発環境、Java開発環境
---
 今日、午前中だけ時間を作って、
http://dn.codegear.com/jp/article/36304
第5回 CodeGearデベロッパーキャンプ
に行ってきた。
 今年後半に出る予定の「CodeGearのRuby開発環境プレビュー」があったから。
松本さんも来るというし。
 Borland/CodeGearのアメリカ人も、松本さんが壇上に登場すると、敬礼はし
ないけど、尊敬のまなざし、なんか我がことのように気分がいいね。
 お前、ほんと、あつかましいな。
 「他人の幸せはおれの幸せ。他人の不幸は他人の不幸」が人生のモットーで
すから。\(^O^)/

 CodeGearのIDEは、なかなかよさげでしたよ。いろいろがんばってるみたい。
 RubyのみならずJavaScriptなどもデバッグできるといってからデバッガがみ
たかったけど、午後は観てられなかったから残念。

 他の有名どころの開発環境、IBMのEclipseは、Ringでもミラーしているけど、
Rubyのプラグインもあるし、SunもNetBeansでRubyに力を入れてきてます。
http://spider.ctc-g.co.jp/web/fm/mkt/2007016g
なんてセミナーまである。おれは、行く時間がないけど。
 とにかく、最近、どこでもRubyになってきてご同慶の至り。

 JavaのIDEね、おれ、ずっとBorlandのJBuilderを使ってきたけど、そろそろ
切り替えようかなと1年くらい前からずっと思っているけど、なかなか面倒く
さい。新しいプロジェクトが始まらないね。
 で、Ecpliseは以前試して、最近NetBeansを試しているけど、こっちのほう
がしっくり来る。どこがといわれると、困るけど。なんとなく。

http://www.eclipsewiki.net/eclipse/?Ruby%A5%D7%A5%E9%A5%B0%A5%A4%A5%F3
Rubyプラグイン
http://ja.netbeans.org/
NetBeans日本語サイト
http://ja.wikipedia.org/wiki/NetBeans
NetBeansの説明

 おれは、とりあえず、NetBeans 5.5ですけど。NetBeansをベースにSunが作
って配っているのが、Java Studio Creator。
 日本語サイトだと、トップの説明が古いバージョンに思えますが、結局、本
家と同じものをダウンロードできるみたいね。
 といって、
http://sdc.sun.co.jp/javatools/jscreator/downloads/index.html
Java Studio Creator ダウンロード
を紹介したが、やっぱ、嘘。本家の
http://developers.sun.com/jscreator/downloads/index.jsp
だと、1つ新しいUpdate 1がダウンロードできる。
 多言語対応で、日本語のインストールマニュアルもある。Sunの開発者登録
しないといけないけど、簡単だから。

 さて、Rubyに戻ると、松本さんが今後のRubyのキーワードにしていたのは、
スケーラビリティ。いろんな意味でね。
 エンタープライズに使えるかという話がでたとき、松本さんが、Twitterが
Ruby on Railsで作られていて、毎秒1万数千リクエストを処理できているか
ら、まあ、大丈夫といっていいのではないかと答えたので、えっ、Twitter
ってRuby on Railsだったのかと初めて知った次第。

http://twitter.com/
http://caramel-tea.com/2007/04/twitter-2/

 Twitter自体もほんの数ヵ月前に知って、でも、絶対やらないと思った。\(^O^)/
 時間が余ってて、四六時中つながっていたい、精神的おっぱいチューな甘え
ん坊じゃないとハマらないんじゃないか。\(^O^)/
 おれは、おっぱいチューなら、肉体的おっぱいチューが好きな甘えん坊だか
ら、Twitterは無理。\(^O^)/

 お前、下ネタがないと終われないのか。
 バカー。下ネタじゃないぞ。おっぱいは上半身にあるんだから。\(^O^)/
 みなさん、これが、AI(人工知能)のフレーム問題の実例です。\(^O^)/

