乳の詫び状

Last update 2008/11/05

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2008/10/31)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
---
 たまにしか読まなくなった少年マガジンですが、昨日、読んだら、絶望先生
はすごかった。
 最初に損してあとで儲けるビジネスモデルがいっぱい出てくる。
・プリンタは本体は安いけど、インクで儲けてる。
・コピー機などは、もの凄い安値で入札して、メンテ費で儲ける。
 そうそう。ゼロックスのビジネスモデルの素晴らしかったところは、消耗品
のトナーやコピー用紙で儲けるところですね。

・増毛は体験増毛で1000本無料でも、植えたら戻るに戻れずもの凄く金がかか
る。
 カツラ、増毛、発毛業界、それで訴訟を起こされたりしてますね。

・毎号パーツがついてくる週刊雑誌は、創刊号は安いけど後は高い。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/18/2445575
恐るべし、週刊分冊百科の世界
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/26/2665730
「マンガの達人」「週刊 マイ ミュージック スタジオ」 
で紹介したデアゴスティーニなどの世界ですね。

・リゾートマンションがタダ同然のお買い得も 管理費が月10万でローン払っ
てるのと一緒だったり!
 あるある。

・3か月無料の●ートン先生が、ある時から オレいなくなったら ヤバイよ
を連発 結局 買うハメに!
 ●ートンは、シマンテックのノートンでしょうね。

 このあと、「絶望した」の決めぜりふとともに、小さな字でいろんな事例が
びっしり。
 わからなかったのが、
・この性能ではバーゲンプライス車→でもニスモのパーツが五百万
 調べたら、ニスモって有名なパーツ屋なんですね。知らなかった。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/23/3839828
100円パソコン
のネタもありました。
 うまいと笑ったのが、
・「お金がなくても将来値段があがるのであなたでも家が買えますよ」→世界
終了
 世界終了がいいよね。サブプライムローン問題を、さらっとこの一言で片付
けるセンス。

・質素でお金のかからない女の子だからと付き合い始めたら
 よくある話ですわ。\(^O^)/

 一番深い表現だと、感心したのが、
・入浴料はあくまで入浴料です

 これ、AI(人工知能)じゃ、意味を読み取って、笑うことはできませんね。
 AIに絶望した。\(^O^)/
 勝間和代(あるいは弾さん、小飼弾)的データ処理的な読み方をする人間も、
無理でしょう。

 あ、ベさんから、週刊ダイヤモンドの勝間和代・小飼弾対談批判に期待とあ
ったけど、当面無理。連休、山に合宿に行って、留守にするから。
 眉毛を片方だけ剃って、恥ずかしくて人里に降りられないように自らを追い
込んで、熊を倒してくるぞ。
 極真空手の大山倍達か、お前は。

http://ja.wikipedia.org/wiki/大山倍達

===
標題: Re: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
---
>・この性能ではバーゲンプライス車→でもニスモのパーツが五百万

 改造しまくって500万、お金が無くなって結局その車を売るハメに
なった人が地元にいた。車好き多かったからなぁ。
 私も23年で15台乗り継いだけど、一番面白かったのは幌のジムニー
(350cc、2サイクル)だなぁ。屋根とドアを取ってフロントガラス倒し
てフルオープン(ノーマル車でできる)、ウォークマンで音楽聴くだ。
サングラスは必需品。運転をしながらソフトクリームを食べたら酷い
目に遭った(東京でオープンは乗りたくないな)。


>眉毛を片方だけ剃って、恥ずかしくて人里に降りられないように自らを追い
>込んで、熊を倒してくるぞ。

 連休が終わっても帰って来られなかったりして。

       明日はドライブ行くぴょん(運転しないけど) 穂高

===
標題: Re: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
---
プリンタやコピー機のビジネスモデルはまさにそうだね。
近所のホームセンターでインクカートリッジを買おうと
したら、ベラボーに高くてびっくりしたら、通販でも
だいたいそんなもんだった。レーザープリンタ安いなあ
とグラッときたときもあったけど、トナーが高いんだよ
ね。そもそも、毎分何十枚も印刷しないし。

--
つばめどん

===
標題: Re: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
---
>幌のジムニー(350cc、2サイクル)だなぁ。

350ccとは恐れ入りあした。

>>眉毛を片方だけ剃って、恥ずかしくて人里に降りられないように自らを追い
>>込んで、熊を倒してくるぞ。
>
> 連休が終わっても帰って来られなかったりして。
両方の眉毛を剃って降りてくるのでは。眉が両方なくても別に変ではないから。


                       五九郎

===
標題: Re: 今週の絶望先生は、最初に損してあとで儲けるビジネスモデル
---
>350ccとは恐れ入りあした。

 360cc(未満)の間違いだった(正確には35?ccだけど)。当時玩具代わりに
中古を25万で買ったんだけど、現在買うと思うともっと高いっす。

                             穂高

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/30/3856565
NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
の続き。

===
標題: Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
>  日米の考え方や手法の違い、お互いとまどい、衝突し、苦労し、そしてお互
> いをなんとか認めるようになって、少しずつ、物事ができていく過程が非常に
> よくわかりますね。

 日本は比較的文化背景が同一あるいは近似であるコミュニティばかりなので、
前提条件の「説明」が不要なんですよね。だから、異文化に対する説明を省い
たところから物語りが始められるし、背景やら考え方の説明も不要なんです。

 ところが多民族国家であり、文化的に乖離しているコミュニティにも訴求し
なければ、アメリカでのヒットは難しい。子供向け番組でもアストロボーイの
勧善懲悪だけは通じるけど、微妙なアトムのロボットと人間との相剋なんぞは
単純にロボットは道具と割り切った考えをしている人々には理解不能でしょう。

 日本の歴史の中では万物に神は宿るわけです。つまりは八百万の神。そして
そうした基盤は、ロボットという物質に対する精神性の希求と実存というとこ
ろにまで行き着く。アトムの悩みはそうした点にあります。

 2001年宇宙の旅でHALが錯乱したのは、人間の持つ「嘘」の構造による
論理矛盾から引き起こされますが、実はアトムは完全にHALを凌駕していたり
します。これも実は日本特有のものなのかも知れません。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
ジャパニメーションを支えるワーキングプアについても
語ってくれたのかしら。原画と原画の間の画を描く人た
ち(動画さんだ)なんて、個人事業主で、一枚なんぼの
出来高制なんです。もちろん、数をこなせば収入は増え
るんだけど、質が悪いと仕事は来なくなるわけ。莫大な
製作予算は、広告代理店だの放送局を通るたびにピンハ
ネされて、現場に来るお金は笑っちゃうほど少ないの。
クリエイターがいなくちゃジャパニメーションはできな
いっつってんのに、ピンハネ屋のほうが儲かるんだよな
あ。
しかも、それでも制作費が高いとかで海外に製作丸投げ
なんてのもめずらしくない。
その辺は元社長のほうが詳しそうだから譲ろう。

ADSL不可の物件なもんだから、ずっと光だけど、NTTだ
から大した進歩はないね。料金とかインセンティブは
違ってるようだけど、スピードは昔のまんま。しかも、
VDSLだから、雷ノイズとかには弱いんだ。
スピードに困ることはないし、帯域制限されることも
ないけど、安く早くなってくれる分には大歓迎だね。

--
つばめどん

===
標題: Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
>微妙なアトムのロボットと人間との相剋なんぞは単純にロボットは道具と割
り切った考えをしている人々には理解不能でしょう。

> 日本の歴史の中では万物に神は宿るわけです。つまりは八百万の神。

 昔、日本の自動車工場などに産業ロボットが入り始めたとき、人間の姿とは
似ても似つかぬロボットに、「愛ちゃん」だとか「健太君」だとか、愛称をつ
けて一緒に働く仲間として迎えていたというのが、欧米先進国というかキリス
ト教、ユダヤ教など一神教が支配している世界の人からみると、ものすごいこ
とだったらしいですね。
 それらの国の労働者の考えでは、ロボットは自分たちの職を奪う憎むべき敵
であって、愛称をつけたりするなど、もってのほかとのことでした。
 日本人がそうならず、ロボットに親近感を持っているのは、鉄腕アトムのお
かげであるという説もよく言われていました。
 実際、いま、ロボット研究で活躍している人は、子供の頃、アトムを読んだ
り、観たりしてその道に進んだ人も多いし、そのあとの世代はガンダムですね。

中村(show)

===
標題: Re: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
 アマゾンで、アニメ関係の本を買ってくださる人もけっこういるんです。そ
れもけっこう高い本を。
 アニメの原作になったマンガを買っているんじゃなくて、アニメの技術や製
作法の本。
 ざっと列挙だけしておきます。いずれも買ってないし、未読なんですが、や
っぱプロの世界は違うなと思うことがあります。最初の「アニメーション教科
書」は、演技指導の本だというので、蒙を啓かれた思いがしました。
 なるほど。上手に絵が描けるなんてのは、プロなら当たり前。その先、どう
演技させるかが勝負なのかと。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862460046/showshotcorne-22/
アニメーション教科書 (大型本) 
Ed Hooks (著), 加藤 諒 (編集), 菅野 嘉則 (翻訳), 益田 英子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766114221/showshotcorne-22/
アニメーターズ・サバイバルキット (大型本) 
リチャード ウィリアムズ (著), Richard Williams (原著), 郷司 陽子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/493900760X/showshotcorne-22/
テクスチャ教科書―Texture Imaging (単行本) 
武田 哲也 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4948759457/showshotcorne-22/
人体のしくみ―CGデザイナーのためのグラフィックバイブル (CG world+
digital video special book) (大型本) 
飯島 貴志 (著), CG WORLD編集部 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4948759635/showshotcorne-22/
アニメ作画のしくみ―キャラに命を吹き込もう! (CGWORLD SPECIAL BOOK) (大
型本) 
尾沢 直志 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862670024/showshotcorne-22/
アニメ作画のしくみ〈2〉動物篇 (CG WORLD SPECIAL BOOK) (大型本) 
尾澤 直志 (著), CGWORLD編集部 (編集)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4772600795/showshotcorne-22/
アニメーションの本―動く絵を描く基礎知識と作画の実際 (単行本) 
アニメ6人の会 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766115686/showshotcorne-22/
誰でもわかる!アニメの基本バイブル 人物の動き編 (単行本) 
奥田 誠治 (著), 村上 豊 (著), 宮尾 岳
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861005787/showshotcorne-22/
アニメーションをはじめよう―動画見本115 (単行本) 
鈴木 伸一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066878/showshotcorne-22/
FLASHアニメーション制作バイブル (大型本) 
A.e.Suck (著)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 自発的対称性の破れ、その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/16/3830628
自発的対称性の破れ
の続き。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/16/3822336
祝物理本特需、趣味で物理学の本、EMANの物理学、物理のかぎしっぽなど物理
学サイト紹介
についたguruさんのコメント。
 ほんとは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/16/3830628
自発的対称性の破れ
につけたかったんでしょうが、そのときは、ウェブからブログに転載し忘れて
ました。guruさんは、「祝物理本特需・・・」のほうに、仕方なくつけたんで
すね。すみません。
 guruさんのコメントは、
--- ここから ---
Hot Corner の方ですけど、「自発的対称性の破れ」というのは誤訳で、正し
くは「自発的な 対称性の破れ」です。「自発的な」は「対称性の破れ」にか
かります。「自発的対称性」が「破れ」るわけではありません。
--- ここまで ---

 「自発的」が「破れ」に係るのは、ちょっと素粒子物理や量子力学をやった
人は、みんな知ってますよね。だから、guruさんが誤訳という「自発的対称性
の破れ」でも、彼らには正しく意味が伝わっていると思います。しかし、たし
かにひっかかる表記なので、一般の人には、guruさんのおっしゃるように、
「対称性の自発的破れ」のほうが、正しい意味が通りやすい。でも、ノーベル
賞を報じた新聞などメディアのニュースでは、意外と「自発的対称性の破れ」
の記事も多いと感じたんです。
 たとえば、
http://www.asahi.com/special/08015/TKY200810100139.html
超伝導理論に疑念、契機 南部陽一郎さんインタビュー
を参照。

 それで、元メッセージで、
--- ここから ---
一般の人にも名前が知られるようになった「自発的対称性の破れ」あるいは
「対称性の自発的破れ」。
--- ここまで ---
と書いて、前半はちまたにあふれている表記、後半は意味が通りやすく直した
表記という意図をこめて併記したんです。

 ウェブでどうなのかは、いつだったか日付はメモに残っていないけれど、元
メッセージを書く前か、コメントが書かれたとき、すぐ調べて、メモしていま
した。だから、2008/10/16前後だと思う。そのときは、こんな感じ。Googleで
検索した結果です。
自発的対称性の破れ   約162,000件
自発的な対称性の破れ 約    574件
対称性の自発的破れ   約 60,800件

 「自発的対称性の破れ」が多数派。「対称性の自発的な破れ」は、調べてい
ませんでした。
 今日、2008/10/31の朝、同じくGoogleで調べたら、こんな感じ。
自発的対称性の破れ   約122,000件
自発的な対称性の破れ 約 33,500件
対称性の自発的破れ   約373,000件
対称性の自発的な破れ 約293,000件

 「対称性の自発的破れ」「対称性の自発的な破れ」が多数派になってますね。
 「自発的対称性の破れ」が162,000から122,000に減っているのは、なぜなん
でしょうか。ブログなどを書き直したんでしょうかね。
 そのきっかけは?
 もちろん、guruさんのコメントでしょう。\(^O^)/
 ほんまかいな。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 翔泳社のSE Books Review その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/23/3839832
翔泳社のSE Books Review
の続き。
 しげっちさんのコメント。
--- ここから ---
素人ながらコメントさせていだだきます。 
「が」の使い方はムズイので「が」の連発が誤解を生んでいると推察します。
ちなみに冒頭の「翔泳社が自社が出している...」もわかりにくいっす。 
出版されたら買いたいと思います。
--- ここまで ---
 ごもっとも。反省します。
 なお、「SE Books Review」は、販促材料として、無料で配られているはず。
もう出ているので、どこか、コンピュータ系の本が多くある大きな書店やコン
ピュータ系専門書店に行って、店員に聞けばもらえると思います。レジあたり
に積んであるかもしれません。とにかく無料。
 ま、おれが書いているということで、ヤクオクや楽天のオークションで、1
冊1億円で取引されるでしょうが。\(^O^)/
 って、出品するの、お前じゃないの。株大暴落の損を取り戻そうとして。そ
ういえば、ジーワン、ジーワンと騒いで、競馬のG1で稼ぐから、高い本を買っ
ても大丈夫といってたのは、どうなったんだ。
 えーと、菊花賞はすっかり忘れていました。だって、その日、母の一周忌で
九州にいたんだもん。ま、秋華賞で、1000万円馬券を取ったからいいけどね
(大嘘、号泣)。

 大口獏さんからのメール。2008/10/24です。紹介が遅くなってすみません。
--- ここから ---
中村さま

ザベの頃からの一読者です。

私も以前はつまらない原稿をつまらない場所に出すことがあって、
ときおり、編集者の誤読による推敲に泣かされたことがありました。
中村さんのような方でもこういう目に遭われることがあるのですね。

それはさておき。

標題の件ですが、問題の原稿の中の「英語が読めない」を「英語の
読めない」としておけば、編集者に誤読されることもなかったのか
しらん?と思ったことでした。

以上、つまらない用件でメールなど差し上げて申し訳ありませんで
した。

私自身は、コンピュータやネットとは全く関係のない仕事をしてい
る人間なのですが、いつもいつも楽しく読ませていただいて、何か
と刺激をいただいています。

中村さんのますますの御健筆をお祈り申し上げます。
--- ここまで ---

 はい、おっしゃる通りです。
 それでも、ああ書き直されたかもしれないという不安はぬぐえませんが。^^;

乳の詫び状(2008/10/30)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: NHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッド」
---
 たまたまNHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回「日本アニメ vs ハリウッ
ド」の再放送を観ました。
 鉄腕アトムが、ハリウッドでCGアニメとしてリメイクされているんですね。
 最初のアトムの顔が、全然子供じゃなくて大人っぽい。
 アメリカ側は、市場調査をして、その結果の顔という。
 手塚プロは、今回の契約で承認権をもっていたので、天馬博士の亡くなった
息子として生まれたアトムという、アトムの設定の根底に関わることなので、
この顔を拒否。
 一方、ゴンゾは、アフロ侍という徹底的にハリウッド流で、アメリカおよび
世界に売れるアニメを作っている。その過程も密着取材。

 日米の考え方や手法の違い、お互いとまどい、衝突し、苦労し、そしてお互
いをなんとか認めるようになって、少しずつ、物事ができていく過程が非常に
よくわかりますね。

 ケーブルテレビJ:COMの東京のコミュニティチャンネルで、練馬のこともや
るんですが、練馬のアニメ制作会社を訪問して、アニメを支えてきた監督やス
タッフのインタビューなどやってます。
http://tokyo.jcommunity.net/tsub/special/
にある、「NERIMA ANIME WALK」「練馬アニメーション協議会プレゼンツ ね
りたんアニメワークス」ですね。

 あ、
http://tokyo.jcommunity.net/cms_content_view.php?tbid=67
ラグビーキング
http://tokyo.jcommunity.net/cms_content_view.php?tbid=40
FC東京ビバパラダイス
http://tokyo.jcommunity.net/tsub/hometown/hometown_main.php?s_area=3
こずえお姉さんのホームタウン
もよろしくね。

http://tokyo.jcommunity.net/
J:COM東京のコミュニティチャンネル

 そうそう、ついでに。
 J:COMのケーブルインターネットは、いま、最高速度160メガ(Mbps)なんです。
 うちは、一番安い8メガの契約なんです。夏前頃かな。なんか、速くなった
気がしたんです。そしたら、うちの付近も160メガになって、そのせいで、8メ
ガ契約の人も3倍の最高24メガになったんですって。そんなお知らせが入って
いた。
 実効速度は最高速度の3分の1という経験則からして、実際に計測したら、ち
ゃんと8メガちょっと出てました。
 値段変わらないから、なんか、得した。\(^O^)/
 馬場君んちは、160メガにしてて、軽く50メガ以上出てるって。実際はもっ
と出てても、家の中、100メガイーサでしか張ってないから、そこがネックに
なってるかもといってたけど。
 馬場君って誰?
 大学の同期。佐賀のがばいばあちゃんのロケがあった武雄ですばい。

http://www.jcom.co.jp/services/160m.html
160M

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: シャムスカ魔術、大分トリニータ物語、マルハン韓会長
---
 この前、北九州に帰ったんですが、ホテルにあった朝日新聞の2008/10/28
(日)朝刊。それに週刊九州というコーナーがあって、そこで「大分シャムスカ
魔術」というタイトルで、大分トリニータの快進撃の秘密に迫っていました。
 成長株のMF梅崎が浦和レッズに引き抜かれて、去年より戦力ダウンと思われ
ていたのに、リーグ戦も優勝戦線にいて、とうとうナビスコカップの決勝まで
行ったのはなぜか。

 シャムスカ監督の手法がぶれない、戦術がチームに浸透してきたことを上げ
ていました。
 「守備から入る」。この浸透が失点の少なさにつながっている。昨年60点も
あった失点の半分以下になったことが、快進撃の源という分析。
 個別には、攻撃的な守備で相手にプレッシャーをかけて中盤を支配し、セカ
ンドボールを拾いまくる、ボランチのホベルトとエジミウソンというブラジル
人コンビの存在。
 シャムスカ監督の指導方針は、選手を批判せず、自主性尊重だそうです。し
かし、シャムスカ監督自身は、「単に褒めるだけとは、受け取って欲しくない」
とインタビューに答えていて、大分には褒めて伸ばすやり方が合っていると思
ったので、そうしているそうです。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/28/2871022
大分トリニータ物語
で、「ビジネスジャンプ」増刊の「ビージャンこん」2008/05/01第40号に掲載
された「大分トリニータ物語」のことを書きましたが、また、ありました。
 同じく「ビージャンこん」の2008/12/01に、原作木村元彦、漫画宮城シンジ
「大分トリニータ物語」という同じタイトルで新作が載っています。
 今回は債務超過で破綻の危機にあったトリニータを救った、パチンコのマル
ハンの韓(はん)会長の話。
 霞ヶ関の自治省でエリート官僚だった地位を捨て、大分トリニータに身を投
じた溝畑社長。その心意気に感じ入って、大分には1店舗しかなくスポンサー
としてのメリットがないのにスポンサーになることにしたマルハンの韓会長の
波乱の人生と熱い思い。それがメインの話でした。
 マルハンはパチンコだから、Jリーグの規定では胸スポンサーになれないそ
うです。大分トリニータの場合は、特例で1年だけ認めたと。でも、特例の延
長は認められなかった。しかし、韓会長はスポンサーを降りなかった。スポン
サー探しに来たとき、「大分トリニータを5年以内に日本一にする」といった
溝畑社長の言葉を信じて、日本一になるまでスポンサーを続けると決めている
そうです。
 ↓に、この話がありますね。
http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/trinita/f-kt-tp0-20061202-124751.html
大分がマルハンとスポンサー契約更新

 マンガ的なドラマチックな演出もあるんだろうけど、大分トリニータ物語、
前回も今回も胸が熱くなる話です。
 人生、夢と情熱と信義ですなあ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: アマラオのドキュメンタリー映画「KING OF TOKYO O FILME」
---
 FC東京に在籍し、FC東京をJ1に引き上げ、キング・オブ・トーキョーとして
親しまれ、いまでも、ホームの味の素スタジアムには、その功績をたたえるゲ
ートがある、アマラオ選手。
 そのアマラオのドキュメンタリー映画がありますね。
「KING OF TOKYO O FILME キング・オブ・トーキョー・オ・フィウミ」
という映画です。いま、地元、府中で上映が始まっています。
 TOHOシネマズ府中の上映スケジュールは、
http://www.tohotheater.jp/theater/fuchu/index.html
をどうぞ。
 映画の公式サイトは、
http://www.kingoftokyo.com/
をどうぞ。

乳の詫び状(2008/10/29)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ノーベル賞受賞記念金帯ブルーバックス
---
 いま、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062571749/showshotcorne-22/
消えた反物質―素粒子物理が解く宇宙進化の謎 (ブルーバックス) (新書) 
小林 誠 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062572052/showshotcorne-22/
クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか (ブルーバックス) (新書) 
南部 陽一郎 (著)
には、ノーベル賞受賞記念で、「ノーベル物理学賞受賞」という特別の金帯が
ついているそうです。
 コレクターとしては、買い直さないとまずいかなあ。^^;
 その金帯だけ、売ってくれないかなあ。

 ちなみに、小柴先生の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573946/showshotcorne-22/
ニュートリノ天体物理学入門 ― 知られざる宇宙の姿を透視する (ブルーバッ
クス) (単行本(ソフトカバー)) 
小柴 昌俊 (著)
は、ノーベル物理学賞受賞記念のオビがついているものをもっています。

 上記リンクでアマゾンで買って、いま、金帯版が買えるかはぼくは保証でき
ませんので、ご注意を。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 金融危機の犯人はいったい誰だ
---
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20081022/174780/
金融危機の犯人はいったい誰だ
壮大な“悪者捜し”で浮かび上がる容疑者たち

金融崩壊に加担したとして非難を浴びている人々のスライドショーは、
http://images.businessweek.com/ss/08/10/1017_financial_crisis/index.htm
をどうぞ。
 低金利政策で住宅バブルを起こしたとして、いまや、神様から厄病神か悪魔
扱いになってしまったグリーンスパンも出てますね。^^;
http://images.businessweek.com/ss/08/10/1017_financial_crisis/7.htm
をどうぞ。

 アメリカは追及厳しいそうですね。その点、日本は楽勝ですね。\(^O^)/
 住専国会のときは、6000億円程度で大騒ぎしてたけど、そのあとは、もう、
何兆円税金ぶち込んでも、素通しですもんね。^^;
 いま思えば、年金制度という現在も大騒ぎがずっと続いている国家的詐欺よ
り、かわいいもんだったですね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 組込みシステム産学官連携技術交流会in熊本
---
 熊本で、組込みシステム産学官連携技術交流会があります。
■日 程 平成20年11月13日(木)〜14日(金)
■会 場 ホテルニューオータニ熊本 (熊本市春日)
■参加費 無料

