乳の詫び状

Last update 1998/11/12

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(1998/11/07)

 いずれもASAHIネットのUNIX会議に書いていたものですが、Linuxブームに引っ張られる形で、最近UNIXの動きが活発です。少し古い話だと、

標題: UNIXに共通ドライバ
---
 Sun, IBM, HP, SCO, COMPAQ/DECなどが始めた、共通のデバイスドライバを
作る構想(UDI, Uniform Driver Interface)にIntelも参加しました。
 詳しくは、
http://www.infoworld.com/cgi-bin/displayStory.pl?980916.ecminer.htm
「Intel signs partners to drive Unix server interface」
や
http://www.zdnet.com/pcweek/news/0914/16aunix.html
「Heavyweights unite behind interface for Unix servers」
をどうぞ。
 記事によるLinuxコミュニティも参加となってますね。FreeBSDや他のBSDも
当然サポートしていくことになるだろうと思います。
 うまく行くと、フリーのUNIXも一気に最新ハードウェアが使えるようになり
ますね。うまく、行ってくれ。
 Intelは、NTやMSの将来が危なそうなので、UNIXにもいっぱい保険をかけ始
めましたが、これもその一環でしょうね。

というのもありましたが、10月下旬には、

標題: 新UNIX?
---
 IBM, Intel, SCO, Sequentが新しいUNIXを作る連合を始めたようです。
IntelのIA-32, IA-64(Merced), IBMのPower PCがターゲットだそうです。
DellをはじめとしたPCサーバベンダーも参加しているようです。
詳しくは、
http://www.zdnet.com/pcweek/stories/news/0,4153,364462,00.html
「IBM and partners announce new Unix」
やIBMの「Project Moterey」のページ
http://www.ibm.com/Servers/monterey/
をどうぞ。
標題: 新UNIXその2
---
 IBMの新UNIXの記事、日本語で読めるようになってます。詳しくは、
http://www.zdnet.co.jp/news/9810/27/unix2.html
「IBMがIntel,SCO,Sequentとともに新UNIX提供計画」
http://www.zdnet.co.jp/news/9810/27/unix1.html
「IBM,Intel,SCOの「Monterrey Project」が目指すもの」
をどうぞ。

 「Open Design」1998年10月号について。

標題: Open Design 10月号
---
 jouwa/salonに書いたのですが、Solaris版があるので、こちらにも。

 近所の本屋で、「Open Design」(CQ出版社)1998年10月号が出ていたので、
手にとってみると、Netscape SuiteSpot 3,5特集号で、試用版のCD-ROMがつい
てます。ついているのは、原則として3.5[ja]、NT版とSolaris版です。
 ダウンロードしなくていいし、なんか、ラッキーな気がして、ソッコーで買
いました。

 この号に載っている、特別企画の平宮康広「xDSLの概要と有線放送電話でのフィールド実験」が非常にいい記事でした。これを読むためにだけに買っても後悔しないと思ったくらい。NTTの日本型ISDNがxDSLに対して抱える問題の詳しいことやらがわかります。それにしても、昔あった、村の中だけで使える電話や有線放送のインフラの方が、NTTのメタル線よりxDSL向きというのは、面白いですね。

 Sunの64bit UNIX Solaris 7について。

標題: Re: Solaris 7
---
http://www.sun.com/solaris/name.html
によると、シンプルにするためにSolaris 2.7の2.をとって、
Solaris 7にしたそうです。
 でも、2.8, 2.9のあと、3.0になったら、Solaris 0になる
んですかね。Solarisの2000年問題?(爆笑)
標題: Re: Solaris 7
---
http://www.sun.com/solaris/freesolaris.html
をみると、Solaris 7も非商用ならメディア代と送料だけで配るみたい
です。つい、この前、やっとSolaris 2.6のIntelとSPARCが来たばかり
からまた申し込むのもなあ。^^;

 それからStarOffice 5.0のパーソナル版がダウンロード可能となって
ますね。英語で済む人は、これはおいしいかも。
標題: Ingress II for Linux
---
 CAが、Ingress II for Linuxのベータプログラムを開始したそうです。
 詳しくは、
http://www.cai.com/products/betas/
をどうぞ。
標題: WP8 for Linuxをフリーダウンロード
---
 CorelはWordPerfect 8 for Linux Personal Editionをフリーでダウンロー
ドできるようにすると発表しました。まもなくダウンロードできるようになる
はずです。詳しくは、
http://linux.corel.com/http://linux.corel.com/download.htm
をみてください。
標題: LotusもLinux版出荷
---
 Lotusは、ワープロやスプレッドシートを含むオフィスパッケージの
SmartSuiteと、グループウェアのNotes/DominoのLinux版を来年に出荷する予
定だそうです。詳しくは、
http://www.infoworld.com/cgi-bin/displayStory.pl?981031.ehlotus.htm
「Lotus weighs its Linux options」
をどうぞ。

 すごいのは、SmartSuite for Linuxは、無料でソースコード公開、つまりオ
ープンソースにする予定だということです。
 Notes/Dominoはすでに各種UNIX版があるからLinux版はすぐだろうけど、
SmartSuiteはそんなに簡単に移植できるんでしょうかね。もしそれがうまくい
くなら、FreeBSD版だって、Solaris, AIX, HP-UX版もありですよね。そうなっ
たら、StarOfficeとApplixwareがだまっちゃいないでしょうね。わくわく。
 いずれにせよ、Applixware, StarOffice, WordPerfect, SmartSuiteと、
Linuxのオフィスソフト市場は一気に競争状態に突入ですね。

乳の詫び状(1998/11/05)

 11/02月曜日に来ていた緊急性の高いメールなんですが、忘れていました。メールをくださった東さん、すみません。

初めてメールを差し上げます。東三千雄と申します。
本日、よく行く書店でPerlの開発者:ラリー・ウォール氏のトークショーの案内を
見つけましたので、ご報告させて頂きます。
●JUNKU 連続トークセッション
 ラリー・ウォール & ティム・オライリー
  「フリー・ソフトウェアについて」
 場所 :東京池袋東口駅前 ジュンク堂書店 9Fカフェドジュンク
 日時 :11月09日 14:00 〜
 料金 :1000円 (通訳・ドリンク付き)
 定員 :20名
      #本日夕方(18:00 頃)の時点で「残り 8名」とのことでした
 予約 :要予約 9Fカウンター or 電話(03-5956-6111)
とのことです。
 案内文を読む限りでは、The Perl Conference Japanの為に来日される際の、これ
が日本での講演の皮切りとなるようです。

 11/2の時点で残り8名だから、もう予約はいっぱいでしょうね。すみません、すみません。お金がある人は、「The Perl Conference Japan」に行ってください。とか書いて、http://www.oreilly.co.jp/pcjp98/に行ったら、登録10/31まででした。すみません、すみません。
 歌代さんは、もう15年前かな、SEAの伊豆合宿で一緒になってから会ってないなあ。向こうも憶えてないだろうけど、こっちも歌代さんの顔、忘れたような。^^;