 あ、そうそう。Code GearのRuby開発環境のデモは、Mac OS Xで動いてまし
たよ。
 仕事を離れれば、RubyとJavaとLispが動けばいいので、Mac OS Xもいいんで
すよね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報化社会」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/27/1537622
買ってきた本
でちょっと触れた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004310741/showshotcorne-22/
西垣通著「ウェブ社会をどう生きるか」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334034020/showshotcorne-22/
岡嶋裕史著「iPhone 衝撃のビジネスモデル」

 詳しく書く時間はないが、絶対読んだほういい。特に西垣通著「ウェブ社会
をどう生きるか」は必読。梅田望夫のウェブ進化論でWeb2.0に毒されている人、
中でも若い技術者にはぜひ読んでほしい。
 パンピーならまだしも、技術者、科学者はああいうのに引っかかっちゃだめ
ですよ。
 たとえば、ユーザが参加するCGM(Consumer Generated Media), CGC
(Consumer Generated Contents)で、消費者の力が上がって民主的になるとか、
そんなの嘘に決まってるのにね。権力、資本をなめすぎ。一般の環境問題の理
解が、自然や地球をなめすぎてるのとパラレルね。
 CGM, CGCでは、コンテンツを生み出す消費者なんて超格安末端労働者として
使われてるだけなんだよね。おれも、AmazonとGoogleの手下になってるけど。\(^O^)/
 ロングテールも、最初はAmazonの売り上げの半分以上だといってたのが、3
分の1以下になってどんどん尻すぼみだしな。

 岡嶋裕史の「iPhone 衝撃のビジネスモデル」は、今後のiPhone人気をあて
こんだキワモノかと思ったら、ちゃんとWeb2.0のいかさまぶりを分析し、それ
をiPhoneがどう変えうるかを論じている。当人も自覚しているように、期待し
すぎの面があるけどね。

 西垣さんの「ウェブ社会をどう生きるか」は、さすが西垣流というか、Web2.0
のインチキぶり、危険性をもっと深く分析しているし、梅田望夫がいかにバカ
なこと、危険なことを無自覚にほざいているかもよくわかる。
 第1章だけも引用したいところがいろいろある。情報の捉え方の深さが全然
違うよ。
 梅田望夫がバカなだけなら、それはそれで話は終わりだが、彼の言ってるこ
とは、楽観論じゃなくて粗雑粗悪な楽観論だから、社会的に有害なんですよね。
しかも当人は熱意と善意をもってやってるから、余計たちが悪い。
 平野啓一郎との対談本も批判の対象になっている。平野啓一郎は北九州出身
だから、当然、おれの手下だけど(爆)、梅田望夫をぎゃふん(死語)といわせる
話ができなかったのか。読んでないからわからないけど。^^;

 梅田望夫やWeb2.0を信じる人、Web2.0関連セミナーに金を払って行く奴って、
おれの感覚だと、完全に権力や制度や資本のカモ。
 いや、餌という感じがぴったり。\(^O^)/
 こんなに釣れちゃうんだもん。情報省としては、安倍ちゃん内閣に、迫り来
る食糧危機に備えて、この人たちを食料として登録すべきと進言するね。\(^O^)/
 上記2冊を読めば、どうしてそういう感想すら持つか、きっとわかるよ。

 梅田望夫は経営コンサルタントで、「はてな」の役員でしょ。どこかで、
Web2.0はなかなか儲からないなんていってたけど、そんなのやらなくてもわか
らなかったのか。おれの知り合いは、みんなわかってたぞ。あ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/19/960969
プログラミングでのマッシュアップ
で言及してますね。