 詳しくは、
http://www.es-kumamoto.jp/event/files/sgkkouryuukai0811.html
『 組込みシステム産学官連携技術交流会in熊本 』
をどうぞ。
 第9回全九州半導体技術フォーラムも同時開催です。
http://www.siiq.jp/g02.html
第9回全九州半導体技術フォーラム 
シリコンアイランドの再構築に向けて
〜飛躍に向けた地域企業の役割〜
をどうぞ。

 疲れがたまって寝てました。
 「北九州ネタ」で書いた、チンチン出したままがまずかったか。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

 一昨日の夜書いて、昨日午前0時にjouwa/salonに出したもの。

===
標題: 北九州ネタ
---
 母の一周忌で、北九州空港に飛んだんですが、銀河鉄道999のメーテルのロ
ボットは、白い布がかけられていて、メンテナンスのため、しばらくお休みし
ますなどと書いてありました。^^;

 門司では例によって、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/13/1851592
門司駅に降り立って知ったこと
にもリンクを書いている「楽の湯」に行きました。
 そういえば、ミンズはまだやってるのかなあ。

 一転落語調。
 「ふるさとは遠きにありて思ふもの」ってなことを申しますが、関門海峡を
露天風呂に入って眺める。これをやりますてぇと、考えが変わりますな。
 「ふるさとは近きにありて思ふもの。チンチン出して」\(^O^)/

 ほんと、関門海峡は、見ていて飽きない。
 人は死んでいくけれど、海峡も戸の上山も矢筈山も風師山も彦島も子供の頃
と変わらずにあるし、眺めているだけでありがたい。
 関門橋も下関の海峡ゆめタワーも見える。
 変わらぬものに囲まれて、しかし、海峡をいろんな船が刻一刻と通り過ぎて
いく。
 これを露天風呂に入りながら、眺めていられるんだから、最高。
 自然と、詩人、哲学者になりますね。チンチン出したまま。\(^O^)/

 北九州空港に、やはり、ありましたよ。飯塚の英雄、麻生太郎ちゃんのお菓
子。その名も「太郎ちゃんまんじゅう」。そのままんや。
http://www.saizon.net/manjyu.html
太郎ちゃんまんじゅう
 しかし、これは買わず、竹炭を練り込んで、筑豊のボタ山をイメージして作
ったという真っ黒なきんつば「竹炭きんつば ぼた山」を買いました。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/45796
「ぼた山きんつば」いかが 福岡・飯塚さかえ屋が発売
をみると、2008/09/05発売開始。売り始めて間もないじゃん。
 さすが、トレンディなおれ。←死語

 あれ? 九大の荒木先生から電話。
 いま、小倉で呑んでいる。信頼できる情報筋によれば、正三郎がいま門司に
おると聞いたから、呑もうというお誘い。
 すみません。もう、昨夜、東京に戻ってきました。^^;
 えっ、「正三郎にあいさつなしで小倉で呑むと、ヤクザをけしかけられると
脅されたので電話した(爆笑)」だって。
 一体、どういう信頼できる情報筋じゃ。

乳の詫び状(2008/10/28)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 中田育男著「コンパイラの基盤技術と実践」その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/08/3615983
中田育男著「コンパイラの基盤技術と実践」の続き。

 だいぶ前に買って、ざっと見ました。
 これ、フツーのコンパイラ本とは全然違いますね。
 フツーのコンパイラ本は、言語理論や字句解析、構文解析などフロントエン
ドの部分にかなりページを割きますが、本書は、そういうのは基本的にパス。
 前半の力点は、プログラミング言語やプロセッサに依存せずにどこまで最適
化できるか。そのための中間表現はどうあるべきかといった話題にあります。
 それを追求したのが、COINSプロジェクト。プロジェクトの解説と、COINSを
使って自分でコンパイラをどう作るかという話が後半のメインですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4254121733/showshotcorne-22/
コンパイラの基盤技術と実践―コンパイラ・インフラストラクチャCOINSを用
いて (単行本) 
中田 育男 (著)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Javaで動く物理現象の教育用シミュレータ
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/11/3572164
Javaで動くクールなツールたち
で紹介した連載。今回は、
http://sdc.sun.co.jp/news/cooltools/200810.html
第18回:ストップ・ザ・理科離れ!Javaで動く物理現象の教育用シミュレー
ター
Interactive Web Physics
です。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815144
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
の続き。

 祝、日経平均株価、バブル崩壊以来の最安値更新。\(^O^)/
 今日は、7000円割れ目前の7162円90銭でかろうじて7000円台を保ちましたが、
これまでのバブル崩壊以来最安値7607円は、軽く突き破りました。
 今回の世界的な金融危機。それまで神様だったのに、一転、A級戦犯の一人
とされているグルーンスパン前FRB議長が、責任の一端を認める発言をし、今
回の危機は、100年の一度の津波だといってましたが、そんなのは、もっと頻
繁に起きるだろうというのが、マンデルブロの主張。
 主流の金融工学がベースにしている正規分布だと、理論的には何万年に1度
などいわれる価格変動もけっこう起きている。だから、野口悠紀雄が信奉し、
学生に教え、入門書を書いているような正規分布をベースにしている金融工学
では、リスクを正しく見積もることは不可能。
 ってな話が、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492654178/showshotcorne-22/
禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン (単行本) 
ベノワ・B・マンデルブロ (著), リチャード・L・ハドソン (著), 高安 秀樹 
(翻訳), 雨宮 絵理 (翻訳), 高安 美佐子 (翻訳), 冨永 義治 (翻訳), 山崎和
子 (翻訳)
を読むとよくわかる。
 おれ、週刊ダイヤモンドの連載で読んで、山崎元を信頼しているが、彼なん
かは、何年も前に、いまどき金融工学で出てくるβなんて信用している奴、使
っている奴は、まともな現場の連中にはいないんじゃないかなどということを、
どこかで書いていて、なるほど、理論と現実の乖離が大きいから、現場ではそ
ういうもんなんだなと思いました。

 この本、経済の話、市場の話がターゲットですが、実際は、そこでの議論に
使うために、丹念にフラクタルの話をしています。ほとんど、マンデルブロの
研究の過程を一般向けに書いたものでもあり、フラクタルの一般向け入門書と
しても優れていますね。自伝的要素も強いです。
 何度も紹介している 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032672/showshotcorne-22/
高安秀樹著「経済物理学の発見」
だけではわからなかった経緯も、いろいろわかりました。

 たとえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/07/985930
伊藤清先生
で書いた
http://www.saiensu.co.jp/magazine-htm/spsk-200003.htm
三浦良造著「臨時別冊・数理科学 SGCライブラリ6 デリバティブの数理」(サ
イエンス社)
に出てくるフランスのバシェリエ(この別冊における表記はバシェリエー)のこ
とも出てきます。
 バシェリエは、なかなか面白い人物ですね。彼の学位論文は、金融工学をほ
とんど一人で作ってしまったような画期的な論文だったそうです。マンデルブ
ロによれば、金融工学を作ったといわれる、マーコヴィッツ、シャープ、ブラ
ック、ショールズなどは、バシェリエが描いた絵に最後の一筆の仕上げをした
だけだそうです。
 それほどの論文でしたが、1900年当時、金儲けの理論という下賤なものとし
て扱われ、フランスの数学界では認められず、バシェリエの人生は不遇だった
ようです。ただ、この論文審査には、かの大数学者ポアンカレが出席していて、
この論文の対象は、数学の通常の対象とはかけ離れているが、今までにない優
れた考察なので、もっと掘り下げるべきと評したそうです。さすが、ポアンカ
レですなあ。
 そして、バシェリエのお祖父さんは、銀行家で詩人!
 隔世遺伝でしょうか。ある教授を評したバシェリエの言葉にこんなものがあ
ります。
「型にはまった人物、物理の講義では教室そのものを真空にしてしまった」

 「教室そのものを真空にしてしまった」というのは、講義が退屈すぎて、学
生がみんな出て行ったという意味です。
 素晴らしい言語感覚。まるで、カート・ヴォネガット・ジュニアの小説に出
てきそうな一節。
 その他、いろいろ読みどころがあって、これ、おすすめです。

 これだけ暴落すると、やっぱ、いまの金融工学、おかしいぞと、本書が読ま
れるケースも増えそうですね。
 それと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782912
不確実性の経済学入門
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478001227/showshotcorne-22/
まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか (単行本) 
ナシーム・ニコラス・タレブ (著), 望月 衛 (翻訳)
や、この著者のもうすぐ出るらしい「ブラック・スワン」ね。「ブラック・ス
ワン」は、時流に乗って売れそうな気がしますね。

関連
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/11/26/970676
データや統計の罠と監視社会
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462153
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/05/2472636
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/07/985911
ブラック・ショールズの公式

 本書を読んだあとだと、前述「サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、
金融立国論その2」で名前だけ出した

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4811563115/showshotcorne-22/
熊谷善彰著「金融時系列データのフラクタル分析」 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4254295510/showshotcorne-22/
宮原孝夫著「株価モデルとレヴィ過程 (シリーズ・金融工学の基礎)」 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/491610613X/showshotcorne-22/
倉都康行著「リスク再考―カオス、フラクタルを視座として (金融職人技シリーズ)」 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4254295367/showshotcorne-22/

J.P.ブショー, M.ポッター著, 森平爽一郎, 森谷博之, 熊谷善彰訳
「金融リスクの理論―経済物理からのアプローチ (ファイナンス・ライブラリー (6))」
あたりも、えらく面白そうにみえますね。
 おれの場合、数学力ないから、楽しめないでしょうが(泣)。

===
標題: Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」その2
---
βを信頼していないってのは、観測された通りに今後の
市場が動くことはまずないから、でしょうか。

日経平均やTOPIXといったベンチマークとのβを1にでき
れば、市場平均以上に負けることはなくなります。勝つ
こともなくなりますが、責任は薄れます。
次に、δをヘッジしていきます。δヘッジが完璧なら、
市場が動いても運用責任者は何もすることがないはずで
すし、最近のような相場に慌てることもないはずです。
なぜなら、市場の動向に左右されないポジションになっ
ているからです。
それでも不安な場合は、γ・κ・θを調整すればいいわ
けですが、理論通りに市場が動くのであれば、数学者は
オプション市場で連戦連勝のはずです。そうはいきま
せんなあ。

δ以下の各項目については、ブラック・ショールズ・モ
デルによるものなので、その前提が間違っているとすれ
ば、調整する意味のない項目ということになりますね。


まあ、面倒な話だ。(それでまとめか)

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/25/3846074
「人任せ」の代償:Google Appsの障害が意味するもの
の続き。

===
標題: Re: 「人任せ」の代償:Google Appsの障害が意味するもの
---
 サーバにも手元にも両方にデータを置くことで、障害のリスクを減らす
という事は可能です。しかし、いずれも「安全」であり「安心」というわ
けではありません。
 サーバの障害も存在します。端末よりも頻度は低いとしても、いったん
障害が起きると影響は甚大なものとなります。したがって、複数のサーバ
と端末にミラーして置くことで、障害リスクを減らさねばなりません。
 しかし、複数のサーバや端末に同一の情報があると、情報の秘匿性など
は保証できなくなります。この兼ね合いの問題ですね。重要で機密性の高
い情報ほど、ハードとソフトの両面からの安全性を勘案しなければなりま
せん。当たり前のことですが・・・。
 Gmailですべて事足りるとするのは、もはや盲信に近いですから。そもそ
も情報そのものを電子化すると、無限に複写が可能となる事を前提とする
わけで、秘匿性・機密性の点から言えばきわめて脆弱になるという事でし
ょう。クラッキングの前に、その情報にアクセス権限のある人物の心変わ
りなどが存在しますし。
 情報セキュリティの要諦は、結局人間の信義とか忠誠心などに負うとこ
ろが大きいわけですから。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: 「人任せ」の代償:Google Appsの障害が意味するもの
---
>重要で機密性の高い情報ほど、ハードとソフトの両面からの安全性を勘案し
なければなりません。当たり前のことですが・・・。

 そのための1つの手段は、暗号化やワンタイムパッドなど。

> 情報セキュリティの要諦は、結局人間の信義とか忠誠心などに負うところ
が大きいわけですから。

 その通り。最終的に最大のセキュリティホールは、人間です。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/25/3845979
日経サイエンス2008年12月号は、ノーベル賞とスパイの大特集\(^O^)/
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001H87GO2/showshotcorne-22/ 
日経サイエンス2008年12月号
のネットのセキュリティとプライバシーの特集。
 この中に、セキュリティの専門家の座談会があります。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0812/200812_084.html
特集:ネットが蝕むプライバシー 座談会
セキュリティーを高めるには(IT企業セキュリティー担当者座談会)
 出席者は、上記をみてください。
 技術でどれだけ人間の愚かさをカバーできるか、その苦闘ぶりがよく出てい
る座談会です。

 その発言から。
「いずれデータ処理の多くは、自分のコンピューターにあるアプリケーション
ソフトウェアを用いずにネット経由で行われ、そうしたサービスを提供する企
業が増える。10年後には、現在セキュアコンピューティングと呼ばれているも
の(自分のパソコンなどを使い、十分な保護策を講じて行うデータ処理)は消え
失せているだろう」
「自宅で仕事をするためにデータをGmailで自分宛に送っているようでは、セ
キュリティを保証することはできない」

 セキュリティの専門家が、Gmailやウェブサービス、クラウドコンピューテ
ィングの現状を、どうみてるかがよくわかります。
 野口悠紀雄や勝間和代やその信奉者がやってることは、セキュリティ的には
アウトということ。
 野口悠紀雄は、例の週刊ダイヤモンドの特集で、日本企業は、ITを活用して
おらず、グループウェアといっても外部からアクセスできずに電話をかけて社
内の人間に聞くなどというアホなことをやっているといって批判していたけど、
前も書いたとおり、それは日本に限らない。
 セキュリティを考えているところは、アメリカでも日本でももっと厳しくや
っています。
 ぼくが知っているある大企業は、機密情報が漏れるといけないから、中枢部
はインターネットにつないでいない。当然、携帯電話もPHSの電波も入らない。
 別のところは、無線LANは使わない。有線LANのみ。無線は盗聴されやすいか
ら。
 別のところは、無線LANを使えるようにしている場所は、電磁的にシールド
して、電波がビル外に漏れないようにしている。
 軍はどこももっと厳しいことをやってますよね。自衛隊以外は。^^;

 そういえば、野口さんは、暗号についてもアホなことをいってて、頭が割れ
そうになったね。こういう人たちがICTの専門家のように思われて、ダイヤモ
ンド社など出版社が持ち上げて、一般人にデタラメというより、ほとんど日本
を破滅に導くテロ行為じゃないかと思われるような言説を得意げにばらまく。
 こういう連中がいるから、セキュリティをやってる人たちは、苦労するわけ
ですね。ほんと、困ったもんです。

関連
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/25/3846074
「人任せ」の代償:Google Appsの障害が意味するもの
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5

===
標題: Re: 「人任せ」の代償:Google Appsの障害が意味するもの
---
コストダウンしか考えていないシステム屋さんは、なんとか
機器を共通化しようとします。まあ、それがこちらの要求
なんでしょうけど。
で、ほかのシステムに足を引っ張られて、全部落ちちゃう。

--
つばめどん

===
標題: Re: 「人任せ」の代償:Google Appsの障害が意味するもの
---
> コストダウンしか考えていないシステム屋さんは、なんとか
> 機器を共通化しようとします。まあ、それがこちらの要求
> なんでしょうけど。
> で、ほかのシステムに足を引っ張られて、全部落ちちゃう。

 悩ましい問題でもあるのですよねぇ。堅牢さとセキュリティの確保を
ハードウェアで求めるとなると、導入するハードウェアの数などの初期
投資もだけども、それを維持管理するためのランニングコストも嵩む。

 まぁ、情報がそれほどの財産ならば、それを維持管理するための金を
ケチってはいけないわけですが、Gmail万歳などという人がオピニオンと
して敬われると、そうした本来の現場レベルで情報管理をしている人の
声などは雲散霧消してしまう。

 電子情報は電磁記録としても保持しながら、同時に紙媒体でも保持す
るというような手間も必要だし、情報管理部門などは人員の出入りにつ
いても「誰が」「何時」入り、その人がコンピュータを使った履歴は保
持してというようなトレーサビリティの導入も必要になります。

 そうした比較的真っ当な情報管理のレベルを考えると、この国の防衛
省やら自衛隊、あるいは警察の情報管理の杜撰さ、特にUSBメモリに情報
をコピーして自宅で作業するというような在り方はねぇ。まずそちらを
管理するような意識改革そのものが必須でしょうに。

-- 
たま@無精庵

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 久留米でB級グルメ対決B―1グランプリ
---
 福岡県の久留米で、B―1グランプリというB級グルメの対決イベントがあ
るそうです。
http://www.asahi.com/food/news/SEB200810250015.html
めくるめくB級ぐるめ 久留米B―1グランプリ迫る
をどうぞ。
「富士宮やきそば(静岡県富士宮市)」「小倉発祥焼うどん(北九州市)」以
外、食ったことがない。
 あ、「浜焼き鯖(さば)バラチラシ寿司(ずし)(福井県小浜市)」は、似
たようなのを羽田空港で買った記憶がある。でも、バラチラシ寿司じゃなかっ
たと思うけど。

中村(show)

===
標題: Re: 久留米でB級グルメ対決B―1グランプリ
---
ふらっと行って、ふらっと食べよう、と思っているあなた。
行列必死なので覚悟していってくださいね。

なにせ、数万人が押し寄せるイベントなもんだから、いち
いち現金で決済しているとパンクすることは過去に学習済
みで、そこはなんともならんのだそうです。

ゆっくり時間を取って、楽しく食べてきてくださいね
>行くつもりの人

--
つばめどん

乳の詫び状(2008/10/25)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか
---
 これも、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5
で書いたことの関連。

http://slashdot.jp/askslashdot/article.pl?sid=08/06/27/0414208
行動ターゲティング広告とプライバシー
 詳しいメカニズムは、高木浩光さんが書いてますね。
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbe000015102008
行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか

 ブラウザのバグを利用した、この手法、よく見つけたね。
 何が起きるかというと、フツー、GoogleでもAmazonでも楽天でもMixiでもど
こでもいいけど、あるサイト(仮にAとする)にアクセスすると、そのサイト(A)
内でやってることは、そのサイト(A)にすべて監視・記録されている。これは
どこでもやってること。
 ところが、この手法を使うと、A以外のどんなサイトを過去に見たことがあ
るかもサイトAは知ることができる。つまり、サイトAの運営者は、サイトAの
みならず、他のサイトへの行ったということも監視・記録できるというもの。
 高木さんの記事で、もっとすごいのは、携帯電話の携帯IDなど個体識別に使
える情報がどんどん使われている話。これで、どのサイトに行ったかもどんど
ん監視・記録できる。
 NTTドコモは、今年の3月に、携帯ID(iモードID)を一般サイトに公開したん
だね。全然、知らなかった。情報省、勉強不足。\(^O^)/
 一般の人も知らないでしょ。行動を逐一監視・記録されていることなんて。
 いい世の中になってきたね。情報省にとってサイコーです。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/25/3845979
日経サイエンス2008年12月号は、ノーベル賞とスパイの大特集\(^O^)/
で書いた話もあるし、やっぱり、野口悠紀雄や勝間和代やその信奉者みたいな、
Googleは便利だから使えばいいなんていう、無邪気で無頓着な奴、つまり、
ICT技術を知らない、ICTリテラシーの低いバカは、いいカモだという話になり
ますね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/25/3846074
「人任せ」の代償:Google Appsの障害が意味するもの
も参照。

 さ、明日は、かつての実家、北九州の門司で母の一周忌です。出かけます。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「人任せ」の代償:Google Appsの障害が意味するもの
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5
で書いたことの関連。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0810/20/news048.html
「人任せ」の代償:Google Appsの障害が意味するもの
 いくつか引用。
--- ここから ---
「(笑)この問題を深刻に考えるのが間違いだ。君たちは無料の電子メールサ
ービスを仕事で使っているのかい? 誰がそんなばかなことを決めたのだ? 
そいつをすぐクビにしろ」

「“タダ”で提供しているからといって、高い水準のサービスと信頼性を達成
する努力をしなくてもいいということにはならない。しかし、実際に何か問題
が起きても、ユーザーは文句を言えないのだということを理解すべきだ。SLA
(Service Level Agreement)も存在しないし、正式なサポートも限られてい
る」

 さらにドレーク氏は、もっと充実したサポートを必要とするユーザーは、24
時間サポートを提供しているGoogle Apps Premier Editionを購入すればいい
とアドバイスしている。同氏自身は、障害が起きたときに備えて電子メールア
カウントのバックアップを保持しているという。
--- ここまで ---

 野口悠紀雄や勝間和代やその信奉者や、かれらを使う週刊ダイヤモンドのあ
の手の特集は、ほんと筋が悪い。
 ICT技術を知らない、ICTリテラシーの低い話が多い。それをビジネスパーソ
ンにばらまいているんだもん。社会的害毒だよね。
 でも、彼らが責任を取ったり、反省することなど考えられない。
 サブプライムローン問題で、世界恐慌の危機になっても、金融立国をプッシ
ュした野口悠紀雄も、「銀行にお金を預けるな」などという本も出して煽った
勝間和代も何の責任も取らないもんね。
 要は、彼らやダイヤモンド社には、ビジネスパーソンはバカでいいカモって
ことです。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日経サイエンス2008年12月号は、ノーベル賞とスパイの大特集\(^O^)/
---
 正ちゃん、正ちゃん、大変だ、大変だ。
 どうした、どうした。
 昨日送られてきた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001H87GO2/showshotcorne-22/
日経サイエンス2008年12月号
をみてびっくりだぜ。
 なんだなんだ。ノーベル賞特集は、予想通りだろう。4人も同時受賞なんだ
から。編集、大変だったでしょうね。お疲れ様です。でも、これは、おれらが
びっくりする話じゃないだろ。
 ばかー。特集「ネットが蝕むプライバシー」を読んでみろ。すごいぜ。
 はうあ!! スパイ技術の紹介もあるじゃん。「スパイの手口は昆虫ロボット、
レーザー盗聴etc」だって。まずいなあ。
 だろ、だろ。情報省には都合が悪いぜ。情報省が金を出して開発させている
技術が一般人に知られちゃうぜ。
 ネット技術の進展と蝕まれるプライバシー、それに無頓着な人々の話も出て
いるなあ。啓蒙されると、おれらの仕事がやりにくくなるよなぁ。
 じゃ、この号、全部、買い占めて一般人の目に触れないようにするか。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/22/3837328
最近の雑誌から
で、書いた手口だな。よし、やれ!\(^O^)/ それから、全国の図書館から
も盗むのを忘れないようにな。

 目次は、
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=55812
をどうぞ。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5
で書いたように、野口悠紀雄や勝間和代やその信奉者みたいな無頓着な奴は終
わりだね。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/10/24)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: iPS細胞、理系のための人生設計ガイド、理系の女の生き方ガイド
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534043848/showshotcorne-22/
iPS細胞 ヒトはどこまで再生できるか? (単行本(ソフトカバー)) 
田中 幹人 (著)
を買ってらっしゃる人がいて、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582854311/showshotcorne-22/
iPS細胞 世紀の発見が医療を変える (平凡社新書 431) (新書) 
八代 嘉美 (著)
のことを思い出した。
 この本、オビの推薦の言葉は、筒井康隆さんが書いています。
 当然、筒井ファンとしては、資料として買っておかねばの娘。
 本書の内容は、iPS細胞に至る研究の流れがよくわかるものです。ES細胞と
は何か、再生とは何か、といったことがよくわかります。
 「終章“知”がヒトを変えていく」は、SFの世界。そして、ぼくが以前から
何度か口にしている「人間性(ヒューマニティ)とは何か」という問題意識が出
ています。
 あとは、本書を読んでください。

 iPS細胞といえば、山中伸弥京大教授。そして、筒井さんがオビを書いたと
いう、オビつながりで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575965/showshotcorne-22/
理系のための人生設計ガイド (ブルーバックス 1596) (単行本) 
坪田 一男 (著) 

 そう。この本のオビは、山中伸弥教授が推薦の言葉を書いています。
 研究者として成功するためのハウツー本、ノウハウ本です。この著者の本で
一番売れているそうです(当人による)。なお、著者は医学畑です。
 「経済的自立から教授選、会社設立まで」と副題にある通り、自分の体験か
らいろいろ書いてあります。ちょっと自慢話気味だけどね。^^;
 コネの作り方とか、ゴマのスリ方、教授にどうやってなるか、世間へのアピ
ール力をどう身に付けるかなどなど、盛りだくさん。
 研究者としてどう経済的に自立するかといったお金の話が多く書いてあるの
が、目につきますね。
 とかく理系は、目して語らず、研究さえできれば、あとの条件はどうでもい
いという人が多いが、それじゃ、だめだ。もっとアピールして、金儲けもして、
一度きりの人生なんだから楽しくやろうというのが、主張ですね。

 最後は、理系の生き方つながりで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573075/showshotcorne-22/
理系の女の生き方ガイド―女性研究者に学ぶ自己実現法 (ブルーバックス) 
(新書) 
宇野 賀津子 (著), 坂東 昌子 (著)

 これは、女性研究者が、どう自分の人生をマネジメントしていくかの実践的
ノウハウ、ハウツー本。
 第1章のタイトルからして、「理系が女性にとって魅力的な9つの理由」な
んで、うれしいよね。
 わかるわあ、私も、女だから。
 お前、いつから女になったんだよ。
 2行前からです。\(^O^)/
 「理系男社会で生きる9つの心構え」「結婚について9つのアドバイス」
「妊娠、出産と子育て15の乗り切り術」など、女性研究者に向けて、アドバ
イス満載です。

 真面目な話、ぼく、バイオ系の仕事もお手伝いしているでしょ。やっぱり、
女性の比率は、いわゆるICT産業よりずっと高い。これまで、一緒に仕事をす
る相手はほとんどいつも女性ですね。少なくとも相手方の数人の中に女性がい
て、その人が優秀。
 給料も、製薬業界などバイオ系は、ICTよりずっと高い。倍まではいかなく
ても、かなりいいところもあるそうです。
 てことは、皆の衆。バイオインフォマティクスができると、給料もいい、い
い女も手に入るで、ウハウハやで、おっさん。\(^O^)/
 ということで、ICT業界にいて給料が安い、嫁さんが見つからないとふて腐
れているそこの君。バイオ系に行きなさい。
 もちろん、おれ、どうなっても責任もたないし、知ランケイシュタインです。

 理系使い捨て社会がいや人は、よりよい環境(学術的にも経済的にも生活的
にも)を求めて日本を脱出することを考えてください。
 その他、関連ネタは、上の検索窓で「理系白書」で検索してください。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/23/3839830
放送禁止用語をリアルタイムで消す技術、MSが特許取得
の続き。

===
標題: Re: 放送禁止用語をリアルタイムで消す技術、MSが特許取得
---
 昨年か一昨年だったか、鳥越俊太郎が「気が狂ってる」と言ったら
司会者が「それって放送禁止用語じゃない?」と言い始め、スタッフ
がすぐに調べて、禁止用語ではないと判明したという説明があった。
そこで鳥越氏「でしょ、誰もキチガイなんて言ってない」と発言して、
結局後でお詫びをしてた。鳥越氏の抗議の意に基づく故意の発言なん
だろうな。

 あれもこれも規制規制でも、結局何年かすればその言い換えもまた
規制の対象になるだろうに。
 そうした自主規制に反発して書かれた「目の不自由なヘビ」(執筆
年が違うな)というのがある。
 http://bungei.net/bun/hebis.htm

                            穂高

===
標題: Re: 放送禁止用語をリアルタイムで消す技術、MSが特許取得
---
放送禁止用語なんてそもそも存在しないじゃないか。放送に
不適当と各放送局が勝手に規定している単語はあるだろうけ
ど。

発音することが問題なんじゃなくて、差別であったり、卑猥
であったりする意味合いだから問題なんだし。本末転倒と言
わざるをえないな、テレビ朝日。(だよね?)