乳の詫び状(1998/11/01)

 ASAHIネットのkick/salonから。

標題: 昨日のJリーグ
---
 消滅が決まった横浜フリューゲルスが、ぶちきれまくりで、前半だけで5-0。
結局、7-0でセレッソ大阪に圧勝。横浜での試合は最後らしくて、三浦淳宏も
ケガを押して出てました。試合終了後は、グランドを一周してサポーターに感
謝してました。そのあと、フリューゲルスのお偉いさんたちとサポーターの集
会があって、夜中まで続いていたそうです。
 フリューゲルスにしろマリノスにしろ、何の説明もなくいきなりというのは
ひどいよな。もうちょっと前から親会社とクラブの窮状を訴えていたら、清水
エスパルスみたいになんとかなったかもしれないのに。
 でも、佐藤工業が窮状を訴えたら、株を売り浴びせられてほんとにつぶれて
たりしてね。でもでもゼネコンは無理に延命させているとこも多いというから、
つぶれるところはつぶさないと、また後始末でおれらの税金だもんね。長銀な
んて一銭も金使わなくてよかったし、どんどんつぶれてほしかったな。NECが
たった30億円くらいで、国に対する背任でいっぱい逮捕されて起訴されている
のに、長銀にぶち込んだ1300億円が株価0円でパーなんだから、慶応大学の佐
々波なんとかというのおばあちゃんがやった委員会の連中と、段取りを仕切っ
た大蔵省の連中、全員、背任罪で刑務所行きだよな。せめて、佐々波委員長は
慶応大学を辞めてほしいな。面汚しだよ。
 ナベツネが相変わらず吠えて、おもろいね、あのじいさん。プロ野球だって
どこも苦しくて、身売りはいつでも起こる状況なのにね。ナベツネの頭にある
のは、読売が利権を握って儲けることだけだもんね。だから、1リーグ構想な
んかしばしばぶち上げるし。ナベツネは読売がJリーグのテレビ放映権やらを
独占できないのが頭に来てるんだよな。プロ野球じゃ、ジャイアンツ戦の権利
を独占して儲けてるのに、その手法がJには通用しないからね。

 ジュビロ磐田対清水エスパルスは、気合い十分迫力満点の試合でした。しか
し、ジュビロのほうがずっと出来がいいですね。徐々に中盤を支配してしまっ
て、波状攻撃。エスパルスはカウンター一発に頼るしかない状態でした。後半、
澤登を投入して攻撃に変化がつきましたが、ジュビロの守備はバランスがいい
し、寄せが早いし、非常に安定してます。
 それにしても、ジュビロの中盤、ドゥンガ、名波、藤田、奥のパス回しが実
に美しい。かっちょいいし、ほれぼれしてため息が出ますね。守備するほうは
あれに翻弄されっぱなしになりますね。

 次は鹿島アントラーズとジュビロ磐田の大決戦です。チームの出来は、ジュ
ビロのほうが上のように思いますが、アントラーズがんばれ。

 ヴェルディ川崎は、コンサドーレ札幌にも負け、入れ替え戦候補チームの餌
になっちゃってますね。ヴェルディに負けるようなチームはJリーグにいちゃ
いけないみたいな感じ。親会社にナベツネみたいなのがいるチームは、Jリー
グにいないほうがいいから、ヴェルディ川崎、早く解散すればいいのにな。
 これに関連して、小玉さんという人から、おもしろいメールがきてます。

---ここから---
>乳の詫び状(1998/10/29)
>フロンターレがJリーグにくれば、川崎ダービーマッチができるからいいか。
>でも、すぐ合併したりして。

F:フリューゲルス
M:マリノス
V:ヴェルディ
とすると、この順番に合併されていって、
チーム名は、「横浜FMVフロンターレ」でしょうか。
うそくさいです。みんな考えることはいっしょ。
---ここまで---

 これ、座布団、10枚ですよね。FMVというのは、川崎フロンターレの親会
社である富士通のパソコンのシリーズ名です。富士通、頭いいねえ。こうやっ
てチーム名に商品名を埋め込むわけか(爆笑)。でも、「みんな考えることはい
っしょ」って、思いつかなかったのはおれですか? やっぱ、頭悪いな、おれ。
===
標題: U-19アジアユース、また韓国に負ける
---
 U-19は決勝で韓国と対戦し、2-1で負けてしまいました。
 NHK-BSで観てましたが、清雲監督じゃ勝てないというメールをもらったりも
してましたが、その予想通りでした。
 後半になってもなかなか手を打たずに時間が過ぎるに任せるだけ。
 対韓国戦は、毎回パターンが一緒で、ビデオを観てるみたいですね。善戦し
ても、後半30分過ぎに韓国に決められて勝ち越されるか、同点に追いつかれ
て、はい、さよなら。なんとか、ならんのかね。2002年にこの再現にならない
ことを祈りますね。^^;
 選手はどんどん世界に通用するレベルになってきているけど、日本人の指導
者が育ってないことが、ますます露わになってきましたね。

 解散といえば、東芝府中の野球部も解散なんだよね。三冠王で最初はロッテの落合やいまもロッテの初芝がいたところなのに。

 さて、暗い話題のあとには明るい話題。

 ラグビー平尾ジャパン、香港に圧勝! W杯出場決める! いやあまさか、香港に47-7で勝つとは、嘘みたいですね。平尾、現役のとき、色男でにやけてイヤな奴とも思っていたけど、いい奴ですねえ(爆笑)。東芝府中の村田が負傷で、SHに堀越が出たけど、堀越も試合中負傷で、SOの岩淵が代役をやったそうです。それでもなんとかなったというのは、地力が付いてきたということでしょうか。
 来年10月のW杯では、ウェールズ、アルゼンチン、サモアが相手だそうで、どこまでやれるか、期待したいですね。この前アルゼンチンに勝ったけど、相手は2軍だったもんね。

 もう11月ですよ。早いなあ。何にもできずにまた1年過ぎて、死が近づいてくるんだもんね。こうみえても、いろいろ抱えて、それなりにプレッシャー大変なんですよね。体調イマイチなのは絶対そうだと思うもんね。単に年って説が最有力だけど。このトンネルを抜けたら、雪国があるのか。おれ、南国のほうがいいなあ。

 お知らせするのが遅くなりましたが、RingServer Projectでは、eggsのミラーを開始しています。詳しくは、Ringニュースをご覧下さい。

乳の詫び状(1998/10/29)

 サッカーU-19日本代表の戦いについて、清雲監督をクビにしないと勝てないという声をメールやその他で頂戴しました。わしも、そう思う。^^;