 「はてな」みたいなWeb2.0が儲からない原因は、岡嶋裕史の分析だけでも十
分わかる。Web2.0は、何も新しくなくて、単に古い商売をする企業向けの技術
革新なんです。
 いまは、GoogleやAmazonを絶賛、礼賛している経済学者、アナリスト、エコ
ノミスト、株屋なんでもいいけど、そんな連中は、調子がおかしくなったら、
「やっぱ、だめだよな。所詮、Googleは広告屋、Amazonは小売屋だったもん。
あんなのに飛びついた奴らはバカ」
と、掌を返すのが目に見えるね。
 お前らが煽ったんだろうといっても蛙の面に小便。連中、厚顔無恥だからあ
んな競馬の予想屋以下の商売をやってられるわけで、都合の悪いことはすぐな
かったことにして、次のネタを煽るだけ。
 Web2.0は、梅田望夫がいう100年に1度の大革命なんてものでは全然なくて、
特別なブレークスルーじゃない、従来の延長線上にしかない発展です。だから、
古いモデルを基盤としたビジネスじゃないと儲からない。Google, Amazonが儲
かっているのは、古い商売をICTで大規模、効率的にやってるからなんです。
 「はてな」には、それがないからね。以前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409892
いま読むべきGoogle(グーグル)本
で、「梅田望夫が役員で「はてな」は大丈夫か」と書いたけど、そういうとこ
ろからの懸念もあったんです。「はてな」は、日本のWeb2.0企業としてメディ
アから面白がられているけど、それだけだもん。
 梅田望夫は経営コンサルタントなのに、それがわからなかったというのがす
ごいなと(その点、成毛のほうが、MSKK社長を辞めて(辞めさせられた説もある)
、オールドエコノミーをITで革新するといってたから、よくわかってたんです)
。
 そんな人物がマーケティング的に垂れ流しているWeb2.0を信じる奴が多いと
いうのが、またすごい世の中だなと。
 何度も言及するようだが、小泉純一郎の「痛みに耐えて、よくがんばった」
に熱狂した自称相撲ファンやら、郵政解散で小泉万歳で投票してかえって自分
の首を絞めたフリータの連中やら、なんか、同じ社会的な流れにみえますね。
 権力、資本の側からみたら、こんな連中、カモ、餌ですわ。\(^O^)/
 こんなに簡単に情報操作できて、入れ食いになるなら、おれも、食うほうに
回りますわ。\(^O^)/
 これはもう、ボース・アインシュタイン凝縮ですね。\(^O^)/
 多数の粒子が1つの最低エネルギー状態を取る。多数の個人が1つの最低知
性状態を取る。\(^O^)/
http://ja.wikipedia.org/wiki/ボース=アインシュタイン凝縮
ボース=アインシュタイン凝縮

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/08/1101250
今日、買ってきた本 
で触れた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334933920/showshotcorne-22/
コモエスタ坂本著「低度情報化社会」
 やっと手に取ったけど、思ったより面白い。コモエスタ、筒井康隆会議室
(tti/salon)にいたときより面白いね。\(^O^)/ これもWeb2.0やGoogle万歳
の嘘がわかるし、携帯=性器論は笑った。

 来週、九大に講義に行くけど、
http://cl.is.kyushu-u.ac.jp/qito/wiki.cgi
社会情報システム工学コース
をみたら、「ウェブ進化論」を推薦図書にしてるんだもん。消せとはいわない
けど、これを入れてるんなら、西垣さんの本は追加すべきね。
 「ウェブ進化論」を批判的に分析できないような奴は、「次世代情報化社会
を牽引するICTアーキテクト」になれないし、なっちゃだめ。世の中を間違っ
た方向に進めてしまう。
 講義どころか福田先生に抗議だね。\(^O^)/
 中洲のクラブのママから、2人とも那珂川に放り込まれたりしてね。
 「少し、頭ば冷やしんしゃい!」\(^O^)/