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/23/3839832
翔泳社のSE Books Review 
の続き。

===
標題: Re: 翔泳社のSE Books Review
---
> 出版社の話じゃないよね?だって、出版社は未だに「重版出来」って
> 言うし、書くじゃないの。編集は流通にかかわらないって?そういう
> セクショナリズムが大企業病の始まりではないのさ。

 いや、日本語にやや不自由な人を、PC関連雑誌に回している、という
人員配置の問題かも。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: 翔泳社のSE Books Review
---
 10年ほど前、朝日新聞の「天声人語」だと思うけどソニーのこと
が書いてあって「ドイツではソニーのことをソニーと言う」といっ
たことが書いてあったので何のこっちゃと調べて貰ったら、最初の
原稿では「ドイツではソニーのことをゾニー」になっていたのに、
名前が違うと勝手に「ゾニー」を「ソニー」に書き換えられてしま
っていたそうな。おかげで意味不明な一文になってた。

                            穂高

===
標題: 「  」はださいかぁ
---

よく使います。社内文書とかだけど。
短い形容句と長い形容句がつく名詞句があるとき、短いのがどこに掛かるか
頭を使わずに直感的に判らないと、誤解されたり読みづらくなったりするので。
もしくは
   英語が読めない特に若い技術者のために,おれはぜひ日本語版が

でもねぇこの場合は。。。。。
誤解しやすい文章だから気をつけないと、と脊椎反射して欲しいなぁ
編集者なら。

# ソニーもすごい。
                         mtv
===
標題: Re: 翔泳社のSE Books Review
---
だからパソコン雑誌が次から次につぶれていくのか

---
つばめどん

乳の詫び状(2008/10/23)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 放送禁止用語をリアルタイムで消す技術、MSが特許取得
---
 すごいのぉ。予想されたこととはいえ、やっぱり、こういう技術がどんどん
出てきますね。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/21/news051.html
放送禁止用語をリアルタイムで消す技術、MSが特許取得
をどうぞ。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: テキスト入力小型マシン「ポメラ」
---
 思い切ったマシンが出ました。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0810/21/news069.html
入力はテキストデータだけ――折りたたみ式キーボード搭載の「ポメラ」

 なんか、ジェフ・ラスキンのオリジナルマッントッシュを思い出しますね。
 これについては、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo89.html
の「乳の詫び状(2005/03/05)」にある「オリジナルMacチームのJ・ラスキンが
死去」をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 100円パソコン
---
 この前、府中のコジマに行ったら、ASUSのEeePC。いわゆるネットPCとかい
われている、低価格のミニノートパソコン。
 あれが、100円だった。台数限定、期間限定で。
 少しいいモデルは、4980円だったかな。
 定価が5万円強するのに、なんで、そんなに安いのかと思ったら、イーモバ
イルとの抱き合わせ販売なのね。
 イーモバイルの何のプランか忘れたけど、2年間くらい縛りがあるプランだ
ったと思う。
 そうやって、第一印象の安さを強調して売ってるのね。
 だいぶ前の、携帯電話の販売で、1円携帯とかあった、あれを思い出すね。
 100円パソコンの場合、誰が、踏み倒されるリスクをかぶるの?
 イーモバイル? それともどこかのクレジット会社や保険会社?

 ヤクザが目をつけそうだけど、当然、対策はされているんでしょうね。台数
限定、期間限定だし。
 それでも、ソッコーで、運転免許証や保険証を偽造しまくって、手下を集め
て、学生だましまくって、契約させまくって、100円や5000円で仕入れたもの
を3万円や3万5000円くらいで闇に転売して、一儲け?
 1万台さばけば3億円か。\(^O^)/

 あ、エプソンも出すんだ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/21/news078.html
エプソンもミニノートPCに参入

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 翔泳社のSE Books Review
---
 翔泳社が自社が出しているコンピュータ関係の本を紹介する小冊子を出しま
した。それにぼくが書いています。
 表紙には、「気鋭のレビュアーによる書籍紹介!」となっていますが、もち
ろん、ぼくはレビュアーではない。単なる紹介者。
 書評やレビューという言葉は、非常に安くなっていますね。安直に用いられ
ています。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/28/3714428
勝間和代・小飼弾対談 
の続きを書こうとは思っているが、「弾さんが書いているものが書評? 冗談
だろう」ってな話は、そのときに、詳しく書きましょう。

 で、本題。訂正があります。
 SE Books Review Vol 001の4ページ、左段の真ん中やや下。

誤
 おれは英語が読めない。だから、特に若い技術者のためにぜひ日本語版が出
てほしいと思っていたが、10年経って、昨年ようやく出た。
正
 おれは、「英語が読めない、特に若い技術者のために」、ぜひ日本語版が出
てほしいと思っていたが、10年経って、昨年ようやく出た。

 渡した原稿の当該部分。
--- ここから ---
 おれは、英語が読めない、特に若い技術者のためにぜひ日本語版が出てほし
いと思っていたが、なかなか出ないのであきらめた。ところが、10年経って、
昨年ようやく出た。
--- ここまで ---

 多忙なときにコタさんから頼まれて、時間がなくて書けるだけ書いて原稿を
渡し、校正や分量に収めることなど、あとのことは編集者任せで校了にしてゲ
ラをみなかったのが失敗。
 句点と読点を勝手に変え、「だから」を勝手に入れて、文意を全然変えてし
まうとは思わなかった。担当した編集者は、編集者としての最低の常識もない
のかな。

 分量を削るため、「なかなか出ないのであきらめた。ところが、」を削って、
「が」にしたのは正しい。
 しかし、
「おれは、英語が読めない、特に若い技術者のためにぜひ日本語版が」
を
「おれは英語が読めない。だから、特に若い技術者のためにぜひ日本語版が」
に変えてしまうのは、ひどい。
 読点を句点に変えちゃったから、おれが英語が読めないことになっている。
しかも、勝手に「だから」でつないでやがる。
 「英語が読めない」は、「技術者」にかかる。それを明示するために、句点
ではなく読点にしている。そんな書き手の意図を読めないのね。
 驚いたな。この人、編集者なのに、文学的文盲です。勝間和代的な、データ
処理的な読み方しかできないのかな。

 文芸の編集者は、句点や読点ひとつを変えるのも、作家にお伺いを立てて確
認を取るのが常識とされていて、それくらい1文字、1つの記号にも気を遣う。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/05/3801045
筒井康隆「文学外への飛翔」、小森収「はじめて話すけど…」
にも書いたように、役者も、言葉にそれくらい気を遣う。

 コンピュータ関係が主力の翔泳社だから、そこの編集者には、そこまで求め
ないが、それにしても今回のは、ひどかった。責了にしちゃったおれも悪いん
だけどね。
 30年くらい前から、アスキー、ソフトバンク、日経BP、技術評論社、翔泳社、
朝日新聞などなど、パソコン関連出版の編集者は、たとえば、文藝春秋、新潮
社、朝日新聞でも学芸部などの文芸の編集者に比べて、言葉を扱う意識やスキ
ルが低く、仕事が雑だなと思うことがよくあって、電脳争乱節などで批判した
ことがあったが、30年経っても変わらないのかな。
 会社の中で、そういう基本的なところを鍛えて、後輩、新人に伝える人がい
ないんでしょうかね。

 ってなわけで、上記の訂正したものは、文章を読めない人のために、わざわ
ざ「と」でくくってみました。
 ほんとは、そこまでするのは、ダサすぎるんだよね。

中村(show)

===
標題: Re: 翔泳社のSE Books Review
---
> 30年くらい前から、アスキー、ソフトバンク、日経BP、技術評論社、翔泳社、
>朝日新聞などなど、パソコン関連出版の編集者は、たとえば、文藝春秋、新潮
>社、朝日新聞でも学芸部などの文芸の編集者に比べて、言葉を扱う意識やスキ
>ルが低く、仕事が雑だなと思うことがよくあって、電脳争乱節などで批判した
>ことがあったが、30年経っても変わらないのかな。

ここ,激しく同意。「……ことが出来し」と書いた原稿を「……ことができし」
と直され,そればかりか「フジモトさぁん,この『できし』って変ぢゃないです
かね?」と確認されたときは仰天したっけ。

> 会社の中で、そういう基本的なところを鍛えて、後輩、新人に伝える人がい
>ないんでしょうかね。

いないんでしょう。出てるのがそういうヒトがいるような本には見えないもの。

べ@「勝間 vs 弾 対談」批判,期待してるよん。

===
標題: Re: 翔泳社のSE Books Review
---
出版社の話じゃないよね?だって、出版社は未だに「重版出来」って
言うし、書くじゃないの。編集は流通にかかわらないって?そういう
セクショナリズムが大企業病の始まりではないのさ。

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/22/3837323
リボルテック ダンボーって何?
の流れ。

===
標題: ダンボー
---
> さすがの草野君も、こういうのまでは持ってないだろうな。
持ってますよー。
玄関に飾っております。

ダンボーといえば、
60坪書店日記というブログで定期的にネタになってて面白かったです。
http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/searchdiary?word=%A5%C0%A5%F3%A5%DC%A1%BC

  KUSANO, Takayuki <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>

===
標題: Re: ダンボー
---
>持ってますよー。
>玄関に飾っております。

 はっ、はは......草野くん......

                      穂高


===
標題: Re: ダンボー
---
ヤマト運輸の段ボールを使って、ネコハウスを作るのが
一部で流行しているのだが。

たぶん、それとはちがうのだな。

--
つばめどん

===
標題: Re: ダンボー
---
 はうあ!!
 こういうのも、もってるのか。しかも、玄関に。。。
 2次元専門じゃないじゃんよー。
 おっとろしかこつばーい、鮎原さーん。\(^O^)/

http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/searchdiary?word=%A5%C0%A5%F3%A5%DC%A1%BC
のダンボー、すばらしいね。
http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/20080211/1202754920
日販ダンボー、大地に立つ
http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/20080214/1202989494
大阪屋ダンボーも大地に立つ
http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/20080218/1203350901
トーハンダンボー爆誕
で、ついに、
http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/20080324/1206362618
6神合体ゴッド取次ダンボー
 なんか、感動した、おれ。
 元ネタと書いてあった、
http://members9.tsukaeru.net/ty1_toys/sakuhin/DANBOARD.htm
リボルテック・ダンボー5体合体 『グレートダンボー』
もすごいね。

 しかし、ダンボーって、すごいなあ。なんか、楽しそう。
 ダンボールを使っている業界なら、どの業界でも、業界ダンボーありだもん
な。そして、ダンボールを使ってない業界はない。
 野口悠紀雄が「ITは、GPT(General Purpose Technology)」とかいってるけ
ど、ダンボーこそ、GPTだね。\(^O^)/

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/22/3837328
最近の雑誌から
の続き。

===
標題: Re: 最近の雑誌から
---
>  最近の本だと、
> http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980883/showshotcorne-22/
> ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書 う 2-1) (新書) 
> 上杉 隆 (著)
> が、日本のジャーナリズムの腐敗。特に日本独特の報道カルテル制度である記
> 者クラブの腐敗をよく伝えています。
>  マスコミ、ジャーナリズムに興味がある人は必読。
>  ウワシンも、もちろん、必読だったんだけど、休刊して復活する気配ないし
> ね。
> http://www.uwashin.com/
> 噂の眞相(ウワシン)

 「噂の眞相」の広告営業は大変だったでしょうねぇ。ヴィレッジセンターのよ
うなシンパシーを持つ企業ばかりではなく、大手広告代理店とつながっているよ
うな企業では、搦め手からの圧力もあっただろうし。シンパシーを持っているよ
うな経営者でも、その息子は電通だとか博報堂などの広告代理店に人質として勤
務していたりする事が多いわけですから。

 フジテレビの「とくダネ」では上杉隆をコメンテーターとして使っていますが、
あれも経営トップは苦虫状態なんでしょう。ただ、そこそこの視聴率を取ってい
るから、スタッフなどが推すメンバーに対してあまり強く言えない。更に言えば
上杉本人だって「書く」ような場面では過激に振る舞えても、ああした場では人
間関係に縛られるし、話題部分にしかコメントが言えないから、あまり過激に振
る舞えないという縛りがある。牙を隠した状態で身過ぎ世過ぎに終始しなければ
ならないという局面でもわるわけです。

 鳥越俊太郎だってモーニングショーでは言葉を濁す。逆に「ザ・スクープ」で
は相当に(とは言ってもテレビ的にソフィストケートされているけど)突っ込む。
過激そうに見えて、実体は電波芸者となっている田原総一朗とは明らかに違うス
タンスですけどね。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: 最近の雑誌から
---
> 「噂の眞相」の広告営業は大変だったでしょうねぇ。ヴィレッジセンターのよ
>うなシンパシーを持つ企業ばかりではなく、大手広告代理店とつながっているよ
>うな企業では、搦め手からの圧力もあっただろうし。シンパシーを持っているよ
>うな経営者でも、その息子は電通だとか博報堂などの広告代理店に人質として勤
>務していたりする事が多いわけですから。

コラージュ事件以来、広告収入には依存しない体質にしていたと
思うけどね。総会屋系雑誌みたいに、媒体さえあれば中身は何が
書いてあってもいいってわけでもないわけだし。


>過激そうに見えて、実体は電波芸者となっている田原総一朗とは明らかに違うス
>タンスですけどね。
「過激そう」と「過激」は違いますからね。本人はそんなこと認
めたくないでしょうが。
同じアンソニー・ホプキンス相手のインタビューなのに、久米宏
と筑紫哲也で全く別人へのインタビューのようにみえたのは、い
つのことだったかしら。ああ、今日から久米宏はインタビューも
する番組を開始するそうですよ。ふふふ。

-- 
つばめどん

===
標題: Re: 最近の雑誌から
---
 そういえば、何周年かの記念号で、読者から、「せっかくいい記事がたくさ
ん載っているいい雑誌なのに、広告にエロ系のものが多くて、子供がいる家庭
ではリビングに置いておけません。なんとかならないでしょうか」みたいな質
問があって、岡留さん、なんか答えていました。
 つばめどんも書いているように、たぶん、コラージュ事件で、取次から広告
主から印刷所から一気にやられて、広告もエロ系も入れて、リスク分散したと
思います。
 岡留さんの答も、そんな感じだったと思う。
 あれ以後、印刷所の名前も出してなかったですし。
 ウワシンは、「過激そう」と「過激」の虚実ないまぜのバランス感覚が、時
代に合っていて優れていたんだと思いますよ。岡留流の演出のうまさなんでし
ょうね。

中村(show)

乳の詫び状(2008/10/22)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ラグビー、トップリーグ第5節
---
 東芝は、宿敵NECに予想外の大差で勝ちました。
 どっちも府中に事業所があるので、応援はしたいんですけど、ラグビー部を
府中に置いている東芝を応援することになります。
 同じ業界のライバルということなのか。東芝対NECの戦いは、毎年すさまじ
いです。最近では、日本一を分け合った試合がすごかったですね。
 これ↓ですね。
http://ja.wikinews.org/wiki/ラグビー・日本選手権はNEC、東芝府中の同点優勝、東芝府中三冠達成

 ケーブルテレビJ:COMのJSPORTS 1と、tvk(テレビ神奈川)が放送してくれた
ので、それで観ました。tvk、ラグビー中継、いつも、ありがとう。

http://www.jsports.co.jp/
JSPORTS
http://www.tvk-yokohama.com/
tvk テレビ神奈川
http://www.tvk-yokohama.com/rugby/
tvk ラグビー中継

 試合の前半はNECがPGからリードして、例によってガシガシ当たって、はが
しに来る激しい守備。東芝は、チャンスらしいチャンスなし。ゴール正面のPG
があったんですが、これを新外国人のSO、ヒル選手がはずしちゃう。流れが悪
い。
 前半0-6でNECがリード。
 ところが後半だけで、東芝が4トライも取っちゃうんです。上記日本選手権
みたいに、ロースコアの戦いだと思っていて、それを考えるとPGをはずしたの
が最後まで響きそうと思っていたから、びっくり。
 その他、詳しくは、
http://www.top-league.jp/news/news5085.html
5節 マッチ&会見リポート(東芝 26-9 NEC)
をどうぞ。

 個人的には、東芝の大野選手がマン・オブ・ザ・マッチを取ったのがうれし
かった。空中のボールを競り合ったとき、がつーんと横から激突されて、その
まま、背中から大野選手が落ちていったシーンがあったんですが、さすが、す
ごいね。腹筋とか首の鍛え方が半端じゃない。背中から落ちても、後頭部が全
然地面に触れない。しかも、何事もなかったかのようにすぐ起きてプレーに参
加。\(^O^)/
 ヒル選手からのキックパスを、大野選手が拾って、ウイングのような走りで
トライを取ったのはかっこよかった。190cm以上、100kg以上の人が、あれくら
い走るのが世界レベルだもんね。あと、たしか、最後のトライも大野選手が密
集からボールを拾って抜け出してラストパス。守備でもよく貢献していました。
 大野選手、たまーに見かけるんです。仲間と歩いてるときもあるし、自転車
に乗ってるときもあるし。声、かけたいけど、なんか畏れ多くて。

 新ルールの試験導入(ELV)後、初めて試合を観ましたが、影響は大きいです
ね。

 去年までの東芝はドライビングモールが大きな武器でしたが、ELVでは、モ
ールを守備側が意図的に崩しても反則ではなくなったので、東芝はモールをや
りませんでした。
 それから、22mラインの内側からのダイレクトタッチキックが、蹴った地点
でのラインアウトになるので、とりあえず、窮地を脱するためにダイレクトタ
ッチを蹴ることができなくなりました。ただ、パスで受けて、22mの内側から
ダイレクトタッチを蹴ったときは、ボールがタッチラインを切った場所で、ラ
インアウトみたいです。よーわからん。
 とにかく、タッチキックで試合が切れることがほとんどない。みんな、ノー
タッチのキック。守備側はそれをキャッチしてカウンター攻撃。ずっとプレー
が続くので休憩がない。これは、体力的にきついですよね。

http://www.rugby-japan.jp/news/2008/id4391.html
IRB理事会決定、試験的実施ルール(ELV)実施について
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10002000/1112008082811.html
全世界で新ルールが導入 ラグビー観戦どう変わる?
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/columns/imaizumi/2008/20080918-41.html
【今泉清のスーパーアタックル2008:第2回】 ELV導入で、これからのチーム
強化の道とは…
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/columns/imaizumi/2008/20081004-42.html
【今泉清のスーパーアタックル2008:第3回】調整週に入ったトップリーグに
思う〜トニー・ブラウンの正確無比なキックの背景〜

 あちゃ、東芝同様、府中にラグビー部を置いているサントリーは、ヤマハ発
動機に負けてますね。
http://www.top-league.jp/news/news5097.html
5節 マッチ&会見リポート(ヤマハ発動機 31-27 サントリー)
をどうぞ。
 それにしても三洋電機、強すぎる。
http://www.top-league.jp/news/news5091.html
5節 マッチ&会見リポート(三洋電機 61-7 福岡サニックス)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 2日間みっちり!Lispチュートリアル & 事例紹介セミナー
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/19/3830635
Shibuya.lisp第1回テックトークイベント大盛況\(^O^)/
に続いてLispネタ。

 この時期、毎年恒例のLispのイベントがやってきます。
 数理システムとFranz社のイベントです。
 詳しくは、
http://jp.franz.com/base/seminar-2008-11-14.html
2日間みっちり!Lispチュートリアル & 事例紹介セミナー
をどうぞ。
 FranzのAllegro Common Lisp(ACL)については、
http://jp.franz.com/
をどうぞ。
 おれ、毎年、これが楽しみです。
 行けなかったけど、去年のことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/06/1894686
恒例、数理システムとFranzのLisp特別イベント
に書いてあります。
 そこに、さらに前の年の分へのリンクがあります。

 今年は、第1日目、2008年11月13日の分は、きっと行ってる時間がないので、
とりあえずパス状態。黒田さん、すみません。行ける気になってきたら、行く
かもしれないけど、そのときには、もう満員でしょうね。^^;
 MOP(Meta Object Protocol)というのは、Common Lispでオブジェクト指向プ
ログラミングをできるようにしているCLOS(Common Lisp Object System)の中
核技術です。
 C++やJavaなどでは、最初から言語仕様と言語の実装者によって固定されて
いるオブジェクト指向のメカニズム自体を、ダイナミックに好きに変更できる
のが、MOPです。
 第2日は行くつもりで申し込みました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 最近の雑誌から
---
来週の週刊ダイヤモンドは歴史特集。年号を覚えるのが
大嫌いだったので、歴史も嫌いだったが、それはお勉強
でのおはなし。でも、経済誌で特集する必要性は薄いよ
うに感じたのは俺だけか。教科書で教える内容が俺らの
ころとは違ってるんだって話だとか、内容自体は面白
かったが。