 ASAHIネットのkick/salonから。

標題: 日本対エジプト
---
 昨夜の対エジプト戦。呂比須やっぱりいいねえ。どうして岡田監督はメイン
で使わなかったのか。あのころ流れていた、城に恋心のホモ説には笑ったけど。
 初スタメンの奥がすばらしかったですね。あれじゃ、もう山口要らないです
ね。望月もがんばっていたし。
 久保は初出場で気合いが空回りしてましたね。緊張でがちがちの感じ。
 システムは3-5-2なんだけど、岡田ジャパンの3-5-2は守備のためだったのが、
トルシエジャパンだと攻撃のためというのが、不思議ですよね。左に相馬の代
わりに平野をもってくると、もっと攻撃的になりますね。

 それから今朝の朝日新聞一面に載っていた衝撃のニュース。

標題: マリノスとフリューゲルスが合併
---
 横浜マリノスと横浜フリューゲルスが合併するそうです。フリューゲルスの
親会社である佐藤工業が経営不振であるのが原因のようです。ゼネコンは大手
もいつ倒産してもおかしくない状況ですからね。事実上、マリノスによるフリ
ューゲルスの吸収合併になるようです。チーム名は、横浜Fマリノスになるよ
うです。
 Jリーグの各チームは赤字続きで、現在の経済状況では整理統合が避けられ
ないといわれていましたが、実際に起こりましたね。Jリーグとしても初めて
の事態でどうなるか注目です。
 フリューゲルスの選手、全員、解雇なんですかね。使えそうな選手は、マリ
ノスが引き取るんでしょうか。引き取るといっても枠があるだろうし、フリュ
ーゲルスの日本代表クラスやレギュラークラスがやってくると、マリノスのほ
うではじき出される選手も出てきますよね。それだけ横浜Fマリノスが強くな
るんでしょうけれど。
 はじき出された選手、アビスパに行ってくれないかな。^^;

 横浜ダービーマッチは消滅ですね。
 フロンターレがJリーグにくれば、川崎ダービーマッチができるからいいか。
でも、すぐ合併したりして。

乳の詫び状(1998/10/28)

 サッカーU-19。韓国、強いね。なーにが、日本は史上最強のチームだよ。気迫と運動量で圧倒されて負けるという、いつもの対韓国の負けパターンだもんね。決勝までいって、韓国を倒せるかどうか。韓国チームは、日本以上に韓国サッカー史上最強のチームだったりしてね。

 西武負けてやがるの。サッカーU19の日本対韓国をみてたから、試合はよく知らないんだけど、スポーツ紙などによると、疑惑の判定があったそうで、提訴するようですね。後味の悪い日本シリーズですね。覆るわけないけど、一応、なめたマネすんなよということかな。パ・リーグの五十嵐審判だそうで。ふーん。^^;

 第6戦がようやく日本シリーズらしい試合だったそうで、たしかに、今年の日本シリーズは淡泊でレベルが低かったです。野村が今年の日本シリーズをみて、こんなレベルの低い野球が野球と思われては困るといって、阪神監督を受諾したのも納得できますね。

 東尾は、西口を投げさせたんだってね。最後はアップアップだったのに、駒田に続投で決勝点でしょ。橋本でも西崎でもリリーフに出すべきなのに、権藤さんに気兼ねして勝つ気なかったのかな。八百長だよ、それじゃ。いくらエース西口でも、おれは、調子の悪いエースと心中するのはいやだし、西口のためにもならないよ。これで、日本シリーズで勝てないエースの烙印がますます消せなくなるんじゃないか。

 9回は予想通り、佐々木から1点は取ってますね。でも、負けるにせよ、一度は同点に追いつかないとね。そうでないと、日本シリーズの試合じゃありません。逆にいうと、2点タイムりーを許した西口続投がシリーズの試合としてのおもしろさをぶちこわしているんだよね。今年のシリーズは、そういう試合ばかり。ああいうのは野球ファンとしてみてて、腹が立ってくるよね。なんで、高い金もらってるプロのくせにやるべきことをやらないのって。

 テレビ各局が祝勝会を中継しようとしてできなかったのが、お笑いでした。ファンが詰めかけて横浜の選手が移動できなかったそうですね。そのせいで、軒並み各局、放送時間内に中継できなくて、「まもなく選手がやってきます」と繰り返すばかりで、たむろしているのは報道陣ばかりというお笑い。テレビ神奈川は、さすがに特別番組を組んで、記者会見から中継して、地元テレビ局の面目躍如の晴れ舞台でした。

乳の詫び状(1998/10/25)

 西武ドームで2連勝で迎えた第5戦。エース西口が故障で戦線離脱したから、捨てゲームを作らないといけなかったとはいえ、シリーズとは思えないぼろぼろの試合でしたね。横田じゃ荷が重いと思っていたけれど、森がローズに四球を出した時点で、試合は壊れました。もうピッチャーはもったいなくて使えないゲーム。最後は新谷は、最年長で尻拭いしてよく投げましたね。

 西口、日本シリーズから見捨てられたエースにならなきゃいいけどね。来年、日本シリーズで活躍してほしいですね。

 ペンバートンの代打ホームランで、マルチネスのスタメンが決まりましたね。マルちゃんは、やっぱ4打席で結果出すタイプだと思うし、守備の下手さはどっこいどっこいだもんね。

 五十嵐がやっと出てきて打たれたけど、これはどっちもどっち。佐々木が投げてくれたのは西武にとってはありがたいですね。西武ドームでなら、相手が佐々木でも2点差は追いつける(つまり、1点差は逆転サヨナラ)し、2点差からの逆転サヨナラもあるかなと思ってたけど、12点差じゃね(爆笑)。

 ラグビー、平尾ジャパン、韓国に完勝じゃん。元木ももう27なんだねえ。

 Jリーグ。鹿島、秋田のヘッド一発で首位キープ。磐田、またも6点。でも清水が不気味。いよいよ大詰め決戦モードですね。

 ASAHIネットのjouwa/salon、10/18日に書いたものから。

標題: 雑誌の話題あれこれ
---
・LAN TIMES廃刊
 LANの専門誌「LAN TIMES」が廃刊になるようです。詳しくは、
http://cnet.sphere.ne.jp/News/1998/Item/981015-6.html
をどうぞ。「LAN TIMES」は「BYTE」などとともに、CMPに売られちゃってリス
トラ対象になってるんですよね。「BYTE」はすでに休刊し、http://www.byte.
com/に行くと、秋に新創刊するなんて書いてあったんだけど、いま、行っても
まだそのままだもんね。どうなるんでしょうね。
 ソフトバンク発行の「LAN TIMES日本版」はどうなるんでしょうかね。ひょ
っとしてもうない?

