乳の詫び状

Last update 1997/09/27

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

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 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(1997/06/28)

 やはりオリックスは強かった。集中力。それが続くもの。第1戦を落としたことで3連敗もあるから、ダイエー、ここが踏ん張りどころ。西武もまた無茶なゲーム。初回に10点取ったのに、近鉄に7点まで追い上げられて冷や汗。

 ところでとってもみっともないのですが、ROMANCEのドキュメントのミススペルなどを教えてくださった方。もう一度、送ってください。ひさびさに時間ができて、作業をしようかと思ったら、メールもファイルも見当たらない。あのメールは会社にフォワードしているとは思うものの、いま百くらいなさそうな気がします。大変お手数ですが、もう一度お願いします。ペコペコ。

 月末と月初めは忙しいので、しばらく更新できないかも。

乳の詫び状(1997/06/27)

 ダイエーホークス3連勝。いずれも勝ち方がいいよね。終盤ばたばたするのは相変わらずで、岡本がリリーフエースとしてメドが立ってきたかなと思うけど、いまは8回9回で5点差をひっくり返せる集中打があるからいいけど、それが落ちてくるまでになんとか、リリーフのメドを立ててほしいね。そうはいっても、ようやく王監督らしい野球というか、九州人好みというか、攻撃的な野球ができつつある。終盤で5点差をひっくり返せる王野球は、1-0で最下位を這い回る長嶋野球よりも百倍いい。それも単に打つだけじゃなくて、足もある野球ね。
 いまパの野球が観てて楽しくて、新鮮さにわくわくするのは、攻撃も守備も足のある選手が多いから、スピーディでスリリングなんだよね。スピード&チャージの長嶋野球ができているのは、パの上位球団なのよね。イチローなんか、ほんとあの足と肩だけでも、観客を魅了するもん。オリックス、ダイエー、西武の上位球団に共通しているのは、足を生かした守備と攻撃、そして若さ。若いからポカもあるけど、はつらつとしてるし、グランド駆け回ってる姿、みてると気持ちいいもん。その中でベテランもうまく使って、ポカがないように鍛えられているのが、オリックスが首位をキープできている原因。西武もダイエーもムラが大きいからね。
 昔、西鉄ライオンズのころ、平和台球場は、ライオンズが負けていると、5回すぎてから球場が満員になったらしい。逆転勝ちを観にくるわけ。しかも5回すぎたら外野は無料になったのかな。いまのホークスの勢いを見ていると、そんなこんな、親父から聞かされた話なんかも思い出すね。勝っても負けても(笑)、最後ははらはらどきどき。5回からでも球場行きたくなるゲームだもん。
 今日からは、オリックスブルーウェーブと首位決戦。ブルーウェーブ、ほんとそつがなくて、粘っこい。昔の西武みたい。押しても押してもなかなか土俵を割らず、一瞬のすきでうっちゃられる。対日本ハムファイターズとの第2戦なんか、ファイターズ勝てる試合をものにできずに、延長に持ち込まれて負けだもんね。ホークスも勝ち越しは簡単じゃないだろう。ところで落合、もう少し打ってくれよ。守備も足引っ張ってるしさ。わがままいわずに、DHになったほうがみんなハッピーだぜ。

 サッカー日本代表。ネパール相手に情けない。最終予選で、先行されてがっちり守られたら打つ手がない、という見本みたいな試合。でもまあ、3点目は昔のカズらしさがあったから少しは救い。
 それから西沢。もうちょっと決めてほしいよね。FWとしての運はすごくある。あれだけシュートチャンスが来るんだもん。代表デビューでもいきなりドフリーできて、はずしたから、あれが尾を引いているのか。最終予選で、もっとチャンスをものにできると、救世主になれるだけの運はある。あとは結果ね。でも柳沢が代表入りして、西沢は代表からはずれたりして。一方、ユース代表はがんばってる。世界のベスト8だもんね。加茂さん、だれを代表に引き抜くかな。
 加藤久さん、お飾りで権限なしじゃないか、あれじゃ。プロは厳しいね。

 アスキー創刊20周年号を先週買った。Window版松である松風と松茸がCD-ROMに入っているのも魅力だったから。アスキーを買うのは何年ぶりだろう。分厚くなりすぎて定期購読ができなくなったアスキー側が一方的に定期購読をやめたあと(いまはまたできるようになってるみたい)、買うことがほとんどなかった。社内でもアスキーがなくても文句は出なかったから、買わずにすむ雑誌ではあったのだろう。
 で、がっかりしているのが、CD-ROMが割れていたこと。送り返すように書いてあったので、送り返したが、まだ代替品が届いていない。ついこの前、「雑誌は運ぶときに、放り投げられるから、まれにCD-ROMが割れるんですよ」と聞いたばかり。自分が当たってしまった。どうせなら、ジャンボ宝くじでも当たってほしい。
 ところで、昔は、松風は商標の関係で使えなかったのだが、使えるようになったのだろうか。松にまつわる何かを松風にしようとして、おれがいったのかな。松茸かな。あれ、松茸って言い出したのは、Kさんか。ま、ともかく松風はどこかの家電メーカの商標で使えなかったんだけど。話がついたか、制度が変わったのかな。
 それにしても、松や松茸が何かわからない人が、いまのパソコンユーザの大半でしょうね。開発者の一人として、つくづく時の流れを感じますね。昔はほんといいソフトありましたよね。8bitCPUでCP/Mで64KBあれば、ちゃんと仕事に使えていたし、初代松もその前身「日本語ワードプロセッサ」も、128KBで仮名漢字変換も自分で抱えて、印刷スプールもやって、全部動いていたんだよね。松が98が売れるようになるきっかけで、そのあと一太郎が決定的にしちゃったんだよね。それでほかのメーカの16bitマシンは全滅。
 その98ももはやシェアは40%割れ確実で、富士通の足音が聞こえているそうですね。しかし、富士通のデスクパワーって、ほんと不良が多いみたいなんだけど、単に数が出ているせいなのか、不良率が高いのか。たぶん、後者じゃないかな。大量導入したら、1割程度動かないなんて話はちょくちょく聞く。
 この前は、あるところでOffice95からOffice97にアップグレードしたら、動かないマシンがいくつも出たと聞いた。たまたまマシンはデスクパワーなんだけど、なぜOffice95が動いていてOffice97が動かないのか、よーわーらんね。ハードとソフトと両方悪いかもしれないけれど。その会社のシステム管理者は、「イルカとともに沈んでいく」といって嘆いたそうな。
 Office97っていろいろトラブルがあって、とくにWordはいい加減なことやってたから、文書の互換性が問題になって、MSはコンバータ作って配る羽目になったんだよね。この話、MS Watchに書いたっけ。書いてないかも。ま、慎重にアップデートしないといけないのは、当然。この前、PC WeekかInfoWorldだかのアンケートで、Office97導入後の感想を聞いてあったけど、いいところもあるけど、もう不要な機能も多いし、企業では互換性の問題がネックになって、あんまり飛びつきたい製品ではないようだった。知り合いのところは、結局、Office97からOffice95に戻しちゃったんだよね。返品きかないから、MSは丸儲けだけどね。そうそう、マクロウイルスにも気をつけてね。