来週の週刊東洋経済は特集「家族崩壊」。しばらく前に
ダイヤモンドが特集した下流社会につながるもの。下流
は遺伝するだとか、大阪府内の生活保護対象世帯マップ
に驚いた覚えがある。労働条件、短期雇用問題、少子高
齢化、教育産業など、いろいろな問題が繋がっているの
だよね、この問題は。

先週(10月16日号)の週刊文春。淑女の雑誌から。
ちがう
「仕事のはなし」は元MSの中島聡さんという人。ウィン
ドウズ95は俺が作っただとか、OSとIE統合は俺が言い出
したことだとか、自慢だらだらかと思いきや、独立して
からの失敗にも言及していて、面白く読みました。
「10・26総選挙をでっち上げたのは誰だ!」だとか、
地味だ地味だといわれるニュース23の後藤謙次キャスター
へのインタビューだとか、面白く読めるところがいろい
ろとある先週号でした。350円なら、内容としては十分
じゃないかなあ。

証券・金融界の混乱が未だに続いておりますが、こうい
うときこそ経済誌の出番ではないのだろうか。何が起こっ
たのか、なぜ起こったのか、これからどうなるのか、新
聞にはできない切り口が必ずあると思うのだが。

--
つばめどん

===
標題: Re: 最近の雑誌から
---
 中島さんは、非常に優秀な人。早稲田の学生時代、アスキーから出ていた
CANDYを作った人ですね。
 CANDYはすごく売れたので、元MSKK(マイクロソフト日本法人会長)の古川さ
んは、中島には数億円払ったとかいってたね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/中島聡
をみると、ちゃんと書いてありますね。
 一度、NTTに入って武蔵野通信研究所にいたのか。1985年ごろか。武蔵野通
研の竹内郁雄さんのところにTAOを見学に行ってたころかな。竹内郁雄さんは、
大御所Lispハッカーね。
 あ、こんなところでインタビューに。\(^O^)/
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001157
竹内郁雄@Lispハッカーは、日本のゲルトミューラーだ/Tech総研

 最近の雑誌ネタだと、おれは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001FAG2O2/showshotcorne-22/
サイゾー 2008年 10月号 [雑誌] (雑誌) 
を読んだ。
 サイゾーのサイト
に行くと、
http://www.cyzo.com/2008/10/post_1092.html
「小林よしのり vs 佐藤優」──論争ではなく"戦争"が勃発!?
なんてのがありますね。
 10月号の内容紹介は、
http://www.cyzo.com/2008/09/post_950.html
サイゾー10月号発売! 「人気企業のヤバい噂」
にあります。
 「人気企業のヤバい噂」は、何度かやってるから、人気企画なんでしょうね。
http://www.cyzo.com/2008/09/post_916.html
グーグルが起こす"広告革命"と"プライバシー監視"ビジネス
は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5
で書いたことと関係ありますね。

 10月号、個人的な注目記事。
・『大野大麻事件』講談社vsジャニーズの"落とし所"
 これ、嵐の大野君が大麻やってたという話を週刊現代が書いたけど、ジャニ
ーズ事務所が例によって講談社のあちこちの雑誌に、たとえば、ジャニーズの
タレントの写真は使わせないなどの圧力をかけて、黙らせたという話。ま、ジ
ャニーズはいつものことです。
 もちろん、こういうことは、テレビ局は絶対報道できない。なにしろ、民放
はジャニーズと吉本なしでは番組が作れないから、逆らえるわけがない。
・http://www.cyzo.com/2008/09/post_948.html
 報道は捏造まみれ......その実態を共同通信OBが暴露!
 これも、日本のジャーナリズムがいかに腐っているかがよくわかる話。
 『書かせない捏造』とは、なるほどねえ。
 政治部の記者って腐る奴はすぐ腐る。それで権力の階段を上っていく。
 彼らにとってのあこがれ、いわゆるロールモデルは、読売新聞の頂点にまで
上り詰めたナベツネでしょうね。
 斎藤史郎「ザ・記事審 ― より正確なニュ−ス報道への試み」は、アマゾン
にはないですね。紀伊國屋の
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4903901084.html
でみると、入手不可。もう売り切れ? ヤバいと思った日経が買い占めたかな。
 企業が自分に都合の悪い記事が出そうなときは、まず、電通などの広告代理
店がつぶしにかかりますが、休刊しちゃったけど、「噂の眞相」(以下、ウワ
シン)のような雑誌だとその手は通用しない。結局、出たら、全部、一気に買
い占めて一般人の目に触れないようにするのが常套手段。かつて、ウワシンが
NECの関本会長関連のスキャンダルを書いたとき、品川、三田、田町あたりの
書店からは、ウワシンが瞬間蒸発。編集部には、今月号は出てないのか、どこ
に行ったら買えるんだとか問い合わせや苦情の電話がばんばん入って、往生こ
いたそうです。
 最近の本だと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980883/showshotcorne-22/
ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書 う 2-1) (新書) 
上杉 隆 (著)
が、日本のジャーナリズムの腐敗。特に日本独特の報道カルテル制度である記
者クラブの腐敗をよく伝えています。
 マスコミ、ジャーナリズムに興味がある人は必読。
 ウワシンも、もちろん、必読だったんだけど、休刊して復活する気配ないしね。
http://www.uwashin.com/
噂の眞相(ウワシン)

 ウワシンは、昔の記事を検索して買えるになったのね。検索でもしてみたら。
どういう記事があるか、わかるから。

 おれのウェブやブログで、ウワシンについて書いたことは、上の検索窓に
「噂の眞相」「噂の真相」「ウワシン」「うわしん」など入れて検索してみて
ください。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/19/3830635
Shibuya.lisp第1回テックトークイベント大盛況\(^O^)/
から派生。

===
標題: 暗黒通信団
---
書泉グランデに本がおいてあった。
『円周率1000000桁表』
『K-theory入門』
前には
『高校生のための、何でも複素化!』
なんてのもあったなあ。

下村

===
標題: Re: 暗黒通信団
---
 そうそう。イベントのライトニングトークでも、いくつか本の紹介がありま
した。
 単に同人誌を作って仲間内だけで楽しんでるだけかと思ったら、ちゃんと
ISBNを取ってるのがすごいと思った。^^;

http://mikaka.org/~kana/
暗黒通信団
に行くと、紙がかり活動の中に
http://mikaka.org/~kana/d.htm?goods-j.html
発行同人誌リスト
があって、けっこうな数、出しています。
 いま、ジュンク堂では、最新刊の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873100887/showshotcorne-22/
e―自然対数の底100万桁表 (単行本) 
真実のみを記述する会
と、品切れの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487310002X/showshotcorne-22/
円周率1000000桁表 (-) 
牧野 貴樹 (著)
が人気だそうです。
 イベントで紹介があった「中身のない本」は、アマゾンにはないですね。こ
れ、中が白紙でメモとしても使える。出版業界でいうところの束見本ですね。

http://mikaka.org/~kana/d.htm?howtoget-j.html
同人誌の入手方法(および在庫情報)
をみると、
--- ここから ---
問題は、データベースの整合が悪く、在庫切れの本でも平然と注文できたり、
在庫があるのに絶版扱いになってるものもある点。
--- ここまで ---
などと書いてあって、面白いね。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: リボルテック ダンボーって何?
---
 リボルテック ダンボーって、初めて知った。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000WF1TKS/showshotcorne-22/
リボルテック ダンボー 
海洋堂
 アマゾンの商品紹介に、「段ボールの質感も、必要以上の塗装で再現」と書
いてあるし、アマゾンの素人評をみると、2分後に足がモゲタとかいろいろ書
いてあって、なんか、楽しそうだなあ。
 アマゾンバージョンもある。^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000YW6UQ2/showshotcorne-22/
リボルテック ダンボー アマゾンボックスバージョン
海洋堂

 さすがの草野君も、こういうのまでは持ってないだろうな。

乳の詫び状(2008/10/19)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 将棋、第21期竜王戦始まる
---
 いよいよ、渡辺竜王と羽生名人がタイトル戦でぶつかる竜王戦7番勝負が、
パリで始まりました。
 どっちが勝っても、永世竜王の資格を得る戦い。将棋界で現在最強を誇る羽
生世代と、新興勢力渡辺世代の世代間対決でもあります。
 個人的には、将棋でチョーうれしいことがあって、その関連で、渡辺竜王に
防衛してほしいんですけど。^^;

http://live.shogi.or.jp/ryuou/
竜王戦中継サイト
http://www.shogi.or.jp/
日本将棋連盟

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/14/3762573
竜王戦、羽生4冠が渡辺竜王に挑戦
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/09/3752460
将棋ソフト「激指」シリーズのサポートページ、村山聖九段、銀河戦
で紹介した、渡辺竜王がやった解説会。
 そのとき、話していた竜王戦にまつわる話、たとえば、食事の話など、時間
があったら書きますね。
 お前、時間があったら書くといって、書いたこと滅多にないね。
 すみません。時間があったら寝てます。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Shibuya.lisp第1回テックトークイベント大盛況\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/22/3778843 
Shibuya.lisp結成と第1回テックトークイベント
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/23/3780265
Re: Shibuya.lisp結成と第1回テックトークイベント
で紹介したShibuya.lispの第1回テックトークイベントに行ってきました。

http://shibuya.lisp-users.org/2008/09/23/sltt-1/
Shibuya.lisp テクニカルトーク#1
http://shibuya.lisp-users.org/2008/10/18/sltt-1-tb/
2008/10/18 Shibuya.lisp テクニカルトーク #1 開催!!

 大変、楽しかった。飲み会も楽しかった。じじいの昔話を聞いてくれてあり
がとう。あんなんでよければ、あと100回は同じことをいうぞ。\(^O^)/
 真面目な話、つまずくところは、おれの30年前、20歳のころLispを知っ
たときとよく似ている。
 とにかく、Lispは、( と ) の中に好きなものを入れて、それをどう解釈し
ようが全部勝手にやってよいということさえ押さえておけばいい。そういうア
ナーキーなものであることさえ、わかれば、あとは全部枝葉末節のこと。フリ
ージャズみたいなもんですわ。
 若い人がどんどんLispにエネルギーを投入してくれているのが肌身を通じて
わかって、これなら、日本のソフトもコンピュータサイエンスも一安心。これ
からも、どんどんLisp的なものに突っ込んでいってください。
 ファンキーな若いみなさんのことを、頼もしく思っています。

 関係者のみなさま、ほんとにお疲れ様でした。
 最初、20人くらい来ればといってたそうな。ところが、定員60人があっとい
う間に満席。キャンセル待ち続出だったそうな。
 次回は、1万人来るから日本武道館だな。\(^O^)/

 ひげぽんさんの
http://d.hatena.ne.jp/higepon/20081018/1224340756
Shibuya.lisp Tech Talk #1 無事終了
 ひげぽんさんの
http://b.hatena.ne.jp/higepon/shibuya.lisp/
にある中だと、
http://emasaka.blog65.fc2.com/blog-entry-465.html
が一番詳しいですね。
http://cadr.g.hatena.ne.jp/g000001/20081018/1224341021
L4uの->とit
もちょっと面白い。
 みんな、L4uが気になったのね。
 おれ、一番気になったのが、暗黒通信団。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: Shibuya.lisp第1回テックトークイベント大盛況\(^O^)/
---
武道館でイベントやるなら、前座として演武をすると料金が
安くなるそうですよ。
やんのかよ。

11月15日は定員がないので、まだ参加可能ですよ〜。

--
つばめどん

乳の詫び状(2008/10/16)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 自発的対称性の破れ
---
 南部先生ノーベル物理学賞受賞で、一般の人にも名前が知られるようになっ
た「自発的対称性の破れ」あるいは「対称性の自発的破れ」。

自発的積極性の破れ
 さぼり。
自発的信頼性の破れ
 厚労省、社保庁か。
自発的変態性の破れ
 へんたーい、止まれ!
自発的男性性の破れ
 オカマ、ニューハーフ。

 なんにでも応用できるな。流行語大賞だろう。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 祝物理本特需、趣味で物理学の本、EMANの物理学、物理のかぎしっぽなど物理学サイト紹介
---
 ノーベル物理学賞受賞で、書店が、フェアをやったり、物理の本を発注かけ
まくってるようですね。
http://www.sankei-kansai.com/2008/10/08/20081008-002894.html
書店に「物理学」特設コーナー

 南部先生の一般向けの本は、何度も言及した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062572052/showshotcorne-22/
南部陽一郎著「クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか」(講談社ブルー
バックス)
のことでしょうね。

 まあ、なんだな。ノーベル賞をこんなに一気に受賞できたのも、おれが、こ
の数年、物理や数学や科学のことをここで熱心に書いたおかげだな。
 総理の太郎ちゃんはもちろんのこと、科学の関係者、みんな、おれに感謝す
るように。\(^O^)/

 ってなわけで、おれも勝手に物理本と物理学サイト紹介。

■EMANの物理学
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844607162/showshotcorne-22/
趣味で物理学 (単行本)
広江 克彦 (著)
は、後述の物理数学の本を見に行ったときに、見つけて買った。
 趣味でやってるのは偉いなあと思って、即、ご祝儀。\(^O^)/
 これで、初めて
http://homepage2.nifty.com/eman/
EMANの物理学
というサイトを知った。
http://homepage2.nifty.com/eman/greeting.html
あいさつ
がいいでしょ。いろんな人が手助けしながら、一緒に勉強している感じが伝わ
ってきた。
--- ここから ---
 家族を養っていかなければならない大変多忙な身でありながら、 自分とい
うものを見失わないように、 何か、得意な分野を極める時間を取らなければ
ならないと考えた。
 そこで、小さい頃から大好きだった物理学の勉強の時間を 一日1時間取る
ことにした。
 しかし、何年ものブランクがあるために 昔学んだ多くのことを忘れてしま
っている。
--- ここまで ---
には、大いに共感する。
 おれの場合、いまやってるのは、将棋とピアノかな。別に得意分野じゃない
し、小さい頃から大好きだったわけじゃないし、一日1時間取ってないけど、
でも、少しずつでも、やってるから、楽しい。

 あ、「趣味で相対論」も出ている。ご祝儀、ご祝儀。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844607308/showshotcorne-22/
趣味で相対論 (単行本) 
広江 克彦 (著)

■物理のかぎしっぽ
 実は、物理学のサイトは、
http://www12.plala.or.jp/ksp/index.html
「物理のかぎしっぽ」
を知ったのが、「EMANの物理学」よりずっと先。
 2年くらい前かな、初めて知って、感激するとともに、全然数学がわからな
くなってることに愕然とした。
http://www12.plala.or.jp/ksp/mathInPhys/index.html
「物理のかぎしっぽ」 物理数学
を読んでも、ああ、そういえばそういうのあったなあと遠くを見る目になっち
ゃったもん。
 ちなみに、このサイトは、Unixのpopenを検索したときに出会った。
 何のソースを読んでいたときだったかな。popenって、そんなことできたっ
けと思って検索したのね。そしてわかったことは、FreeBSDのpopenって、一発
で双方向パイプが作れるのね。ほぉ、便利などと思った。でも、移植性がない
から、使わないけど。^^;
 そうやって調べている課程で、「物理のかぎしっぽ」を知ったんです。GNU 
plotを動かすページでした。

■楽しい物理ノート
http://hb3.seikyou.ne.jp/home/E-Yama/index.html
楽しい物理ノート
 ここは、いきなり難しいなあと思った。たしか、留数のことを調べていて、
出会ったんじゃないかな。
http://hb3.seikyou.ne.jp/home/E-Yama/CoffeeBreak.html
楽しい物理ノート コーヒーブレイク
の「【対話】ローラン展開と留数・主値積分」だったと思う。きっと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2727866
留数
のころだろうな。
 ドメインは違うけど、bbsがあって、
http://6617.teacup.com/jah00121/bbs
楽しい物理の小部屋掲示板
がそれ。KENZOUさん、よく丁寧に答えてるなあと感心した。心優しく辛抱強い
人なんでしょうね。おれだったら、バカヤローで終わり。\(^O^)/
 だって、自分の宿題をそのまま質問して、KENZOUさんに解いてもらってその
まま提出しようとしているんじゃないかと思うんだもん。単に便利屋扱いして
いるんもん。

■物理のぺーじ
http://members3.jcom.home.ne.jp/nososnd/top.html
物理のぺーじ
も、いきなり難しいなあと思った場所。

■数学:物理を学び楽しむために
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/mathbook/
数学:物理を学び楽しむために
は、物理に使う数学の基本を網羅している。500ページを超える大作を書いて
公開しているのは、立派。

 お前、このあたりのサイトに何が書いてあるかわかるのか。
 わからんから、物理数学やろうと思ったんじゃないか。おれ、昨年の12月
か今年の1月か。発作的に来年(あるいは今年)、量子力学ちょっとやってみよ
うと思ったのね(爆)。
 ま、地球人の科学レベルを調べるおとめ座銀河団のスパイとしては当然だな。
 で、新宿ジュンク堂であれこれ手にとってみたんだけど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061545310/showshotcorne-22/
なっとくする演習・量子力学 (単行本(ソフトカバー)) 
小暮 陽三 (著)
ならわかりそうと思ったの。ちゃんと数式もあるし、手で解きながらわかりそ
うだし、量子力学のエピソードもあれこれ書いてあって、読み物としても読め
そうだし。1月か2月に買ってきてさっそくやり始めた。本書では、最初にコ
ンプトン効果の話が出てきて、波長を求める式を計算する。ざっと読んで、こ
れならできそうと思って、本を伏せて自分でやってみた。答え合わせしたら、
おれが導いた式には、cos(コサイン)がない。\(^O^)/
 ばかー。お前、たとえば、太字でP・Qと書いてあったら何だ。
 ポール・キューちゃん?
 はあ?
 ガイジンさんの名前。
 はあ?
 だって、ポール・マッカートニーのこと、P・マッカートニーとか、先日亡
くなったポール・ニューマンのことを、P・ニューマンって書くでしょ。
 えっ? でも、ポール・キューちゃんて誰?
 えと、それは、ポール・マッカートニーとマラソンのQちゃんこと高橋尚子
さんが結婚して、ポール・キューちゃんになって、えと、それから、
 あぬなあ。字が太字になってるでしょ。これ、意味があるでしょ。
 えっ、そうなの? 単にインクがにじんでいるのかと思った。\(^O^)/
 ばかー。思い出せ。
 あ、ひょっとしてひょっとこ。太字で書いてあるのは、ベクトル量なのか。
そういえば、そういう慣習があったね。\(^O^)/
 お前なあ。まあいいや。じゃ、P・Qの間にある「・」は?
 ほくろ?
 ばかー。ベクトルに「・」がつけば、なんとか積だろ。
 親戚?
 あほか。
 霞ヶ関?
 もう、帰るわ、おれ。
 ごめんごめん。ああ、わかった。内積か。
 そうだよ。内積だから、三角関数がつくよな。
 えーと。たしか、外積が平行四辺形の面積と同じだから、sin(サイン)でし
ょ。ということは、内積はsinじゃないから、cos(コサイン)? あー、だから、
cosが付くのか。
 お前、そんなに遠回りしないと内積も出てこないか。30年何もしないと、
こうまで忘れるかなあ。もう死んだも同然だな。少し基本的な数学だけでもや
り直せ。
 はい。

 ということで、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/19/1123372
Maxima、すげえじゃん
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/26/1138367
Maxima, KNOPPIX/Math, R, Octaveその他
のころから、いくらなんでも、少しは数学を思い出さないと、Maximaなどのソ
フトが嘘の答を出してもわからないから、ヤバそうと思っていたし、そもそも
物理の本を読んでも、数式がわからないと楽しめないと思って、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2725375
物理数学入門本、大人買い\(^O^)/
で書いたように物理数学本の手を出すようになったんです。そんなこんなで、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/22/3589649
おれでも漫画が描けるようになる?
で書いたような気持ちになったんです。
 で、「なっとくする演習・量子力学」は、その後、どうなったんだ。
 コンプトン効果から1ページも先に進んでいません。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/14/3818590
Re: ノーベル物理学賞
の続き。「Re: ノーベル物理学賞その2」ね。

===
標題: Re: ノーベル物理学賞
---
> 研究費も不十分、報酬も少ない、それで根性で成果上げろだもん。税金は、
>法学部、経済学のバカ役人どもが飲み食いや女につぎ込んで日本を腐らせてい
>るんだもん。バカバカしくて日本を捨てる奴が多くて当然だよね。

 税金を真っ当な使い方で本当に必要な所へ必要な金額だけ徴収される
ならまだしも、昔から腐り切ってるのは周知の通り。どれだけ税金を払
ってもザルに水状態、どこぞの独裁国家の軍が支援物資を搾取/横流し
して、国民にまで届かない流れと一緒の構図やん。官僚閣僚なんて、今
現在自分だけがどうやったら裕福になれるかだけで、日本の将来なんて
全然関係ないもんね。

 研究費に困っている時に、予算を出してくれるというところがあれば
そりゃそっちへ行くだよ。普通の会社員だって、もらえる給料が少なく
立ち行かないとなりゃ、それまで培ってきた能力引っさげて他社へ移る
のは当たり前。他社にとっては基礎などは他でやって来てくれて即戦力
になってから来てくれるのだから、途端に頭脳集団のできあがりで有り
難い。環境や待遇は大事に決まってる。

 ノーベル物理学賞をとった南部さん、アメリカ国籍になっているのだ
から、やはり日本人でカウントはしない方がいいな。調べてみたら'87年
に生理学・医学賞をとった利根川進さんもアメリカ国籍なので、こちら
も省くと。ノーベル賞受賞後に利根川さんが日本に来た際「久しぶりの
帰国ですね」と記者が言ったら「来日ですっ!」ときっぱり言い切った
そうな。やはりそのくらい言わないと日本は改善されないという抗議の
一つかな。南部さんも言うてやれ。

                              穂高

===
標題: Re: ノーベル物理学賞
---
 へえ、利根川先生は、とっくにアメリカ人なのか。

>ノーベル賞受賞後に利根川さんが日本に来た際「久しぶりの帰国ですね」と
記者が言ったら「来日ですっ!」ときっぱり言い切ったそうな。

 おお、いい啖呵だな。いよっ、男、利根川。\(^O^)/
 南部先生も、男、南部になれ!\(^O^)/

 しかし、〜人という分類って、何なんだろうね。
 ユダヤ人は、宗教的な分類だったわけでしょう?