・OS/2マガジン廃刊
 OS/2マガジンが次号No.28で最終号になるそうです。いまのOS/2のユーザ層
やユーザ数を考えると、読者数が見込める雑誌じゃないですけれどね。コスト
がかからないウェブで復活なんてことはないんでしょうかね。復活といえば、

・Oh! X復刊
 シャープX68000系の雑誌で廃刊した「Oh! X」が総合コンピュータ情報誌?
として復活してました。だから何?ってなもんですけれど、珍しいケースでし
ょう。

・TRONWARE Vol.53
 #3390で、Vol.53にはB-right/Vの体験版CD-ROMがついているという話が出て
たでしょう。あ、まだ買ってないと思って、あのあと、新宿紀伊國屋に行った
ら全然ないんですよね。もちろん、府中の啓文堂にも。^^;
 困ったなあ。売り切れかよーと思いました。それでも、Vol.52も買い忘れて
いたことが判明して買ったんですけれどね。^^;
 で、先週、やっと秋葉原の書泉ブックタワーで、買いました。最初、2階の
雑誌コーナーにいったら、TRONWAREそのものがないから、あれれと思って、た
しか、UNIX系の書籍と洋書の棚の付近にTRON系の書籍やTRONWAREのバックナン
バーがあるなと思っていったら、ありました。Vol.53はうずたかく平積みにな
ってました。
 やっぱ、最初から書泉に行けばよかったです。その暇がないから、困るんで
すけれどね。

 とうとう、NECの関本会長辞任しましたね。NECの防衛庁背任問題についてはjouwa/salonにはいままでいろいろ書きましたが、そのうち時間があればまとめるかも。でも、そんな暇があったらNHKのほうをやらないとね。税金泥棒のNECのパソコン、年末商戦でどれくらい売れるでしょうね。ものそのものは悪くなくても、税金泥棒の犯罪者集団が作っているイメージは、大衆商品としてはねえ。業績悪いし、NECの冬のボーナス、在庫マシンの現物支給だったりして。^^; 富士通のシェア逆転が見えた?

乳の詫び状(1998/10/22)

 やっと西武の形ができたね。継投もやるべきことをちゃんとやったし、攻撃はちょっとちぐはぐだったけれど、横浜投手陣が自滅で助かったね。でも、あれが日本シリーズなんだよね。最初は何にもわからないうちに終わってしまうというね。最初活躍してもちょっと流れが変わるといくらあがいてももう助からないというね。短期決戦、怖いっすよね。

 東尾、勝負手を打ってきましたね。伊東を中島に代えて結果が出ました。潮崎の好投は予想通り。あとは6戦か7戦で横浜球場の高いマウンドで投げるのがどう出るか。リリーフ陣はすでに横浜の高いマウンドも試合で経験しているからいいけどね。逆に横浜は、五十嵐とか使ってないけど、権藤さんなりの考えなのかな。
 捕手のリードも横浜のバッターの揺さぶり方がわかってましたね。前にも書いたけど、素人目にも、ああやれば横浜は抑えられるというのがありますから、要求通りに投げれば、3点以内に抑えられることが証明できましたね。あとはどうやって4点取るかです。今日は、野村をどう打つか。第1戦で好投されたけど、もう分析は終わってるし、DHだし、気分もほぐれたし、なんとかなるんじゃないですか(笑)。
 西崎が復活したのは、でかいね。なにより、よかったよなあ。阿波野とともにパ・リーグを代表するエースだった奴が、日本シリーズのマウンド踏んだんだもんね。阿波野は近鉄時代に経験しているけど、西崎は初登板でしょ。感無量だなあ。あの調子の西崎は、3イニングまでなら出会い頭の1発以外は、横浜に打たれる心配はまずないから、あとは使い方ですね。
 これで、今年の傾向からいえば、所沢で3連勝して逆王手で横浜決戦の気配ね。:-)

乳の詫び状(1998/10/20)

 こりゃ、西武だめだね。ピッチャーはなんとかかっこうがついてきたけれど、打線が死んでるね。谷繁と横浜のピッチャーをほめるべきでしょうね。こんな打線だと、もし、横浜に戻ってくることができたら、東尾は、守備には目をつぶって、マルちゃんをスタメンで使う博打を打つかもね。

 昨日は8回くらいから観たんだけど、どうして鈴木に4点目を打たれるままにしたのかわからないね。あそこは橋本でしょう。石井がよかったけれど、橋本は第1戦で鈴木を三振に仕留めているんだから。ああいう最善手を打たない、ベストを尽くさない試合は、プロとして恥ずかしいよ。森さんと比べたときの東尾の監督としての経験不足?

 何回か書いたけど、森野球を管理野球でつまらないなどといってるのは、どこに目を付けてるんだって思うけどね。プロの監督としてやるべきことをやってるだけ。人事を尽くして天命を待つ。それだけのことだよね。最善手を全部打ってそれで負けるなら仕方ないけど、それをしないで負けるのはプロの監督として恥ずかしいことなんだから、それを日本のスポーツ紙ってレベルが低いから指摘しないでしょ。森や野村は打てる手は必ず打ってくるからね。あれがプロの監督として最低線ですよ。日本のプロ野球って、プロの監督に値しない奴が多すぎるんじゃないの?

 10/18の朝日新聞朝刊で、編集委員の西村欣也という人が、閑話休題というコーナーで「時代の空気と日本シリーズ」という一文を書いている。権藤さんの「感性」や東尾が食事会を呼びかけたことをネタに、「『データ』や『管理』では、もう時代をリードしていくことはできない」と結論づけているが、何、これ?
 「『データ』や『管理』だけでは」の間違いだろう。権藤さんだって、データ集めてない振りして、コーチやスコアラーに集めさせたり分析させたりして、谷繁には伝えているよね。その上で、感性っていってるわけだからね。選手操縦術とマスコミ向けの演出なんだよ。東尾のような博打打ちが、データを重視しないことはあり得ないしね。データを読みとった上で、運や勝負の流れを感じて勝負の出方を変えるわけだからね。食事会の提案だって、東尾なりに、不人気のパを盛り上げようとして話題作りを狙ったマスコミ向け演出なんだから。こういう権藤さんや東尾のマスコミ向け演出を、真に受けて美談仕立てにする馬鹿がマスコミにいてどうするの?
 ビジネスの最前線では、アメリカ流でいうと、すでに、データウェアハウスやインターネットで、「データ」があるのは当たり前。その分析ができて当たり前。その土台に勘や感性やらが来るんだよね。感性だけを大事にして、データや管理を捨てることなんかあり得ない、非常にシビアな世界なんだよね。あの文章を読んで、「これからの時代は、データや管理は必要ない。感性だけで勝負できる世界」なんて大甘な現状認識、近未来認識を持たないほうが身のためですね。