乳の詫び状(1997/06/26)

 筒井康隆さんの対談・インタビュー集「筒井康隆かく語りき」(文芸社)が、数日前届いていた。「The BASIC」1996年7月号でやった対談が収録されたためである。オビを見てびっくり。おれ以外の対談相手は、コリーヌ・ブレ、佐高信、和田誠、小林よしのり、丸谷才一、川上弘美、大泉実成、井上ひさし、の各氏。どひー。とっても浮いている感じがするが、名誉なことなので金玉が上がらないようにしようっと。筒井氏のファンのみならず、各氏のファンの方は、1冊お買い上げください。でも、そうすると、全員のファンだと10冊買わないといけないのかな。それはないそれは。

 Windows World Expo(WWE)の昨日の昨日、サイン会にきてくださった、みなさん、どうもありがとうございました。感謝感謝です。今年は、デジカメ持参、ビデオ持参の方が増えましたね。会場で記念撮影、何回かしました。

 中には、ぼくの書いたものを読んで、筒井康隆と山下洋輔と「噂の真相」を知って、むさぼり読んでいるという人がいました。「噂の真相」の岡留編集長から、アンケートでみると、「どこで『噂の真相』を知ったかという問いに、『電脳騒乱節』やら中村正三郎が書いたもので」というのが多いとお世辞をいわれたことがあった。それを裏づける人の登場ということか。おれでも、少しは世の中の役に立ってるんだ。

 さて、ショウの感想です。

 着いたのが午後2時くらいだったんですが、ショウ自体は、去年より人が少なかったです。受付や上の通路はガラガラだもん。下のフロアも楽に歩けるもん。目玉がないせいか、盛り上がってないしね。熱気があるのは、ビレッジセンターのブースの辺りだけ。あの辺は、ショウ特価の早い者勝ちでモノを売ってるから。人が少なかったのは、初日のせいか、それとも飽きられてきたのか。ぼく自身、あんまり見て回る気もしなかったのですが、ビレッジセンターのブースが第一ホールで、人に会いに行ったテレ朝のブースは第6ホールで、結局大陸横断をしました。
 MS, Lotus, JustSystemなどは、人が集まっていました。でも中身はいつものありきたりのものばかりです。
 カシオとNECのブースには、日本語Windows CEマシンがありました。触わってはみず、うしろの百太郎状態でみてたんですが、実売5万円以下ならまあまあかなと思いました。でも、どちらも液晶が暗くて見にくい気はしました。それと大きさがちょっと大きい。HPのCEマシンはもっと大きくて、それだけでぼくにはアウトですが、カシオとNECのマシンも、ザウルス(ぼくのはPI-6000。ただし辞書以外は使ってない)やPilotを見慣れている目からすると、荷物が増えるという感じ。大きさの割には、キーボードもちゃちだし、どっちつかずの印象。CEは、カラーもサポートする2.0がもうすぐ発表。いまさら1.0のマシンを買う価値がどれくらいあるのか疑問。
 今朝の朝日新聞の経済面には、Windows CEはWindows 95と互換性があると書いているけど、大嘘朝日新聞のコンピュータ関連記事に嘘が多いのは毎度のことで、その度に業界で話題になるから相変わらずではありますが、「操作性が似ている」とか、「親和性が高い」くらいじゃないと、天下の公器(爆笑)の言語感覚としては間違ってる。
 なぜなら、Win95のソフトを買ってきても、ひとつも動かない、互換性ゼロ、完璧な完全非互換製品なんだから。さすが、WWEの主催者で、一儲けを狙っている朝日新聞ならではの情報操作かな。昨日はWWEがらみの広告もいっぱい入っていたし、アサヒパソコンの三浦編集長が、例によって広告に対談でご登場でしたからね。
 5万円以下なら考えるけど、やっぱ、何か中途半端な感じがするのね。Win95のソフトは使えないし、カシオのは、たぶんポケットワードだと思うんだけど、画面表示がとても遅かったし(NECのはどうかは知らない)、といって所詮Win95のエクスプローラもどきだから、PDAみたいに操作性がいいわけじゃない。ザウルスやPilotはやっぱよく出来てます。でも、CEしか知らず、出来の違いがわからない層には売れるかも。ザウルスの開発チームの話を読みたいなら、拙著「改訂新版 電脳曼陀羅」(ビレッジセンター)に載ってますから、よろしく。
 いまのCEマシンを買うくらいなら、やっぱ、ザウルスやPilotか、リブレットかなと。リブレットならWin95完全互換マシンだし、カラーだしね。以前のモデルなら、もう実売では10万円以下、目玉商品だと7万円切ってるもんね。おもしろいのは、この前、東芝がアメリカでノートパソコンの新製品群を発表したとき、リブレットの扱いがすごいのね。こんな小さなフルWin95マシンが出たといった感じで、騒いでる。日本じゃ1年前からあって、もはや特別驚かなくなったけど、初めて存在を知らされたアメリカ人には驚異のマシンにみえるんだろう。そりゃ、わしらだって、最初に見たときびっくりしたよね。電池がどれくらいもつかだけど、リブレットならわざわざCE用のソフトを買わなくても済むし、いまのCEのメリットって何だろうと考えてしまう。それに、MSは1.0はダメなのは伝統だからね。
 CEが40万台売れたとかって、すごく売れたみたいに朝日の記事は書いていたけど、Pilotなんて軽く100万台は突破して、もう数百万台になってるんじゃない?(未確認) ともかくアメリカ市場では、CEはPilotの相手にならなかったんです。それでMSは、Pilot対抗のグリフォンだとかっていって、CEのテコ入れにやっきなのね。Pilotは、日本でも正規に売り出したので、いま秋葉原に行くと、どの店でも見かけるようになってますね。去年の暮れの段階では、イケショップだけ、せいぜいあとT-ZONEくらいだったと思うけどね。日本でも人気に火がついたんでしょう。でさ、おもしろいのは、会社の若い衆が、Pilotをずいぶん前に買ったのね。で、気に入って使ってたんだけど、やっぱHP-200LXに戻りたいといって、また買ってやがるの。そいつ、前に200LXを落として、それで禁断症状が出てPilotに浮気したんだけど、結局200LXに戻ったわけ。DOSって偉大だよね。NECのモバイルギアも富士通のインターネトップもDOSだしね。CEより手堅いよね。
 あとは、DECとTANDEMのNTクラスターを見ました。そういうものには、全然人が集まっていませんでした。ああいう技術に関心がない層がやってきているみたいで、あれじゃ、ショウに出すだけ無駄でショウ。DECなんかAlpha Server4000まで置いてあったのに、だれも関心なし。おれ、オノボリさんで、受付のおねえちゃんくどいて、Alpha Serverと記念写真撮ろうかと思ったくらい。誤解なきように付け加えると、ねえちゃんと写るんじゃなくて、ねえちゃんはカメラ係。ツーショットで愛を見せつけるのは、おれとAlpha Serverの仲(爆笑)
 たしかに個人向けのショウなのか、ビジネス向けのショウなのか、ピンと来ない感じはします。いまやビジネス向けは、サーバ側へ比重がどんどん移っているけど、いま書いたようにクラスタリングのブースには、人は来てないし、オラクルやネットスケープは出展していないし、IBMもサーバソフト群の展示はなかったし、現在のビジネスコンピューティングとショウの中身が合わなくなってるんじゃないかな。個人向けとしては、Windowsの個人ユーザは、Macintoshユーザと違って忠誠心が低いから、わざわざ幕張までやってこようという比率は低いしね
 もし、ラプソディーというより、コンサート(元イエローボックス)がうまくいって、Macintoshがビジネス市場で迎えられるようになったら、MacWorld Expoも同じ目にあうかもしれませんね。
 それから、会場内は全面禁煙です。上に上がれば吸えますが、ブースのある下のフロアは、休憩所だろうがトイレ前だろうが、全部アウトです。諫早湾のムツゴロウの心境がわかります。:-)

