僕の日々の生活の中で「月」を感じたことを綴ります。


オフレコ!5/15放送「月の魔力」の感想

 
 この番組、前からオカルト関係(UFOとか幽霊もの)とかで、色々と問題は多かったんだけど、まぁ、見てみました。
 ハッキリ言って内容に進歩無し。昔からの情報にちょこっと新味を持たせただけの内容で、ビデオ見ながら寝ちゃいました。
 「宿曜経」(弘法大師空海が持ち帰って来たもので、自分の生まれた時の月の形状で人の運命占うもの)とかの新し目のネタもあるにはあったのですが、安倍晴明、天海と、いわゆる日本のオカルト有名人物(怪しい人物)系譜を持ち出し、秘術秘術と持ち上げた割にスタジオで「宿曜経」を利用してやった事と言えばゲストの性格判断。妙にスケールちっちゃっくなってます。それに占い師のおばちゃんがそんな秘術どっから持ち出したんだ、その前に天海が「宿曜経」のあまりの恐ろしさに封印したとかいってたのに。

 科学的に解明するとか言ってる割には突っ込みどころ沢山あり過ぎだし、ダブルミーニングも多用してるし、まだ解明途中の事まで「解明されたも同然」みたいな言い方してるし、もう中途半端の極地。それに魔力魔力と言い過ぎで、月が神秘的な物なら良いんだけど、あの内容じゃ恐怖の対象。もっといい面も取り上げて欲しかった。確かに「ルナティック」の意味は「狂気的」って意味も存在しますけど。

 まぁ、テレビに科学的な事が出来るとはほとんど思っていませんけどね、とくにオカルト物のフィルターを通す番組にはね。
 「そうかもしれない」という叙情的な所と科学的な「はっきりさせる」所を混同させ過ぎです。混同させるなら、そういった事がどうして起こったり、(科学的には間違っていたとしても)信じられたりをするのかを考察する番組の方が絶対面白いと思うのですが。(それは僕だけかな?)
 制作者にそれほど月への愛情があるとは思えませんからね、多分無理でしょ。

P.S. オフレコの1時間くらい前にやっていた「テニスの王子様」のこの日のタイトルが「ムーンボレー」。この偶然が結構不思議。しっかり見てます。

1年位前に書いた文章が出て来ました。
タイトルは「21世紀のの月光仮面考」

 
 小泉内閣発足後ちょっとして、「バーコード頭」中曽根が石原慎太郎と小泉君のことを「平成の月光仮面」だとかほざいていましたが、正体の分かっている月光仮面など僕は聴いた事がない。
 それ以前の問題として、表舞台に立つ人間が月光仮面であるはずがない。特に僕は石原は父権的、いわゆる「太陽的」な人間であると思う。
 やはり、月光仮面は表舞台に対してストイックな(あ、でも自分で正義の使者って名乗っているなぁ)存在でなければならず、中曽根(敬称略)の指摘は全くの的外れ、そもそもの月光仮面の意味をなしていない。いや、その意味さえも彼は分かっていないのだろう。
 官僚の汚職事件の時に現れる「民間」の月光仮面の方が、まだ良い存在なのではないか。野村監督夫人の時はいつもと違うスタイルの月光仮面だったけど。
 月光仮面は決して権力の側でない正義の側に立つ事、民衆の側にいることが重要で、彼はさらにその正義を実現するためのサポート役でなければならないのだ。
 真の月光仮面は我々の知らない人物でなければならず、もし分かっていたとしても「月光仮面=?」のテロップでなければならないのである。
 それゆえに、前述の2人は月光仮面足り得ないのである、まぁ、本人たち共にそんな事は全然思ってなさそうだろうから、いいんだけどね。
 僕らにとって、月光仮面は誰なのか、はやく現れてほしい。

どこの誰かは 知らないけれど
誰もがみんな 知っている

 ってなことを書きました。現実問題、小泉君、石原共に月光仮面足り得ず、こんな国内状況は現在陥ってる次第です。
 こんな時「太陽の化身 レインボーマン」は国会や首相官邸に直接乗り込むんだろうけど(実際そんな話が2回ぐらいありまして、2回目にその首相がレインボーマンに会った時「きみはたしかレインボーマンだったね?」と妙に落ち着き払っていた姿が印象的でした。現実の首相もそれくらいであって欲しいものです)「我らが「月光仮面」はどうするんだろう?ホント、はやく現れて僕らを救って欲しいです。




第4回出来ました。
今回は文章ものがありましたが
いかがでしょう。