 それにしても、ああいう一見、放任主義、自由闊達に見えるものに、すぐ飛びついちゃうのが、いかにも戦後民主主義的朝日的感性なんだろうね。この西村って人、時代の空気を連発するけど、その空気にすり寄って、戦前戦中は軍部万歳の広報マシン、戦後はそんな罪をすっかり忘れて進歩派気取りで、ちゃっかり商売してきたのが、朝日新聞なんだよね。厳しい現状認識、近未来認識がなくて、ムードに流されて空気にすぐ染まっちゃうところが、朝日の体質なんだろうね。

乳の詫び状(1998/10/19)

 西武ボロ負けだけど、佐々木も出してもらえたし、ナイスボギーですね。ずいぶん、試せて、あれで横浜打線を抑える目処がついたんじゃないかな。NHKのサンデースポーツで原が、「横浜打線に火がついた」などとはしゃいでいましたが、素人目にみても、ああやれば抑えられるんじゃないかというのがはっきり見えてきましたよね。あとはピッチャーがどこまで正確に投げられるかですね。

 要求通りに投げられれば、3点以内に抑えられる目処が立ったので、あとは打線が4点をどう取るかなんだけど。先発をいかに早く降ろすかですね。中継ぎに阿波野が出れば、これは打てるし、盗塁は、やり放題でしょう。というのは、西武の選手、阿波野得意なんだよね。もう10年前ですか。近鉄が優勝した原動力でエースだった阿波野だけど、次の年だったと思うんだよね。オープン戦で阿波野の牽制がボークじゃないかって、西武がいちゃもんつけて、これ、ボークになっちゃって、以後、阿波野はフォームを崩して勝てなくなっちゃうんだよね。癖やモーションもよく知っているし、谷繁ががんばらないと、走られまくりです。あとは、五十嵐を早目に見ておきたいけど、権藤さんだから、注文通り見せてくれるでしょう。

 佐々木って、すごく精神的に弱いんですね。ホーム横浜であれだと、あの調子が続くようなら、西武ドームじゃ、大量失点もあり得ますね。高木大(間違って大友って書いてました。すみません。大友、ごめんね)が馬鹿だから、3盗なんか狙って助けたりしなけりゃ、もっと面白かったのに。1死3塁を狙ったのならまだ意味があるけど、2死だったんだからね。西武の打者の佐々木攻略は、ゾーンを絞って狙うんでしょうかね。

 まあ、それもこれも西口次第ですね。第1戦みたいことやってたら、4−0負けもあり得るもんね。たしかにスライドがだめなピッチャーなんだけど、ああまでダメだと、東尾、どう立て直すかな。

 権藤さんが失敗するとしたら、頑固さだよね。ダイエーの投手コーチ時代、小倉球場での試合だったと思うんだよ。あれを観ていたんだから、夏に帰省したときなんだろうな。西武戦でダイエーが勝っていて、ランナー1、2塁で、バッター秋山。まだ、西武にいたころね。ダイエーはピッチャーが木村で、権藤さん、ダイエーのピッチャーに内角を大胆に攻めろといってたのはいいんだけど、この場面で、内角にストレートを5球か6球連続投げさせたんだよね。とうとう最後は秋山が3ランホームランを叩き込んでダイエーは負けちゃうわけだけど、権藤さんも、よくそんなに内角ばかり投げさせたなというのと、秋山もよくそんなにずっと内角を待ち続けたなと思って、手に汗握る息詰まる勝負でした。ああいう頑固さが裏目にでなけりゃいいんですけどね。

乳の詫び状(1998/10/13)

 日本オラクルがOracle for LinuxのCD-ROMをセミナーで配るそうです。星野さんという方から教えていただきました。ありがとうございます。ちょうど、ASAHIネットのunix/linuxで、Oracle for Linuxがダウンロードできるようになったけれど、145MBもあるからダウンロードする気にならん。だれか、試してくれという話が出ていたときでしたから、ナイスタイミングでした。

標題: OracleがCD-ROM配りますよ
---
 Oracle for LinuxのCD-ROMを日本オラクルが、Oralce ISVサミットというセ
ミナーで、参加者に配ります。>Thanks 星野さん
 Oracle ISVサミットは、10/20(火)大阪、10/22(木)東京、10/29(木)福岡の3
会場で開催とのこと。特典事項として当日のサミット参加者の方全員に
「Oracle8 for Linuxトライアル版+TurboLinux Lite日本語版2.0」のCD-ROM
をプレゼントすることが、緊急決定したそうです。
 詳しくは、
http://www.oracle.co.jp/special/isvsummit/
をどうぞ。

 これで、145MBもダウンロードする必要はないですね。一応、開発者向けの
セミナーだけど、無料だからすぐ満席になるかもしれませんね。急いで、申し
込んだ方がいいと思います。ぼくも行きたい気はするけど、時間が合わないよ
うな気がするので、やめときます。一応、アメリカからもうCD-ROMは送られて
きていますし。でも、インストールする元気すらない。^^;

ぶたくさの花粉にやられているらしい
中村(show)

 1998/09/29に書いたように、ぼくは、Oracle TechNetで限定で配っていたのに申し込んで、ちょっと古いバージョンのCD-ROMはすでに手元にあるだけはあります。インストールする暇がない。Solarisもやっと来たというのに。^^;

 unix/linuxではすでに紹介しましたが、InfoWorldが、Oracle for Linuxをほぼ絶賛していました。

標題: Oracle for Linux
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 Oracle for Linuxのベータ版、Oracle8 Server Release 8.0.5 for Linux, 
Early Adopters Release, betaのレビューがInfoWorldに出ています。
 詳しくは、
http://www.infoworld.com/cgi-bin/displayTC.pl?/reviews/981005o8linux.htm
「Oracle8 on Linux shows promise」
をどうぞ。
 若干のインストール関連を除いて、ほぼ絶賛に近いです。
 他のSybaseやInformixなどと違って、Linuxのディストリビューションを限
定しないのも評価が高いみたいです。
 Oracle 8のエンタープライズ向けの機能がまだ実装されてないことが、指摘
されていますが、フェールオーバーとかパラレルサーバオプションなんて、現
状で必要なのかなと思いますね。たしかにそれがあれば、Linux + Oracleで全
社規模のシステムが可能になるから、NT + MS SQL Serverは一気にお払い箱路
線になりますけどね。

 ちなみにunix/linuxで話題になっていたダウンロードは、Oracle for Linuxのページに行って、そこからリンクをたどってください。145MBもダウンロードする元気があるならですけれど(苦笑)。それにしても、Oracle.comって混んでるのかな。とっても重くて今日はダウンロードページに行けなかった。Oracleのデータベース使っているからだったりして(笑)。あ、何回もチャレンジしていまやっと行けました。直接のダウンロードページは、http://www.oracle.com/products/trial/html/trial.html#oracle8です。

