もすかう
ボートでヘイコラホー
Bernd Meinunger/曲:Ralph Siegel


元曲はこちら

めざせモスクワ
ジンギスカン
Bernd Meinunger/曲:Ralph Siegel

  空耳といえば、昔はクイーンの「キラー・クイーン」で聴かれる「がんば〜れタブチ〜」が有名です。
 今年2005年には「まいあひ〜」なんてのがあって、ノマネコで大モメし、ノマタコなるものが出たことも記憶に新しいです。
 そんな情勢の中、便乗二番煎じ的なジャケットと内容を持ったのがこのCD。もう、レコード屋で見たとたんに即買い(笑)でした。でも中を聴いてみると…これがただの「めざせモスクワ」なんですね、まぁ、何となくは予想できましたけど。
 ジャケに空耳で聞こえるらしき文言が印刷されているのですが、何せこの曲との付き合いの長い私にとっては「かなり無理があるんじゃないかなぁ?」がホントのところ。空耳として聴いてないせいもあるのでしょう。
 アーティスト名「ボートでヘイコラホー」も歌詞の中の一文なのですが、これはまぁ、聞こえる範囲内。後のはちょっと…。元曲知らん人が聴くと聞こえるんだろうかなぁ。人それぞれの空耳なんで、批難するつもりは毛頭ございません。

 で、これだけで終わっちゃうと面白くないので、うちのアーカイヴからバオバブ・シンガーズの「めざせモスクワ」をご紹介。このグループのメンバーを全部書いてくと面倒なので、主だったところでは富田耕生、富山敬、神谷明、小原乃梨子・吉田理保子等の鬼籍に入ってしまった方や大御所の声優さん達のグループです。(発売は1979年)


めざせモスクワ
バオバブ・シンガーズ
Bernd Meinunger/曲:Ralph Siegel
訳詞ケイ・ふじやま/編曲:中島正雄


 グループの特徴を生かし、(この時は日本はモスクワオリンピックに参加する予定でした)オリンピックに参加したアニメヒーロー・ヒロインたちが活躍する?歌詞になっています。つまりは、原曲とは全く違う歌詞なんですね。
 で、この曲、ひとつだけ空耳というか、そんなような部分がありまして、「モスクワ モスクワ」(原曲発音では「ムゥオスカウ」って感じ)の所を「ムスコ ムスコ」としてそれに続く歌詞が「大きくなぁれ 大きくなぁれ ho ho ho ho ho hey」ですからねぇ…(笑)。
 しかし、歌詞に出てくるアニメキャラで「あしゅら男爵」はなんで出てくるんだろう?とても日本のために頑張ってくれるとは思えないなぁ。むしろ敵国に同調、いや、人類の祭典を鉄仮面や機械獣で破壊しに来る事でしょう。
 ちなみにこれのB面「アバダバハネムーン」は富田耕生、富山敬が二人でチンパンジーとモンキーに扮して歌ってまして、2人が猿の真似をして、特に銀英伝ファン的にはビュコック提督とヤン「アバダバ ダバダバ」「ババダバ ダバダバ」などと会話しているという、何とも言えない(というか笑ってしまう)出来になっているのがポイント(ホントにポイントなのか?!)

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