中村(show)

===
標題: Re: ノーベル物理学賞
---
 そいやノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんは、ドイツへ行っ
てやっていた研究で受賞したんじゃなかったっけ?間違っていたら
すまぬが。
 逆のパターンってあるのかなぁ。外国人が日本へ来て、日本でや
っていた研究でノーベル賞を取ったという事例。聞いたことないな。

> しかし、〜人という分類って、何なんだろうね。

 何だろうねぇ。自分は便宜上「日本人」という言い方はするけど、
積極的ではなく、日本の人って感じか。単に地球の一地域って感覚。
聞かれりゃ「Japanese」と答えてるけど、他国籍取るようなことが
あったらキッパリそっちの国籍名乗るだろうな。
 そいや、今回の南部さんの件で、二重国籍を認めない国籍法改正
の検討が始まっているそうな。教育/研究の予算を上げようって訳
じゃないのね(あざといやり方だなぁ)。

                            穂高

===
標題: Re: ノーベル物理学賞
---
日本に税金を払ってるのが日本人?
だったらあの元大臣は日本人じゃねえな。税について
語ってるじゃないよ。自分は納めてなかったじゃない
か。

日本の大学を卒業してれば日本人?
そんなバカな話があるものか。研究の場を与えられず、
海外に出ざるをえなかった人をそういう扱いしたら、
怒るなんてもんじゃないでしょう。

結論としては、日本にとって都合のいいのが日本人と
いうことか。

--
つばめどん

===
標題: Re: ノーベル物理学賞
---
> > しかし、〜人という分類って、何なんだろうね。
> 
>  何だろうねぇ。自分は便宜上「日本人」という言い方はするけど、
> 積極的ではなく、日本の人って感じか。単に地球の一地域って感覚。

最近ますます愛国者じゃなくなってきた。
ノーベル賞はさすがにまだ愛国者だな、
以前はオリンピックも愛国者だったけど、北京ときはさっぱりだった。

受賞時の国籍
受賞時の研究本拠
受賞対象研究時の国籍
受賞対象研究時の研究本拠
 
日本人の研究成果に対しアメリカ人に贈られた のだな
                        mtv

===
標題: Re: ノーベル物理学賞
---
出身てのも、困るのよね。生まれか、育ちか。育ちなら、いつ
いたところか。
出身校なら明解なんだけど、あんまり世話になった記憶がない
ので、なにかためになることをしようとは思わないなあ。

出身国か。社会保険と年金をきちんと払ったら名乗ってやらい
でもない。

--
つばめどん

乳の詫び状(2008/10/14)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: クルーグマン教授がアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞\(^O^)/
---
 アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞って何?という人。
いわゆる日本でいうノーベル経済学賞です。
 さっき、日本のテレビのニュース映像で、記者会見の模様が流れていました
が、なんとか聞こえた英語だと、「Nobel Prize in Economics」、つまり、ノ
ーベル経済学賞とはいってないですね。
 ちゃんと、「なんとかPrize in Economic Sciences in Memory of Alfred 
Nobel」といってた。「なんとか」の部分が、「The Sveriges Riksbank」か
「The Sweden's central bank」どうかは聞こえなかった。
 すなわち、日本語に訳すと、アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデ
ン銀行賞といってました。
 ということで、日本のテレビも新聞も、ノーベル経済学賞といわずに、ちゃ
んとアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞と言いなさない。
 しっかし、長いよ。英語でも、Nobel Prize in Economicsと略すからノーベ
ル経済学賞でいいだろ。
 だめだめだめ。日本のテレビや新聞なんて腐ってるから、びしびし鍛えない
と。だって、北朝鮮から抗議されるのが怖くて、びびってさ、いちいち朝鮮民
主主義人民共和国と長々としゃべったり、書いたりしてきた連中だぜ。それが、
小泉のときだっけ。拉致被害家族が注目されて世論が盛り上がったら、すっか
り掌返して、北朝鮮ですませるようになった。そんな連中だぜ。そういう前科
があるんだから、甘い顔は西園寺公望。
 え? ひょっとして、禁物といいたかった?
 いやあ、教養が、つい、にじみ出るなあ。
 いつから?
 今日よー?\(^O^)/
 ということで、テレビや新聞は、しばらく、アルフレッド・ノーベル記念経
済学スウェーデン銀行賞と言いなさい。書きなさい。
 ま、「あのキス銀行賞」と略すのは許す。\(^O^)/

 クルーグマン先生の本で、以前、読んだのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532192021/showshotcorne-22/
クルーグマン教授の経済入門 (日経ビジネス人文庫) (文庫) 
ポール クルーグマン (著), Paul Krugman (原著), 山形 浩生 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453219010X/showshotcorne-22/
良い経済学 悪い経済学 (日経ビジネス人文庫) (文庫) 
ポール クルーグマン (著)
ですね。
 はうあ!! 「良い経済学 悪い経済学」は、もうないのか。2000円にもなっ
てる。これでまた、おれ、大金持ちだ。\(^O^)/

 日本のデフレ論議が盛んで、リフレ派、構造改革派がガタガタやってた時期
に、クルーグマン先生の「日本は流動性の罠に陥っている」などという論文の
訳を、山形さんがネットに出してたんですよ。たぶん、その辺の話をまとめた
のが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4393621662/showshotcorne-22/
クルーグマン教授の<ニッポン>経済入門 (単行本) 
ポール・クルーグマン (著), 山形 浩生 (翻訳)
だと思う。未読だけど。

 ニュースでは、ニューヨークタイムズの人気コラムで、ブッシュ政権を痛烈
に批判し続けてきたという話も出ていたが、これも未読だが、その路線が、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152085398/showshotcorne-22/
嘘つき大統領のデタラメ経済 (単行本) 
ポール・クルーグマン (著), 三上 義一 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152086130/showshotcorne-22/
嘘つき大統領のアブない最終目標 (単行本) 
ポール クルーグマン (著), Paul Krugman (原著), 三上 義一 (翻訳), 竹熊 
誠 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152082070/showshotcorne-22/
グローバル経済を動かす愚かな人々 (単行本) 
ポール クルーグマン (著), Paul Krugman (原著), 三上 義一 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152089318/showshotcorne-22/
格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略 (単行
本) 
ポール・クルーグマン (著), 三上 義一 (翻訳)
ですね。 
 この路線は、こちらもノーベル経済学賞、もとい、あのキス銀行賞、すなわ
ち、アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞受賞のスティグリ
ッツ先生もやってますね。ジョージ・ソロスもそうですね。その路線の本は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
で紹介しています。この路線のスティグリッツ本で、そこにないのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198625298/showshotcorne-22/
世界を不幸にするアメリカの戦争経済 イラク戦費3兆ドルの衝撃 (ハードカバー) 
ジョセフ・E・スティグリッツ (著), リンダ・ビルムズ (著), 楡井 浩一 (翻
訳)
ですね。

 ところで、クルーグマン先生のコラムは、クーリエ・ジャポンにも掲載され
ている。ページ下部のクレジットをみると、
Text by Paul Krugman / The New York Times News Service
となっている。これが、前述のニューヨークタイムズの人気コラムだと思う。
 ってなこともあって、おれ、勝間和代や野口悠紀雄を使ってバカな特集を繰
り返す週刊ダイヤモンドを見限って、クーリエ・ジャポンの定義購読を申し込
んだんです。
 そしたら、クルーグマン先生がノーベル経済学賞、もとい、あのキス銀行賞、
すなわち、アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞受賞だもん
ね。
 物理学賞や化学賞を日本人が受賞したのは、おれが、この数年、物理や数学
や科学のことをここで熱心に書いたおかげだし、クルーグマン先生もおれがク
ーリエ・ジャポンの定期購読を申し込んだおかげだから。
 すなわち、今年のノーベル賞受賞者の多くは、おれのおかげで受賞したとい
っていい。おれって、やっぱ、先見の明があるねえ。スパイはこうでなくっち
ゃ。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001F1U120/showshotcorne-22/
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年 10月号
は、特集のセレブが世界を救えるかはまあどうでもよかったけど、フランスの
サルコジ大統領夫人である、スーパーモデル&歌手のカーラ・ブルーニ・サル
コジのインタビューは面白かった。テロの最前線もよかったが、アメリカの紙
メディアの現在はなかなかよかった。
 小ネタのニュースだと、セカンドライフで起きているある話があって、すご
いなと思いましたね。

中村(show)

===
標題: Re: クルーグマン教授がアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞\(^O^)/
---
BBCワールドやCNNjを見ていると、日本の報道とは違うことが
わかる。どっちがまともなのかは、言うまでもない。
ニュースの価値判断がそもそも違うのよね。世界を動かす
ニュースよりも、視聴率が取れるニュースがよいニュースら
しいし、夕方のニュースなんて、ニュースとバラエティが混
在しちゃってるもの。混ぜればゴミ。別ければ資源。

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: まだやるのか、TBS徳川埋蔵金\(^O^)/
---
 さっき、TBSの宣伝で、篤姫は知っていたなどといって、また、徳川埋蔵金
をやることを知った。
 お前ら何10年やれば気が済むのか。少なくとも10年以上前でしょう? 
糸井重里がやってたのは。
 穴掘りだけで、引っ張って引っ張って、毎回、ほとんど中身のない番組を作
るもん。よー、やるわですわ。バカというか、懲りんというか、さすが、レベ
ルの低い民放番組というか。
 あれ、環境破壊じゃないの?とか、あんだけ掘った土、どうしてるんだ。ど
こかに不法廃棄してるんじゃないかとか、いろいろ言えそうだね。^^;

中村(show)

===
標題: Re: まだやるのか、TBS徳川埋蔵金\(^O^)/
---
ああ、悪いな。時差視聴の見て消しだけど、見ちゃったよ。
出るわけないのに見ちゃうんだって。

まあ、バラエティ番組ですから。え?バラエティニュース?
TBSはなにがしたいのだろう。

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ノーベル化学賞下村先生のご子息はあの下村努さん\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/08/3806202
ノーベル物理学賞
についた、フルサーワさんのコメント。
--- ここから ---
ノーベル化学賞の下村脩博士の息子さんが下村努さんだそうで。
--- ここまで ---

 ほほぉ。そうなんですか。下村努さんといってピンと来ない人も多いかも。
 伝説のクラッカー(ハッカー)、ケビン・ミトニックを仕留めた人です。
 その模様は本になっていて、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198605017/showshotcorne-22/
テイクダウン―若き天才日本人学者vs超大物ハッカー〈上〉 (単行本) 
下村 努 (著), ジョン マーコフ (著), John Markoff (原著), 近藤 純夫 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198605025/showshotcorne-22/
テイクダウン―若き天才日本人学者vs超大物ハッカー〈下〉 (単行本) 
下村 努 (著), ジョン マーコフ (著), John Markoff (原著), 近藤 純夫 (翻訳)

 あ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/下村努http://ja.wikipedia.org/wiki/ザ・ハッカー
をみると、映画になってて、しかも、下村さん、カメオ出演しているんだ。へ
えぇ、知らなかった。

「しかし、下村を若き天才日本人学者としてハッカー逮捕の取材をしようとし
た日本のマスコミ陣に対しては、「私は自分を日本人ではなくアメリカ人と思
っている。日本語も喋るつもりはない」と拒否した(1995年2月の新聞記事よ
り)」
は、いい話だなあ。^^;

 あと、関連。
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000810130002
ノーベル賞効果、オワンクラゲ大人気
だそうです。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: ノーベル物理学賞
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/08/3806202
ノーベル物理学賞
の続き。

http://sankei.jp.msn.com/science/science/081008/scn0810081114003-n1.htm
【ノーベル物理学賞】竹内薫さん(サイエンスライター)寄稿 日本人3人同
時受賞、世界も驚き
は、なるほどと思いましたね。
 いま、この3人にやっとかないと、CERN(セルン)のLHCでヒッグス粒子が見
つかったら辻褄が合わないということね。
 LHCは、稼働し始めた途端にトラブルで運転再開に2ヵ月ほどかかるそうで
すね。

 そういえば、日経サイエンスから号外メールが何度か来たけど、最初のメー
ルだったかな。日本人3人というが、南部先生は米国籍なので日本人と呼んで
いいのかどうか、まあ、でも、いいやみたいなことが書いてあった。
 頭脳流出は、結局、変わってないもん。
 何度も書くけど、理系が不当に搾取されて、経済学部や法学部のバカ(ちゃ
んとした人もいるけどね)が牛耳ってるんだから、おとなしい理系が、研究環
境と待遇を求めて静かに日本を去るのも当然。
 研究費も不十分、報酬も少ない、それで根性で成果上げろだもん。税金は、
法学部、経済学のバカ役人どもが飲み食いや女につぎ込んで日本を腐らせてい
るんだもん。バカバカしくて日本を捨てる奴が多くて当然だよね。
 上の検索窓で「理系白書」で検索してみてね。

 この騒ぎのどこかで読んだけど、朝永振一郎先生は、アメリカで研究生活を
送っていたとき、「天国に島流しになった」と日本での貧乏生活とアメリカで
の生活の違いにびっくりしたそうです。
 「天国に島流し」とは、うまいこというなあ。

 国がかける予算はアメリカの10分の1くらいしかないんだっけ。たしか、
中国と比較しても10分の1くらいしかなかったような。
 iPS細胞だって、予算が違いすぎるでしょ。日本が5年間で出す予算は、ア
メリカや中国の半年分くらいじゃなかったかな。
 そんな状態なのに、右翼は、中国が台頭するとふざけんななどといってるん
だもん。そう言いたいなら、右翼は、街宣車で研究費を引っ張ってきてほしい
よ。\(^O^)/
 石原慎太郎都知事も、中国が有人宇宙船を打ち上げたら、「あんなの大した
ことない。日本もすぐ打ち上げられる」と強がりいったでしょ。それなら、1
兆円くらい予算持ってこいってば。
 圧倒的な物量の差があると、相当な努力や工夫でも歯が立たないのは、太平
洋戦争で経験済みでしょうが。

 日経サイエンスの号外メール。以前、小柴先生の物理学受賞で誌面変更した
ら、田中さんの化学賞受賞でさらに誌面変更でてんてこ舞いだったそうです。
 あ、書くの面倒くさい。最初のメールは生理学・医学賞のメールで、2番目
のメールが物理学賞のメールでした。そのメールから引用しよう。
--- ここから ---
【速報】今年のノーベル物理学賞は南部陽一郎先生,小林誠先生,
益川敏英先生!
(略)
南部先生は米国国籍なので,厳密に言うと,「受賞者は日本人3氏!」
というのは正しくないのですが,まぁ大目に見て下さい。直接にお目に
かかったり,原稿をやり取りしたことのある先生がビッグ・プライズを
受賞したことをお伝えできるのは,我々にとって至福の瞬間なんです。
はい,私たち,しっかり舞い上がっております!

明日8日は,自然科学系の掉尾を飾る化学賞です(そうなんだよ,みんな,
まだ化学賞があるんだよ!←2002年の小柴昌俊先生の物理学受賞で,製作
中の誌面を大幅変更したら,翌日の化学賞で田中耕一さんが受賞され,ま
たまた誌面変更をした“楽しい想い出”が編集部にはあります)。

お楽しみに!
--- ここまで ---
 3通目のメールから、引用。
--- ここから ---
【速報】ノーベル化学賞は下村脩(しもむら・おさむ)先生,チャル
フィ(Martin Chalfie)博士,チエン(Roger Tsien)博士!

昨晩の興奮がまだ残っている編集部ですが,化学賞にも日本人の名が!
(略)
物理学賞と化学賞の日本人同時受賞は2002年以来。さーて,10月25日発
売の日経サイエンス12月号は,これから誌面の大幅変更です! 

あ,11月25日発売の日経サイエンス2009年1月号で「脳の神経活動を照
らし出す」(仮題)という記事を載せますが,まさに今回の化学賞の緑の
色素で脳の活動を探ろうというお話です! お楽しみに!
--- ここまで ---

 徹夜作業になるんでしょうが、倒れないようしつつ、がんばってください。

 あ、文句も出ているのか。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/081009/erp0810091131003-n1.htm
「ノーベル賞盗まれた」イタリア学会が物理学賞に異議
 あ、国際リニアコライダーの誘致に拍車って、ほんと。選挙が近いいまだけ
人気取りだったりしてねえ。
http://sankei.jp.msn.com/science/science/081010/scn0810101809006-n1.htm
巨大加速器「国際リニアコライダー計画」誘致 ノーベル物理学賞受賞が追い
風

 お金の面もそうだけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/21/3777210
東レ科学振興会講演、J-PARCとミュオンによるラジオグラフィー 
に書いたような環境・インフラ整備が遅れていると、難しいかもね。

乳の詫び状(2008/10/13)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 読字障害
---
 NHKスペシャル、病の起源。第4集は、読字障害。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/081012.html
病の起源 第4集 読字障害 〜文字が生んだ病〜

 すごいね。そういうことがあるんだ。びっくり。やっぱ、障碍は複雑ですね。
 能力が足りない分は、ちゃんと補ってるんだね。そして空間認識力はすごい
なあ。
 右脳左脳論みたいなこといってたけど、そうなの? あれ、やっぱり決着が
ついてないってこと?
 言語脳が左なのは確実? あ、空間認識などは右脳だといわれていますとい
う言い方だな。
 直感が右脳、論理が左脳といういわゆる右脳を鍛えましょう的な話とは、だ
いぶニュアンスが違う。

 病の起源シリーズ。第1集は観たけど、第2集、第3集は観てないなあ。録
画もしてない。DVDになったら、図書館に借りに行こう。\(^O^)/
 あ、でも、第2集のビタミンDの話は観た気がするな。何かしながら、観てた
から記憶がまだら状態なのか。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080420.html
病の起源 第2集 骨と皮膚の病 〜それは“出アフリカ”に始まった〜
http://www.nhk.or.jp/special/onair/081005.html
病の起源 第3集 腰痛 〜それは二足歩行の宿命か?〜

 あ、明日(2008/10/13)といっても、忙しくて、これを出し忘れたので、もう
今日になってしまったが、夜10時のNHKスペシャル。月の特集だって。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/081013.html
月と地球 46億年の物語 〜探査機かぐや 最新報告〜

 まずいまずいまずい。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5
で書いたように、バレないかびくびくしているのに。\(^O^)/

 あちゃー、間に合わなかった。もう「かぐや」の番組、始まっちゃった。^^;

中村(show)

===
標題: Re: 読字障害
---
>すごいね。そういうことがあるんだ。びっくり。やっぱ、障碍は複雑ですね。

 読字障害というものを初めて知ったけど、もう100年以上も前に
発見されていたんだね。
 読んで、それが何であるかを認識するためには聞くより変換手順
が増えるんだね。「巣」という文字を書く時に、鳥の巣を書いた時
には「おっ、記憶術の一つだ」と思った。本来は象形が原点なんだ
ろうけど。

>病の起源シリーズ。第1集は観たけど、第2集、第3集は観てないなあ。

 第1〜4集まで全部録画してあるよん。

                            穂高

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 今日(10月13日)は、さつまいもの日
---
 これ、朝出すつもりが、出せなくて、夜になってしまいした。^^:
 今日(10月13日)は、さつまいもの日なんだって。
 なぜかというと、さつまいものことを、「栗(九里)より(四里)うまい十三里」
といってたからなんだそうです。
 知らんかった。今日、スーパーでさつまいものコーナーに、そんなことが書
いてあって初めて知った。\(^O^)/
 ちょっとネットで調べたら、このさつまいもの日、制定したのは、埼玉県川
越市の市民グループである川越いも友の会だそうです。
 十三里になっているのも、栗(九里)+より(四里)という単に語呂合わせで十
三里になってるだけかと思ったら、さつまいもの産地の川越が、江戸から十三
里だったからという理由もちゃんとあるのね。
 昔の人は、うまいこというねえ。
 おれ、昔、非常に感心感動したことがあって、それが
「三国一の富士の山、甲斐で見るより駿河よい」
 うまいこというなあと思って。何のことかは、ネットで検索すればすぐわか
る。

 で、川越いも友の会は、1991年にサントリー地域文化賞までもらってるのね。
http://www.suntory.co.jp/sfnd/chiikibunka/kantou0007.html
サントリー地域文化賞1991年受賞 埼玉県/川越市 川越いも友の会

 我が府中市は、川越市と友好都市なんかの関係にあるんですよ、たしか。
 だもんで。郷土の森という公園があって、その奥のほうに、休憩所があって
昔ながらの駄菓子なんか売ってたりするんですが、そこには、川越の人が来て、
いもせんべいやらさつまいも関係の食べ物を売ってます。イモケンピもあった?
 あ、イモケンピ(より正確にはケンピ)って、土佐の郷土料理というか郷土菓
子なんだ。知らんかったなあ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ケンピ

 おお、ちゃんとPRしてますね。
http://www.koedo.or.jp/0_japanese/history-touch/index.html
歴史に触れる 第一回 川越とさつまいもの歴史 について〜
http://www.koedo.or.jp/0_japanese/tradition-taist/imo/index.html
いも料理

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815155
SHM-CD
の続き。

===
標題: Re: SHM-CD
---
> http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0809/05/news058.html
> いま手に入る“高音質CD”「SHM-CD」を聞き比べる

このWEBページの説明は素人をたぶらかす気満々ですね。
何のためにCDはCIRCという誤り訂正符号を入れていると思っているのか。
そんなに読み取りエラーが発生していたらCD-ROMでプログラムをインストール
なんぞできないだろうに…

昔出ていたAPO(アモルファスポリオレフィン)を使ったCDと言うのも出てましたが、
聞き比べたところ違いはなかったです。どちらにしてもスタジオ級の
オーディオセットを持っていないと違いは分からないような気がします。

デジタルオーディオ技術とマスタリング技術の進歩による音質向上の効果の方が
はるかに大きいと思います。

最近リマスタリングしたCDを1990年代ころに発売されたCDと聞き比べると
安物のプレーヤーでも確かに音質の違いを感じます。
ちゃんとしたエンジニアのリマスタリングは非常に効果が高いと感じます。
(ただ、1960年代のマスターテープは繰り返し再生と経年劣化による音質悪化があり、
無理に音質補正した結果かえって不自然な音になる場合もありますが)

こういうものこそオシログラフとかスペクトルグラフとか目に見えるものを
使って分からせて欲しい。「クリアかつ緻密な」などと言ったあいまいな
オーディオ用語でごまかすのはやめて欲しい。

-- 
ryo

===
標題: Re: SHM-CD
---
>このWEBページの説明は素人をたぶらかす気満々ですね。
>何のためにCDはCIRCという誤り訂正符号を入れていると思っているのか。
>そんなに読み取りエラーが発生していたらCD-ROMでプログラムをインストール
>なんぞできないだろうに…

 エラーが頻繁に発生しているのは、事実と思いますよ。
 補正しているけど、それでどこまで正しく補正できるかどうかで、音質が決
まってくるんじゃないかな。元のエラーが少ない方が補正が減って、音質がよ
くなるということだと思います。
 パソコンのCD-ROMは、さらに誤り訂正をやってたと思うけど。

 CIRCで検索したら、ぴったりの説明がありますね。
http://www.wdic.org/w/TECH/CIRC
CIRC

>どちらにしてもスタジオ級のオーディオセットを持っていないと違いは分か
らないような気がします。

 おれ、学生時代、福岡の録音スタジオで音を聴いたことがあるんです。
 あれで、もう、家庭でいい音を聴こうなどというのは、あきらめました。\(^O^)/
 生半可の金では、ああいうふうにはならない。オーディオマニアで、オーデ
ィオ専用の家を建てる人がいるでしょ。ああいう世界だなと思って。
 変にハマってから気づくより、早くに限界を知ることができたので、無駄な
金と時間と労力を使わずに、よかったと思います。

 ま、SHM-CDでこれまでもっているCDを買い直すかといえば、それはちょっと、
どうかなと思ってます。
 でも、最近ジャズやフュージョンの昔のレコードやCDは安く出ているから、
100万円あれば、学生時代聴いていたレコードなんか、もし出ていれば全部揃
いそうな気がしますね。^^;
 誰か、100万円恵んでくれ。\(^O^)/
 かつ、全部、紙ジャケなら、突入するかも。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: SHM-CD
---
レスポンスどうもありがとうございます。

>  エラーが頻繁に発生しているのは、事実と思いますよ。
CCCDとCDなどのC1、C2エラー発生の頻度などを調べたくてぐぐっていたら
面白いページがありました。

http://blogs.yahoo.co.jp/satoshi_358/15714243.html

このページの中の人がCDとSHM-CDのエラー発生の頻度を調べています。
これが正しければ音の変化はあっても高忠実度かどうかははっきり
しないと言うことなのでしょうか…
個人的には44100分のn秒の音が変化しても人間には区別できないのでは
ないかと思います。

>  おれ、学生時代、福岡の録音スタジオで音を聴いたことがあるんです。
>  あれで、もう、家庭でいい音を聴こうなどというのは、あきらめました。\
> (^O^)/
>  生半可の金では、ああいうふうにはならない。オーディオマニアで、オーデ
> ィオ専用の家を建てる人がいるでしょ。ああいう世界だなと思って。

それこそスタジオのオーディオなら製造工場によるCDの音の違いが分かると言う
位ですから、建物の基礎から見直さないとならないのでしょうね。

真のオーディオマニアは火力、水力、原子力それぞれの発電所の電源の違いによる
音の違いが分かるなんていうジョークがありましたが…

>  かつ、全部、紙ジャケなら、突入するかも。\(^O^)/

最近はとみに紙ジャケ再発ものが増えましたが、いわば、コレクターのミニチュア
収集欲のようなものを刺激するだけでなく、完全限定生産・返品不可なので
レコード会社としても旨みが多くオールディーズなどでとくに増えているそうです。

---
ryo 

===
標題: Re: SHM-CD
---
>http://blogs.yahoo.co.jp/satoshi_358/15714243.html
>このページの中の人がCDとSHM-CDのエラー発生の頻度を調べています。
>これが正しければ音の変化はあっても高忠実度かどうかははっきり
>しないと言うことなのでしょうか…

 これ、すごい話ですね。
 このデータと説明通りなら、SHM-CDのほうがエラーが増えているけど、それ
が「味」になって、音質が向上したように聴こえるということですよね。
 人間って面白いね。

中村(show)

乳の詫び状(2008/10/12)

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: ラグビートップリーグの変化
---
 新ルールの試験導入で、ラグビーがどう変わるか注目されているトップリー
グですが、
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/columns/imaizumi/2008/20081004-42.html
【今泉清のスーパーアタックル2008:第3回】調整週に入ったトップリーグに
思う〜トニー・ブラウンの正確無比なキックの背景〜
を読むと、キックのゲームになってきたんですね。
 いいのかなあ。おれ、やっぱ、華麗なパス回しで抜いていく展開ラグビーが、
みていて、かっちょいいなあと思うんだけど。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: SHM-CD
---
 ちょっと前だけど、アマゾンで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BEELG8/showshotcorne-22/
これがSHM-CDだ!クラシックで聴き比べる体験サンプラー
を買ってくださった人がいて、ほおと思った。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709670
ジョン・パティトゥッチの教則DVD
で書いたように、気にはなってるんだけど、体験サンプラーシリーズは、安く
ていいね。
 ジャズもある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BEELGI/showshotcorne-22/
これがSHM-CDだ!ジャズで聴き比べる体験サンプラー
 最初に出たロックは、売り切れで、ロック2しかない。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0015XF92A/showshotcorne-22/
これがSHM-CDだ!ロックで聴き比べる体験サンプラー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BEELFY/showshotcorne-22/
これがSHM-CDだ!2 ロック/ソウル/ブルースで聴き比べるサンプラー

 参考記事としては、
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0809/05/news058.html
いま手に入る“高音質CD”「SHM-CD」を聞き比べる
をどうぞ。
 テレビ東京のWBSだったかな。夏くらいかな。SHM-CDとこれから出る新規格
のCDの話があった。あ、
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/obell/days/080910/o1.htm
SHM-CD 特徴と戦略は?
ですね。9月だったのか。でも、文章には、SHM-CD以外の新規格の話が出てな
いね。動画もないし。残念。

 ま、我が家のオーディオでは、少々音源がよくなっても変わらないだろうか
ら、どうでもいいけどね。^^;
 とかいいつつ、だまされて、また全部買い直したりしてね。\(^O^)/
 あ、
http://shm-cd.co-site.jp/
をみたら、「エマーソン、レイク&パーマー 10タイトル発売」なんてなって
るじゃん。
 あ、レッド・ツェッペリン、幻の紙ジャケだって。
http://wmg.jp/wmlife/sp/zepkami/
レッド・ツェッペリン“紙ジャケットCD” が、SHM-CDで9/10に発売!