 改訂新版電脳曼陀羅のリソースガイドの修正。西川さんとの対談関係のURLを更新した。

 ガキが小学校の社会見学で、工場を回るらしい。工場長の金、女関係を調べてくるように指示(嘘)。

乳の詫び状(1997/06/24)

 コンパックがノンストップコンピュータの代名詞タンデムを買収。SGI(CG用グラフィックワークステーションの代名詞)がスーパーコンピュータの代名詞Crayを買収したときと同じ。時代の流れというか、象徴的な事件。なんというか、セブンイレブンが三越を買収するみたいなものかな。以下、ASAHIネットのjouwa/salonに書いたこと(若干加筆修正)。

>標題: CompaqがTandem買収
> 3billionドルだから、いくら?
> ともかく、CompaqがTandemを買収しました。こりゃ、IBMやHPに対抗できる
>サーバカンパニーになるかな。
> ハイエンドは捨てずにやるんでしょうかね。やらないともったいないし。
>NTのクラスタリングを、これでMSに頼らずやれますね。MSのWolfPackは
>今年でようやくフェイルオーバー、来年のいつかどこかで負荷分散みたいな
>スケジュールだから、とても待ってられないしね。
> IBM, DEC, NECはNTベースのクラスタリング売ってたと思うけれど、そうい
>う技術をもたずに、MS待ちでサーバビジネスをやろうとしているメーカは、
>どんどん苦しくなるかもね。

 コンパックがNTによるローエンドから、UNIXのハイエンドまでやれるようになると、直販のDELLやGateway2000みたいなところまで苦しくなるんじゃないかな。DECはどうなんだろうな。最近、会社を売りに出せなどと株主と揉めているようだが。

 いまだ書生の法律論をふっかけにメールしてくる人がいる。困ったものだ。

 V.C.から連絡あり。25日は、14時と16時の予定。

乳の詫び状(1997/06/22)

 電子メールのアドレス形式を直した。<と>を&lt;と&gt;でやってくれという依頼。

 改訂新版電脳曼陀羅のリソースガイドの修正。BTRON関係のURLを更新した。

 ブルーウェーブ対ライオンズ。2日ともすばらしい試合。先日久々に東京ドームで観戦して楽しかったが、ホークスの試合はよくも悪くも人を魅了する。パ・リーグの野球はいまほんと面白いし、新しい野球ができつつある気がする。ケーブルテレビのおかげで、そんな野球が観られるのはラッキーな時代というべきか。

 黒蜥蜴を観に行った妻が仕入れてきた情報で、青山子供の城1Fアトリウム・ギャラリー、「万人のための美術展」。面白い。根源的な力、表現欲求の強さはどうだ。子供のころもっとのびのび美術をやっていたらとも思う。入場無料。07/10まで。青山劇場は今日まで黒蜥蜴。その人も多し。

 25日水曜日Windows World Expoビレッジセンターブース。午後から行く予定だが、いまだ詳細不明。例によって出たとこ勝負か。

乳の詫び状(1997/06/18)

 また今日もあの人物からこんなメールが来ている。

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 先日からメールを出しているものです。

 まだ熱くなっているようですが冷静になりましょう。

 本来なら、あなたと私だけの問題であるのだからメール
で話すのがいいと思いますが、まだホームページに載せて
いらっしゃるので、また、そちらもメールでやり取りする
意志もないようなのでこのあたりで終わりにしましょう。

 名前を公表しないのもあなたの愛情と理解します。私も
このこと(メールの転載)の責任を問うつもりはありません。

 お互いがいがみ合っているのでは何も生まれません。

#IE3に問題があるのもわかっている。Internet NEWSは
#Messege IDが不正になるのも知っている。しかし、In
#ternet Mailについての問題はあまり語られることもない
#ので私は知らない。
#どんな問題があるのかは知らないが相当嫌っているよう
#なので今回はNiftyからメールします。

このメールは載せても別に構いません。
冷静になっていただけたでしょうか?

 この人物から来た3日間のメールを読むと、どこまでいっても自分の都合でしか考えられないのが、よくわかる。タダで早く書け書けとせかせる情報乞食のくせに、自分のメールには「無断でメールを載せるなんて卑怯ではないのか!!」などと権利主張する。そうやって人を振り回し罵倒した挙げ句、「あなたと私だけの問題」「このあたりで終わりにしましょう」「私もこのこと(メールの転載)の責任を問うつもりはありません」「お互いがいがみ合っているのでは何も生まれません」とは、よくぞいったものだ。

「あなたと私だけの問題」
こういうセンスが実にパソコン通信小児病患者的。プライベートな問題ではないから、メールが公開され、批判の対象になっていることに気づかない。
「このあたりで終わりにしましょう」
繰り返すが、お前のような情報乞食のためにこのページはあるのではない。だからここはお前のような人間が来るところではない。来てほしくもないし、お前がメールを送って来なければ、とっくに終わっている話である。
「私もこのこと(メールの転載)の責任を問うつもりはありません」
お前にメール転載の責任を問う資格はない。もの書きに対して出したりしゃべったりしたものは、すべて書かれ、公開されると考えるのが常識。書かれてまずいものは、書かないでくれと断るのが当たり前。作家の中には私信の無断公開は当然と考える人もいるが、おれはそれは原則やらない。ただし、このページを読んで送られてくるものは、私信ではなく読者投稿として処理しているから、全部公開対象として検討する。その程度の常識は、いままでメールを送ってくださった多くの人は了解している。だから名前をどう処理してほしいかのリクエストについては、MS Watchの1997/03/19で断ってもいる。
 ついでにいえば、公開の場合は、おれは原則実名公開。そうでなければ資料性が損なわれるからである。電脳曼陀羅で、マイクロソフトが送ってきたファックスの担当者の実名を消してあるのは、古川会長から「担当者が女性で、嫌がらせの電話やファックスやらで参っている」という泣きが入ったからである。例外を認めたが、これは一度だけ。マイクロソフトに2度目はない。大体、部課長級の人物が名前を入れた文書を出せば、その責任を負うのは当然。しかし子供の会社マイクロソフトには、そんな常識すらなかった。社長の成毛からして、自分で書いておきながら自分の名前では文書を出さないという、責任逃れが横行していたマイクロソフトでは、こういう幹部がいるのも当然なのだろう。
「お互いがいがみ合っているのでは何も生まれません」
どこまで勘違いすれば気が済むのだろう。お前はおれと何かを生み出そうと思っているのかもしれないが、おれは、お前のレベルからして何かを生み出せるとも思えないし、その気は最初からない。もし、許してくれという意味なら、甘えるのもいい加減にしろ。都合が悪くなっても謝ればいいとでも思っているのなら、世の中そんなに甘くないことを知るべきである。お前のように身勝手で無神経な奴とは、妥協などありえない。まさか、人間は話し合えば分かり合えるなどと思っていたりして。