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: 数式処理グラフ電卓TI89
---
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0706/01/news026.html
「電卓」がウイルスの新たな標的に
で、TIが数式処理グラフ電卓TI89を出しているのを初めて知った。
 なんか、すごくほしいかも。\(^O^)/
 日本だと、
http://www.naoco.com/
が売ってるんですね。
http://www.naoco.com/calc.htm
にラインアップがあります。
 TI89のベースは、Deriveなんですね。
http://www.naoco.com/derive/Derive6_phamplet_1.htm
Derive 6
 ほかに、Cabri
http://www.naoco.com/cabri/phamplet_1.htm
に、なかなか剛直な主張があります。
  「やりすぎのソフトは、生徒から学習することを奪います」
 おお、真っ向直球勝負の主張ですね。

 TI89を使った数学教育、授業の改革を考えているページがありますね。一関
高専で実践していることなんですね。
http://www.ichinoseki.ac.jp/gene/mathnavi/
数ナビ

 ちゃんといろいろやってる教育現場ってあるんですよね。一関高専、がんば
れ。
 でも、カシオなら、TI89よりいい電卓を安く作ってるんじゃないかと思った
ら、
http://www.ichinoseki.ac.jp/gene/mathnavi/link.html
数ナビ リンク集
をみると、数式処理とグラフがついているCLASSPADは、日本では売られてない
のね。残念。
 でもでも、AppleのiPhoneにMaximaくらい搭載されれば、そっちにします。
\(^O^)/

乳の詫び状(2007/06/04)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: FC東京の梶山選手が府中にいた
---
 もう先々週の土日になると思うけど、FC東京の梶山選手が府中にいました。
 やっぱ、テレビで観るより大きいですね。
 なんかのイベントできていたのかも。
 駅前の府中薬局から出てきた。すると、薬局のお姉さんがユニフォームとペ
ンをもって追いかけてきて、梶山選手がサインしていました。
 あーん、うらやましい。\(^O^)/

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: J:COM ラグビーキング、いきなり頂上決戦
---
 ケーブルテレビのJ:COMで、ラグビーキングというラグビー番組が、この前
から始まっています。
 地元の府中に本拠を置く東芝とサントリーのチーム情報などを流しています。
 今日は、サントリーのファーストミーティングの模様をやっていて、清宮監
督のインタビューもありました。オープン戦の模様もありました。
 東芝も廣瀬新主将と瀬川監督のインタビュー、オープン戦の模様もありまし
た。
 それとラグビーの技術を紹介するコーナーもあります。今日は、スクラムハ
ーフが何をやっているかという話でした。東芝の選手が実演してバックスコー
チが解説でした。

 そして、あなた。
 10/26のトップリーグ開幕戦は、東芝ブレイブルーパス対サントリーサンゴ
リアスという、いきなりの府中ダービー、ゴールデンカード。味の素スタジア
ムじゃなくて、秩父宮です。
 お互い、絶対に勝つと気合十分でした。\(^O^)/

乳の詫び状(2007/06/02)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 消えた年金問題
---
 週刊ダイヤモンドを読んだとき、いま政府と厚生労働省が続けている施策で、
介護地獄がやってくるから、これ、参院選の争点になるかと思っていたら、年
金の記録が5000万件訳がわからなくなっているという「消えた年金問題」で消
し飛びましたね。
 で、さっき、
http://asahi-newstar.com/program/packin/
朝日ニュースターのパックインジャーナル
で、民主党の長妻議員が出ていて、消えた年金問題をやっていました。
 報道されているより、ものすごい話なのね。
 いま、安倍ちゃんとか火消しにやっきで、「あなたの年金は消えていません」
と必死にいってるけど、嘘なんだってね。5000万件以外にも消えてるものもあ
るし、いろんな情報を社会保険庁が出さないのね。
 「消えた年金問題」には4つの問題があるといってて、
 長妻議員のサイト
http://naga.tv/
に行ったら、国会での記録がありました。柳澤大臣の不信任決議案の趣旨説明。
http://naga.tv/namashiryou/070531syusibenmei.pdf
です。
 これの4ページ目から5ページ目に、4つの問題の話がありますね。ほかも
ほんとなら、というか、ほんとだとしか思えないけど、すさまじいでたらめだ
な。