 マジ、ヤバいっす。^^;
 ほんと、敵の思う壺だよなあ。

 そういえば、紙ジャケの話。笹塚の江川さんから数年前に教わって、メモ取
ってたんだよね。書いてないなあ。紙ジャケの世界、調べると、ハマりますね。
書く暇ないけど、すみません。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 荻原博子ネーミング「タイタニック暴落」
---
 家庭視点の経済評論家の荻原博子が、テレビで、今回の暴落に、「タイタニ
ック暴落」という名前をつけていた。
 うまいネーミングだな。
 豪華客船があっという間に沈没していく様を描写しているから、うまいネー
ミングなのではない。おれも、最初、そのイメージでつけたのかと思った。そ
れだけなら、うまいはうまいが、それほどとは思わなかっただろうが、彼女の
説明を聞いて、なるほどと感心した。
 タイタニック号の沈没では、1等船客はボートで逃げて助かった。2等、3
等船客は船と一緒に海の藻屑となったと。
 今回の暴落。金融関係で何10億ものボーナスをもらっていた連中、金持ちは
逃げた。その尻ぬぐいを庶民がさせられ、生活を直撃され、海の藻屑になって
いくと。だから、タイタニック暴落だと。
 秀逸な言語感覚。文学的読解力の賜物。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/10/3809788
マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
の続き。

===
標題: Re: 祝世界恐慌。
---
なんか不安だなぁとおもうのは、
このおかげでアフリカなどへの援助やってられん

おまけに
気候異常で食糧難、飲料水難、自然災害

さらに
パンデミック

みな重なってきそうな予感が
                                    mtv

# 折りしも、20世紀少年。
#     そして世界は終わりました。

何%生き残れるか。

===
標題: Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
---
 大和生命やはり破綻したんだ。役員報酬を倍増したり、役員を
増やしたりとやりたい放題だったみたいだし、中堅社員達はもう
とっくに逃げ出していたみたいね(5月には「もうもたない」とい
う社員達の書き込みをwebで読んだ)。

「日本の借金時計」
 http://www.geocities.jp/mkqdj167/japan.htm

                             穂高

===
標題: Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
---

>  大和生命やはり破綻したんだ。役員報酬を倍増したり、役員を
> 増やしたりとやりたい放題だったみたいだし、中堅社員達はもう
> とっくに逃げ出していたみたいね(5月には「もうもたない」とい
> う社員達の書き込みをwebで読んだ)。

 テレビの電話インタビューに答えていた社員、経営者がいかに無能だった
かを蕩々と捲し立てていたなぁ。

 役員による計画倒産に近い感じがあるなぁ。倒産前に役員報酬だけタップ
リ受け取っていて・・・。

 日本の株価下落も凄いねぇ。円高も急激だし。それもこれもちょいと景気
が上向いたと判断した日銀が、結局総量規制を撤廃してしまったところに、
追い打ちをかけるようにサブプライムローン問題とか原油高騰、穀物高騰と
いう追い打ちがかけられたため。

 おかげで中小零細企業に対する貸しはがしやら貸し惜しみはバブル崩壊直
後並になってしまって、しかも実際に0金利だから金融当局の打つ手はなく
て、ダブダブに流していた総量規制前の円は、全部大企業の内部留保になっ
てしまった。当面は、この時期の内部留保がある会社は、現在の局面を乗り
切るだろうけど、その下にぶら下がっている下請けやら孫請けの会社は悲惨
だなぁ。更にコスト縮減の圧力が上から降ってくるわけだから。

 デリバティブは右と左に両賭して損出を少なく利益を大きくと考えるよう
な手法だけど、これはタイから始まったアジア通貨危機で完全に破綻したん
だよなぁ。この時主導的な役割を果たしていたのがノーベル賞で経済学関連
の賞をとった二人の学者による会社だけど、それもアジア通貨危機で吹っ飛
んだわけだ。

 不動産の証券化も、良好なものやら不良なもの、危ないものまで細切れに
してしまった結果、実際の損失額の決定が困難になってしまった。リスクを
小さくしようと小手先で考えた手法が、結局は見通しが利かない世界を作る
事になったわけだ。

 金持ちのマネーゲームの結果が、我々の実生活に不況という形で影を落と
す。冗談じゃないよなぁ。江戸時代なら大商人が米相場や小豆相場で儲けて
いたのに、いきなりそれで損が出たので、売るモノすべての値上げを考えた
という事。自分の頭が足りないために損をしたのに、それを多くの消費者に
押しつけるという事だよなぁ。それで、自分の生活は落としたくないという
身勝手。

 正直に言えば、不動産の証券化などを推進した連中などは、ホームレスに
でもなっていただいてかまわないと思うのであります。

-- 
たま@無精庵

===
標題: Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
---
 大和生命は、社長やら側近だけが濡れ手に粟で金を懐に入れるめちゃくちゃ
なお手盛り、放漫経営だったみたいね。
 記者から、「ほかに破綻懸念がある生保はあるのか」と訊かれた与謝野馨大
臣、「ない」と言下に否定。
 そして、大和生命については、「特殊なビジネスモデルの会社」などといっ
ていた。うまいこというね。^^;
 なお、テレ朝の夕方のニュース番組では、破綻したのが、大和生命なのに、
間違えて、大和証券が破綻と放送したとのこと。
 大和証券が吹っ飛んだら、とんでもないこと。テレビが流言飛語だもんな。
 大和証券、将棋と囲碁の支援に熱心にやってくれてるのに。

http://www.daiwa.jp/seminar/event/igosho/index.html
大和証券杯

中村(show)

===
標題: Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
---
 サブプライムローン問題。日本の政治家にもマスコミにも庶民にもあまり危
機感がない気がしていた。対岸の火事という感じね。
 この前、テレビ、TBSのサンデーモーニングだったかな。経済学者金子勝が、
日本の貿易収支が26年ぶりに赤字になったことの重大性を指摘していた。お、
成毛眞元マイクロソフト日本法人社長にだまされるほどお人好しの金子さんも、
いいこと言うときは言うねと思った。\(^O^)/
 実体経済が悪くなって、これがアメリカだけの問題ではなく、日本の庶民生
活を直撃破壊していく激震だということが、少しは身近に感じられるようにな
っただろうか。

 昨日来た週刊ダイヤモンド2008/10/18号。
 野口悠紀雄の連載で、貿易収支が赤字になったことの重大性が指摘してあっ
た。そうそう。野口さんにはこういうのをやってほしい。おれにトンデモIT論
だと嘲笑されるようなITなんかにうつつを抜かさず。
 ただ、そこにある金融工学に対する弁明は通用しない。
 日本には、「金融工学やファインナス理論はいかがわしいカネ儲けの学問」
という考えが強く、今回の危機でこの考えが強まっているのはそうだろうし、
金融工学やファイナス理論はいかがわしいカネ儲けの学問と考えるのは、間違
っているというのもそうだろう。
 それは賛成できるが、「今回の危機は、ファインナス理論が使われたために
起こったことではなく、使われなかったために起こったことだからだ(特に、
リスク資産の評価が適切に行なわれなかったが問題だ)」というのは、通用し
ない。
 第一に、世間は、ファイナンス理論が使われてないとは思ってない人がほと
んど。それを覆せるような説得力のある反論は、今回のものや他の経済学者の
ものを含めて、みたことがない。
 さらに、仮に使われていたとしても、現在主流になっていて、大学や大学院
で教えている金融工学やファイナス理論は、根本から間違っているというのが、
マンデルブロとそこから生まれた経済物理学、そして本書、すなわち、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492654178/showshotcorne-22/
禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン (単行本) 
ベノワ・B・マンデルブロ (著), リチャード・L・ハドソン (著), 高安 秀樹 
(翻訳), 雨宮 絵理 (翻訳), 高安 美佐子 (翻訳), 冨永 義治 (翻訳), 山崎和
子 (翻訳)
の主張。正規分布をベースにしているものはリスクを過小評価してしまうから、
こういう大暴落が起きるというのが、マンデルブロの主張。
 さらにいえば、仮に適切なリスク評価ができていても、適切な規制がないと
金融の暴走は起こるというのが、スティグリッツの主張。情報があまりに非対
称だから、やり逃げができて、失敗のツケは庶民が支払うことになるというこ
と。
 いろんな意味で野口さんの主張は通用しないだろう。
 野口さん、市場が理論通りに動かないのは市場がおかしいなどと、半分本気
で書いていたし、変に理論に固執するところが危うい。おれが「野口悠紀雄の
トンデモIT論」とからかう稚拙なIT論もそう。世界は動的なのに、考え方が静
的、固定的。
 理論が不十分だから、市場の動きを記述できておらず、近似がだめなんだと
いうふうにはあまり考えないのね。いまの金融工学、ファイナンス理論で十分
記述できていると思っているようだ。学者、少なくとも科学者の態度としてお
かしいよ。元々は東大工学部出身なのに、自然科学的な考えはないんですか。
 自然科学で、自然が理論通りに動かないから、自然がおかしいなんていった
ら、頭がおかしいと思われるでしょ。自分たちの理論はまだまだ未熟。ふんど
し締め直してやり直そうと思うのが普通でしょ。
 おれ、日本の経済学は、文学として二流、三流。科学として四流、五流など
いうけれど、そういう態度のせいもあるのではないか。
 それで、金融工学やファイナンス理論がいかがわしいカネ儲けと思われるの
ではないか。

参考:
経済物理学の一般向け入門書は、これも何度も紹介している
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032672/showshotcorne-22/ 
高安秀樹著「経済物理学の発見」
をどうぞ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462153
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/05/2472636
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
を読んで思い出したが、アイルランドとアイスランドの話、書いてないね。草
野君の結婚式の2次会の話を書いた(ウェブやブログには出してないし、今後
も出す予定はない)ので、てっきり書いたと思っていた。
 ほんと世界は複雑でダイナミック。以前、野口さんが高らかに歌い上げたア
イルランド経済奇跡の復活の話は、去年の後半には、もう怪しかったみたいね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/12/2733715
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その4
をみると、野口さんが、ファイナンス理論を使わなかったのが原因といってる
のは、週刊ダイヤモンド2008/02/23号だね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/03/3559155
Re: クーリエ・ジャポン2008年6月号
に書いてある欧米の金融機関への金融リテラシー教育の必要性なんて、いま読
んでも示唆的。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/31/1760835
日本の金融立国はあり得るのか
に書いてある毒饅頭をばらまいた話なんて、食品の問題と一緒だね。
 目先のカネ儲け、コストダウン、効率化がいきすぎると、社会的にかえって
コストが高くなるし、成長も阻害されるということですね。

余談:
 週刊ダイヤモンドから定期購読更新の封書が来たが、何度も公言したように、
そのまま、ゴミ箱行き。\(^O^)/
 金額的には、ちょうど同じくらいだったので、浮いた金で、クーリエ・ジャ
ポンと将棋世界とNHK将棋講座の定期購読をしました。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001F1U120/showshotcorne-22/
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年10月号
に、セカンドライフで起きているすごい話があって、ひええと思いました。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 野口悠紀雄のトンデモIT論その5
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/22/3778770
そんなにGoogleになりたいのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/23/3780268
Re: そんなにGoogleになりたいのか
の続き。

 週刊ダイヤモンド2008年9月27日号の「儲かる会社の「グーグル化」大革命」
という特集のこと。冒頭に野口悠紀雄への核心インタビューがある。

 野口悠紀雄の話は、業界にいるおれらとは、感覚がずいぶん違うのがよくわ
かる。これは信じたら痛い目に遭う話で、おれからすればトンデモ。

 野口さん、Gmailを大絶賛で、サーバに置くほうがローカルにあるより安全
といってるが、ローカルを捨てて、何でもサーバに置くのがいいのかどうかは、
ケースバイケースで臨機応変にやらないといけない。固定的にとらえてしまう
ところがもう危ない。
 そういう感覚は、おれらみたいに長くこの業界にいて体でわかってないと、
理解不能なのだろう。
 大学で学生にいってるのは、コンピュータのクライアントとサーバの関係、
ネットワークの向こう側(リモート側)とこっち側(ローカル側)の関係は、歴史
的には、ずっと綱引きが続いていて、あっちに行ったりこっちに行ったり。や
じろべえでいえばいつも揺れている状態だということ。クライアント側に傾い
たかと思えば、サーバ側に傾き、また揺り戻しがあるというのが常。
 もう20年以上前? おれ、Sun(サン)の日本支社が三番町あたり、大妻女子
大の近く、日本IBMのサイエンス・インスティテュート、後の東京基礎研の近
くにあったとき(こっちにも仕事で行ってた時期があった)、打ち合わせがあっ
た。村井純さんから管理工学研究所に話が持ち込まれた案件で、行ったはず。
 打ち合わせ中、社内がドタバタしだして、なんだと思ったら、サーバが落ち
て業務ストップ。\(^O^)/
 いやあ、サーバだけに頼った形態、それも1ヵ所のサーバだけじゃ、まずい
なあと思ったので、よく覚えている。
 野口さん、かつての超整理法で「ポケット1つの原則」というのを書いたそ
うで、置き場所を分散すると、どこに置いたかわからなくなるからよくないと。
その意味でもGmail1つにデータを集約するのがいいといってるけど、こうい
うのもおれらとは感覚が違うし、危ない考え方。
 野口さん、金融工学も教えているのに、「同じバスケットに卵を全部入れる
な」という金融工学のリスク分散の話と矛盾するでしょ? 物理的な紙や本と
デジタルデータの違いがわかってないし、ICT技術を知らない。
 おれらの感覚だと、更新する場所は1つでも、それをネットワークを通じた
コピーで、他の場所、できれば複数の場所にバックアップするというのが、フ
ツーに考えること。デジタルデータなら、これで、ポケット1つの原則とリス
ク分散が両立できる。
 そういうことができるのが、デジタルコピーとICT技術のいいところ。
 おれの場合は、おとめ座銀河団の技術を使って、地球からみえない月の裏側
の秘密基地にバックアップしてるもんね。\(^O^)/
 でも、日本の月周回衛星「かぐや」が月の裏側まで観測するようになって、
秘密基地がばれないかびくびくしている。だから、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/21/3777200
今週のはやぶさ君、かぐやの素晴らしい月面映像
で書いたように、かぐやの情報をよくチェックしているんです。\(^O^)/
 あ、いま、かぐやのハイビジョンカメラがとらえた満地球の画像と動画があ
りますね。素晴らしい。美しい。\(^O^)/

 話はどんどん脱線するけど、レンタルDVD屋に行ったら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000QGDZH8/showshotcorne-22/
アルマゲドン2007
というのがあった。借りなかったんだけど、これ、設定がすごいんだ。
 小惑星が衝突して月が割れそうになってるんだって。月が割れたら地球はア
ウト、人類滅亡の危機というので、決死隊が組織されて月に向かうんだって。
何をするかといえば、月の溶接!\(^O^)/
 月の溶接ですよ、溶接! いいでしょ、なんかいかにもB級映画っぽくて。
 ま、おれは、スーパージャンプで連載していた零細鉄工所をアイデアできり
もりするマンガ「なっちゃん」のなっちゃんがいないと、月の溶接は無理だと
思うけどね。\(^O^)/

 さて、本題と似た話。
 かつてのおれの連載、電脳騒乱節だったか、電脳曼荼羅だったか。JRA(中央
競馬会)のコンピュータとネットワークを書いたことがあって、JRAのシステム
の人たちは、あの有名な世田谷の火災で通信回線がやられた事故で非常に恐怖
を感じて、東京と大阪の2ヵ所体制にして、馬券を売ったり集計したりする業
務が続けられるようにした。
 こういうのは、大企業ならやってることで、ハード、ソフト、ネットワーク
がバカ安になったいま、それを個人でやれるし、実際、やってる人もいる。
 それを自分でできるのが、ほんとにICTに強い、スキルがあるということだ
と思うが、なぜか野口さんがITに強い、知的生産術の大家みたいに扱われてい
て困ったもんだと思う。
 その辺の筋の悪さ、感覚の違いが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/20/3775421
野口悠紀雄のトンデモIT論その4
で、「日本がダメだとすると、野口悠紀雄クラスのレベルが低いから、日本が
ダメなんだと思うよ」と書いた理由の1つ。

 あれ? どこかで書いたと思ったのに、検索してもウェブでもブログでも見
つからないね。
 あのね、おれ、10年以上前かな、マウンテンミラーコンピュータなどという
ホラ話をちょくちょくしてたの。この会社、何をやるかといえば、ネットワー
クを通じて、コロラド山脈の地下にあるディスクにデータをバックアップして
くれる会社という設定。
 コロラド山脈の地下って、アメリカは核兵器の攻撃にも耐えられるようにし
て、基地を置いているという話でしょ。そこからの類推で、マウンテンミラー
コンピュータは、核戦争があってもあなたのデータを守りますというのが売り
だというギャグなんです。あ、それとスイスの山の中にもバックアップするの。
 これ、人にいうと、「ぜひ、その会社の営業、紹介してくれ」という人もい
たのよ。当時もあったかもしれないし、いまは、たぶん、そういうのが当り前
のようにあると思うよ。
 コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)だって、10年以上前から発達して
きたわけだし、おれが代表をやらせてもらっていたRing Server Projectだっ
て手作りでやっていたわけだし。

http://www.ring.gr.jp/
Ring Server Project

 CDNを知らない人は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/コンテンツデリバリネットワーク
をどうぞ。
 CDNを知らない人は、有名サイトにアクセスすると、テキストも画像やらも
全部そのサイトやってくると思っているだろうが、実際は、CDNを使って、そ
の人にネットワーク的に近いところから配信している。広告などもそう。

 話を戻すと、たとえば、Gmailだって、Gmailにコピーを残して他にメールシ
ステムに転送できるし、POPやIMAPのサーバにだってなれるから、ローカルに
コピーをもってくることもできる。
 野口さんの考え方は、Googleやネットワークを信用しすぎている。Googleの
システムの可用性は非常に高いのは事実。しかし、それでも落ちるときは落ち
る。たとえば、
http://japan.zdnet.com/sp/report/story/0,2000056431,20377325,00.htm
企業へのクラウド導入--グーグルらが進める「信頼される」ための施策
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/08/news041.html
Google AppsとGmail、一部ユーザーで15時間にわたる障害
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/12/news033.html
Gmailでまたもサービス障害
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/29/news085.html
Google Appsサービス障害、Googleの対応は
をどうぞ。
 最後の記事に、「有料サービス顧客向けに、サービス品質保証契約(SLA)
クレジットを延長する」というのがあるけど、野口さんのように、無料で
Gmailが使えるのがいいといってるような無料の客は、まあ、ゴミですから。
品質など保証されなくてもしょうがない。^^;

 また、脱線するけど、いま、クラウドコンピューティングという言い方をし
ているが、1990年代の終わりくらいかな。それくらいから、少し前までは、ユ
ーティリティコンピューティングという言い方をしていたんだよね。
 Sunは、ローカルのパソコンを支配しているMS(マイクロソフト、Microsoft)
に対抗して、いまのパソコンはネットでつながっても管理が大変。水道や電気
みたいに簡単に使えないとおかしいなどといってたんだよね。そのときのキー
ワードがユーティリティコンピューティングだったんだよね。
 まあ、次から次へと新しい言葉を発明して、カモを狙うのは、いつの時代、
どの業界も同じということで。^^;

 話を戻して、Googleが落ちなくてもネットワークが落ちたり、使えないこと
はよくあること。ちょっと田舎に行ったりすると特にそう。接続自体はできて
も、遅くて実用にならないこともある。そういうときに、ローカルにコピーも
必要なの。だから、いま使っているデータは、ローカルのパソコンにもバック
アップしておくべきなの。
 できれば、サーバ側でもう1ヵ所にコピーを取っておくほうがいい。
 つまり、サーバ(メイン)、サーバ(サブ)、ローカルの3ヵ所に同じものがあ
って、普段はサーバ(メイン)で処理して、そのコピーをサーバ(サブ)とローカ
ルにコピーしておく。あるいは、ローカルで処理して、そのコピーをサーバ
(メイン)、サーバ(サブ)にコピーしておく。
 ありがたいことに、こういうことは、いま、ほとんどICTのスキルは不要で、
簡単にできるようになっている。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/28/3787680
ATOKに変更しました
で書いたようにATOKにしてユーザ登録したら、さっそくジャストシステムから
キャンペーンのメールが来て、タイムリーなので、インターネットディスクを
紹介するが、これなんか、サーバへのバックアップが簡単にできる。
http://internetdisk.jp/
パーソナル・オンライン・ストレージ インターネットディスク
http://internetdisk.jp/guide/index.html
インターネットディスクとは
 あれ? なんだ?
http://internetdisk.jp/camp/camp0810.html
にある、フライングディスクUFOって。気になるなあ。まさか、おとめ座銀河
団の技術を使っているのか。\(^O^)/
 パソコン間のデータの同期なら、たとえば、メガソフトのACCUSYNCや
ACCUSYNCストレージがある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000084TR9/showshotcorne-22/
ACCUSYNC
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000DFZXG/showshotcorne-22/
ACCUSYNC ストレージ
 Mac OS Xには、タイムマシン(Time Machine)という自動バックアップ&同期
ソフトがついている。
http://www.apple.com/jp/macosx/features/timemachine.html
Mac OS X Time Machine
 あ、Xsan 2でSANにもバックアップできるのか。
http://www.apple.com/jp/xsan/deployments/storage.html
Xsan 2
 ほかにもいろいろあるし、プログラミングができる人は、自分で書いてもい
いし、あるいは、オープンソースのソフトもいろいろあるから、それを組み合
わせて使ったり、ま、とにかく、いろいろできるようになっているということ。