 ということで、とっとと消えていただけるでしょうか(これが疑問文でないことは理解できるよね。返事のメールは必要ないことも理解できるよね)。以上、他の情報乞食連中にも宣言しておく。

乳の詫び状(1997/06/17)

 またあの人物からこんなメールが来ている。

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  まず、2度とこないといったことを撤回します。
  また、昨日はちょっと言い過ぎたことをお詫びしたい。
 申し訳ないと思っている。ごめんなさい。

 しかし、
  「誰がメールを転載していいと許可を与えましたか!」
  メールは転載するなどの断りも書いていないのに
 無断でメールを載せるなんて卑怯ではないのか!!

 ぜひそちらの意見を聞きたい。

以上

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 昨日も書いた通り、こなくていいよ、お前なんか。暇ができたら説明してやるが、まったくどこまで甘えれば気がすむのか。小学生じゃあるまいし。お前の名前を出してないのは、どうしてなのか、考えたことがあるのか。常識もなく、こういうダダをこねているのは、お前だけだよ。

 今日のMS Watchを書いて、タイムゾーンのことを思い出した。JDK1.1.1のタイムゾーンの仕様というか実装。あれ、絶対間違っていると思うぜ、おれ。それからDecimal Formatクラス、0をパージングできないのはなんとかしてほしい。って別のところで詳しく書くべきだろうか。あ、質問しないでくださいね。
 それよりもSunというかJavaSoft。バグレポートの提出ページのCGIが動いてなかったぞ(この前、1週間くらいおいてチャレンジしてもダメだった)。いまJavaSoftのサイトは、リンクがおかしくなっているのによく遭遇する。サイト管理がぐちゃぐちゃなのかな。「なぜ、Sunは自社のサイトを管理できないのでしょう。それはMicrosoft Site Builderを使ってないからです」。なあんて宣伝をMSががんがんやればいいのに。

乳の詫び状(1997/06/16)

 成田良一さん、小杉秋夫さんからリンクが間違っているという指摘があった分を直しました。

 セキュリティの件、まだ解説しろというメールを送ってきて、このページをみたあとに嫌みを送ってくる人物がいる。


 その大馬鹿ものとは私のことですか?

 まずは謝っておきます。どうもすみませんでした m(_ _)m

  しかし、internet Mail&News を使うなというのはどうかと思いますが。
 ひょっとしてこのページは反マイクロソフトなページなんですか?
 それだったら私は二度とこのページにきません。貴重な情報が載って
いると思ったのに、ただのマイクロソフトがいやな人のページだったとは
しりませんでした。

 そんなに忙しかったらこんなページなんかつくらなければいいとおもいま
す。こういった話題を大々的に詳しく載せている以上、何らかの話題が持ち
上がるたびにそういった質問がたくさんくることは予想できるはずだ。
 また、父の日にパソコンに触れる自分も悪いのでは? ゆっくり家族と
すごしたいと思うならパソコンなんかに触れなければいいのに。

それでは、さようなら。

 ここに出ている無知とさもしさ。Internet Mail&Newsを使うなといっているのはおれだけではないし、反マイクロソフトでもなく、Internet Mail&Newsがインターネットに迷惑をかけるソフトだからである。質問がくることは予想できたし、実際に来た。しかしセキュリティの専門家でもなく、ボランティアで好きにやっているおれには、質問に答える義務は何もないのだ(これは催促のメールなど出さなかった常識のあるほとんどの人との了解事項だとおれは思っている)。にもかかわらず、たとえばこの人物もそうなのだが、「ぜひ解説をお願いします」と義務があるかのように責め立てながら、「そんなに忙しかったらこんなページなんかつくらなければいい」とは何なのか。まさにおれは忙しいからページを作らなかったのだ。それをとがめるかのように「ぜひ解説をお願いします」といってきたのは、誰なのか。このホームページは、少なくともこういうさもしい人物のために作っているページではない。

乳の詫び状(1997/06/15)

 Netscape Navigatorにセキュリティホールが見つかったというので、それを知らせるメールが何通も舞い込む。20日くらいまで忙しくなると書いたにもかかわらず、なおかつそんな大きな話だったらわざわざ知らせるまでもなく中村は知っているはずだからメールを出すのは遠慮しようという気遣いもなく、大きく報道された話題があるのにホームページを更新しないのは忙しいだろうという想像力もない。はっきりいってこういう「馬鹿な善意」にはうんざりする。早く原稿を仕上げて、父の日で祝ってくれるという家族とのんびりと過ごそうと思った週末が台無し。誰が償ってくれるのか。
 早く解説分析してくれと催促する他力本願の者がいる。おれはいつからこいつらの専属セキュリティコンサルタント(しかも無料でただ働きの)になったのか。甘えるのもいい加減にしてもらいたい。その悲痛な願いは想像できるが、おれはあくまで自分のペースでしかやらない。そんなおれを頼るな。自分で汗もかかない、知恵もない、金を出しもしない。そんな奴はさっさと食われて死んでしまえというのが資本主義であることを改めて肝に命じるべき。ビッグバンは金融だけじゃないぞ。パソコン業界はずっと以前から資本主義の世界。自分で力をつける以外に生き残れる道はないのに。
 恐るべきことに、MSの欠陥ソフトInternet Mail & News(IEと一緒に配られているメールとニュースのソフト)を使って、インターネットメールでは使ってはならない半角カナ入りメールを送ってくる者もいる。しかも重要な情報だといって、セキュリティ上話題になった.urlを送ってくるのだ。メールに.urlを同封するというのは、郵便物にカミソリや爆弾を仕込むようなもので、喧嘩を売っているか罠にはめようとしているのだと思われても仕方ない。こういう大馬鹿をやってしまうから、とくに初心者はInternet Mail & Newsを使ってはいけない。しかしパソコン雑誌は、そういう啓蒙をするどころか、せっせと付録CD-ROMにつけてばらまいて、こういう馬鹿を増やすのみ。世間がどんどん腐っていくのがよくわかる。自分らだけ腐っていくのは一向にかまわないが、他人を巻き込まないでほしい。

 原稿。これら無神経メールのおかげでまだ書けず。

 インターネットメールのアドレス形式について、質問と情報提供のメールを頂戴した。お礼とお詫びがある。詳しくは、電子メールのアドレス形式を参照してください。

乳の詫び状(1997/06/12)

