マツケンサンバ3
松平健
詞:松平健/曲・編曲:宮川彬良

 思ったよりも世間で話題に上がっていない「マツケンサンバ3」(笑)。何となく予想はつきましたけど。
 しっかり特典付きで買っちゃうのは憎いトコロは僕の哀しい癖です。


特典
マツケン特製プニプニステッカー
プニプニ携帯電話クリーナー

「2」よりもキメの起伏が少ない展開が熟成感を漂わせ、より本格風(「風が」ポイント)な仕上がり。 アレンジの熟成によるゴージャス具合がリズムの強化と共に情熱さを醸し出しています。
歌詞では「マツケンカーニバル」なんて言葉もあるし、リオのカーニバル進出(侵攻)を狙ったのかなぁ?テレビ番組でそんなの前にあったし…。
 大ヒット後の新作だからどう出るかって期待はマスコミ的にはあったのだろうけど、真面目な仕上がりでとても好印象。変に派手にしてないし、あからさまなウケ狙いもしていないところもナイス。「あからさまなウケ狙い」も僕は大好きなんですけどね。基本は舞台で生えるかなんでしょう、舞台は派手なんでしょうけどね。
 ただ「4」はシングルで出ないでしょうねぇ…さすがに。僕は出して欲しいです。
 
 こういう大ヒット後の2匹目のドジョウ、二番煎じ的な展開は大好き。商業としての音楽の本道です。
有るか無いか解らないオリジナリティを肥大させて振りかざすよりは健全、とは言いませんが、スカッとしてて良いと思います。(また始まった…)
 昔はそんなものを容認、許容する土壌が世間的にもあった様に思いますが、今ではオリジナリティの名の元に切り捨てられています。
 そうは言ってますが、オレンジレンジの様に指摘されてクレジットを変える様なある種ヘタレたモノには異を唱えます。素直にじゃなくもっと上手く、解るんだけど解らない様に盗めと言いたいです。
 オリジナリティとやらが肥大して窮屈な世界には舌を出し、僕は色んな音楽を聴き続けたいです。

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