 いま調べたら、http://www.oracle.com/のサーバは、「Oracle_Web_Listener/4.0.6.4.0EnterpriseEdition」という奴だそうです。なんかスケーラビリティのないサーバなんでしょうか。^^; まあ、ものすごいアクセスで、サーバが悲鳴を上げているんでしょうけれど。何ならRingでミラーしましょうか(冗談本気)。>Oracle関係者
 だって、145MBなんて、Linux関連の30GBに比べれば鼻くそみたいなもんだもんね。あ、でも、Oracle for Linuxだから、これがまたLinuxの下に入ってまたLinuxの下が膨れる、そういうオチなのか。

 Oracleばかり書いてるとあいつらすぐ頭に乗ってまずいだろうから、SybaseのAdaptive Server Linux版のことも書きます。ASAHIネットのunix/linuxでは、山村さんが、30MB以上も落として試してくださいました。ちなみに、ダウンロードは、http://www.sybase.com/adaptiveserver/linux/からどうぞ。
 インストールした結果、本物(商用UNIX版)とまったく同じで、少し古いバージョン(11.03、商用は、米11.9、日11.5 ぐらいで、マイナー番号が若いので品質は不安)だけど、開発キットが一式揃っているそうです。埋め込みSQLのプリコンパイラまで付属しており、手元のプログラムもコンパイルできたとのことです。Sybaseもやるのお。MS SQL Serverは元々はSybase SQL Serverを買ったものですから、MS SQL ServerのSQLは、Sybaseでは大体通るらしくて(ほんとならSQLは標準規格だから、どのRDBMSでも通らないといけないんだけど、独自拡張は各社やってますからね)、NT + MS SQL ServerからLinuxに乗り換えるならSybaseのほうがOracleよりいいという話もあるようです。

 話が、「Linuxにも著名データベースが出ればいいのに」から、もう「どうやって乗り換えるか」の話になってるんですもんね。NT + SQL Serverがこんなに早く陳腐化して捨てられる様相を呈してきたとは、NT + SQL Serverに投資してきたところは、ババつかんだ気分でしょうね。

乳の詫び状(1998/10/11)

 IntenetJAHRingサーバがオープンしました。詳しくは、最新ニュースをどうぞ。
 それからRing Serverプロジェクトからのお願いです。もっと使ってください。特にLiniuxの人。たとえば、ソフトウェアライブラリのページに行ってUNIXのところをみてもらうとわかりますが、Linuxだけで、RedHat, debian, Linux98, mklinux, Linux JDK, Linux Kernelとこんなにミラーしているんです。Linuxの下だけでざっと30GB以上もあるようです。30GBはいくらなんでも負担が大きいから、これがあまり使われないなら将来的には削ってしまおうかという話もミーティングで出るようになってます。「窓の杜」や「ベクター」のミラーもしていますが、Linuxに比べればかわいいもんみたいです。FreeBSDなんかはLinuxに比べるとほんとかわいいもんだそうです。
 Ring Server Projectの場合、政府系機関、民間などのジョイントでやってるボランティアプロジェクトですから、それぞれにRingのために資源や労力を使うには、いろいろと理由付けが必要で、みんな苦労を抱えつつなんとかやっているわけです。ですから、「ろくに使われてないのになんでディスクが100GBも必要なわけ?」なんていわれると、そのサーバは運用停止しないといけないかもしれないのです。^^; その辺、ご理解とご利用をお願いします。

 ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Auroraベータ
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 OS/2 Warpの公式サイト
http://www.software.ibm.com/os/warp/index.html
にいったら、次期OS/2 Warp ServerでコードネームAuroraのベータテスターを
募集していますね。全然知らなかった。IBMって告知してた? そういうとこ、
MSより圧倒的に弱い気がする。

http://www.software.ibm.com/os/warp/products/aurora/index.html
に行くと、Auroraの概要説明とベータ登録ページへの入り口があります。
10/16が締切だから、申し込みはお早めに。

 ジャーナルファイルシステムのサポートは知ってましたけど、
2ノードのアクティブ・アクティブの双方向フェイルオーバーの
クラスタリングやNFS, VPN, LDAPなどもサポートするんですね。
クライアント管理方面は元々やってたし、Workspape On-Demandは
あるし、てんこ盛りですね。
 詳しくは、
http://www.software.ibm.com/os/warp/products/aurora/aurowp.html
をどうぞ。
 WOD(Workspace On-Demand)については、
http://www.software.ibm.com/enetwork/workspace/
をどうぞ。
 WODなんて実際にものがちゃんと動いていて、MSのZAWなんかに比べると
きっちり実務に使えて実績がどんどん増えていると思うんですけど、
システム管理者の負担を減らしてTCOも減らし、企業の競争力を高める
もので実際高めているということが、ちっとも伝わって来ませんよね。
少なくとも日本では、WODを知っている人も、導入したところも皆無?
 やっぱ、IBMってそういうとこ、MSに比べるとほんと下手ですね。
ここで話題になってるアスキーNTみたいなNTのチョウチン記事を書かせる
必要はないけれど(それをやるとMSやMSKKのような犯罪者集団になるから)、
もうちょっとやり方考えたほうがいいのでは。

 OS/2 WarpやWODのケーススタディは、Warp FMによく載ってますね。WODは専用ページもあるし。

 jouwa/salonで最近、OS/2 WarpからWin95にしたら日に何度も落ちて仕事にならず、OS/2の良さを改めて見直したという話が出てました。それから笑ったのが、DOSからWin95に職場のシステムが変更になった話。

  :  :  :
「一日のうちで何回か固まる(フリーズ)することがありますが、その時は再
起動させてください」
「え? それじゃ仕事にならないのでは」
「私たち(管理部署)の機器でも起こります」
「そんなに不安定だったら、オンライン端末(=仕事)には使えないじゃない
の」(PCは端末と兼用で使用している)
「再起動させてください」
  :  :  :

 不便でも、これだったらDOSの方がまだ(多少は)ましだったのに。
昨日もフリーズにお付きあい。(;_;)

 出来の悪い製品でも、それしか知らなければそれがベストだと思いこむのが人間です。そして、失って初めて良さが分かるのも人間です。比較の対象、選択肢があることがいかに重要かということですね。

乳の詫び状(1998/10/07)

 無償Solaris 2.6の日本語版が出ない事情について、藤本さんからこういうメールを頂戴しました。

もちろん日本サンとしては御推察のような事情があって無償化を
考える気が無いということもあるかも知れません。
ただ、私が無償配布開始の際に「これは英語版のみなのか?日本語版は
選べないのか?」との質問を米国Sun Microsystemsの方に送ったところ、
「日本語版はフォントのライセンスに関する問題があって無償化
できない」という返答をもらいました。

確かに、日本語のスケーラブルフォントについては西欧文字のそれより
はるかに高価で、しかも他社製品をOEM供給してもらっているのでしょう
から、無償化が難しいというのはわかります。また、そのような
有償のフォントを外したバージョンを作るとなると、それはそれで
また手間がかかってしまう(CDEなどはスケーラブルフォントの存在を
前提にしているはず)、ということもあるかと思います。
まあ、日本サンの肩を持つわけではありませんが、こういう事情も
あるのかもということで、御参考までに。