 一昨日、我が家にウッチャン・ナンチャンがやってきた。大きいほうがウッチャンで小さいほうがナンチャンである。キャベツをよく食べる。水をかけてやると背伸びをして喜ぶ。息子が小学校のそばで拾ってきた2匹のかたつむり。

 9日にパシフィックハイテックのクリフ社長と飲む。このページをみての連絡。FreeBSDのCD-ROMは、信じられないミスが重なってほんとに大変でしたとのこと。Pacific HiTech版のLinuxディストリビューションをやるそうで、RedHatがベースという。JE関係をRPM化して出してくれるとありがたいのだが。いまLinuxの日本語パッケージに関しては、Debianがすばらしいようです。

 昨日はRingServerプロジェクトのミーティング。夜はROMANCE完成記念打ち上げの名目で飲み会。ROMANCEはほとんどぼく一人で書いたソフトアーカイブの管理ソフト。大半はJavaで書いてある。管理者用システムはPerlのCGIも使っている。まだドキュメントだけの公開しかしていないが、詳しくはこちらまで。怪しい英語でぼくが書いたので、きっとunreadableだと思う。でも、日本人にはよくわかるというね(笑)。おかしいところは指摘してください。ただし、これに関してはshow@softvision.co.jp宛てでお願いします。日本語ドキュメントは現在制作中。
 OpenLabにあるソフトを一覧するのなら、RingServer OpenLabをご覧ください。Muleなどもここからたどれます。次の宴会は中川さんのftpmirror宴会にあることが決定。ftpmirrorは、いまRingServer間で使っているミラーソフトで、mirror.plよりメモリを食わないなどの特長があるソフトです。

 「教育ながさき」の原稿。全然書けず。悪口をいった祟りか。「長崎は今日も雨だった」の替え歌でも作るか。「長崎は今日も鮫だった」「長崎は今日も亀だった」。だめだだめだ。「長崎は今日も姫だった」。あ、これ、きれいねえ。お、いいの思いついた。「長崎は今日もSAMEGAMEだった」。これ、いいなあ、サイコーじゃん。書けるか、そんなもん。

 MS Watchに書いたASAHIネットのメールのこと。読み書き両方だめにしたのかと勘違いして間違っていた。すみません。

乳の詫び状(1997/06/11)

 だんだん梅雨になってきて、気分が憂鬱。ライオンズもホークスも弱いし、競馬もつまんないし、原稿の締切りがまたやってくるし(おいおい)。

 Win95とケーブルモデムの話は、いろいろとわかったことがあったので(実際に使っている人もいらっしゃいました)、メールをいろいろ紹介することにしました。

 20日くらいまでは仕事モードになりたいものですが、現実逃避モードも強いから、どっちが勝つか、自分で自分が見物です。^^;

乳の詫び状(1997/06/10)

 サッカー日本代表がクロアチアに4-3で勝つなんて。ボバン、ボクシッチ、スーケルが来ていれば、4-6で負けたかもね。失点のうち、PK以外は川口のミスだろう。FKもなぜか正面に隙間をあけていたが、あれは川口の指示なの? よほど自信があったのか、試したかったのか。
 カズは2点取ったけど、1点目はミスキックが左足にあたってループシュートになるラッキー。まだ本調子じゃない。秋田は不安定。FKとPKをうまくとられた。でもあのPKはちょっと不可解。一瞬韓国の審判だから最終予選をにらんでたくらみやがったなと思ったりして。斉藤ももっと安定感がほしい。井原はリベロやるとさすがに安定感がある。平野いいね。あとはロペスの代表入りだけ?

 ゲゲゲの鬼太郎の話。妖怪ロードは、水木しげるさんの出身地、鳥取県境港にもあるそうで、あっちのほうが先にできた御本家なのでしょうかね。ちなみに水木さんの仕事場は調布にあるので、調布で「見たことがある」という人が何人もいらっしゃいますね。中には仕事場を探して回っているファンもいるようです。ぼくは、小倉の井筒屋(デパートです)で、松本零士さんは何度か見たことがあります。だからなに。

乳の詫び状(1997/06/08)

 DDJ日本版の原稿締切りが近づいてきたし、また忙しくなるので、ちょっとがんばって?昨日、今日とあちこち内容を更新しました。
 さて今月「教育ながさき」というものの締切りがある。ところがこれ、さすが役人というか先生というか、すごいんだ。原稿用紙を送ってきて、その使い方の指定(ここにプロフィールを書けだの、ここからこう使っていけだの、レイアウトにそって字を埋めないといけない)があったり、常用漢字表と内閣告示現代仮名遣いに従え(文部省管轄だからこういわざるを得ない)だの、あれこれ面倒。レイアウトや表記の統一は、デザイナーや編集者の仕事だから、書くこちらとしては当然のように無視。しかも電子メールでの入稿ができないんだもん。2段組で、しかも1ページ目と2ページ目で行数は違うレイアウトを自分でやって、それを印刷して郵送もしくはFAXしろとのこと。エディタで書いていてわざわざ2段組のレイアウトをして印刷してまで入稿するわけがない。そんなのは原稿を受け取った編集の仕事だよね。だから、メールでテキストで送っておしまいするつもり。中学の同級生からの依頼だったから引き受けたけれど、「噂の真相」でさえ電子メールで入稿できる時代に、時代とのギャップ。まさにいまの日本の教育が抱えている問題がモロに出ているのではないか。

乳の詫び状(1997/06/07)

 調布にある「ゲゲゲの鬼太郎」通りは、天神通りでした。これについては、山本卓也さんから最初にメールを頂戴しました。

  京王線調布駅北口を降りられて,まっすぐ行かれますと,旧甲州街道にでます.
  その旧甲州街道の横断歩道をわたり,右折します.
  すぐ,左に旧甲州街道と,新甲州街道とを結ぶ路地がございます.
  そこが,天神通りです. 

  最初は,「鬼太郎と目玉親爺」ではなかったかと思います.
  他にも,ねずみ男や,子泣きじじいなどのオブジェがある筈です.
とのこと。ほかに高橋暁子さんからも天神通りにどういう妖怪がどの順序でいるかを記した詳しいメールを頂戴しました。
旧甲州街道と新甲州街道(国道20号)をむすぶ通りで、「天神通り」の
名のとおり調布駅のほうから20号を渡って真っ直ぐ行くと、布田天神が
あります。ちなみに、布田天神で右に曲がって、とことこ歩いて左に曲が
ると、マイクロソフトの技術センターがあります。

調布駅から20号のほうへ抜ける順番で書いて行きます。
天神通りの入り口右手に鬼太郎with目玉のおやじ、(出来て一日目に鬼太
郎の首が折られて、しかも持ち去られるという悲劇が。しばらくして商店
街の方たちが作り直したようで復活しましたが)

まっすぐ行って、通り右手のトキワ楽器というレコード屋の前にベンチに
寝そべるねずみ男、(彼のヒゲをむしる人がいるらしくちょっと悲しい)
レコード屋の向かいのそば屋の前に一反木綿+猫娘+記念写真撮影のため
の踏み台、(お子様用。オブジェは地上1.3mくらいのところにあるので)