 社会保険庁のコンピュータに入っているデータは、コンピュータ入力をダブ
ルチェックしてないから、データが腐ってるのがあるのね。昔だから、漢字は
だめで、カタカナしか氏名が入らないから、入力者が適当に名前の読みを推測
して入れているケースもあるのね。たとえば、「中田」が「なかだ」なのに
「なかた」で入れたとかね。さっきのメールを送ってくださった方の名前でい
うと、「桑原」が「くわばら」なのに「くらはら」で入れたとかね。送ってく
ださった方は、「くわはら」が正解ですけど、例として。

 しかも、マイクロフィルム化やコンピュータ入力が終わったから、紙の台帳
は捨てろという通達が出ていて、紙の台帳が捨てられているから、チェックで
きないんだってね。\(^O^)/
 グリーンピアで何百億円か何千億円か無駄にするくらいだったら、紙の台帳
を保管する倉庫を作れとかいってたけど、ほんとだよね。
 でも、中には、通達を守ってなくて、紙の台帳を残しているところもあるん
だってね。\(^O^)/ 怪我の功名。かえってよかったってことだよね。でも、
そのチェックをやれといっても、やらないんだってね。柳澤大臣がいえばいい
だけなのに。
 紙の台帳を残しているところはおおっぴらに残っているといえないんだって。
だって、残っていると公に認めると、通達違反で責任を問われるから。\(^O^)/
 悪夢のナッシュ均衡\(^O^)/
 それに、ちゃんとやろうとすると、まだまだいっぱい問題がでそうだから、
選挙に影響しないように、早く臭いものにフタをしたいのが政府・自民党。だ
もんで、数に任せてたった4時間で強行採決。こういう話の流れで番組は進ん
でました。
 これも、小泉郵政解散で自民党を大勝させた国民がバカだったというところ
に、行き着きますね。もっとバランス感覚ないとね。

 初めて知ったけど、強行採決された、あの法案の中には、グリーンピアとか
ゴルフクラブ買ったり、年金を使い放題やってた社会保険庁にまた新たな無駄
遣いさせる手段を与える部分があるんだって。めちゃくちゃだよな。
 それに社会保険庁解体といっても、身分が公務員じゃなくなるだけで、給料
は税金だっていうんだろ。もうやり放題だね。
http://naga.tv/nenkin.html
にある
http://naga.tv/061219.htm
か。でも、夕刊フジへのリンクが切れているのが残念。年金PRセンターや年金
教育センターを作るようになるとかいってたと思ったけど。

http://naga.tv/namashiryou/070601n.pdf
消えた年金保険料の納付記録 ポイント数字
もなかなか衝撃的な数字ですね。^^;

 朝日ニュースターのパックインジャーナルは、いまの地上波の政治番組では
放送されないような内容なので、人気が出ていて、ネットでも配信が始まった
と聞いていたので、探したら、Yahoo!動画
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00064/v00134/
に、ありますね。
 しかし、Yahoo!動画は、IE6以上じゃないと見られないのね。アホくさい。
 おいおい、お前。いま、Googleで「パックインジャーナル」で探したら、1
ページ目にお前のページが出るぞ。
 えっ!?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/29/193153
を見てみろ。
 あ、ほんとだ。2005年12月にYahoo!動画紹介しているじゃん。全然、記憶に
ない。^^;
 ともかく、無料なので、一度観て、自分の年金、調べに行ったほうがいいで
すよ。
 年金手帳を複数持ってる人、転職した人、結婚離婚した人、それと、氏名の
読みが普通とは違う人、複数の読み方がある人とかは特に。

