2004年度月の歌 僕のベスト

 



今年は去年までの「月」氾濫時代の反動か、以外と良い物が少なめでした。
その中での良質の「月の歌」をセレクトしてみました。
 

Tsuku Yomi Mode / Dimitri From Paris 
 曲:Dimitri From Paris feauturing voice by 斉藤千和
 アニメでは「KURAU」のエンディング「Moonlight」も良かったのですが、今期的には「月詠」の主題歌「Neko Mimi Mode」のc/w「Tsuku Yomi Mode」がデジタルさの中の艶かしさが良い感じ。
 今のとこ一回だけOPでかかりました。「満月になると… ムズムズするの のどがかわくの」なんて台詞が怪しくテクノなBOSSAのリズムに乗っかると…ムズムズするの…(笑)

月のワルツ / 諫山実生
 詞:湯川れい子 曲:諫山実生 編曲:安部潤
 アニメーション:いしづかあつこ
 みんなのうた10・11月期の「月のワルツ」も良かったです。みんなのうただから映像付きの方が絶対良いですね。
 ファンタジックでエキゾチックな感じのアニメーションの世界を見ればもう貴方もワルツのリズムと共に月の宮殿へ。絵のアップはこちら


I TALK TO THE MOON / PHANTASIA
 詞:JOHN DePUGH 曲:BOM WALKENHORST 
 マニアックなとこでは25枚しかプレスされなかった(←なんだそりゃ!)という物凄い伝説が伝わる「PHANTASIA」の「I TALK TO THE MOON」(アルバムPHANTASIA収録/オリジナル・リリース1971年)が秀逸。
 夢幻のサイケデリアに良質のメロディ。夜空に輝く満月を見上げた時思いついた「I TALK TO THE MOON THE MOON TALKS TO ME」というくだりが最高。
 メロディもホントにパッと思いついた様な感じなのですがそれもまたイイんだ、これが。僕の中での「月の名曲」に指定。

月の光 /富田勲
 曲:CLAUDE DEBUSSY 編曲:富田勲
 再発ものでは「月の光」(オリジナル・リリース1974年)が紙ジャケ24ビット・デジタル・リマスタリングで再発。
 このアルバムが発売されて30周年記念リリースなんですけど、シンセ物にありがちな少し古びれた感じ(これもまた僕は好きなんですけどね)が全くなく、今の耳で聴いても全然その美しさが寂れていない所はさすがの一言。オリジナルのアナログ盤に劣らない良いリマスタ感もたまらないです。

Mood Moonish /渡辺満里奈
 僕はネットオークションを利用しないのでやっと見つけた感のあった渡辺満里奈の「Mood Moonish」。月タイトルは「月の裏側」「SWINGIN' MOON」と2曲。
 その他の曲を聴いても当時のアイドル上がりポップスとしても上出来だし、今聴いてもそんな古びていません。中古で評価高いのも解る気がします。その他の渡辺満里奈のアルバムもホント出ませんね。