もうちょっとまっすぐ行って細い道を一本通り過ぎて、通り左手の八百屋
の前に子泣きじじい、(彼は八百屋さんのコーディネートで、にんじん持
ってみたりねぎ持ってみたり落とし物のマフラー巻いてみたり、いつかは
落とし物の携帯電話をもって「誰の物じゃ、じじいがかりるぞ」などと言
っていて、前をとおるのが楽しい。彼もいつか「風邪ひいた」とかで取り
外されていたことがありました。現在は復帰しています。いたずらしない
でほしいものです。)

八百屋向かい、通り右手の空き地の前に鬼太郎with目玉のおやじがいます。
(この空き地は、選挙の時期は衆議院の、新進党の伊藤達也の事務所に
なっていたので、ここにいる鬼太郎は当選したときテレビに映ったかも…。
でも、選挙のろは、まだ鬼太郎たちが来ていないころだったかな?選挙中
継のテレビカメラがいるところは見たのですが、画のほうは見ていないの
で未確認)

 ひどいなあ、出来てすぐ首を折っちゃうなんてね。マニアが記念に盗んだんだろうが、人間のクズですね。ほかの事例も、それだけ人気がある証拠だろうけれど、妖怪にいたずらしちゃだめだよね。妖怪に復讐されちゃうよ。ちゃんと商店街の人が、復讐すればいいのに(笑)。
 妖怪みたいな闇に潜む存在や畏れる存在がなくなって、なんか平気で壊したり殺したり、人間のクズが増えましたね。上位自我がなくなっちゃってるんでしょう。神戸の小学生を惨殺した馬鹿なんか、まさに人間のクズ。兵庫県警、きっちり犯人を挙げてくれ。でも不安なんだよね兵庫県警。だって、グリコ森永事件や朝日の赤報隊事件は、兵庫県警はいまだに犯人を捕まてないもんね。あれ、兵庫県警の担当事件でしたよね?
 ところで大阪府警。あそこ、インターネット上のもろもろの事件によく顔を出すと思いませんか。そんな印象があるんです。なんか、きな臭いね。

 最近ケーブルでテレビ中継が多いので、パ・リーグおもしろいっす。ひとつの試合にある勝負の流れもおもしろいけれど、試合と試合との間の流れがまたおもしろい。ファイターズ戦は、吉永のサヨナラホームラン(すばらしく美しいホームランでした)でサヨナラ勝ちしたものの、昨夜はブルーウェーブにサヨナラ負け(これでホークスのサヨナラ負けは8試合?)。上田監督は最後に絶対的だった新ストッパー岩本まで注ぎ込んで引き分けにしようとしたのを、吉永が打ち砕いたわけだからファイターズ、がくっとくるかと思ったら、昨夜は19歳の矢野がほとんど完投。これで流れをまた引き寄せた。
 一方ホークスは、ファイターズ戦は、吉永の大活躍で勝ったとはいうものの、相変わらずの善戦チーム。あの試合だってずっと前に1本ヒットが出れば勝っていた試合だし、最悪でも10回の1死満塁は決めないとね。攻撃はあと1本が出ないし、抑えは絶対的な切り札がいないからこういうゲームが続くんだけど、いままでに比べたら、野球の試合になってきたことはたしか。選手にあとちょっと自信がないんだよね。王さん、選手に自信をもたせる方向で対策考えてほしいですね。それにしても、田村と木村。ああいう場面で強い勝負師藤井にあれはないよ。藤井はカーブを狙っていたのがわかってたし、盗塁されて1塁が空いたんだから、1-2からは全部ボールで振ってくれればラッキーのリードでよかったはず。それを真ん中のカーブだもん。王さん、ピッチングコーチとバッテリーにちゃんと反省会させてるんだろうか。

 清原6番だって。馬鹿だな、長嶋監督。清原のこと何にもわかってないなあ。あれじゃ清原は、打てなくなるばっかりなのに。原をいびり殺して引退に追い込んだときみたいに、長嶋は清原を引退させたがっているのかな。清原がどういう選手か、ずっと見てきている目には、そうとしか映らないんだけどなあ。

 お言葉集のスコット・マクネリのActiveXに関する発言部分のURLがもう古くなっていていたので、新しいURLにしました。

乳の詫び状(1997/06/05)

 有馬康弘さん(一番最初にメールが届いた人だけでご勘弁を)をはじめ、何人もの方から誤字脱字などの指摘を受けました。ありがとうございます。直したつもりです。

 愛知県岡崎市にある、岡崎国立共同研究機構分子科学研究所電子計算機センター(それにしても長い複合名詞になるよね)の内藤さんから、1997/06/02のこの欄で、ハッブルのが最初のカラーの岩波新書かも、と書いたことについて、

岩波新書238 カラー版妖怪画談 水木しげる著 という新書が出ています。水木先生のカラーのイラストが満載されていますので、一度ご覧ください。
というメールを頂戴しました。ありがとうございます。岩波がカラーの妖怪大百科みたいなの出しているって、ちょっとおもしろいですね。府中市の多摩川沿いに、郷土の森という公園地帯があって、その中に博物館やプラネタリウム(何しろ五藤工学は府中にあります。サントリーのビール工場の付近)があるんですが、以前、ここで水木しげる妖怪原画展がありました。ひょっとしたらそのときにこの新書売ってあったかも。水木さんと妖怪の話といえば、京王線で府中より新宿寄りにある調布。マイクロソフトの技術センターみたいなのもあるけど、水木さんの妖怪を使った通りがどこかにあるんじゃなかったかな。妖怪のオブジェみたいなのが通りにあるんだとか、ないんだとか。調布に詳しい人、教えてください。ああ、またこうしてメールが増える。

 MS Watch関連でいくつもネタをもらってますが、全部を書いている暇がありません。ごめんなさい。緊急度や重要度の高いものから順に処理しているつもりです。本日もいくつか追加しました。

 久々に遅くまで飲んだから、家には帰らないわで、昨日ボロボロ。たった一日空けただけで、そういう日に限ってメールが多い。それにしても笑った、笑った。話題は、ベクターのPackシリーズとビレッジセンターのFuckシリーズに、ペロリとモルヒネに、本多の親父や片岡の親父、古川成毛にサブちゃんウッキーなどなど、とどまるところを知らず。すごいのはいまはもう内容をほとんど思い出せないこと。うまい噺家の噺を生で聴いたときがこうで、そのときは死ぬほど笑い転げたのに、あとでどういう噺だったかよく思い出せない。いやあ、笑うと体にいいわ。

 ビレッジセンターが、インプレスの「できるっ」シリーズのパロディを出すという。田中亘や山田祥平に対するイヤミなんだろうな。ここ1、2年で増えたパソコン初心者には、田中亘や山田祥平がどういう評価をされてきた人物か知らない人が多く、もちろん編集者側でも最近この業界に来た人は知らないわけで、なぜこんなパロディが出るのかピンと来る人は少数派だろう。でもベクターのPackシリーズがそうだったけど、ビレッジセンターにパロられて一人前という評価が出たりして(笑)。