#個人的には、
#OK!とかいう状況であるならば、あとはフリーソフトウェアと
#市販のTrueTypeフォントでいくらでも日本語環境が作れるとは思う
#のですが、

 なるほど、フォント関係の権利問題はありそうですね。英語版でもja localeが利用可能で日本語TrueTypeもOKなんじゃないかなという期待はありますが、藤本さんの「そこまでするなら、「FreeBSD+packagesでも同じでしかも手っ取り早いなあ、とか思う今日このごろであります」という意見に賛成です。

 WindowsやMacintoshしか知らない人に説明しますと、CDEというのは、Common Desktop Environmentといって、UNIXに共通のデスクトップ環境、早い話がMacintoshやWindowsみたいなデスクトップの標準を決めたものです。商用UNIXは採用しているはずで、Solarisにもこれが採用されていて、なかなかかっこいいし、悪くてもWindows程度(笑)には、使いよさそうな環境です。

 LinuxやFreeBSDにも、商用CDEがあって、TriTealのTEDXi GraphicsのmaXimum cde v 1.2が有名どころのようです。フリーのデスクトップ環境では、KDEGNOMEが激しくやりあってます。というのは、KDEはオープンソースではないライブラリを使っているので、それはよくないという議論があって、GNOMEの連中がKDEを非難するわけですが、いまのところKDEのほうが出来がいいからKDEを使う人が多いようです。Linuxやオープンソースのソフトでも、路線の違いや立場の違いがいろいろありますよね。

乳の詫び状(1998/10/06)

 無償Solaris 2.6の話題。ASAHIネットのunix/solarisから。最初のメッセージは、1998/08/18のもの。次は今日のもの。

標題: Solaris無償化
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 ざっと1週間前の話ですが、SunがSolarisを部分的に無償化することを発表
しました。
 つまり、非商用利用なら、メディア代と手数料などだけでSolarisを使える
ようになるようです。Intel版、SPARC版どちらもです。
 プレスリリースは、
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/9808/sunflash.980810.2.html
です。
 Sunとしては、Linuxが台頭しているから、それに負けないように開発者ベー
スを増やそうということなんでしょうかね。
 でも、ざっとみたところ、日本サンはプレスリリースをいまだに翻訳してな
いみたいです。^^;
 やっぱ、日本サンはやる気がないのかな(苦笑)。

 申し込みは、
http://www.sun.com/developers/
から行えます。
 ちょっとやってみました。すごく申し込みが多くて4から6週間かかると書
いてありました。あ、先に、SolarisかJavaのDeveloper登録を済ませておく必
要があります。それとクレジットカードが必要です。
 メディア代は、$10ですね。SPARCとIntel両方なら$20。日本へは送料が$33.
50でした。
 というわけで、申し込んでみました。どうなるかな。
 日本語Solarisじゃないだろうから、日本サンが日本語Solarisを配るように
なって申し込むほうがいいのかもしれません。でも、日本サンはやるだろうか。
^^;

===
標題: 無償Solaris 2.6が来ました
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 申し込んでいた無償Solarisが来ました。申し込んだのが、#28の日付からす
ると、1998/08/18くらいだから、昨日1998/10/05に届いたので、約1ヵ月半で
6週間くらいですね。
 事前に言われていた4週間から6週間のペースでしたね。
 それから、申し込んでしばらくしてからちゃんと申し込みは受け付けたとい
うメールと、ついこの前、もうすぐ発送になるというメールがSunから来てい
ました。あと、もう1通くらい確認のメールが来ていました。ああいうのがあ
ると安心ですね。
 メディア代より、送料のほうが高いので一挙に申し込んだほうがいいだろう
と、Intel版とSPARC版の両方を申し込んでいたのですが、両方ともちゃんと来
ました。
 ただし、どっちもインストールするマシンがないのと暇がないので、しばら
くは飾っておくことになりそうです。情けない(泣)。

 なお、日本サンは無償日本語Solarisなどやる気がないようです。すべて代理店経由での販売だから、教育機関向けなどが無償になっちゃうと、そういうところへ納品して食ってる代理店の連中が干上がってしまうからでしょう。これがしばしばアメリカから攻撃される日本の流通の非効率という奴です。でも、非効率な流通を抱えることで失業率を抑えているわけだから、社会全体としてどっちがいいのか微妙ですね。
「おもちゃ屋さんのみよちゃんのお父さん、首くくったんだって」
「えー、そんなー。でも、ぼく、といざらすで、みよちゃんとこより、ずっと安くおもちゃ、買えたからいいもーん」
 ま、こうなるかどうか、これでいいかどうかですよね。少なくともパソコン業界はこれでいいことになっていて、だめなところは、どんどんつぶれてます。だから、Solaris売って食ってるような代理店も、右から左にソフトを売るんじゃなくて、システム構築運営とサービスで食えるようになってないと、きっと、首くくることになりますね。

乳の詫び状(1998/10/02)

 坂田さんという方から、「X Window端末という言い方はおかしい」という指摘を受けました。おっしゃる通りなので、昨日の分、X Window端末をX端末に直しました。X端末と書いている部分もあったけどね。

 World PC Expo'98におけるパネルセッションでの成毛の発言がお笑いになってるそうです。これについては、上杉さんはじめ何人かからメールを頂戴しました。レポートは、http://www.din.or.jp/~zen/WPC98/wpc98panel.htmlにあります。
 たしかに笑いますね。

NECの高山さん

Windowsは使いにくくお客様からの批判も多いので採用したNECとしても反省しなければならないと思う

日本IBMの佐伯さん

マイクロソフトのせいもあってパソコンは難しい。自分でも使いにくいです。脱マイクロソフトも考えなければいけないのかもしれません(会場爆笑)

東芝の溝口さん

「ルポ」(東芝のワープロ専用機)の上位機種の70%のユーザは実はパソコン所有者です。ワープロはパソコンに比べマニュアルなどもわかりやすく、操作が簡単です。だからパソコンを持っていてもワープロを使う。マイクロソフトさんにはもっと使いやすくなるようにお願いしたい

 こういう各社のお偉いさんによるWindows批判に対して、成毛は、WebTVを持ち出して話をそらしたり、「難しいと言っているのは日本の、それも年配の方々の話だと思います」と顰蹙発言したり。日本の中高年のみなさん、よく憶えておきましょう。日本のマイクロソフトの成毛社長は、あんたたちは馬鹿だといってるわけです。さんざん「だれにでも簡単に使える」と言いふらしておきながら、使いにくさを指摘されるとユーザに責任転嫁する傲慢さ。これがマイクロソフトというメーカの本質なんです。成毛の発言というのは、社長だけあってその体質を象徴してますよ。いい加減、気づけよと思いますけどね。