 おれは、年金未納三兄弟で大騒ぎした後、気にはなってて、この前、調べに
行ったら、いろいろわかりました。おれは会社の近くの千代田区社会保険事務
所に昼に行ったけど、がらがらで、すぐでした。いま、3時間待ちだそうです
ね。
 女の人が、親切丁寧にいろいろ説明してくれました。コンピュータから出し
てもらった記録も印刷してもらったし。
 なんか、おれ、社会保険事務所とは相性がいいのかも。\(^O^)/
 父が死んだときに北九州の小倉南区のほうの社会保険事務所に行ったときも、
女の人がすごく親切で、夕方5時が迫っていて役所が閉まる前に間に合わせる
ために手際よく処理してくれて感謝しました。でも、小倉南なんとかの役所が
頭が固くて、おれ、シュワルツェネッガーになって、"I'll be back."で、ト
ラックで突っ込んでやろうかと思いました。\(^O^)/

 年金問題といい、介護地獄といい。いや、この国はすごいよ。
 美しい日本。いいなあ。\(^O^)/
 ソフトバンクみたいに、1人500円だっけ? 5000円だっけ? はし
た金、渡して、年金制度廃止だったりしてね。\(^O^)/
 年金と介護がちゃんとしてても、日本はこの先、エネルギー、食料、気候変
動、安全保障の4点セットで沈んでいきそうなのに、どんどんお先真っ暗感が
強まりますね。
 ジャーナリズム、もっとがんばってほしいよ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: エネルギー問題のひとつの解決策、メタルカラー、極限環境生物、チーム★アメリカ
---
 桑原さんから。
--- ここから ---
はじめてメールさせていただきます。桑原と申します。

show様の視点が面白く拝見させていただいてます。

メールをさせていただいたのは、週刊ポストの連載「メタルカラーの時代」に
面白い話題があったからです。

エネルギーを循環可能なマグネシウムサイクルで構築しようというもので、エ
ネルギー源を太陽光に求めています。太陽光を固体レーザーでレーザー光に変
換(現在実現している効率で30%。50%まで高めたいとのこと)ビームを絞って
1万度のプラズマを作り出し、酸化マグネシウムを金属マグネシウムに還元し
てエネルギーを蓄積します。

マグネシウムは同重量の石炭の50%の発熱量があり、酸化に水を使うことによ
り水素が発生し、それで燃料電池等で電力に変換できます。そうすると83%の
エネルギーを発生できます。残った酸化マグネシウムは前述のレーザーでまた
金属マグネシウムに還元することでサイクルができます。

砂漠で太陽光を使ってエネルギーをマグネシウムという形で蓄積し、そのエネ
ルギーで海水を淡水化して、副産物としてできるにがりからマグネシウムをと
り出してまた太陽光で還元します。できた水で砂漠の緑化や水問題の解決を図
るという壮大な構想で、砂漠で実験プラントを作るところまで話が進んでいる
ようです。

東工大の矢部教授が開発されているようですが、かなりエネルギー問題の解決
策としてはユニークだと思います。周辺技術もあわせて開発されているようで
3年後の実用化を目指しているとか。

食料とエネルギーで穀物を奪い合う未来よりよほど夢があると個人的には思い
ます。

もしまだお知りになっていなければと思いメールさせていただきました。
参考になれば幸いです。では失礼します。

-- 
Opera の革新的メールクライアント: http://jp.opera.com/mail/
--- ここまで ---

 全然知りませんでした。ありがとうございます。
 エネルギー問題、食料問題、環境問題(地球の気候変動問題)、安全保障は、
「1枚のコインの4次元的裏表」、あるいは「四面体」ですもんね。\(^O^)/
 こういうエネルギー問題解決に貢献できそうな技術はどんどん開発してほし
いんですけど、エネルギー効率やコスト的にサイクルが回らないものばかりで
すよね。太陽電池や風力発電なんて、主力エネルギーとしては、ほんとは話に
ならない、使い物にならないんですよね。本命は核融合なんだろうけど、メド
が立たないし、原子力発電もアレルギーがすごいし。
 さらにいえば、中国みたいに数にものをいわせて環境汚染をおかまいなしで
エネルギー使いまくりをやってる国があると、どうしようもないですよね。
 それが原因で中国と戦争する羽目になったりして。\(^O^)/