 やっぱ来ますねオリックス。新人トリオすごいね。ライオンズはチームがまだまま緩い感じがするから、仰木監督がきっちり手綱を操っているオリックスのほうが分があるかな。男東尾、意地をみせてくれ。ホークス、なんかずるずる行きそう。せめてあと2ヵ月は夢を抱かせてほしいけど。ファイターズ、落合を6番にすればもっと上に行けるんじゃないか。

 ヴェルディ加藤監督、辞意表明でヴェルディぼろぼろね。エース日本人監督と期待されながら、全然結果が出ないんだもんな。サッカー協会の強化部長だった人がこのテイタラクだと、日本サッカーの強化そのものも心配になるね。ジャイアンツの長嶋監督も今月中には休養だったりして。

乳の詫び状(1997/06/03)

 DECがIntelを特許侵害で訴えた件。先週末に会社にきた日経エレクトロニクスの6月2日号(記憶で書いているのであいまいですが)に、DECが争おうとしている特許の内容が載っていました。いくつもあるんですが、キャッシュメカニズムやら内部的な高速化技術がほとんどみたいでした。特許番号も出ていたので、調べたい人はちゃんと調べてください。
 陪審員の抱き込みみたいなイメージ戦略やられるとわかりませんが、ぼく個人の印象としては、Intelに勝ち目はないなと思いました。特許のタイトルと数からの印象でしかないのですが、もっとおおざっぱなものかと思っていたら、かなり細かくいくつも主張しているので、DECはだいぶ準備して負けないことがはっきりわかったから訴えたんだなと思ったんです。大体DECって、アイビーリーグ出身で品行方正ないいとこのお坊ちゃんというイメージがあるのに、いきなり訴訟、しかも王者Intel相手だもん。よっぽど裏が取れて自信がないとできないと思うんだよね。
 成り行きはどうなるか不明ですが、Intelは早く和解に持ち込んだほうが得策かも。Pentiumから以降の全プロセッサに引っかかるから、負けたらIntel終わり。会社なくなっちゃうよね。DECに身売りしたりしてね。つーことは、いまのうちにおれがDECの社長になっておけば、おれがMSを買収するメドが立つか(爆笑)
 東芝府中がラグビー日本一になって、府中水元クラブがフットサル日本一になって、あとはおれがMSを買収するという今年正月の約束を果たすだけになってるんだよね。今年もすでに半分だから、さすがのおれも焦っている。ダービーで一発当ててたら、いまごろMSの買収を発表したんだけどな(フカシこいてます)。

 5月24日だっけ。東芝府中でラグビー祭りがあって、ラグビー部の人たち来ていて、グッズプレゼントとかってやったんだって。昨夜ケーブルテレビ府中の31ch、府中のローカルニュースでやってました。新聞にチラシ入ってればきっと行ったと思う。チラシ入れる金がもったいなら、エレベータの試験棟に垂れ幕垂らしてほしい。ラグビー祭りがあるよって。

 日経パソコン6月2日号の「野中ともよのパソコン日記」。ジム・マンジのことを書いているけど、何をとぼけているんだ。ロータスのCEOだったことを紹介するのはいいけれど、

 そして、今回、「ネッツ」社というベンチャー・ビジネスに再び身を投じて、「インダストリーネット」を構築しようとしている。
なんて書いてあるわけ。そんなの百年前だぜ。マンジがNetsに参加したのは、'96年の1月。そして今年の5月には会社は事実上倒産したんだよね(Chapter 11。日本でいう会社更正法)。すでに1年半前の出来事をネタに、いまから新しい挑戦が始まるかのような大嘘書いて、どういう神経なんだろう。もうマンジはNetsで敗れてしまったわけ。挑戦が始まるんじゃなくて、KO負けしてリングから下りたんだよ。こういうチェックすらできないのは、さすがおれらの間で定評ある日経パソコンらしいけれどね。つい最近も、インターネットメールでは、シフトJISやEUCのメールもよく使うなんてとんでもないこと平気で書いていたもんね。こういうデタラメな奴が記事を書いていて、日経BPの社内ネットワークやインターネットのメールってまともなのだろうか。さすがExchange Serverと心中する日経バイトを抱える会社らしいのかもしれないが。
 でも、こんな日経パソコンでさえ、ASAHIパソコンよりマシだと思うこと多かったし、そんなASAHIパソコンでさえ、EYE-COMよりマシだと思ったこと多かったし(なにしろ田中亘センセが書いていて、嘘のすごさが語り草になったOS/2の記事があったもんね)、そんなEYE-COMでさえ、この2年ほどで出てきた初心者向けパソコン雑誌より、マシなんだもん。ほんと初心者パソコン雑誌って、初心者が何も知らないと思ってデタラメ書いていい商売しているよね。
 日経バイトのレベルの低下が激しいと思うが、どうか。というか、レベルの長期低落傾向に歯止めがかからないといったほうがいいかもね。独自にイントラネットの構築記事を書くのはいいけれど、ほかに応用が効かない狭い世界の紹介だけだから、本家バイトの記事みたいに一般性がなくて広がりがないし、すぐ使える即効性もない。知識と見識の差が大きいよ。
 あ、そうだ。On The Moveの「大いなる不安」で、BYTEに載ったNTで最低限やっておかないといけないセキュリティの記事は、そのうち翻訳が日経バイトに載るだろうと書いたけれど、載りません。本家BYTEのインターネットプロジェクトの連載記事は、いまだに続いていますが、日経バイトが自分でイントラネット構築連載を始めた関係で、1996年12月で翻訳掲載が終わってしまっていました。だから自分で英語読んでください。以上、お詫びします。ああいう、ほんとにポイントを突いた記事がどんどん日経バイトからなくなってるよな。視野の広さと深さがどんどんなくなってるのは悲しいよね。あるのはしょうもないベンチマークばっかりで、日経ベンチマークに改名すべきか。
 日経MACは林編集長がどれだけ成長したかというと、どうなのかね。あいつも、日経パソコンのとき、Macintoshを贔屓したいがために、嘘ばっかり日経MIXで書いて、MIXの連中から、「こんなモノを知らない奴は見たことがない、お前、よくそんなんでパソコン雑誌の編集なんかやってられるな」などとボロクソ叩かれたことあったのね。でも林編集長なんてまだすごくマシな編集者だってことが、あとでソフトバンクとか、アスキーの中でもEYE-COMレベルのところ、その他有象無象の雑誌の編集者と仕事すると、わかってきたんだよ、みんな。ほんと、お前、小学校出たのかと思うくらいの奴もいるんだからね。

 そんな日経MIXも廃止になるというので、先週の土曜日。今後をどうするか、現議長や元議長が集まって話し合った。おれなんかもう何年前かな。日経BPのMIX編成が何の構想力も実行力もないクズだと思ったから、筒井康隆の「朝のガスパール」の件もあったし、ASAHIネットに逃げちゃった。でも「困ったときのMIX頼み」で、ほんと困ったときに質問すると、即座にすごいいい答が返ってきて感激するし、やはりレベルの高さは並みじゃないと思うものの、最近ずっとアクセスもしてなかったから、当然、議長たちともオフで会うこともなかったわけ。それが先週会えたから、当然午前様だよね。懐かしい話もあったし、いまになって知ったとんでもない話もあって時間の過ぎるのが早かった。やっぱりあの人たちといると、いかに自分が馬鹿かよくわかるから楽しいね。それにしても相変わらず変な奴ばっかだよな。