 野口さんが、理想のデジタルオフィスが無料で使えると激賞するGmailのこ
とをいえば、おれ、プライバシーはないと思ったほうがいいと考えている。
 アメリカでGmailがメールをスキャンして広告を入れるというので、メール
を勝手に読むな、プライバシー侵害だといって大騒ぎになって、Googleの創業
者のどっちだったか、メールのスキャンなんて、アンチウイルスのソフトもや
ってることなんだから騒ぐのがおかしいなんて、いかにも理系的な応対して、
火に油を注いだことがあった。
 ウイルスをチェックするためのアンチウイルスのスキャンと、広告を入れる
ために文章を解析するスキャンは目的が違うから、その言い分は、おれら技術
屋には、「まあ、そういえばそうなんだけどさあ」と通じても、一般にはなか
なか通用しない。ウイルスのスキャンはデータ処理でも、広告を入れるスキャ
ンは、自分の私的メールをGoogleの連中が読んでいるという印象が非常に強い。
 Googleが秘密主義なこともあって、「Googleは、帝国の秘密の場所で、好き
放題スキャンしまくっている。何をやってるか、わかったもんじゃない」とい
うイメージが、だいぶ、ついちゃった。
 そう思えば、Gmailが大容量のディスクを長期間無料で使えるのは、ユーザ
が置いたデータをマイニング(データ分析)して、ユーザのいろんな行動を知っ
て金にしたいからともいえるでしょ? たくさん、長い間データを置いてくれ
るほうが都合がいいから、無料にしていると考えられるよね。
 銀行でも金貸しでも、せっせと真面目に借金を返す客より、いつまでも金を
借りる奴のほうがいいお客(カモ)なのと同じ。
 Gmailの場合は、疑いだしたら、きりがなくて、メールのやり取りを誰とや
っているかも全部Googleが把握できるし、その情報はどう使われているのかな
とかね。それ以外にも、
 ブラウザのchromeで、
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20379814,00.htm
グーグル、Google Chromeのアドレスバー「Omnibox」に入力されたユーザー情
報を収集
という話もあるように、Googleは、なんでも情報をほしがっているわけ。
 Googleが仕掛けている携帯電話のプラットフォームAndroid(アンドロイド)
が話題になっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Android_(プラットフォーム)
 あ、ちょっと脱線。
http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000055923,20360962,00.htm
グーグルが広げる携帯電話の可能性--Andoroidファーストルック
は、ミススペルだね。Androidが正しい。大丈夫か、この清水という人。^^;
 実は、おれがスペルを間違ったから、検索で引っかかったんだけどね。\(^O^)/

 どんどん妄想すると、これが普及し、Googleが携帯電話のネットワークもも
つようになれば、メールや通話内容だけじゃなくて、GPS付きなら、リアルの
位置情報も全部Googleに集まる。
 もうね、おれが、中洲産業大学新宿歌舞伎町キャンパスのキャバクラにいて、
何をおねえちゃんとしゃべったかまで、Googleは、全部わかるね。\(^O^)/
 もちろん、我が情報省はGoogleを支配しているので、実は情報省に、あんた
らの生活のすべての面の情報が集まるのだ。\(^O^)/
 そこまでいかなくても、どのサイトでも、アクセスしたら、どのページをど
れくらい見ているかといったユーザの行動は全部筒抜け。ネット上の行動は、
すべて監視されていると思っていい。そのデータは分析されて、サイトの改良
やマーケティングに使われている。これはもうGoogleだろうがamazonだろうが
Mixiだろうが、どこのサイトもやってること。

 以前書いたと思うが、携帯電話、固定電話、ネットのプロバイダを1つにす
ると、その会社に全部のデータが集まるから、マイニング効果がある。
 だもんで、その会社が、MixiみたいなSNSを始めるというから、登録してみ
たら、あなたがこの1ヵ月でメールや電話をやり取りし、現実に家を訪問した
相手を自動的にお友達リストに入れておきましたなんていうことも可能なわけ。
それを便利と感じるか、薄気味悪いと感じるかどうか。
 とにかく、1つの会社に情報を渡しすぎない方がいいと思うよ。
 でも、いまや、それを便利と感じて疑問をもたない連中のほうが多くなって
いる気がするね。
 野口さんが、みんなGmailを使え、理想のデジタルオフィスだなんていって
るのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/28/3714428
勝間和代・小飼弾対談
で、勝間和代が、「グーグルに関しては、私は完全に「利用すればいい」とい
うことだと思うんですけどね」なんて、能天気なことをいってるのと同じに思
える。
 経済学者や経済評論家、週刊ダイヤモンドを含めた経済論壇だと、合成の誤
謬だといってみたり、企業の分析で、部分最適はだめだ、全体最適じゃないと
だめだなんてこというでしょ。
 不思議なのは、Gmailが便利だからみんな使えなんてことをいうのは、社会
にとって部分最適でしかなく、全体最適にならず、合成の誤謬になるという観
点は思いつかないんだろうかということ。やっぱ、メディアに出てくる経済学
者や経済評論家は、ダメなのかと思うよ。
 前記対談では、さすが弾さんは、頭いいから、お前、そんなのGoogleをなめ
すぎ。MS(マイクロソフト)の独占なんてGoogleが情報へのアクセスを独占する
のに比べたらかわいいもの。その辺の危機感がなさすぎるといって、警鐘を鳴
らしているが、この業界にいないとまあ、そういう感覚は、野口さんにしろ、
勝間さんにしろ、わからないだろう。目先のことしかみえてないもんね。
 MSの独占についてすら、野口さんは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/20/3775421
野口悠紀雄のトンデモIT論その4
で書いた程度だからね。
 いくらGoogleが、MS(Microsoft, マイクロソフト)のような邪悪な存在にな
りたくないといって、「Don't be evil」を社是にして叫んでも、巨大なこと
は、それだけでもう邪悪な存在になっていく宿命。独占的に情報を支配するよ
うになれば、なおのこと。
 食品偽装やら汚染米やら汚染ミルクやらで、大騒ぎだけれど、あれも、目先
の効率化、コストダウンの結果がああなってるわけでしょ。
 アメリカは、貧乏人はマクドナルドとかのファストフードを食っているけど、
金持ちは高い金を出して、ヘルシーな日本食を食ってるでしょ。日本も似た状
況だよね。
 要はそういうことだと思うよ。ファストフードは、安くて、(添加物で一見)
うまいけれど、高カロリーで栄養バランスもよくないから、食べ続けると体に
よくないというよね。
 無料で便利だから、どんどん使おうというのが、ファストフードをどんどん
食おうみたいにならなきゃ、いいけどね。
 野口さんや勝間さんのように、Googleは便利だから利用すればいいで済むと
思っている人には、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480917055/showshotcorne-22/
梅田卓夫, 清水良典, 服部左右一, 松川由博編「高校生のための批評入門」
に収録されている寓話、安部公房の「良識派」を送ろう。
 寓話だから、いろんなシチュエーションにあてはめて考えることができるが、
もちろん、Googleにもあてはめられる。
 メディアのイメージ作りが奏功して、一見、頭がいいようにみえる野口さん
や勝間さんのような「便利だから利用すればいい」といってる連中より、
Googleなど利用させてやっている連中のほうが、はるかに頭がいいことだけは、
覚えておいたほうがいいよ。

 それから、Google Appsでオフィスのソフトが使えるというのも、それはそ
れでありだけど、ローカルだって、無料のOpenOfficeもあるので、どっちをど
ういうバランスでどう使うか、その辺は自分で考えてください。

http://ja.openoffice.org/
OpenOffice.org日本語プロジェクト

 野口さん、インタビューの最初で、Gmailを採用する大学が増えて、大学で
メールを維持するのは非合理という話を展開している。それはまあそれでいい。
学生のアカウントなんて4年かそこらで消えてしまうわけで、手間かけて真面
目に維持してやる必要ないと思えばそれまでだしね。
 でも、評価軸はいろいろあって、教育の基盤たる情報基盤を自前で維持でき
ないような大学は、ダメ大学。それだけでアウトという考え方だってある。
 その評価軸で考えれば、名前の出てくる日本大学、東京女子大学、一橋大学
は、ダメ大学。\(^O^)/

 同様に、Gmailのアカウント「しか」もっていない奴は、こいつICTスキル低
いと判断する評価軸もある。
 おれらの業界だと、Gmailに全面依存なんかもちろんしないし、ああいうの
に頼りすぎるとスキルアップにならないから、自分でサーバを運用して、プロ
グラムを書いたり、オープンソースのソフトを使って、メールはもちろん、ブ
ログやWikiも活用して、自分なりのデジタルオフィスを、とっくの昔に好き勝
手やってる奴なんているわけ。
 便利なブラックボックスとして使う利用法は、ほんとのスキルにはならない。
ブラックボックスがどう作られているかを想像して、自分で作るならどうする
かを考えて、作れるのが、ほんとうにスキルがあるということ。
 野口さんのいうスキルは、いわば、ミシュランのレストランガイドをみて、
人気レストランの予約をどうやったらうまく取れるか、そしてひとくさり蘊蓄
を垂れるといったレベルであって、自分で料理が作れるようになるスキルでは
ない。
 勝間和代が、知的生産術と称して、書いたり、しゃべったりしていることも
そんなレベル。
 うまいレストランがあるから外食だけしておけばいいだろう。冷凍食品もレ
トルトもあるから、食材を揃えて自分で調理するのは非合理的。目先の効率し
かみてない。その結果がどうなったかということ。
 プロのレベルとはいかないまでも、自分の飯くらい作れないとまずいでしょ。
ICTのスキルもプロのレベルとはいかないまでも、もうちょっと上のレベルじ
ゃないと、日本社会がICTを使いこなすようにはならないよ。
 ちなみに、おれは、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/mail-notice.html
私にメールを送ろうと思う方へ
にあるように、Gmailからのメールは、ごく一部の友人からのメール以外は、
スパム扱いとして捨てて読んでいない。
 仕事に使うのに、無料メールアカウントしかもってないのは、おれの感覚だ
と論外。無料メールはスパム発生源だから。
 そうそう思い出した。昔、ポストペットって流行ったでしょ。あれを仕事で
使ってる人(女性)がいて、頭、割れそうになったよ。「まだ、メール、送れな
いんです。モモちゃんがお使いに行って帰ってこないから」。\(^O^)/
 ポストペットについては、
http://ja.wikipedia.org/wiki/PostPet
をどうぞ。
 おお、こういう解析したページもあるね。
http://web.marinenet.co.jp/aya/
ポストペットの怪
http://www.postpet.so-net.ne.jp/thanks/
をみると、メールのサービスは終わったのね。で、
http://postpet.jp/
にあるように、SNS的なサービスになったのね。

 さて、話を戻して、野口さん、日本企業、特に大企業は、他社の管理下にデ
ータを置くのをよしとしないといって、だから、日本企業はITを使いこなせず、
だめだという話を展開しているが、これは、よくよく考えたほうがいい。
 日本企業だけじゃないでしょ。IBM, Sun, MSがGoogleの管理下にデータを置
くと思う?
 ICTスキルや金がない個人や中小企業が、Gmailのような鶏小屋、養鶏場に身
を置くのは、ある程度仕方がないにしろ、会社が成長すると、そうもいってら
れないかもよ。その辺は、臨機応変にやらないとね。
 野口さん(そして勝間さんも)は、断定調でいうから人気があるんだろうが、
断定がどうも単純すぎて、危うい。世の中は、複雑でダイナミックに変化して
いるんだから、下手に単純な断定に固執すると、それだけでもう終わり。常に
ダイナミックにバランスを取らないと。
 それから、おれにはもっと根本的な疑問があって、日本企業が日本の主権が
及ばないところに企業の重要データを置いて平気なのかと。仮に、Googleが日
本企業、あるいは中国やロシアの企業だとして、中小企業を含めて、アメリカ
の企業がGoogleに重要データを置くと思う?
 他国のサーバにしかデータがなく、主権や法律が及ばないと、いざというと
き、自分のデータなのに、回収できないか、回収するのが大変でしょ。
 食糧安保問題じゃないけれど、これ、情報安保問題でしょ。アメリカは、自
国に、(いまの仮定では外国企業たる)Googleに匹敵する企業が出てくるように
して、そこにアメリカの企業がデータを置けるようにするはずじゃないか。
 実際、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409891
私がGoogle Adwordsをやめたわけ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2741744
私がGoogle Adwordsをやめたわけ その2
で書いたようなこともあるんですよ。
 ネットのサービスをやっている外資は、日本法人がないこともあるし、あっ
ても本国の傀儡、いつでも切り離せるトカゲのしっぽ状態のことが多い。ネッ
ト企業だけじゃなくて、日本の外資企業は往々にしてそう。
 訴訟沙汰になったとき、日本法人を相手にしてもトカゲのしっぽなのでほと
んど意味がなく、アメリカで裁判やる羽目になるか、そこまでできないから泣
き寝入りするかになる可能性は高い。
 サブプライムローンで破綻したリーマン・ブラザーズの日本法人だって、と
っとと逃げたでしょ。日本の金融機関が金を回収できないかもしれないんだっ
てね。
 あ、
http://critic5.exblog.jp/9513766/
リーマン破綻の尻拭いを日本に押しつけた米国 − 債務不履行
をみると、結局、日本人の税金で穴埋めするという予想なのね。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/27/3785721
邦銀などの海外攻勢?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/17/3768338
竹中平蔵や経済学者たちの詐術、詭弁
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/18/3770690
リーマン破綻
で、書いたことと似てますね。あっちは本気で、こっちはネタだけど。^^;
 まあ、とにかく、そんなもん。
 SaaS(Software as a Service)やクラウドコンピューティングなどといって
るけど、海外展開できる軍事力もなく、外交力も乏しい日本の企業が、日本の
主権の及ばないところに重要データを置くんだろうかというのが、以前からの
疑問。
 SaaSを知らない人は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/SaaS
をどうぞ。

 ま、極端な話は別として、日本国内にある企業のサーバにSaaSやクラウドコ
ンピューティングでデータを置く場合でも、やはり一番大事なのは、セキュリ
ティ。
 それと、企業向けのあの手のサービスって、人数が増えるとけっこういい値
段になる。だから、さっき書いたように、会社が成長するとどこかで自社で運
用したほうが安いということも考えられる。宇宙も社会もダイナミックなんだ
から、やはり、臨機応変が大事。
 全部をSaaSで外に出すのは、大冒険なので、基幹システムはそのまま使って、
外に出せる部分をSaaSでやるというのが現実的だろうが、やはり、基幹システ
ムとつなぐのは大変だと思う。そのコストが見合うかどうか。
 ほかにも、自社に合わせたカスタマイズがどれくらいできて、コストはどう
なるかといったことも考えないといけないし、野口さんがいうような簡単な話
じゃない。Gmailを理想のデジタルオフィスだといって狂喜乱舞しているよう
では、実際のビジネスは回っていかない。そのことは、肝に銘じておかないと
墓穴を掘ると思うよ。
 そんなこんなで、野口さん、まともに経営考えたことがあるんだろうか、所
詮、机上の空論?とも思うね。

 それから、野口さんは、ある大学で提出されたレポートの約半数がコピペと
いうニュースがあったといって、「これに対し、「学生は図書館へ行け」とい
うのは一見もっともらしいが、私はその程度の課題を出した先生のほうが悪い
のではないかと思う」と話しているが、これも一見もっともらしいが、実はや
り方次第。
 おれの場合、学生に課題を出すとき、「コピペはすぐわかるから、コピペで
作ったレポートを出すと点をやれないか、やっても点が低い。ネットの情報を
参考にしても、自分の言葉で書け。あるいは引用元を明記して、それに対する
自分の考えを自分の言葉で書け」。そういって課題を出している。
 はったりじゃない。実際にレポートをみたとき、コピペ臭いと思ったら、
Googleで、その文章を入れると、すぐわかる。ざっと読み比べて、自分の言葉
で書いてないのは、度合いに応じて減点か0点。
 ね、頭いいでしょ、おれって。これが、ほんとのGoogle活用術。\(^O^)/

 野口さん、あれだけ、金融工学と金融立国をプッシュしていたのに、サブラ
イムローン問題で世界の金融が破綻状態になると、知らんぷり。Gmail万歳も、
そうならないことを願っている。
 ま、ICTのプロたるおれの言うことと、野口さんのようなアマの言うことの
どっちを信じるか。そこをよく考えて、おれについてくるように。
 あ、ちょっとちょっと。そこ、何、笑ってるの。おれがICTのプロといった
ら、げらげら笑い出して、失礼だろう。誰だ、お前ら。
 照明さん。ちょっと客席の照明上げてみて。
 あ、小飼弾さん、力武健次さん、山本和彦さん。これはこれは、どうも、い
つも、お世話になっております。
 しかし、ちみたちぃ、困るねえ。あんたらみたいな、ほんとのプロが、この
会場に来てもらっちゃ。マジ、すっげえ、困るんだよ。
 せっかく、ここまで盛り上げて、この後、壺やら多宝塔やらいろいろカモに
売りつけようと思っているのに。\(^O^)/

 野口さんの新作? 超超整理法については、おれは、20年前に電脳争乱節で
書いたというのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/22/3778770
そんなにGoogleになりたいのか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/23/3780268
Re: そんなにGoogleになりたいのか
で書いた。
 なぜ、超整理法をかつて厚かましいと思ったかは、まだ、書いてないね。そ
のうち書くかも。

関連:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/20/3775421
野口悠紀雄のトンデモIT論その4 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2761877
野口悠紀雄のトンデモIT論その3 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155
野口悠紀雄のトンデモIT論その2 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/23/2525228
Re: 野口悠紀雄のトンデモIT論その2 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/28/2462155
野口悠紀雄のトンデモIT論

乳の詫び状(2008/10/10)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
---
 すごい株価下落だね。ニューヨークダウは、連日の暴落で、ソッコー1万ド
ル割れ。日経平均も、ソッコー1万円割れ。あ、ニューヨークドルも9000ドル
割れなのか。あ、日経平均、9000円割れどころか、いま、8200円だって。
 アメリカ自動車産業というより産業界の象徴、GMもおかしくなってるし、金
融だけじゃなくて実体経済も吹っ飛びそうな気配。阿鼻叫喚の地獄絵か。
 財務省や金融庁は火消しにやっきになっているようだが、日本の地銀も破綻
がはじまるかもね。あと生保とかね。
 こりゃ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/27/3785721
邦銀などの海外攻勢?
に書いたような消費税45%アップで、50%にするんじゃ間に合わないな。
 どうせアメリカに貢ぐんだから、太郎ちゃんさ、もうケチケチせずに、95
%上げて、100%にしよう。計算もやりやすい。\(^O^)/
 そうだ。国際経済救助隊を国内外に宣言して、1億日本国民総火の玉となっ
て犠牲になって、世界経済を救おう。\(^O^)/
 後の歴史で、あのときの日本の犠牲がなかったら、残念ながらそのせいで日
本は滅び、日本人は死ぬかちりぢりになってしまったが、あの日本の犠牲がな
かったら、世界は救われなかった。偉い!日本人。素晴らしいぞ日本! 我々
は君たちを誇りに思う。君たちの犠牲を永遠に忘れない!
などと、決して言ってもらえないけどね。\(^O^)/
 せいぜい、やっぱ、日本は、いい財布だったねの一言かな。

 そんなこんなで、
 祝株価大暴落。\(^O^)/
 祝世界恐慌。\(^O^)/
 祝世界経済破綻。\(^O^)/
ってなわけでもないけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/07/3748970
週刊東洋経済、不確実性の経済学入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782912
不確実性の経済学入門
で名前に触れた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492654178/showshotcorne-22/
禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン (単行本) 
ベノワ・B・マンデルブロ (著), リチャード・L・ハドソン (著), 高安 秀樹 
(翻訳), 雨宮 絵理 (翻訳), 高安 美佐子 (翻訳), 冨永 義治 (翻訳), 山崎和
子 (翻訳)
を読み始めた。
 なぜ、こんな大暴落が起きるか。市場に潜むメカニズムを、フラクタル理論
で科学に新しい自然観をもたらし、経済学にも斬新な視点をもたらしたマンデ
ルブロその人が解説するもの。
 ハドソンの序文からしてすごい。マンデルブロは、そういう生涯を送ってき
たのか。
 そりゃ、命をかけないどころか、財産だってかけないのに、政策や経営の提
言をして、めちゃくちゃになっても責任を取らないそこらの経済学者やエコノ
ミスト、アナリスト、経済ジャーナリスト、特に日本の連中、たとえば、野口
悠紀雄のように金融工学、金融立国を煽っていながら、サブプライムローン問
題がだんだん大騒ぎになると、すっかり知らんぷりをしている連中とは、大違
いなのも当然。
 リスクとは何か。命の危険が心配が大変の変態を賛成の反対なことが、骨身
に染みてがよくわかっている。
 従来の金融工学の徹底批判ですね。
 いま読んでいる第1章くらいは、もうすでに、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032672/showshotcorne-22/
高安秀樹著「経済物理学の発見」
で読んだことだけど、もっとじっくりしっかり書いてある印象。この本の感想
は、上についている検索窓で「経済物理学の発見」で検索してみて。
 あ、思い出した。この本、Ringのミーティングで、理研(理化学研究所)の横
浜研究所に行った後、晩飯を鶴見駅そばの中華料理屋で食ったときに、弾さん
(小飼弾)が教えてくれたんだったな。

http://www.riken.jp/
理化学研究所
http://www.yokohama.riken.jp/
理研横浜研究所

 そういえば、九大で聴いた高木先生の講義では、理研横浜研究所にあったバ
イオ関係のプロジェクトだか、チームだかは、なくなったという話でしたね。

 ということで、「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」は、こ
れで金持ちになるというようなものじゃないけれど(それはおれが読んだ範囲
でも何度も強調されている)、どういうメカニズムで大暴落が起きるのかとい
った点で、正規分布に基づく従来の金融工学より、はるかによく近似できるこ
とがわかるというもの。
 暴落でおたおたするくらいなら、本書をじっくり読みましょう。
 おれも、嘘800兆円くらい損してるもんね。\(^O^)/
 あ、これは日本の借金か。
 あれ? ほんとはもっと多くて1500兆円くらいあるんだっけ? 国民一人あ
たり1300万円くらいだっけ? 一家4人だと5000万円以上の借金?
 返せるわけないよなあ。どうせ、破綻するんだろ、日本。
 じゃ、いっそ、やけくそでやれ! 進め、国際経済救助隊!\(^O^)/

乳の詫び状(2008/10/08)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 王監督、ラストゲーム
---
 王監督、野村楽天とのラストゲーム敗戦でソフトバンクホークス最下位決定。
 でも、これでも、よかったと思うよ。0-0の行き詰まる投手戦で延長サヨナ
ラ負けだけど、東北は涙雨で、負けてもラストにふさわしいゲームだったと思
う。
 王監督、ほんとにお疲れ様でした。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/24/3781761
王監督、ありがとうございました
で書いたように、福岡に来てくれて、パ・リーグを盛り上げてくれて、ほんと
に九州の人間、パ・リーグファンとしては、感謝感激でした。まさか、あの王
監督が、九州にと思ったもんね。
 とにかく、WBCの監督がどうのこうのとか言ってる馬鹿が多いけど、のんび
りさせてやれって。
 王監督、ほんとにのんびりしてください。

 ああ、jouwa/salonにあって、表に出さないといけないのがいくつかあるね。
もう時間がないし、気力がないので、しばらくパス。すみません。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ノーベル物理学賞
---
日本人の共同受賞だそうな。
研究内容を聞いても、なにがなんだかさっぱりわからないところが
物理学らしくて大変よろしい。経済学賞ならわかるはずだろうって?
あれはノーベル賞じゃないから。

経済がどんなにふらふらしていても、毎年賞金を出せるノーベル賞
はすごいねえ。好景気の時は無駄遣いして、景気が悪いときはそれ
以上に運用成績の悪い、どこかの国の保険・年金とは大違いだ。
もっとも、凄いメンツを揃えたはずの野村のファンドも大コケした
からねえ。化けの皮をはがしただけでも意味があったのかもしれな
いが。

--
つばめどん

====
標題: Re: ノーベル物理学賞
---
 忙しくて書く暇もないし、季節の変わり目で風邪気味?なので、書く気力も
ないけど、これだけはさすがに。

 最初にニュースをみたとき、朝日の
http://www.asahi.com/science/update/1007/TKY200810070370_01.html
物理学の予言者、半世紀前にアイディア提唱 南部氏
と関連ニュースがいいかなと思ったけど、産経の
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/081007/acd0810071921004-n1.htm
【速報】ノーベル物理学賞に南部さんら日本人3人
の関連ニュースに並んでいる記事が、秘話やらエピソードが豊富でいいですね。
 あと、読売の
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081007-4686911/news/20081007-OYT1T00859.htm
若手奮起へ、ノーベル受賞者メッセージ…電話座談会
はいいですね。電話座談会しちゃっとところが、素早い。しかも、受賞者3人
だけではなく、江崎玲於奈、野依良治の両氏まで引っ張り出している。
 読売、詰めが甘いな。おれに頼めば、霊界通信で、湯川秀樹、朝永振一郎両
先生も参加できたのに。\(^O^)/

