小泉内閣発足後ちょっとして、「バーコード頭」中曽根が石原慎太郎と小泉君のことを「平成の月光仮面」だとかほざいていましたが、正体の分かっている月光仮面など僕は聴いた事がない。
それ以前の問題として、表舞台に立つ人間が月光仮面であるはずがない。特に僕は石原は父権的、いわゆる「太陽的」な人間であると思う。
やはり、月光仮面は表舞台に対してストイックな(あ、でも自分で正義の使者って名乗っているなぁ)存在でなければならず、中曽根(敬称略)の指摘は全くの的外れ、そもそもの月光仮面の意味をなしていない。いや、その意味さえも彼は分かっていないのだろう。
官僚の汚職事件の時に現れる「民間」の月光仮面の方が、まだ良い存在なのではないか。野村監督夫人の時はいつもと違うスタイルの月光仮面だったけど。
月光仮面は決して権力の側でない正義の側に立つ事、民衆の側にいることが重要で、彼はさらにその正義を実現するためのサポート役でなければならないのだ。
真の月光仮面は我々の知らない人物でなければならず、もし分かっていたとしても「月光仮面=?」のテロップでなければならないのである。
それゆえに、前述の2人は月光仮面足り得ないのである、まぁ、本人たち共にそんな事は全然思ってなさそうだろうから、いいんだけどね。
僕らにとって、月光仮面は誰なのか、はやく現れてほしい。
どこの誰かは 知らないけれど
誰もがみんな 知っている |
ってなことを書きました。現実問題、小泉君、石原共に月光仮面足り得ず、こんな国内状況は現在陥ってる次第です。
こんな時「太陽の化身 レインボーマン」は国会や首相官邸に直接乗り込むんだろうけど(実際そんな話が2回ぐらいありまして、2回目にその首相がレインボーマンに会った時「きみはたしかレインボーマンだったね?」と妙に落ち着き払っていた姿が印象的でした。現実の首相もそれくらいであって欲しいものです)「我らが「月光仮面」はどうするんだろう?ホント、はやく現れて僕らを救って欲しいです。
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