 MIXの今後については、有志でMIXのシステムだったCoSyのソースをカナダだかアメリカだかから買って日本語化と機能強化をやろうとか、いろいろ話は持ち上がっている。mix.ne.jpの取得、あるいはmix.or.jpの将来的な利用を含めて日経BPとの交渉も必要になる。大きいのは、メールアドレスとメッセージの保存と閲覧の問題。
 メールは、転送かければいいようなものの、いつまでやるか、どうやるかなど、細部の協議も日経BPとの交渉になる。おれは直接交渉には出ないけれど、日経BP側が誠意のない対応をすれば、どんどんここでも実名を挙げてドキュメントするつもりではいる。日経BPはどれだけMIXの連中に負い、また迷惑をかけてきたことか。日経BPの誠意ある対応を強く望む。
 NIFTYな人には想像できないだろうが、日経MIXは出発当時からの全メッセージがオンラインで保存されていて、いまでも読める(これはASAHIネットも同じ)。しかもオンラインで検索できる(おれ、NIFTY使ってびっくりしたのは、オンラインでメッセージ内容の検索ができなかったこと。MIXもASAHIネットもそうだけど、メッセージ内容を検索できるのは当たり前だと思っていたからびっくり。まさか検索するには自分でメッセージをログに記録して、それを探すだなんてオンラインサービスとは思えない仕様。検索そのものは、ASAHIネットのほうがいろいろな条件でできるし、絞り込み検索もできるから機能的にはMIXより上)。だから何年も前のメッセージを調べて、読み返して、当時がどういう状況だったかを振り返ることができる生きた証言集になってるわけ。MIXは10年も前からのメッセージがずっと残っているわけだから、それを追えば、パソコン通信黎明期からいままでを別の角度から眺めることができるわけで、これは歴史的な価値はあると思う。ほかには、なぜMIXENはなぜメルコを信用しないようになったかとか、なぜノートンの日本語化を信用しないかとか、ソフトウェアジャパン(もう倒産というかカテナに吸収されたけど)が売っていた輸入製品をなぜ信用しなかったかとか、いろいろわかるわけ。
 保存はディスクをそのまま置いておけばいいが、これを閲覧したいときにどうするかというのがひとつの問題で、このデータを日経BPがそのまま譲ってくれたとしてもどこかにサーバを立てて、閲覧できるようにしたいわけで、おれ、これ考えたんだけど、RingServerのPublic Libraryに入れちゃいたいなと。たぶん5GBくらいで収まるんだよ。RingServerはいまもう、世界中から40GBくらいフリーソフトやシェアウェアをミラーして溜めてあるから、それに5GBくらい増えたって大したことないと思うんだよね(笑)。話がどう進むかわからないが、サーバがないんなら、RingServerに登録させてもらうかなと思っている。

 訳者の酒井昭伸氏からマイクル・クライトン「エアフレーム」(早川書房)が送られてくる。いつも訳書を送ってくださる酒井氏との出会いも、MIXだった。こちらからは著書を贈っているが、あちらは年数冊以上のペース、こちらは年に1冊出れば御の字、内容の差は歴然だから、ずっと海老で鯛を釣っている。

 今朝の新聞で、ようやく夢枕獏「新魔獣狩り」の新刊が出ることを知る。ったく獏さん、待たせやがって。カヌー乗ってたり、鮎釣ってたり、京都で飯食ってたりするのをテレビで観るたびは、「それはもう存分にやっていただきたいのですが、魔獣狩りとキマイラの続きはどうなってるのでございましょうか」とテレビにストンピングしながら毒づくんだよね。いやあ、今日はもう仕事にならんな。大体なんだよ、あのダービー。まんまと逃げられやがって。あれでもう今週仕事にならんよな。

乳の詫び状(1997/06/02)

 いやあ、ホークス対ライオンズの試合、いろいろな因縁を抜きにして、野球としていま最高におもしろいね。ライオンズが横綱相撲をとったかと思えば、昨夜小久保がいかにも4番の働きで、ついにはサヨナラ勝ちだもんね。ライオンズの絶対的リリーフエース石井貴を打ち崩してサヨナラは大きいよね。ライオンズもホークスも今年は一味も二味も違う。とはいってもブルーウェーブがきっちり追走してきているんだよね。やっぱ強いよ。ま、ガキがイチローファンだし、監督が西鉄ライオンズOBだからブルーウェーブ優勝でもいいんだけどね。
 清原ぼろぼろだけど(ほんと今年ライオンズが強いのは、清原が抜けた清原効果が大きいと思う)、まだ新聞に採り上げられるだけいいよね。落合なんかもっとぼろぼろなのに、落合の馬鹿野郎とも書いてもらえないもんね。いまの落合なら6番か7番におかないとだめだよね。でも上田監督はあれだけ熱心にくどいて入れた落合だから、4番からはずせないジレンマ。長嶋監督が清原をなかなか4番からはずせなかったジレンマよりもっと深刻なのに、スポーツ新聞でさえ採り上げてくれないファイターズ。マスコミって、不公平だよなあ。なあ、ファイターズはジャイアンツみたいに最下位じゃないからまだ救われているけれどね。いまのジャアインツの位置と借金をパシフィックに対応させると、最下位バファローズの位置なんだよね。

 ハンドボール、ロシア対スウェーデンの決勝。やっぱすんごいプレーしますね。全体の流れからいうと、ロシアが前半終了間際に一気に2点取って逆転したのが大きかったです。あそこで1点差でもいいからふんばってリードしておけば、後半はどうなったかと思ったんですけどね。でも、これでハンドボールがだいぶ認知されたと思うから、関係者はうれしいでしょう。少なくともあの活躍でハンドボール日本代表の試合は、放送する価値があることは、証明されたと思うし。

 サッカー日本代表は、選んでほしい選手がだいたい入ったから、満足しています。あとは選手が結果を出してくれれば。フリエでのプレーをみる限り、いまの楢崎はいまの川口よりいいと思うけれどね。というか、井原、小村を含めてマリノスDFはちょっとおかしいよね。代表でも井原はそろそろ限界かなと思うこと多くなってきたから。限界かなといえば、カズだね。加茂さんは精神的な支柱だからはずさないといってるけれど、キリンカップくらいは、森山を先発で使ってほしいぞ。

 野本陽代、R.ウィリアムズ著「カラー版 ハッブル望遠鏡が見た宇宙」(岩波新書、岩波書店)は、すばらしい。すんごいきれいで神秘的な写真が満載。岩波新書でカラーなんて初めてじゃないでしょうか。でもあえて欠点を指摘しておくと、ぼくは説明図がほしかった。説明読みながら写真見ても、どれのことかはっきりわからないこと多かったもん。


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