 ぼくは、南部陽一郎先生が受賞したのが、一番うれしい。こういっては失礼
だが、87歳というご高齢だから、早く受賞してほしいと思っていた。先日亡く
なった戸塚先生のように間に合わないということがあってはならないと思って
いた。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/18/1415578
日経サイエンス、湯川秀樹生誕100周年記念号と南部陽一郎先生
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/11/3619723
ノーベル賞候補、戸塚洋二先生、お亡くなりに

 その他、南部先生、戸塚先生のことは、ウェブやブログについている検索窓
で検索してください。
 戸塚先生のスーパーカミオカンデでの研究は、小林・益川理論とも関係ある。
それは、今年、日経サイエンスでのスーパーカミオカンデの連載にあった。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0807/200807_046.html
だったかな。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/21/220707
超ひも理論、思考実験、宇宙論
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/18/1415578
日経サイエンス、湯川秀樹生誕100周年記念号と南部陽一郎先生
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062572052/showshotcorne-22/
南部陽一郎著「クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか」(講談社ブル
ーバックス)
は、ほんとに名著である。
 まったく物理学のことを知らないとわかりにくい面もあるかもしれないが、
素粒子物理学の世界を大変丁寧に解説してある。それもよくある単なる喩えで
説明を終えるものではなく、ほとんど数式なしで、詳しく理論を説明してある。
 10年前の本だから、最新の超弦理論(超ひも理論)(中でもブレインの話など)、
そしてループ量子重力論、因果的ダイナミック単体分割(CDT、因果的動的単体
分割)は出てこないが(まあ、時空論や宇宙論の本ではないということもある)、
ちょっと前の超弦理論(超ひも理論)については、解説がある。超ひも理論につ
ながるひも理論(ハドロンの弦理論)については、当然、詳しい解説がある。
 小林・益川理論の話もあるし、南部先生が薫陶を受け、小林誠、益川敏英両
先生が名古屋大学時代に師事した故坂田昌一先生の坂田モデルの話もある。
 本書をお薦めします。
 ノーベル賞受賞のご祝儀でどうぞ。\(^O^)/

>経済学賞ならわかるはずだろうって?
>あれはノーベル賞じゃないから。

 この数ヵ月以内だと思うけれど、新聞記事だったと思うが、珍しくノーベル
経済学賞という言葉を使わず、ノーベル賞じゃないという書き方がしてあった。
スウェーデン国立銀行賞だったかな。
 ちゃんと、普通のノーベル賞と違うことがわかるようになったんだと思った。
 まさか、「この賞の設立は、アメリカの経済学者、中でもポール・サミュエ
ルソンに国際的な賞を与えるため、あたかもノーベル賞を受賞したかのような
錯覚に世間の人が陥るように創設されたものです」などというアメリカ陰謀論
的なことは書いてなかったが。\(^O^)/

http://ja.wikipedia.org/wiki/アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞

中村(show)

乳の詫び状(2008/10/05)

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 「文学外への飛翔」&チェーホフのフォロー
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/05/3801045
筒井康隆「文学外への飛翔」、小森収「はじめて話すけど…」 
の続き。

 井上ひさしさんが、チェーホフの生涯を辿った戯曲「ロマンス」を出版した
ときの話が、以下に出ています。ご参考までに。

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080514bk04.htm
井上ひさしさん遅筆の秘密(上) 未知の「チェーホフ」探す
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080515bk05.htm
井上ひさしさん遅筆の秘密(下) 徹底的に面白いものを

 チェーホフは悲劇の作家と思われているが、実は喜劇の作家だという話は、
さっき書いた筒井さんの「文学外への飛翔」にも出てきますね。
 喜劇を書いてきた井上さんと筒井さんが、同じ結論に達しているのは、面白
いですね。
 それにしても、「ロマンス」を書くための資料が1000冊!
 しかも、並の読み込みじゃないですもんね。
 どこぞの、月に100冊、500冊本を読むといっても、何も知的生産ができない
人たちとは、さすがに次元が違いすぎますね。
 一流、超一流の仕事とは、何か。知的生産とは何か、考えさせられますね。

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 筒井康隆「文学外への飛翔」、小森収「はじめて話すけど…」
---
 下北沢でのパフォーマンスで、ヤノピ(山下洋輔)様のピアノが流れる中、舞
台のスクリーンに筒井作品が次々と映し出されるのをみていて、これは絶対に
読んでないし、持ってもいないと思ったのが、「文学外への飛翔」。
 さっそく買い求めました。小学館文庫版です。
 やはり、圧巻は、冒頭の蜷川幸雄演出のチェーホフ「かもめ」に出演する話。
 「かもめ」の中のトリゴーリンという作家役をやることになって、どういう
役柄か、台詞をどう解釈してどうしゃべるか、構造主義による分析が一番いい
だろうと研究を始めるんですが、これがすごい。
 作家でもあり、戯曲も書き、役者でもある筒井康隆であれば当たり前といえ
ば当たり前だが、読みが深い。尋常ではない。そういうふうに読んでいくのか、
一流の仕事とは、こういうことなのかと驚く。
 しかもその過程を、ギャグやユーモアを交えて、ぐいぐい読ませる文章に仕
立て上げているわけだから、2重にすごい。
 どこぞのと書いても、おれの読者ならすぐわかるから書くが、ビジネス書で
氾濫する知的生産とは名ばかりの白痴的生産とは違い、知的生産とはこういう
ことかと感嘆する。
 そうやって準備して、いざ、稽古に行くと、蜷川さんも翻訳の小田島雄志さ
んも、筒井さんにものすごいことをいう。読者はここで「  」となるので、
括弧の中を埋めよということになるのだが、何をどう言われたかは、本書を読
んでのお楽しみ。
 それもこれも、中学生の頃から演劇にハマり、作家になっても、作家筒井康
隆を演じている役者筒井康隆ですなどといって、作家活動とともに演劇活動も
続け、戯曲も書き、演じてしまう筒井さんへの信頼ならではと思う。

 で、本書のほかの部分も役者筒井康隆に関するエッセイで占められているの
だが、全編を読み終わって感じたこと。
 これ、作家筒井康隆による、役者筒井康隆の構造主義分析じゃないか。
 いや、作家筒井康隆による、作家筒井康隆を演じる役者筒井康隆を通しての
作家筒井康隆の構造主義分析というべきなのか。
 もう、メタがメタしてメタメタで、よーわからん。
 最初からすべてのエッセイがそれを意識して書かれたとは思わない(そうで
あっても不思議はないが)。しかし、「かもめ」の構造主義の分析の話を冒頭
に配置し、以後のエッセイをこう並べてあるのを読むと、「作家筒井康隆によ
る、作家筒井康隆を演じる役者筒井康隆を通しての作家筒井康隆の構造主義分
析」になっておるのかと、あたかも、ばらばらにみえたジグソーパズルのピー
スがぴたりとはまっていく非常な快感を覚える。
 こういうマジックを平気でやってのけてしまう。ここにおれは、作家筒井康
隆の力量と幸運をみる。ゴッド・ブレス・ユーみたいに思い、おれは、全幅の
信頼をおいてしまうのだ。

 高校時代の同級生に、小森収君がいる。彼が、翻訳ミステリなどの世界で敏
腕編集者として活躍していることを知ったのは、「はじめて話すけど… 小森
収インタビュー集」(フリースタイル)を読んでから。彼からは、ぼくがウェブ
やブログを書くようになって数回メールをもらったが、高校卒業以来、実際に
は会ったことがないのだ。
 この本は、「各務三郎が「ミステリマガジン」編集長時代を、皆川博子が少
女時代の読書体験を、三谷幸喜が「作戦もの」の魅力を、法月綸太郎がアント
ニー・バークリーを、石上三登志がミステリの楽しみ方を、松岡和子が戯曲を
翻訳する喜びを、和田誠が戦後のアメリカ文化を、はじめて語ってくれた」と
いう本だが、チェーホフ「かもめ」と関係する話、すなわち、役者と台詞、演
劇と翻訳に関する話がある。それは、松岡和子さんのインタビュー。

 松岡和子さんは、筑摩書房から、シェイクスピア全集を出すなど、戯曲の翻
訳を主にやっていらっしゃる翻訳家。
 そのインタビューの中で、役者は原文を知らないのに誤訳がわかる、翻訳者
の読み込みの浅さを感知してしまうという話が出てくる。
 松岡さんは、できる限り、稽古場に行って役者からの質問を受けるという。
そこで、誤訳だった、読み込みが足りなかったと冷汗をかいた経験が何度もあ
り、それで、「いまや、一回役者の身体を通らないうちに活字にするのは怖い」
と思うほどだそうだ。
 誤訳がわかるときは、役者が、「これ、誤訳でしょう」などとというわけで
はなく、「この言葉と次の言葉にかけて、なにか、こう、気持ちが流れていか
ないんだけど、これは、どういうことなんでしょう」と説明を求めてくるそう
な。そのとき、ちょっと待ってくださいといって、原文を読み直したら、「私
が間違っていた」ということが、たびたびあったそう。
 ハムレットでも、オフィーリアの台詞の中に、ポローニアスの文体が出てく
るという話があって、「to the noble mind」という台詞の「noble mind」が、
オフィーリアのいう言葉としては変だなあと思いつつ、さすがにオフィーリア
に「高貴な者」とは言わせられないので、「品位を尊ぶ者」と訳した。
 そうしたら、松たか子さんが、「私、それ、親に言わされていると思って、
演っています」と。ホントに血の気が引いたそうな。それを聞いていた真田広
之さんが、「ぼくもそれを感じるから、裏に親がいると思って、すぐ「ははあ!
 お前は貞淑か?」と出られると言ったそうで、ホントに役者は恐ろしいと。
 蜷川演出のSRC版「リア王」のエドガー役だったイギリスの役者マイケル・
マロニーにそれをいうと、「気づかなかった。でも、そうに違いない」といっ
て、そこをやるためだけにでも「ハムレット」をもう1回演りたいなどと言い
出したとか、じゃあ、オフィーリアの文体は何だと思って調べたら、前半は I
(私) が主語になっている台詞が皆無。I が出てくるのは、発狂してからなん
だそうだ。そういう書き分けをシェイクスピアはやっていたということだ。
 あれだけ研究され尽くしたかのように思えるシェイクスピアでも、英語ネイ
ティブではない日本人の芝居の舞台から、新発見が出てくるのが面白い。
 ほかにも、シェイクスピアは、食べ物が出たらセックスだと思えとか、いろ
いろ興味深い話題が出ている。

 で、やっとチェーホフのこと。
 チェーホフのことは、重訳の話題の中で出てくる。重訳とは、複数の言語の
翻訳を経ること。たとえば、ロシア語がオリジナルで、それを英語に訳したも
のを日本語に訳したという具合。
 重訳の場合は、オリジナル言語から直接日本語へという、便宜上直行便訳と
勝手に呼ぶが、この直行便訳と重訳のどっちがオリジナルの本質に迫っている
かという問題が出てくる。重訳だと、翻訳者が複数になるので、それぞれの翻
訳者のフィルターがかかる。下手をすると伝言ゲームになる。では、直行便訳
がいいのかといえば、さにあらず。直行便訳の翻訳者が凡庸だと、優れた複数
の翻訳者がからむ重訳に負けることもあるという。
 筒井さんが参考にした小田島雄志訳のチェーホフは、ロシア語から英語、そ
して英語を日本語にという流れで、これは重訳。
 旧ソ連に行ったときに松岡さんが旧ソ連の演劇人と話したら、その人が、チ
ェーホフの英訳は、マイケル・フレインの訳が一番いいと言ったそうな。小田
島さんが訳したのは、そのマイケル・フレイン訳。松岡さんによれば、
「それを、小田島さんという、戯曲翻訳のヴェテランで、役者の生理が分かっ
ている人が訳すんだから、良くないものになるわけがない」
 重訳の話は、さらに続いて、マクベスの話になって、森鴎外の訳は、ドイツ
語からの重訳だった。森鴎外訳は果たしてどうなのかなどという話も出てくる
が、それは本を読んでください。

追伸:
 あ、小森君、えらーい。著者紹介で、福岡県北九州市門司区生まれではなく、
福岡県門司市生まれになっている。そうか。おれらが生まれたときは、まだ、
5市合併の北九州市は生まれてなかったのね。ま、おれは生まれたのは、筑豊
の直方だから、関係ないけど。^^;

http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo62.html
の乳の詫び状(2002/12/01)に「はじめて話すけど…」の感想を書いていた。
 「ハムレット」の文体の謎なのに、「十二夜」の文体の謎などと書いていて、
ハムレットも十二夜も読んでないのがバレバレだった。\(^O^)/
 さっそく修正。^^;
 いやあ、「文学外の飛翔」から、小森君の本の感想の書き間違い発見にまで
つながるとは。いやあ、読書って楽しいですね。一人センス・オブ・ワンダー
状態で寝られなくなって、これを書きました。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094080341/showshotcorne-22/
筒井康隆「文学外への飛翔」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4939138089/showshotcorne-22/
小森収「はじめて話すけど… 小森収インタビュー集」(フリースタイル)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480033017/showshotcorne-22/
シェイクスピア全集 (1) ハムレット (文庫) 
W. シェイクスピア (著), William Shakespeare (原著), 松岡 和子 (翻訳)

追伸その2:
 小森君の書評を読んでいる人がいますね。「みちのくミステリ読み」の
http://teru.cocolog-nifty.com/teru_o/2006/11/post_ec6e.html
小森収の「傑作書評」
から始まる一連のエントリです。

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 関節話法情報
---
 早く書かねばの娘と思いながら、当日になってしまった。
 本日、2008/10/05に神戸で筒井さんが朗読するというか、演じるというか、
関節話法。残念ながら行けませんが、情報をひとつ。
 筒井康隆著「文学外への飛翔」によれば、初演は、1999年の1月。札幌で日
本劇作家協会の大会があり、そこで演じたのが最初。
 その後、「わたしのグランパ」出版記念イベントで、新宿紀伊國屋書店のビ
ルにある紀伊國屋ホールで、1999/09/22, 23の両日行ったのが2回目の上演だ
ったようです。おれ、これ、観に行ってるんですよね。
 先日の2008年5月、みなさんと観た、下北沢でのパフォーマンスが何回目の
上演かは、ちょっとわかりません。すみません。

http://shimokita.keizai.biz/headline/413/
下北沢で筒井康隆さんの朗読劇−山下洋輔さん交え「気持ちよくできた」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094080341/showshotcorne-22/
筒井康隆「文学外への飛翔」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167181118/showshotcorne-22/
筒井康隆「わたしのグランパ」

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 週刊ダイヤモンド批評
---
なんか、気になり始めると次から次と見つけてしまうね。

来週号のあら探しはメイン特集から。国内銀行がリーマン
破綻の影響を受けたという一覧表。都銀などは詳細に記述
してあるが、地銀・第二地銀は金額だけを示して「サムラ
イ債をほぼヘッジなしで保有」とおおざっぱにまとめてい
る。経済記事で「ほぼ」というのもいかがなものだが、こ
れら地銀等の中にはサムライ債を購入していないところも
ある。「ほぼ」正しい記事なのかもしれないが、それでい
いのか。

第二特集は読む必要なし。

解約までするつもりはないけど、日経ビジネスと東洋経済
の記事水準を調査しておく必要があるかもしれない。併読
という選択肢もあるし。
エコノミスト?一般週刊誌は対象外だ。

--
つばめどん

====
標題: また勝間和代のバカ特集
---
>第二特集は読む必要なし。

 この特集が、勝間和代のヨイショ大特集。
 文章の読解力ゼロ、知的生産力ゼロ、弾さん(小飼弾)とともに文学的文盲で
ある勝間に読書のことを聞いて、あれこれ推薦させている。しかも、大馬鹿な
ことに今年勝間が買った本を全部何ページも使って表にしている。紙の無駄。
 この特集担当は藤井一。敏腕でならしたかつてのジャーナリスト藤井一は、
とっくに死んでいたんだね。
 結局、こんな特集を組んだということは、勝間がまた本を出すんじゃないか。
それも読書に関する本を。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/22/3778770
そんなにGoogleになりたいのか
で書いたように、野口悠紀雄の本を出すとなれば、特集を組んだし、以前の勝
間の本のときもそうだったね。
 しかも、野口悠紀雄も勝間和代も筋の悪い話をしている。そうか、その詳し
い話を書かないとわからない人も多いのかな。時間がないから、どうするかな。
いま、やってて楽しいことがいろいろあって、パソコンの前のいる時間がどん
どん減ってるもんね。
 それはそれとして、こうも毎度のように露骨に本の宣伝、前振りを特集でや
られると、定期購読者としては憤慨、鼻白むね。
 週刊ダイヤモンド、いよいよクズですね。
 定期購読解約と思ったら、今年の12月で終わりますね。
 それを待たず、週刊東洋経済に乗り換えましょうか。
 ま、経済週刊誌はレベルがわかったのに、惰性で続けていたから、全部、切
って、しばらく、クーリエジャポンかな。
 あ、週刊東洋経済、マイル、いっぱいくれるね。^^;
 週刊ダイヤモンドの定期購読より率がいいみたいね。どうしよう。
 そんな金があったら専門書を買うべし。
 はい。\(^O^)/

中村(show)

乳の詫び状(2008/10/04)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: チベット文字のフォントの問題
---
 チベット手書き系文字のフォントをボランティアで作っている出沢さんから。
--- ここから ---
お願いがあります。

ついにチベット手描き系文字のOpentype化をすることとなりました。
ダラムサラの文部省から小学校教科書用の、と。
さすがにTeXはリモ−トで教えるのは無理なので、、、、

一応使えそうなものが出来たのですが、問題含みで気になることが色々あります。
それで、フォントをハンドリングするソフトを扱ってる御社から智慧を頂けたらと。

お願いはふたつあります。

1 Opentypeについては下記を読んでいるのですが、
   http://www.microsoft.com/typography/SpecificationsOverview.mspx
   ここにはチベット語ロ−カルについての文書がありません。インドとかは
あるのですが。
   Vistaでチベット語をサポ−トしたので出来ているのだとは思うのですが。
   これの入手先を御存知ないでしょうか。

2 Openoffice2.4.1で使っているのですが、この PDF Export を行なうと
  フォントがインクル−ドされません。
  www.thdl.org の TibetanMachineUni だとインクル−ドされますので、
  フォントに問題があるのはあきらかなのですが、一番の問題は
  何が問題か判らないのです。
  フォント屋さんに問題指摘頂けないでしょうか。
  フォントと文書見本と PrimoPDF でPDF化したものは此処です。
  http://www.aliadne.net/tibet/Opentype/TibetanTsugRing.otf
  http://www.aliadne.net/tibet/Opentype/OpenTest2.doc
  http://www.aliadne.net/tibet/Opentype/OpenTest2.pdf
--- ここまで ---

 1は、Opentypeのうち、チベット語に関する情報がどこにあるか、知ってい
る人がいれば教えてください。
 2は、TibetanTsugRing.otfのどこかを直せば、PDFにフォントが埋め込まれ
るようになるのか。知ってる人がいれば教えてください。
 フォントを埋め込むかどうかは、PDFを作る際に指定がありそうで、フォン
トの問題ではないのかもしれませんが。

 なにか、関連情報でもご存じの方がいらっしゃれば、メールなら、ブログの
コメントなりで情報提供をお願いいたします。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 生命科学統合データベースセンター
---
 九大で、高木先生のバイオの講義を受けたのですが、高木先生は、東大から
生命科学統合データベースセンターに移ったのですね。
 ま、高木は中洲産業大学のおれの後輩だから(爆)、これで、人類のゲノム情
報をはじめ生命科学の情報は、すべて情報省が押さえました。\(^O^)/

http://dbcls.rois.ac.jp/
生命科学統合データベースセンター
 このページの左にリンク(データベースの使い方にお困りの方はとなってい
るところ)は、
http://lifesciencedb.jp/
統合データベースプロジェクト
のページに飛びます。
 ここ、みると、すごいね。
 生命科学関係のデータベースカタログや複数のデータベースを横断的に検索
できるのは、生命科学をやってる人にはありがたいでしょうね。

http://lifesciencedb.jp/lsdb.cgi?pg=1
生命科学系データベースカタログ
http://lifesciencedb.jp/dbsearch/
生命科学データベース横断検索

 共立出版から出ている雑誌「蛋白質核酸酵素」のバックナンバー検索もでき
ますね。著作権の関係から、少し前のものまでしか検索できないけど。
http://lifesciencedb.jp/pne/
共立出版社『蛋白質核酸酵素』検索

 生命科学の研究者ではないおれが面白いのは、
http://lifesciencedb.jp/lsdb.cgi?gg=tool_academy
生命科学学会・協会カタログ
 こんな学会があるのかと思うくらい、いろんな学会があるのね。びっくり。

 あ、統合データベース講習会が、九大の箱崎キャンパスである。
http://motdb.dbcls.jp/?AJACS5
統合データベース講習会: AJACS博多
をどうぞ。
 また、高木先生、来るんだ。よし、中洲のママさんたちにチクっておこうか。\(^O^)/
 おいおい、調子に乗りすぎてないか。高木先生は、偉い先生なんだろ。大丈
夫か、お前。
 いや、中洲ではおれのほうが偉い。\(^O^)/

 使い倒し系チャンネル統合TVというのも、ネーミングからしてすごいね。
内容は、生命科学の統合データベース関係のツール類の使い方ビデオがあれこれ
あります。

http://togotv.dbcls.jp/
使い倒し系チャンネル統合TV

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 形式的仕様記述の国際会議IECEM2008再掲
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/04/3672175
IECEM2008
で、今度、北九州市の小倉で、形式的仕様記述の国際会議ICFEM2008が開催さ
れることをお知らせしましたが、近づいてきたので、もう一度。
 2008/10/27から2008/10/31まであります。詳しくは、
http://www.icfem2008.org/
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 九州NGN研究会「第5回技術セミナー」のご案内
---
 詳しくは、
http://ngn.qgpop.net/seminar_5.html
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: システムLSI設計試作センター・オープニングイベントのご案内
---
 福岡システムLSI総合開発センター内に、国内で唯一、システムLSIの設計か
ら試作・実装・検証までを支援する、『システムLSI設計試作センター』を開
設するそうです。
 そのオープニングイベントがあるそうです。詳しくは、
http://www2.lab-ist.jp/report/163.html
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 帰ってきたら入っていた留守電
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 飛行機を降りて、家まで戻ってきて、携帯をみたら、留守電が入っていた。
電源切ったままだったから、気づかなかった。
 なんと、中洲のイブのママ。\(^O^)/
 「いつまで、博多にいらっしゃますか?」
 もう、東京に帰ってきている。怖くて返事できません。^^;
 ま、ママはTさんとFさんとAさんにお任せることにして。^^;
 FTAと並べると、貿易自由協定か。\(^O^)/
 何の貿易じゃ。\(^O^)/
 そういえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/17/1586127
中洲にラムちゃん出現\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/06/1708465
またイブに行ってしまった
で紹介したせいで、東京のテレビ局からママに出演依頼があったというけど、
ほんまかいな。
 ママは、おれのブログのおかげというんだけど、ほんまかいな。
 そんなに東京キー局や制作会社の連中、おれのブログをみているのか。
 じゃ、みている人、手を上げてください。
 うわあ。はい、わかりました。
 情報省のスパイ、こんなにテレビ局と制作会社に潜入していたんだ。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 戻ってきました
---
 昨夜、地球に戻ってきました。\(^O^)/
 一応、存在証明。
 でも、忙しいので、なかなか書いてる時間がなくて、すみません。

 アマゾンのデータをみたら、クヌース先生の本を大人買いしてくださる人、
ジャズのCDを大人買いしてくださる人、これまで何度か紹介した日本天文学会
の「シリーズ現代の天文学」を大人買いしてくださる人、いろいろいらして、
ありがたいことです。
 最近、目立つなあと感じているのは、数学の本。それも離散数学や情報数学
の本がよく売れていますね。おれは数学ができないけど、数学ができる人が少
しでも増えてくれるとうれしいので、こんなおれでも、何か、役に立ってるの
かも。
 あと、料理の本。いろんな種類のが売れている。いいこっちゃ。
 数学と料理の本、何が売れているのか、暇をみて、まとめてみましょうかね。

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