 成毛の「Windows98のアップグレード版は95の時と同じぐらいの販売本数です。しかしWin3.1とWin95のユーザー数の違いを考慮すると、98のアップグレード版はそれほど売れてないように思う」は正しい認識ですね。しかし、「WindowsNTワークステーションに関しては日本でのシェアは外国に比べて非常に低い。日本のWindows市場は95と98が大部分を占めていてNTワークステーションのシェアは10%を切っている。一時はもっと高かったこともあるがだんだん落ち込んできている。このままワークステーションの導入が遅れると日本は短期的な国際競争には勝てても長期的には難しいだろうと思う。各企業はもっと危機感を持つべきだと思います」というのは、MSお得意の脅しによるセールストークです。
 シビアなアメリカ企業は、NTだと今後の競争を乗り切れないと判断して、UNIX、中でもLinuxを社内に使いはじめているわけです。NTは部門サーバとしてはいいOSだと思いますが、その市場はLinuxで置き換え可能だし、実際、その現象が進行中です。導入コスト、運用コストもNTよりLinuxのほうが圧倒的に低いし、それが企業の競争力の源泉になるからです。最近、Linux版のOfficeソフトの認知度が上がってきて、それがMS Officeの置き換えになりそうだから、ワークステーションでさえ、WindowsからLinuxへの置き換えが出始めています。
 企業へのLinuxの浸透は、IBM, Oracle, Informix, Sybase, Netscape, Intelをはじめビッグネームが、Linux市場にコミットし、Linux製品を出荷開始したことで、ますます加速されるでしょう。いまさらNTを入れたりしてたら、NTそのものも先行きが怪しくなっている現在、会社の先がないかもしれないんです。成毛のいう通りに、日本企業がNTをせっせと入れ終わった頃、アメリカ企業はLinuxとNT、そして商用UNIXやメインフレームやAS/400まで適材適所でうまく使い分けて、それが圧倒的な競争力の差になってるかもしれませんよ。

 ところで、東芝のワープロ専用機「ルポ」。我が家でも買っているんです。妻が近所の障碍児サークルなどの会報を作ったりするのに、ワープロがほしいと言い出しました。ぼくはパソコンでもいいんじゃないかと思っていったら、言下に「パソコンは使いにくいからイヤ」。ちなみに妻はMacintoshをいまでも使っているし、DOSでは松や桐を使っていたし、Windows 3.1も使っていたけれど、Windows 95は触りたがらない(笑)。
 どうしても、「パソコンは使いにくいからワープロがいい」というので、たしか一昨年のゴールデンウィークのころだったかな、聖蹟桜ヶ丘の京王にサガスというショップがあるんですが、けっこう値引きしていたので衝動的に買いました。実際、よくできているんだよね。なにしろ、ボディが、いきなり、抗菌コートだぜ(爆笑)。家電だよなあ。ハガキ印刷なんて一発ドンピシャだし。我が家にはプリンタがなかったんですが、「ルポ」はDOSも読めるから、フロッピーでもっていって印刷してます。実は、「ルポ」をWin95のプリンタにするオプションも買ってあるんですが、直接Win95から出なくても全然不自由してないから、フロッピー経由でやってます。

乳の詫び状(1998/10/01)

 梅原さんという方から、「Scalability Dayの嘘(1997/11/17記録)」の計算が違っているという指摘を受けたので、直しました。翻訳おかしいなどといってるくせに、おれの翻訳が一番腐っているというね、どうにも、すみません。

 梅原さんは、これを訂正前のものと似たような規模のデータベースが研究所にあるから気づいたとのことで、何のデータベースかと思って見に行ったら、遺伝情報のデータベースなんですね。近々リニューアルするそうですが、とりあえず見に行きたい人は、農林水産ジーンバンクへどうぞ。

 それから梅原さんの研究所でジーンバンクを管理しているところでは、

端末は、X端末で管理は非常に楽です。X端末は最初にネットワークに
接続してしまえば、後の管理はないに等しいし、ユーザ管理や
アプリケーション管理もサーバ上の作業だけで済みます。
PCと比べれば価格は高いですが、更新までの4年間の
管理コストを考えるとトータルでは安くつくと考えてます。
あまり使われていないのが不思議です。
NTサーバとWindowsという組み合わせは検討対象にもなりません。

とのこと。他の部署であまり使われてないのは、X端末があまり知られてなかったのと、PCより割高だと思われたからではないでしょうか。
 だって、日本の企業や組織では、Linuxがこれだけ騒ぎになって、ようやく、UNIXやX Windowの存在を知った人も多いし、ロクに他の技術を評価せず、無知の悲しさでWindows PCが絶対いいと洗脳されたまませっせと導入して、いま管理で泣いている実状もありますしね。
 アメリカでSunやOracleがNC(Network Computer)を打ち出したとき、一番、企業のIT管理者が共鳴したのは、PCの管理コストの高さ、いわゆるTCOの問題でした。管理に苦労していたのは洋の東西を問わない現象だったわけですが、PCとのコスト比較対象がX端末だったりして、やっぱアメリカはX端末が普及しているんだなと思ったことがあります。

 そういえば、岩谷宏みたいに、NCはメインフレーム時代に逆戻りだと、NC論争の初期にみられたNCの概念を理解できなかった馬鹿と同じことを、いつまでもいっている人もいましたね(笑)。
 彼は、迷著「パソコンを疑う」(講談社現代新書)で、先のNCに対する無知を披露したり、「64ビットコンピューティングは人類に不要」などをはじめ、直径1メートルのタコツボコンピューティングでしかない自分の価値観を絶対視する、お笑いを連発してくれました。それを批判されたら、自分の文章は深いとか、自分は思想家だとか、ますます滑稽な芝居を演じてくれましたが(これらは昨年のいまごろでしょうか、ASAHIネットのjouwa/salonでさんざん話題になりました)、最近また「パソコンを鍛える」とかいう本を出したそうで、やっぱ引っかかる人多いんでしょうね。

 彼、いいこともいってるけど、まるで実践できておらず、アクティブ・コンシューマーになろうなどといいながら、彼こそ自分が批判している怠惰で愚かで消えて行くべき消費者あるいは生産者にしか見えないんだもん。だから、Linuxコミュニティでも、「岩谷宏みたいな、Linuxコミュニティやオープンソースソフトウェアのために汗を書かない口先だけの評論家は不要」「彼はLinuxやオープンソースを自分のダシにしているだけ」「ボランティアでフリーのソフトのドキュメントを翻訳してくれている人たちのほうが尊敬できる」などという声も出てくるわけで、少なくとも岩谷宏の底の浅さを簡単に見抜く賢い消費者は多いですよね(彼は気づいてないかもしれないけれど)。あのままじゃ、どうなるんでしょうかね。小林よしのり的な暴走破綻に向かうんでしょうか。


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