剛球、もしくは豪速球ビーンボールな3曲

 剛球、もしくは豪速球ビーンボール歌唱が聴ける3曲です。私、音楽は(それ以外もか?)ドカベンの岩鬼のような趣味なので、そんな球は超ストライクゾーンです(笑)。


セピアの夏のフォトグラフ
1.セピアの夏のフォトグラフ
2.セピアの夏のフォトグラフ(オーケストラヴァージョン)
3.セピアの夏のフォトグラフ(backing track)
4.O-MA-KE

 まずは実写版「ときめきメモリアル」の主題歌「セピアの夏のフォトグラフ」です。広瀬香美作詞作曲プロデュースの本作。歌うは現在女優として活躍中のフッキーこと吹石一恵、当時はアイドルっぽく出てました。デビュー曲なんですがその後の曲知りませんけどね。
 広瀬香美らしい、大味で何の屈託も感じられない曲を思いっきり歌ってます、歌い上げています。 豪球ビーンボールで…いや、すがすがしく大物感に溢れていますね。




1.Mother
2.Mother(Hecate Mix)
3.Mother(Orijinal Karaoke)


 そして次は宮村優子の「MOTHER」です。これもまた豪球ビーンボールな歌唱が聴かれます。作詞作曲編曲は平沢進、日本の音楽シーンの中では特異な1聴して平沢進と解るストレートで剛球、突き抜けるようなメロディと宮村の微妙な1/f、揺らぎ具合を加えた快唱…いや怪唱が僕らの脳をクラクラさせてくれます。
 
 最後に人によっては危険球、デッドボールな作品を御紹介。「エーベルージュ」というゲームのテーマソングの3曲です。


エーベルージュ伝説
1.エーベルージュ伝説
2.Auld lang Syne
3.オールド・クレッセント〜二十三夜の月


 作詞が90年代にある意味一時代を築いたマンガ「BOYS BE…」の原作者イタバシマサヒロが作詞(作編曲は佐々木誠)を担当。その時点で結構痛いものがありますが詞・曲にはほとんど問題ありません。編曲やサウンドには90年代ぐらいのゲームミュージックならではの全編打ち込みのチープさが溢れかえっています。
 で、本題の歌唱です。歌うは渡辺まほろ。この子がまた素晴らしく豪速球で剛球ビーンボールなんですよ!


 その上1/fなんてもんじゃない強烈なゆらぎがかかっているため、誰もどこに球が行くか予想も出来ないんです。そんな曲が3曲も続きます。もしかしたらBOOK OFFかなんかに隅の方に秘かにあるかも知れませんので、あったら即買って下さい。このCD、ちなみにMDにデジタル落しは出来ませんので困ったチャンだったりもします。
 

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