 おれのサイトを通じて投げ銭としてアマゾンで買ってくださる方の購入した
本をみると(もちろん、ぼくには誰が何を買ったかはわかりません。情報省な
らわかって当然のはずなんだけど。^^;)、バランス感覚を感じることがあって、
環境問題も、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/427000181X/showshotcorne-22/
アル・ゴア著, 枝廣淳子訳「不都合な真実」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796656944/showshotcorne-22/
「図解地球の真実―ひと目でわかる温暖化の今と未来 世界の、とても不都合
なこと」
や、いかにも岩波な感じがする
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004306477/showshotcorne-22/
小宮山宏著「地球持続の技術」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004300339/showshotcorne-22/
石弘之著「地球環境報告」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004305926/showshotcorne-22/
石弘之著「地球環境報告〈2〉」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004305292/showshotcorne-22/
佐和隆光著「地球温暖化を防ぐ―20世紀型経済システムの転換」
とともに、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862481221/showshotcorne-22/
武田邦彦「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480687300/showshotcorne-22/
池田清彦「環境問題のウソ」
も売れてるんです。
 人類は、ほんと、くだらない宗教なんかで何百年も科学精神が発達しなかっ
たし、何千年もくだらない戦争ばっかりやってきたし、環境問題は、知れば知
るほど、もう、なんとかなるところを通り過ぎちゃったんじゃないかと思いま
すね。温暖化ガスの問題がなんとかなれば、みんな問題解決するかのような論
調が一般的だし、自然や地球をなめてますよね。
 おれなんか、どうせ、あと、生きても40年。うちの子は残念ながらそんなに
長生きできないから(ダウン症は長寿じゃないから50歳くらいらしい)、おれと
同じくらいには死んでいるだろうし、おれらが死んだあとは、まあ、どうでも
いい。\(^O^)/
 生き残りたい人は、必死で科学技術の発展を応援してください。

 なお、アル・ゴアの「不都合な真実」は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270002263/showshotcorne-22/
アル・ゴア著, 枝廣淳子訳「不都合な真実 ECO入門編 地球温暖化の危機」
が、ソフトカバーで廉価版として出るんだと思います。違っていたらすみませ
ん。

 メタルカラーの連載をやっている山根さんとは、この前、初めてお会いしま
した。向こうはもう忘れているでしょうが。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409894
NICT NTP クライアントコンテスト 
の審査員だったので。
 あれ、これの日付見ると、もう1年前か。この前じゃないじゃん。^^; あ、
審査があったのは、12月ですね。これでも半年前だから、この前というには、
だいぶ時間が経ってますね。
 山根さんは、完璧に技術オタクです。\(^O^)/
 なるほど、山根さん、そういうこだわりがあるんだと思ったことがあったけ
ど、もう忘れました。\(^O^)/

 おれ、連載もちゃんと読んでないんですけど、弾さんのところには、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104752010/showshotcorne-22/
山根一眞著「メタルカラーの時代〈1〉」
をはじめ、シリーズは全部揃ってました。さすが、技術オタク。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094021981/showshotcorne-22/
山根一眞著「メタルカラーの時代〈8〉役者揃いの北九州メタル都市」
は、北九州のことだし、そそられますね。

 山根一眞公式サイトの
http://www.yamane-office.co.jp/books.html
をみると、メタルカラーは、文庫で12冊も出てますね。通勤の行き帰りで1ヵ
月あれば読めるかな。

 余談ですが、いま、
http://www.yamane-office.co.jp/
のトップに、日本が誇る世界最高水準の有人深海探査艇「しんかい6500」が、
沖縄県石垣島沖50km、深度1500mの沖縄トラフ「鳩間海丘」に潜ったときの話
が出ていますが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000QTD2CI/showshotcorne-22/ 
Newton (ニュートン) 2007年 07月号
には、このときに「しんかい6500」を使って、読者から募集した実験をやった
模様が出ています。
 いろんなものが水圧でどうなるかというのもやってたし、笑ったのが、熱水
噴出孔という、マグマから何百度もの温度の熱水が出ているところで、温泉卵
を作るという実験。こういうのいいなあ。なんか、タモリ倶楽部みたいで。\(^O^)/
 極限環境生物といって、とても生命が棲めないと思われるところに生命がい
るんですよね。そういう生物がいたから、地球が経験した天変地異でも進化の
長い歴史がつながって、いまの人間がいるわけで、
 まさに「生命の箱根駅伝」やー。\(^O^)/
 彦摩呂か、お前は。\(^O^)/

 「しんかい6500」については、
http://www.jamstec.go.jp/j/about/equipment/ships/shinkai6500.html
をどうぞ。
 熱水噴出孔について、
http://contest.thinkquest.gr.jp/tqj1998/10098/dic/kaitei.html
海底熱水噴出孔
を読むと、いま、人類をはじめ多くの地球生命は酸素がないと生きていられな
いけど、実は酸素対応が不要だったそれまでの地球生命にとって、酸素がいか
に致命的な毒だったかわかりますね。
 従来の生物にとっては、光合成なんて、テロリストや狂った独裁者のやるこ
と、大量虐殺ですよ。\(^O^)/

 極限環境生物については、
http://ja.wikipedia.org/wiki/極限環境微生物
http://www.nhk.or.jp/zero/dsp110.html
NHK サイエンスZERO 極限環境生物の不思議に迫る
http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/XBR/index.html
極限環境生物圏研究センター
をどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/443171104X/showshotcorne-22/ 
D.A. ワートン著, 掘越弘毅, 浜本哲郎訳「極限環境の生命―生物のすみかの
ひろがり」
という本も出てるんですね。
 人類も遺伝子操作で、極限環境生物になるしかないでしょうね。\(^O^)/
 あ、思い出した。小学生1年か2年のとき、テレビで「ウルトラQ」があっ
たんです。ウルトラマンが始まる前年には。
 その中で、人類のサイズを3分の1か10分の1か忘れたけど、そうしない
と生き残れないという計画の話がありました。
 それもいいかもね。3分の1になると、エネルギー消費もだいぶ減るし。
 でも、気候変動にはかえって弱いかな。
 いっそ、3分の1とか中途半端な大きさじゃなくて、微生物になるしかない
か。^^;
 というか、人類のゲノムや文明や文化を情報化して、衛星軌道くらいに退避
させておいて、また地球環境が安定したら戻ってきて、そのとき地球で使える
材料(化学物質やらなんでもいいけど)で、もう一度生命発生からやるしかない
かも。
 なんか、インテリジェント・デザイン(ID)という、科学的装いの進化論否定
の話とそっくりになったね。\(^O^)/

 サイズが人間の3分の1といえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B5IM0Y/showshotcorne-22/ 
「チーム★アメリカ ワールドポリス」
はサイコー。
 出演するのは、サンダーバードみたいな人形ですが、これが人間の3分の1
の大きさ。
 ブッシュのアメリカも北朝鮮のキム・ジョンイルもマイケル・ムーアもハリ
ウッドの俳優たちも右翼も左翼も、そして映画という表現形式自体もからかい
まくり。
 セリフは、「チンポ」「マンコ」「ケツの穴」の連呼だが、映画としてはし
っかりとした作り。特にメイキングは必見。
 この映画、話したいこと、いっぱいありますが、いつかね。時間ないか忘れ
ると思うけど。^^;

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